元スレ舞園「苗木君!雪合戦しましょうよ!」 苗木「それは違うよ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 :
舞台の上に大仏がある光景を想像してしまった
52 = 7 :
無意識に雪原での戦闘のシミュレーションする江ノ島(残姉)
53 :
>>12
原作に忠実だな
54 :
>>12
何人かぼっちがいるんですが
55 = 48 :
>>12
雪の中スカートは寒いだろうに
57 :
>>12
この残姉ちゃん確実に雪の中に石仕込んでるよね
59 = 42 :
ほ
60 = 9 :
苗木「それにしても…本当にすごいな、この雪」
舞園「こんな学園生活でなければ、一緒にホワイトクリスマスでデート出来たかもしれませんよね?」
苗木「あ、あはは…アイドルの舞園さんとデートだなんて、平凡な僕には不釣り合いだよ」
舞園「そんなことありません! テレビのお仕事や雑誌の情報をフルにつかって、私がエスコートしてあげす!」
苗木「舞園さんの中で僕は女の子みたいな扱いなんだね…」
ヒュン!
霧切「――危ない!」
苗木「えっ…あ痛!」
舞園「きゃあ!」
61 = 33 :
かわいい
62 = 9 :
苗木「ててて…いったい何が……雪?」
桑田「へっへへっへ」
霧切「ちょっと桑田くん。いきなり死角からヒトに向けて雪弾を投げたのはどう言うことかしら」
桑田「俺は頼まれただけだよ、十神のヤツにさ」
苗木「十神くん? うわっぷ!」
江ノ島「ちょっと大丈夫~? うっわ、こめかみンとこ赤くなってんじゃん。痛そー」
舞園「あっ! 苗木にお触りしちゃダメですってば!」
江ノ島「…え? お触り禁止ってアンタに対してじゃないの?」
霧切「十神白夜、どういうことかしら?」
十神「俺はただ、この場にある雪がどれだけの脅威があるか…つまり凶器足り得るかを検証していただけだ」
霧切「雪を……そう、話しはわかったけれど、それを苗木くんに向けたのは何故?」
十神「それは知らん。俺はコイツでも的にしろと言っただけだ」
腐川「あぁ~ん! 白夜様の愛なら全身で受け止めますけどぉ~、他の男はイヤなんですぅ…!!」
63 = 9 :
霧切「…桑田くん、弁解は」
桑田「いやさ、流石のオレも女の子相手に的当てとかできねーからさ、だったら男の方がいいかなーと思ったんだよ、うん」
霧切「十神くんは依頼主だから、“たまたま”そばにいたもう1人の男子を狙ったと言うのね?」
桑田「そうそう」
霧切「……見下げ果てた屑ね」
桑田「んがっ!?」
十神「ほら桑田、まだ検証は終わっていないぞ。次はもっと強く握った雪弾だ。最終的には細く握った氷柱型を投げてもらう」
霧切「止めなさい。桑田怜恩の強肩でそんなもの投げたら、当たったらケガでは済まないかも知れないわ」
桑田「うるせぇ畜生! ……苗木イィィィィィ!!」
苗木「――えっ、なに!?」
桑田「死にさらせえぇぇぇぇ!!」
ヒュゴォ!
64 = 57 :
こりゃ残姉ちゃん切れるぞ
65 = 9 :
モノクマ「…!?」
朝日奈「どうしたのモノクマ」
モノクマ「…どこかで…ボクがずっと待ち望んでいた展開が起こっている気がする…!」
大神「……ぬぅ」
朝日奈「ねぇねぇ、早く次のドーナツ焼いてよ!」
セレス「この焼きドーナツ、最初は苗木君の言うとおりただのお餅かと思っていたのですけど…」
朝日奈「米粉を使ってるんだよね! すっごい美味しいよコレ!」
モノクマ「あらそう? いやー、夜な夜な研究した甲斐があったわー」
山田「…モノクマ殿?」
モノクマ「ハッ! ……ちょっとボク外の様子を見てこようかと思」
山田「あぁモノクマ殿! 七輪の隅で炙っていたスルメがカタくなってしまいますぞ!」
モノクマ「おっとぉ! 大切に育てたスルメが…熱っ、熱、アツ…ハフハフ、ハムハム」
朝日奈「じゃー私も勝手に焼いちゃおーっと。さくらちゃんは何がいい?」
大神「……このプロテインドーナツを」
66 = 9 :
江ノ島「―――」
パァン!
