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    元スレ雪乃「由比ヶ浜さん……本当にごめんなさい」

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    1 :

    結衣「ねぇヒッキー……質問があるんだけど良い?」

    八幡「突然なんだよ……まあ内容によるな。友達の作り方とかはNGだ」

    結衣「いや、誰もヒッキーにそんなこと聞かないし」

    八幡「いやそんな真顔で突っ込まれても……」

    結衣「まあとにかく質問なんだけどさ……あの……その……」

    八幡「なんだよ……はっきりしろよ」

    結衣「じゃあ聞くけどさ……ひ、ヒッキーって童貞なの?」

    八幡「は?」

    八幡「……お前それ女子高生の台詞じゃねーだろ」

    雪乃「……その言い方から察するに……童貞ね」

    2 :

    いいだろう
    続けろ

    3 = 1 :

    八幡「そういうお前は処女だろ。つか変な考察いれんな。傷つくから」

    雪乃「確率が百パーセントである以上これは考察ではなく事実確認だわ」

    八幡「だから俺が童貞みたいな言い方はやめろ」

    結衣「ど、童貞じゃないの?」

    八幡「いやそれは……その……黙秘権を行使する」

    雪乃「だからその反応が童貞臭いと言っているのだけれど」

    結衣「……まあヒッキーに限って非童貞とかありえないよね。モテないし」

    八幡「だからその心を抉る事実確認はやめろ。泣いちゃうだろ」

    雪乃「別に比企谷くんが童貞なのはおかしいことではないわ。彼女がいない以上卒業できるはずがないもの」

    八幡「俺に彼女がいるという可能性は」

    結衣「いやそれはないかな……女子ってそういう情報に詳しいし」

    4 = 1 :

    八幡「俺の情報なんて誰が集めてんだよ。その話に該当するのは葉山みたいなイケメンだけだろ」

    結衣「いやそれは……まあそうなんだけど……中には物好きもいるかなぁ……なんて」

    八幡「……それは戸塚か?戸塚だなそうに違いない」

    雪乃「その自分がモテないという事実から逃げるために戸塚さんを使うの、止めたら?」

    雪乃「非常に見苦しいわ。あと戸塚さんが可哀想よ」

    八幡「戸塚ルートを否定されたら俺の人生はお先真っ暗だろ。現実見たら首吊るしかなくなる」

    結衣「でもほら……ヒッキーの事好きな女の子も……いるかもしれないよ?」

    八幡「あぁ……小町か。でも小町はさすがになぁ……実妹じゃなきゃありなんだが」

    結衣「なんでそうなるの!?」

    5 = 1 :

    雪乃「シスコンというよりただの変態ね。実妹であろうが義妹であろうが、手を出す時点で兄として最低よ」

    八幡「ほっとけ、世の中には妹と付き合う変態もいるかも知れねーだろ。つかそれより……」

    八幡「なんかいつもより俺がアウェイな気がするんだが……気のせい?」

    雪乃「あなたが自分が童貞であるという事実を認めようとしないからよ」

    八幡「あぁ……まだその話続けるのね」

    結衣「ねぇヒッキー、本当のこと教えて。童貞だよね?」

    八幡「いや……だからそれは……そのだな」

    6 :

    雪ノ下は戸塚を君付けて呼ぶ

    8 :

    おおんん

    9 = 1 :

    ガラッ

    陽乃「ひゃっはろー」

    八幡「!?」

    結衣「あっ……ゆきのんの……」

    雪乃「姉さん、ここは学校よ。関係者以外立入禁止なのだけれど」

    陽乃「もう雪乃ちゃんったら。お姉ちゃんにあえて嬉しいくせに」

    雪乃「……用がないなら帰ったら?」

    陽乃「ちゃんと用事があってきたんだよー?今終わったとこ」

    陽乃「そしたらまだ時間あったからさ……ちょっとだけお話してこうかなーって」

    結衣「こ、こんにちはです」

    陽乃「えっと……何ヶ浜ちゃんだっけ?」

    結衣「由比ヶ浜です」

    陽乃「ああそうそう、思い出したよ」

    八幡「…………」

    10 = 1 :

