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    元スレ芳佳「ラーメン?」

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    101 = 1 :

    >>98
    ×新チキン → 〇真チキン



    ルッキーニ「んにゃー!この前のも良かったけどこっちもおいしー!」

    シャーリー「………なぁルッキーニ?それちょっと味見させてくれよ?」

    ルッキーニ「んにゃ?んー…いいよっ!そのかしシャーリーのも一口ちょーだい?」

    シャーリー「いいけどお前辛いの大丈夫だよな?……ほれ、あーん」

    ルッキーニ「あ~んっ!ちゅるちゅる…むぐむぐ……んじゅー!からーい!!」

    シャーリー「だから言ったろ?…んじゃあたしもちょっとだけ貰うぞ」スッ

    ルッキーニ「あ!まってシャーリー!あたしもあーんってする !」

    シャーリー「なんだルッキーニ?あーんしてくれるのか?おませさんだなぁ」

    ルッキーニ「いいからいいからー!はいっ、あ~んん!」

    シャーリー「んあーーん!…ズル…もぐもぐ……んん!?意外とアリだぞ…!?」

    ルッキーニ「にひひぃ!あたしがあーんしたからだよぉ?」

    シャーリー「…お前はそういうのどこで覚えてくるんだ?」

    102 = 1 :

    キャッキャッ――

    エイラ「――さ、ささサーニャ!?わ私たちも…その、ぁ……あーんを」ゴニョゴニョ

    サーニャ「芳佳ちゃんこれ…ボルシチみたいですごく美味しいわ」

    芳佳「ありがとーサーニャちゃん!ボルシチってこの前教えてくれたオラーシャ料理だよね?…でもそれテーブルビートは入れてないんだよ?」

    リーネ「トマトの酸味が似てるのかも…?」

    芳佳「なるほど!」


    バルクホルン「…宮藤のラーメンは概ね好評のようだな。明日は私も食べよう」

    エーリカ「もぐもぐ….んぐっ!…ところでトゥルーデのはどうだったの?私のはちゃんと美味しいけど」

    バルクホルン「こちらも無事だ。バターのコクと風味が味に深みをつけていてなかなか美味い」

    ミーナ「もぅ…あなた達もうちょっと言い方があるでしょ?」

    美緒「いいんだミーナ。普段料理などしない私だ、心配になる気持ちもわかる。それに美味いのだから問題ない!」

    103 = 1 :

    エーリカ「そーだそーだ!」

    バルクホルン「調子に乗るなフラウ」

    美緒「それよりミーナの感想もぜひ聞きたいのだか?」

    ミーナ「えぇ、なんというか…そのまんまだけどミソスープみたいで美味しいわ。余裕があればもっと野菜も入れたいわね」

    美緒「なるほどそうか。…ペリーヌはどうだ?」

    ペリーヌ「 ――坂本少佐が…わたくしのためにお作りになった……ぁあ …手料理ぃ」ニヘラー

    美緒「?……おい!ペリーヌ!!」

    ペリーヌ「 はっ!しょ、少佐!?…いかがなさいましたでしょうか?」

    美緒「それはこちらの台詞だ。まだ箸をつけていないようだがどうした?麺が伸びるぞ」

    ペリーヌ「へ?ああっ!いぇその…これは、あまりにも勿体無くて」ワタワタ

    104 :

    荒漠地帯にラーメンはあるのだろうか

    105 = 83 :

    シャーリーまじおかん

    106 = 97 :

    107 = 1 :

    美緒「そう言ってくれるのは嬉しいが食べてもらわねば困るぞ?」

    ペリーヌ「は、はいっ!いただきますわ!」

    美緒「よぉーし!おもいっきりいけペリーヌ!」バシッ

    ペリーヌ「はむっ…ズゾゾゾゾー!!!」フンフン

    エーリカ「あー…ペリーヌが壊れちゃう」

    バルクホルン「やつも501のウィッチだ。心配ない」

    ミーナ「あらあら」

    美緒「どうだ?うまいか!?」

    ペリーヌ「はいっ!おいしいですわ!おいしいですわ!」ハグハグ

    美緒「そうかそうか!真白銀は大成功だな、わっはっはっは!」


    エーリカ「……あれどう思う?」

    バルクホルン「…おそらくエンドルフィンの過剰分泌による一種の麻酔状態なのだろう。好きこそ物のなんとやらだ……はむ」ズルズル

    ミーナ「それ引用間違ってるわよ?」

    108 :