苗木「うわっ!」
舞園「きゃん!」
桑田「へへへ……!?」
江ノ島「つぅ……桑田ァ!! アンタのヘボコントロールのせいでアタシに当たったんですけどぉ!!?」
桑田「は? いや、んなはずねぇじゃん。『超高校級の野球選手』のオレの雪弾だぜ…?」
舞園「江ノ島さん、大丈夫でした!?」
苗木「すごい音だったけど…うわ…当たった肩が赤くなっちゃってるよ…!」
江ノ島「ヘーキヘーキ。こんなもんCQBの訓練の時に比べたら何てことないって」
苗木「…しー…きゅーびー…?」
江ノ島「ハッ…! なんでもないなんでもない!」
67 = 56 :
さすが残姉
68 = 7 :
さすが残姉
そして何故か平和な方にいる私様
69 = 9 :
霧切「…さて、桑田くん。女の子を的にした気分はどうかしら」
桑田「ハ、ハァ!? あんなもん、江ノ島が射線上に入ってきただけだっつーの! それじゃあオレがわざとぶつけたみてーじゃねぇか!」
霧切「『超高校級の野球選手』である貴方が、素人の動きも予測出来ずに死球をしたというの? 説得力に欠けるわね」
桑田「な、な、な、な…!」
江ノ島「オラァ! 桑田ァ! アンタ苗木に当てよーとしたでしょーが! アタシだったから良かったものの、苗木の顔に傷でもついたらどうする気よ!」
苗木「いや、江ノ島の方がダメだよ! 女の子なんだから!」
江ノ島「あ……うん、ありがと…」
桑田「……オ、オレは悪くねぇ! 元はと言えば、十神がオレに投げろって頼んできたから…!!」
十神「おい。貴様の俗まみれの罪を責任を転嫁しようとするな」
霧切「確かに、元凶であることにはかわりないわね」
十神「おい…!?」
70 = 9 :
ワーワーギャーギャー ワーワーギャーギャー
舞園「……!」
ギュウギュウ。
苗木「…ま、舞園さん?」
舞園「苗木くん! 雪合戦しましょう!」
苗木「えっ!?」
舞園「これはもう、どちらかが血を見ないと収まりがつかなくなっているんだと思うんです」
苗木「血は見たくないなぁ…」
舞園「『どちらかの血ィが流し尽くされるまで、この抗争が終わることはないんですね…』」
苗木「あ、それ舞園が初めて出た映画の台詞だよね?」
舞園「あ……よくご存知ですね」
苗木「た、たまたまね」
舞園「………」
ムギュウゥゥゥゥ!
苗木「うわわわわわっ!」
71 :
なんで超高校級のアイドルがVシネ出てるんですかね…あっ…濡れ場(察し)
72 :
可愛い
73 = 57 :
苗木君は女の子を呼び捨てになんかしません
74 = 9 :
霧切「勝負は3対3の制限時間は15分。相手に雪弾が当たったら得点。得られるポイントは箇所によって違って、腕や脚なら3、肩や胴体なら2、頭部は危険なので1ポイント。特例として、背中の真ん中に当てたら8ポイントにしましょう」
『―チーム十神―』
十神「どうして俺まで…」
霧切「危険は身を以て経験しなさい」
腐川「びゃ、白夜様は…私がお守りしますっ…!」
霧切「貴女がくらい続けていたら負けるわよ」
桑田「オレのせいじゃねぇんだってば!」
霧切「言い訳は勝利すれば押し通せるわ」
『―チーム苗木きゅん―』
舞園「がんばりますっ!」
霧切「アイドルの瞬発力に期待しているわ」
苗木「このチーム名おかしくないかな」
霧切「そう? 可愛らしくてとてもよく似合っているわ」
江ノ島「雪弾……基本はやっぱり一撃必殺だよね…」
霧切「中に何か詰めるのは禁止よ」
75 = 71 :
霧切さん分身すか
77 = 71 :
あっ解説か
78 = 42 :
なんだよ解説だったのか
79 :
かませ、腐川、アポとか腐川がジェノになれば負ける気せーへん
問題は残念が無双しないか
80 = 9 :
不二咲「よいしょ…よいしょ…」
石丸「よぉーし! あとは“そこ”から頭を落とせば完成だ!」
大和田「…こっからでイーのかー?」
不二咲「うん! 観客席(そこ)から転がせば、落ちてきたらここの胴体の上にのっかるよ! 計算したから大丈夫!」
大和田「んならそらよっ…と!」
ゴロゴロゴロ…ガッ、ドッ、ズゥン!
大和田「ッしゃあ!!」
石丸「『超高校級の雪だるま』、級完成だ!!」
不二咲「やったね大和田くん、石丸くん!」
パッチンパッチンガシンガシン。
石丸「よし! では兄弟が降りて来たら一緒に記念撮影でも――」
ヒュゴ! ヒュゴ! ヒュゴ! ドドドドドドドッ! ――バアァァァァァン!!
……グシャグシャグシャ……ベチョン…。
大和田「な……」
不二咲「ふぇ…」
石丸「――ゆ、雪だるまあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
81 :
クズ桑田だな…千本ノック(氷玉)期待
82 = 5 :
チームホモ参戦クルー?