    陽乃「比企谷くんもひゃっはろー」

    八幡「うっす……」

    陽乃「ねぇねぇ、今まで何の話してたの?盛り上がってたよね?」

    結衣「えーと……それは……」

    雪乃「……比企谷くんが童貞かどうかという話よ」

    雪乃「というわけで姉さんの期待していたような話題では無いわ。帰ったら?」

    陽乃「それでそれで?比企谷くんは何だって?」

    雪乃「姉さんには関係な」

    陽乃「それなら雪乃ちゃんにも関係ないよねー?」

    雪乃「っ……」

    結衣「そ、それが……答えてくれなくて……」

    陽乃「まあ男の子はそういうの知られるの恥ずかしいからねー」

    結衣「で、でも彼女もいないし童貞だろうなぁって……ヒッキーも黙ったまんまだし」

    陽乃「ふーん……比企谷くん童貞なんだ?本当に?」

    12 = 1 :

    八幡「……ええ」

    結衣「やっぱりー!良かったー」

    雪乃「……まあ当然ね」

    八幡「というわけで雪ノ下さんももう帰ったほうが」

    陽乃「ねぇ比企谷くん……嘘はいけないと思うなぁ」

    八幡「!?……それは」

    結衣「嘘?」

    八幡「ゆ、雪ノ下さん!それは」

    陽乃「比企谷くんこの前お姉さんと一緒に寝たよね?忘れちゃった?」

    八幡「言わな……い……べきですよね……ははは」

    結衣「え……?」

    13 :

    パンツ脱いだ

    14 :

    はるのんスレだったか・・・・・









    続けて下さい

    15 = 1 :

    雪乃「姉さん、そんなふざけた冗談は……」

    陽乃「本当だよ、ほら、ケータイの写真見せてあげる」

    結衣「……ほんとだ、裸のヒッキー写ってる……」

    雪乃「背景は……ホテルかしら……」

    八幡「……いつのまに」

    陽乃「ふふ……」

    陽乃「それでさ、比企谷くん若いから元気でさぁーお姉さん参っちゃった、てへっ」

    陽乃「朝まで……二人でたーっぷり楽しんだよね?比企谷くん?」

    結衣「じゃあヒッキー……童貞……じゃないの?」

    陽乃「あははははは!!……ど、童貞?比企谷くんが?もう立派な男だよ、だって五回もやったんだから」

    雪乃「ね、姉さん……どうせ何か弱みを握って比企谷くんを脅したんでしょう。お見通しよ」

    16 :

    いいじゃないか

    17 = 13 :

    焦るゆきのんきゃわわ

    19 = 16 :

    まだまだ支援

    21 = 1 :

    陽乃「違う違う……だって五回だよ?脅されている人間ができる回数とは思えないなぁ」

    陽乃「それに比企谷くんと寝るメリットなんてわたしには無いよ……?」

    雪乃「そ、それは……」

    陽乃「比企谷くんもノリノリだったよね?わたしの胸とか……たくさん触ったもんね」

    陽乃「おまけに下着までドロドロにしてくれるしさ……お姉さん家までノーブラで帰ったんだよ」

    結衣「……本当なのヒッキー……本当に……本当なの?」

    雪乃「正直に答えなさい比企谷くん」

    八幡「…………そうだよ。本当だ」

    結衣「……ど、どうして?そんなに……その……エッチなことしたかったの?」

    八幡「最初は街で偶然会ってお茶に誘われたんだ……」

    八幡「そしたら話が長くて……店を変えることになったんだ」

    八幡「そしたらいつの間にかホテルの中で……そんであの時の俺はどうかしてた」

    23 :

    ふぅ…

    24 :

    ウルヴァリン

    25 :

    俺ガイルスレは完走できない法則

    26 = 16 :

    >>25
    まあ、難しいな

    27 = 1 :