    腹減ってきたよどうすんだ

    109 = 1 :

    美緒「――よしよし。これでレシピのバリエーションも出来たな!まだ幾つか残る改善点も含めて開発部に報告しよう」

    ミーナ「最終的な報告書はこちらで作成するから、美緒は今日の報告を纏めて私に提出して頂戴?」

    美緒「了解した。宮藤の意見も聞いて今日中に提出しよう」

    ミーナ「悪いけどお願いね」

    ペリーヌ(う゛…何だかお腹の具合が……!?)



    後日


    芳佳「っはぁ…はぁ…」

    リーネ「…ぜはぁ…ごほっ……」

    美緒「……時間ギリギリか。だらしないぞ宮藤!リーネ!」

    芳佳「…ぜぇ……っ…はぁ゛い…」

    リーネ「す…すみませっ……はぁふ…」

    110 = 1 :

    バラララララ


    美緒「やれやれ…今日の特訓はここまでだ。お前達はミーティング前に汗を……なんだ?」

    リーネ「よ、芳佳ちゃん…っ…あれ…!」

    芳佳「…ぜぇ……輸送機?」

    バラララララ

    ガチャ

    ??「――やっと出れた。もう丸一日ラーメン食べてない…お?あれは坂本さんじゃないか?おーーい!坂本さーん!!」

    美緒「ん?あれは…もしかして小峰か!?」

    タッタッタッ

    小峰?「いや~お久しぶりです坂本さ…少佐」ビッ

    美緒「ああ、久しいな小峰。…変わっとらんなお前は。ここは他所だが我々は扶桑海軍同士だ、無理はしなくていい」

    小峰?「どうも……しかし自分の名前は小池ですよ?」

    美緒「お?そうだったな、すまんすまん!わっはっはっ!」


    ※ラーメン大好き的な人です。キャラ適当

    111 = 9 :

    天パでメガネなのか…

    112 = 1 :

    小池「坂本さんも相変わらずのようで…」

    美緒「ところでお前はこんなところまで急にどうしたんだ?しかもあの輸送機はブリタニアの…?」

    小池「坂本さんも知ってると思います例の…長期戦想定の新開発プロジェクトに自分も今参加してるんですよ。研究本部は何故かインド連邦に置いてるんですが、試験運用のフィードバックで今はこっちまで来てるんです」

    美緒「…技術者でないお前が何故兵器開発に徴収されたんだ?しかも連合組織の最新プロジェクトだぞ兵長?」

    芳佳「あのー坂本さん、この人は…?」

    リーネ「……」ササッ

    美緒「ん?こいつは我々と同じ扶桑海軍の兵士だ宮藤。前に無類のラーメン好きがいると話しただろ?」

    芳佳「あ確か…小峰さん?」

    小池「おぉ貴女が!…実は自分の名は小池なんです宮藤…え~と曹長?お噂はかねがね聞いております!」シタッ

    芳佳「す、すみません!…え~っと私は確か軍曹らしいんですけど、別に階級つけて呼ばなくて大丈夫ですよ?」

    113 = 75 :

    すみません、もうちょいの所でさるさんです。

    116 = 108 :

    支援が足りなんだか

    117 = 75 :

    要領がアレですみません
    こっちで保守しながら様子をみます

    シャーリーが大好きです

    119 :

    また二郎スレかと

    120 = 83 :

    >>117
    握手
    シャーリーまじ女神
    神々しすぎて迂闊に目も合わせれない

    121 = 9 :

    おっぱい眺めればok

    122 = 108 :

    >>121
    もうちょいでIDがUSAおっぱいなのにな

    124 = 83 :

    心もグラマラス

    126 = 97 :

    ぱいぱい

    127 = 83 :

    ポテト食べたい

    129 = 118 :

    落とさせないぞ

    130 = 71 :

    131 = 78 :

    俺だけに使える魔法
    支援

    132 = 86 :

    改めて考えるにシャキシャキした野菜が付属してるカップ麺とかすごい進化ぶりだよな

    133 = 83 :

    一緒にラーメン食べるならペリーヌ
    思いっきり音立てて慌てさせたい

    134 = 1 :