84 = 9 :
それは、壮絶な戦いだった。
チーム十神の主戦力は、当然ながら桑田くん。
腐川さんが雪弾をせっせと作って、十神が指示した場所に桑田くんが投げる。それだけのシンプルな作戦でいて、強力。
雪合戦はのセオリーとして、まずチーム苗木…きゅんが、最初に注力したのは塹壕…土手造りだった。
向こうは攻撃力でおしてくると思って、3人で目一杯の防御壁と、身を隠せるスペースを造ったんだ。
正直、非力としか言いようがない僕と、女の子のチーム。
ジリ貧で負け、良くてドローしかないかと思って、いたら。
江ノ島「ふんっ!」
ヒュゴォ!
腐川「ひぎゃあ!」
霧切「チーム苗木きゅ…きゅん、頭で1ポイント」
江ノ島「チッ…」
江ノ島さんが、すごく頼もしかった。
85 = 57 :
照れてる霧切さん可愛い
当然のようにヘッドショットする残姉ちゃん可愛い
86 = 81 :
本格的の軍人モードなるだな…wktk
87 :
きりきりさん可愛い
88 :
ギャル姉ちゃんが輝いてますなぁ
89 = 9 :
塹壕造りもほとんど独りでやってしまったし、僕や舞園さんは、始終雪弾造りと土手補強しか出来ていない。
桑田「ぎゃふっ!」
霧切「チーム、苗木きゅん、顔面により1ポイント」
桑田「ぺっぺっ…! おい、早く次の雪弾くれよ!」
十神「腐川がノビた。少し耐えていろ…!」
桑田「無茶い…げふ!」
霧切「…チーム苗木きゅん、顔面につき1ポイント」
桑田「――くぉら江ノ島ぁ! 手前ぇさっきから顔面ばっか狙ってんじゃねぇ!!」
江ノ島「拠点設置を怠ったアンタらが悪い!」
十神「くっ…やはりセオリー通りに壁は造っておくべきだったか……戦略として理解はしていたが…ぐはっ!」
霧切「苗木きゅん1ポイント」
90 = 31 :
苗木も顔面狙いか
91 = 57 :
チーム苗木きゅんの略だろ
92 :
江ノ島さん強すぎて心強いな
93 = 47 :
ピンポイントで眼球とか狙い出しそう
94 = 9 :
舞園「この分だと楽勝そうですね!」
苗木「はは…そ、そうだね…」
土手の影で、そんな風に笑いあっていた、刹那。
苗木「……!?」
――戦場の――温度が――空気が――切り替わっていくような――。
江ノ島「…やっば…」
敵陣を見ていた江ノ島さんが、小さく呟いた。
僕と舞園さんも倣って覗こうとして――
江ノ島「苗木くんダメっ!!」
苗木「え――」
スッバアァァァァァァン!!
呼ばれて、振り向いたのがいけなかった。
側頭部を、まるで撃ち抜くような雪弾が直撃。
舞園さんは僕に当たった雪弾の“余波”だけで倒れてしまった。
朦朧とする意識をなんとか繋ぎとめて、現状を把握する。
幾重にも雪を積んで強化したはずの土手が、半壊。
その先、敵陣の方に漫然と立って居るのは……。
苗木「……ジェノ……サイ、ダー……」
95 = 57 :
何でハサミ使えるだけの殺人鬼が剛速球投げるんだよ
96 :
ジェノもそれなりの戦闘力はあるんじゃね
98 = 9 :
翔「邪っ邪ーん! 皆様お久しぶりのジェサイダー翔ちゃんが出てきてあげましたよぉー? はい拍手ー!!」
十神「……間に合ったか…」
桑田「間に合ったって……じゃあ、すこし待てって言うのは…」
十神「ジェサイダー翔をあいつらにけしかける為だ」
桑田「うわぁ…」
江ノ島「おら翔! アンタいきなり表れて場を乱すんじゃないっての!」
翔「あっはぁ~ん? いや、出てきたばっかで何もわからんもんねアタシ。…でもアレっしょ? 雪合戦っつーのやってるんでしょ? 知ってる知ってる、知識だけは持ってるから」
ジェサイダー翔は、二つの陣地を見比べたあと、審判役の霧切さんを見た。
翔「アタシはこっちがわでぉk?」
霧切「えぇ。チーム十神よ」
翔「ひゃっはー! 白夜様のチームだってぇ、アタシやるぅー!」
雪面に腹這いになって身を伏せている十神くんをみて、(彼女なりに)にこやかに笑っていた。
100 :
>>95
ゲーム感覚の他と違って相手傷けることに躊躇がないから
中に何か仕込むなり、他より固い雪玉作ったり出来るだろ
みんなの評価 : ☆
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