    八幡「実際女子なんて裸どころか……手すら繋いだこと無いしな……」

    八幡「気づいたら朝、ベッドで雪ノ下さんと……裸で寝てたんだよ」

    雪乃「姉さんまさか」

    陽乃「あぁ……ちょーっとお酒混ぜちゃったかも。ごめんねー」

    八幡「ど、どうりで記憶がうろ覚えなわけだ……」

    雪乃「とても少量とは思えないのだけれど……」

    陽乃「でもほら、安心して。それっきりだからさ。なんてゆーか……ドライな関係って奴かな?」

    陽乃「わたしね、由比ヶ浜ちゃんや……雪乃ちゃんの青春を邪魔するつもりはないの」

    陽乃「比企谷くんと寝たのも少し寂しかったからだし……」

    雪乃「姉さん、嘘をつくのはやめなさい」

    28 :

    ほほう

    29 :

    やはり俺の童貞チンポは右まがっている

    31 = 1 :

    陽乃「雪乃ちゃんってばひどーい。わたしの体はそんなに安くないんだけどなぁ」

    陽乃「とにかく、この話はこれでおしまい。ね?」

    結衣「……はい」

    雪乃「まあ私には関係のないことだから……構わないわ」

    陽乃「聞き分けが良くて助かるなー」

    陽乃「あ、あとそれと……」

    結衣「……?」

    陽乃「……比企谷くんは私が仕込んだから……中々テクニシャンだよ、期待しといて」ボソッ

    結衣「な、な、な!!?」

    陽乃「それじゃーね、ばーい」

    ガラッ

    32 = 16 :

    まだあるな(確信)

    33 = 1 :

    雪乃「……それじゃ……帰りましょうか」

    結衣「う、うん……」

    八幡「まあ……今日のことは忘れてくれ……頼む」

    雪乃「言われなくてもあんな話……記憶しておくつもりはないから。安心して」

    結衣「あ、あたしも……そうかな……たぶん」

    結衣「じゃあねヒッキー」

    雪乃「さようなら」

    八幡「おう……」



    八幡(それにしても)

    八幡(まさか陽乃さんが……学校に来るとは)

    八幡(実生活で接点が無いから大丈夫だろうと思ってたが……失策だった)

    八幡(つかむしろ俺を陥れるために来たんじゃないのか?そのほうがあの人の性格的にしっくりくるな)

    34 :

    スピードおっそ

    35 = 1 :

    結衣「ひ、ヒッキー!」

    八幡「うおっ……ビックリさせんなよ……帰ったんじゃなかったのか?」

    結衣「……ヒッキーに話があって」

    八幡「話?さっきのことなら大したことじゃ」

    結衣「違う、そうじゃなくて……あのね……あたし決めたの」

    八幡「……何をだよ」

    結衣「ヒッキー付き合って!あたしと!」

    八幡「!?」

    八幡「ど、どういう理屈でそうなるのか教えてくれ」

    結衣「最初はいつかヒッキーに振り向いてもらえればいいと思ってた」

    結衣「でもさっきの話で……このままじゃヒッキーがどこか遠くに行っちゃう気がして……」

    結衣「だから今ここで告白するの……ヒッキー、あたしと付き合って」

    結衣「嫌なら……振ってもらって構わないから」

    36 :

    平塚先生が死んでしまう……(´;ω;`)

    37 :

    ゆいゆい大勝利でオナシャス!

    38 = 1 :

    八幡「由比ヶ浜……」

    結衣「振ったあとのことなら心配しないで。いつもどおり、何も変わらない……ようにするから」

    結衣「奉仕部も今まで通り続けるし、ゆきのんとの三人での楽しい時間も……今のまま」

    結衣「だからヒッキーには純粋にあたしが好きか……嫌いかで返事を決めて欲しいな」

    八幡(……由比ヶ浜……そこまで俺のことを)

    八幡(確かに由比ヶ浜は可愛い。スタイルも抜群、申し分ない。おまけに性格も良い)

    八幡(それに彼女がいれば……あのときみたいに血迷うことも無くなる)