    小池「じゃあ宮藤さんと呼ばせていただきます」

    美緒(この2人、軍人の自覚に疎い所が似てるな…やれやれ)

    リーネ(……なんだか怖い)

    美緒「それで?お前はなぜ新兵器開発部にいて、ここへ来た?輸送機が着くなど私は何も知らんのだが?」

    小池「新兵器?何のことです?それにお話は云ってると思いましたが。まぁ急用だったので連絡は――」

    ミーナ「美緒ー!!さっき軍本部から通信が――」バタバタ

    芳佳「ミーナ中佐!?」

    ミーナ「――ってそちらはまさか…?」

    芳佳「扶桑海軍の小池さんです」

    小池「どうも……まさか本部から連絡来てませんか?

    135 = 1 :

    ※保守支援ありがとうございます


    ミーナ「ご、ゴホンッ!……いえ、失礼しました。お待ちしてました伍長。第501統合戦闘航空団隊長ミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ中佐です」

    小池「はっ!お出迎え痛み入ります!自分は連合軍兵糧特別研究開発部所属、小池=スズキ兵…伍長であります!」シタッ

    美緒「なんだ?お前昇進したのか?」

    小池「はい。プロジェクト配属の折に何故だか」

    芳佳「ミーナ中佐?兵糧開発ってまさか…」

    ミーナ「ええ、例の即席ラーメンの開発担当者よ」

    芳佳「えぇー!?」

    美緒「なるほど。そっちか」

    ミーナ「来訪目的の詳細も直接伺うよう言われていますので、一先ず基地内へ案内します。お話はそこで…」

    小池「了解しました」

    136 = 1 :

    美緒「私も行こう!…宮藤とリーネは汗を流して来い。終わったら皆を集めて待機だ、ミーティング開始は少し遅れるかもしれん」

    リーネ「了解……いこ?芳佳ちゃん」クイ

    芳佳「う、うん!」テテテ


    小池「……あんな小さな子達がブリタニアを解放したなんてすごいなぁー」

    美緒「他人事ではないぞ?」

    ミーナ「…では小池伍長、こちらへ」ツカツカ

    137 = 83 :

    どうなるやら

    139 :

    エーリカかルッキーニあたりがそのままボリボリ齧ってそう

    140 :

    どうせなら小池ではなく安藤の方が良かったのでは……

    141 = 1 :

    ※今更ですが前場面は「基地正面滑走路」です。すみません



    執務室


    小池「急に押しかけて申し訳ありませんヴィルケ中佐。あの報告書を頂いてからいてもたってもいられませんでしたので…」

    美緒「報告書というと…この間のチキンラーメンの実地試用か?」

    小池「はい!いくつかの作戦拠点での試用報告を見た中でも501の内容は実にうま……興味深かったので、我儘を言ってすっ飛んできました!」

    ミーナ(我儘って……)

    ミーナ「美緒、この人何者なの?」コソ

    美緒「軍属名家の養子だ。士官養成も受けていたがまぁ…こういう奴でな」

    小池「さまざまな環境下での長期保存と、簡単かつ迅速な用法で満足度の高い補給を実現するために開発した私の自信作。気に入っていただけましたか?」

    ミーナ「基地内全員で美味しく頂いています。調理の簡単さから間食に好む隊員も居ます。流石優秀ですね伍長」

    美緒「………小池、本音は?」

    小池「いつでもどこでもすぐラーメンが食べたかったので……やぁー研究目的を後付けするのに苦労しました」

    ミーナ「………」

    美緒「こういう奴だ」

    143 = 1 :

    ミーナ「はぁ……突然基地に来た目的を伺ってもよろしいかしら?(やっぱり扶桑の軍人て苦手だわ)」

    美緒「建前はいらんぞ?」

    小池「わかりました。えー報告書にあった食べ方のバリエーションが面白いうえに大変うまかったので発案者に話を聞きに来ました。……それと実地取材」

    美緒「あのメニューを考えたのは私と宮藤だが、レシピの調整は宮藤が一人でやったようなものだな」

    小池「宮藤さんが!?」

    ミーナ「…用件はわかりました。これからミーティングが有るので、その後に宮藤さんには時間を取らせましょう。坂本少佐と私も同伴します」

    美緒「承知した」

    小池「ありがとうございます」

    144 = 1 :