    八幡(気がかりなのは俺が由比ヶ浜のことを好きなのか……まだはっきりとは分からないことだが)

    八幡(だがまあ付き合ってから好きになっていく、という選択肢もありだろう)

    結衣「……返事は?駄目なら駄目ってはっきり言ってくれると」

    八幡「付き合うか……由比ヶ浜」

    40 = 16 :

    これはかんぺき

    41 = 1 :

    結衣「え……本当に?嘘じゃないよね?買い物でもないよね?」

    八幡「お前の言う通りの意味だ、男女交際だよ」

    結衣「……そう」

    八幡「……嫌なのか?」

    結衣「違うの……嬉しくてその……声が出なくて……」

    八幡(か、可愛い……)

    八幡「まあとにかく……これからよろしくな」

    結衣「うん……よろしく」

    八幡「んじゃ帰るか。送ってくぞ由比ヶ浜」

    結衣「……結衣って呼んで欲しいな」

    八幡「……ゆ、結衣、帰るぞ」

    結衣「うん!」

    43 :

    ゆきのん…

    45 = 1 :

    翌日

    結衣「やっはろー」

    八幡「おはよう由比ヶ……いや結衣」

    結衣「ふふ、おはようヒッキー!」

    八幡「今日はいつもより遅いんだな」

    結衣「実はさ……ほら、お弁当作ってきたんだ」

    八幡「あ、味は大丈夫なのか?」

    結衣「あー……まあそこそこ……かな」

    八幡「まあ期待しておく」

    結衣「一応食べられない、ってことは無いと思うから。安心して」

    八幡「不味いのは確定なのな」

    結衣「毎日作るから……だんだん上手くと思う」

    八幡「ま、毎日作るのか?」

    結衣「だって彼女だし……当然だよね?」

    46 = 1 :

    八幡「そ、そういうもんなのか」

    結衣「嫌なの?」

    八幡「いや、むしろ嬉しい。なんつーかその……本当に由比ヶ浜が……俺の彼女なんだな」

    結衣「もう……結衣って呼んでって言ったのに」

    八幡「わ、悪い……つい」

    結衣「仕方ないなぁ……じゃあ競争しよっか」

    八幡「何をだよ」

    結衣「あたしの料理が上達するのが先かヒッキーに結衣って呼び方が定着するのが先か」

    八幡「はっ、なら俺の圧勝だな。これからはずっと結衣と呼んでやる」

    結衣「あ、あたしだって明日からすごい美味しいお弁当作ってくるから!」

    47 = 1 :

    八幡「やっぱり今日のは不味いのな」

    結衣「さっきから不味い不味いって……食べたくないってこと?」

    八幡「いや、別に食べたくないってわけじゃない。作ってくれるだけで嬉しい」

    八幡「ただ料理が苦手な由比ヶ浜も可愛いなと思っただけだ」

    結衣「……」

    八幡(ちょ、調子に乗り過ぎたか……流石に嫌われたりはしないよな?)

    結衣「も、もうぅ……ヒッキーってば……ずるいよ」

    八幡(……あれ?)

    結衣「ほら、もう授業始まるから急ご?遅刻しちゃうよ!」

    49 :

    ふぁっきん!

    50 = 1 :

    放課後

    結衣「ほら、ヒッキー帰ろ?」

    八幡「あれ?部活の無い日はいつも三浦達とどこかに行くんじゃないのか?」

    結衣「いや友達も大事だけど……付き合い始めだし彼氏優先でいこうかな……って」

    八幡「そ、そうか……」

    結衣「どっか寄ってく?」

    八幡「お前の行きたいところでいいぞ。わざわざ俺と一緒に帰ってくれるんだからな」

    結衣「なんかヒッキーって変なところで卑屈だよね……彼女なんだからヒッキーと一緒なのって当然じゃん」

    八幡「はいはい、悪かったな由比ヶ浜。なにせ初めての彼女なもんで」

    結衣「また由比ヶ浜っていった!」

    八幡「し、しまった」

    結衣「じゃあ罰ゲームね」


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