    ミーティング後


    芳佳「――小池さんが?」

    ミーナ「ええ、真チキンラーメンについてあなたと坂本少佐に話を聞きたいそうよ」

    美緒「空き室に待たせている。今から私と共に来い」

    芳佳「は、はい!……ごめんねリーネちゃん、ちょっとだけ待ってて?」

    リーネ「うん。じゃあ下ごしらえだけしておくね?」

    美緒「よし、では行くぞ」


    空き部屋


    美緒「小池!入るぞ」ガチャ

    小池「ズルズル……ん?坂本さん!」

    145 = 97 :

    146 = 1 :

    宮藤「え…?支那そば!?」

    ミーナ「…小池伍長。勝手に基地内を歩かないよう厳命したはずですよね?」ピク

    小池「誤解です中佐。このラーメンは自前であります。いつでも食べられるように持参しているのです」

    美緒「…湯沸しから丼まで時前とは流石だな。はっはっは」

    ミーナ「笑い事じゃないわ坂本少佐!……小池伍長?こんな所で勝手に火器の使用はしないでください!次は絶対許しませんよ」

    小池「ズル……すみません」

    ミーナ「箸を止めなさい」

    芳佳「…あ!坂本さんあれ!?」

    美緒「どうした宮藤?」

    芳佳「卵が真ん中に綺麗に乗ってます!すごい!?」

    147 = 1 :

    美緒「おお確かに!私なんか必ず端に寄ってしまうが…」

    小池「よくお気づきになられましたね。報告書にあった難点を見て改良したんですよ……ちょっと待ってください」ゴソゴソ バリ

    小池「卵ソケットです」スッ

    芳佳「わぁ!へこみが入ってる!」

    美緒「なるほど。これなら卵も綺麗に乗るな」

    小池「それだけじゃありませんよ?横滑りしないのでお湯も卵に直接かけて堂々と注ぐ事ができます!このくぼみの微調整には苦労しました」

    ミーナ「へぇ…計算された形なのね」マジマジ

    芳佳「すごぉーい!ホントに卵がずれないんですか!?わぁ~!」

    美緒「しかしインド連邦の研究施設からは離れていたのだろう?短期間でよく改良できたな…大したものだ!」

    小池「坂本さんと宮藤さんのおかげです。試用結果以上の報告をしてくれたここ501とアフリカの31飛行隊のおかげで夢中でしたから」

    148 = 1 :

    芳佳「サンイチ飛行隊?……てもしかしてマルセイユさんが居る…」

    美緒「第31統合戦闘飛行隊か」

    ミーナ「あそこにもやらせてたのね…」

    芳佳「あの小池さん!マルセイユさん達のはどんな報告だったんですか!?」

    小池「全否定だったよ。一食一人前にそんなに水を使えるかーてね!そのうえ塩辛すぎて喉が渇くって……結局隊長がそのまま砕いたものを酒のつまみにしてるらしい…なんとも予想外で面白いよ」

    芳佳「えぇー!そのまま食べてるんですか!?」

    ミーナ(扶桑の人ってほんとに…)ガク

    美緒「はっはっはっは!!なるほどそのまま食べるか!豪胆なウィッチもいたものだな!」

    ミーナ「…て、その隊長さんついこの間来たじゃない。扶桑陸軍の加東少佐よ…もう忘れたの?」

    美緒「ん?……そういえばそうだったな」

    ミーナ「あぁ~もぅ……」

    小池「…こういう方ですから」ズルズル

    ミーナ(頭痛い…)

    149 = 97 :

    ラーメン大好き小池さん

    150 = 1 :

    数十分後

    モブ研究員「――何言ってるんですか小池伍長?輸送機に積んでいたir-02cはとっくに無いですよ」

    小池「なんだって!?出発前に沢山積んだじゃないか?」

    モブ「飛行初日で伍長が食い尽くしたのを忘れましたか?」ジト

    小池「う…そういえば」

    モブ「そもそも緊急時でもないのに機内で火器の無断使用はやめてください。次やったら上へ報告します」

    ミーナ(……多分、昇進栄転を名目に厄介払いされたんだわこの人)

    小池「すみません宮藤さん。ほんのお礼も出来ないで」

    芳佳「い、いえ!気にしないでください!!大丈夫ですから!」


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