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    元スレ舞園「苗木君!雪合戦しましょうよ!」 苗木「それは違うよ!」

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    タグ : - ダンガンロンパ + - 安定(迷惑な)のクズ桑田 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    舞園「えいっ!」シュッ

    苗木「うわっぷっ!?や、やったなぁ!」シュッ

    舞園「きゃあっ!」

    苗木「霧切さんにも、それっ!」シュッ

    霧切「……」ボスッ

    霧切「…え?何?」

    苗木「…え、あっ…」

    霧切「苗木君のせいで服に雪がついて濡れてしまって寒いのだけど」

    苗木「ご、ごめん…」

    2 :

    はやくしろ

    3 :

    これだからコミュ障ぼっち探偵は
    こんなヤツと仲良くするとロクなことがないですよ私エスパーだから分かるんです

    4 :

    木刀の先制攻撃だべ…

    5 :

    ここで桑田の物凄いオナニーが始まる

    7 :

    桑田「舞園ちゃんは俺がまもるぜ!」

    8 :

    きたい

    9 :

    モノクマ『メリークリスマス皆さん!』

    モノクマ『皆さんがこの希望ヶ峰学園でコロシアイのない、クソも面白くない平和的生活を続けてだいぶ経ちましたね』

    モノクマ『学園生活をしているとわかりニクいですが、実は今日はクリスマス・イヴなのです』

    モノクマ『平和が大好きで、かと言って必要以上にイチャイチャラブラブするわけでもない子供なオマエラに、学園長先生からのクリスマスプレゼントがあります!』

    モノクマ『オマエラ、起きたら体育館に集合しやがれっ! 以上!』

    10 = 1 :

    はよ

    12 :

    13 = 9 :

     朝を告げる放送で、モノクマはそんな事を伝えてきた。

    苗木「そっか…もうそんなになるのか…」

     ここでの生活は快適だ。

     最初は一階しか開放されていなかった学園も、僕らが長いこと何事もなく生活していたら、
     突然「安穏とした学園生活に変化を加えたいので開放しまーす」とモノクマがその場の気分で開放してしまって、それが二度、三度と繰り返される内に最上階まで開放されてしまった。

     最上階には色々とショッキングな情報も多かったけれど、
     僕らの平穏は変わらなかった。

     ――思考を停止。
     ――変化を拒絶。
     ――現実を忌避。

     僕らはただただ安寧に縋って、
     殺人への畏怖と未知への恐怖を、凝り固めた笑顔で塗りつぶして。

     今日も、僕は、僕らは、平和な学園生活を送る。

    15 = 9 :

    舞園「なにをブツブツ呟いているんですか?」

    苗木「あ、舞園さん」

    舞園「こんな廊下の真ん中でひとりで……変態さんみたいですよ?」

    苗木「たまにはシリアスな僕もカッコいいんじゃないかと思って、重くて暗い心理描写を捏造してみてたんだ」

    舞園「いやですね、苗木くんてば。苗木くんは“カッコいい”より“かわいい”ですよっ」

    苗木「どうして舞園さんは僕をマスコットみたいに扱うのかな?」

    舞園「苗木くんのぬいぐるみ、あったら欲しいですね!」

    苗木「会話が成立してない…!?」

    16 = 9 :

    葉隠「おお、苗木っち! それに舞園っちも、おはよーだべ」

    苗木「葉隠くん、おはよう」

    舞園「おはようございます」

    苗木「みんなは……まだ揃っていないみたいだね」

    葉隠「なにせ寝起きでいきなりだったかんなぁー。いつも朝飯に遅れてるヤツらはまだ無理だべ」

    石丸「常日頃から肉体と精神を鍛えていれば、このような急な呼び出しくらい即座に反応できるはずだ!」

    葉隠「無茶いうべ…」

    17 = 9 :

    霧切「――おはよう」

    苗木「あ、おはよう霧切さん」

    葉隠「はよーだべ」

    霧切「………」

    舞園「…? なんですか、霧切さん」

    霧切「いえ…その、苗木くんを後ろから抱き締めていることに何か意味があるのかと思って」

    舞園「意味なんてありませんよ。だってほら、苗木くんてかわいいじゃないですか」

    苗木「あはは…」

    霧切「……私がとやかく言うことでは無いけれど、イチャつくのは人目を憚った方がいいわ」

    葉隠「んだな」

    舞園「まっ! イチャついてなんかいません! これは苗木くんを愛でているんです! やましい気持ちは有りません!」

    苗木「本当にマスコットあつかいなんだ!?」

    霧切「ニャンマゲみたいね」

    18 :

    さすが枕ボディランゲージに躊躇がない

    19 :

    これがほんとの抱き枕

    20 = 9 :

    山田「おはようございますみなさん。今日は一段と冷えますなぁ」

    苗木「山田くん」

    セレス「こんな朝早くにまったく……乙女は身嗜みに時間がかかりますのに…」

    「くぁ~……あぁ眠ぃ…」

    不二咲「あっ、ほら大和田くん、ちゃんと前見て歩かないとあぶないよ」

    苗木「よかった、みんないつもより早く来てくれたんだね」

    朝日奈「おはよー苗木! …ねぇねぇさくらちゃん、クリスマスプレゼントってなにかなぁ?」

    大神「むぅ…我には皆目見当もつかぬ…」

    苗木「朝日奈さんも大神さんも、おはよう」

    桑田「はよーッス……ってなんだぁ!?」

    21 = 9 :

    苗木「おはよう桑田くん。どうしたの?」

    桑田「どうしたの…ってお前! ままっ、舞園となにやってるんだよ!?」

    舞園「あ…えっと、今日はなんだか冷えるじゃないですか。だからこうして苗木くんで暖をとっているんです」

    苗木「あれ?」

    桑田「お、おう……確かに今日は朝から寒いけどよ……その体勢はおかしくねぇか!? なぁ風紀委員!」

    石丸「うん? 確かに褒められた事ではないかも知れないが…寒いのであれば仕方がないだろう」

    桑田「ユッル! 風紀委員ユッル!」

    山田「なるほどなるほど……ではセレスティア殿、吾が輩めのこのブレイジングボディで暖めて差し上げましょう。どうぞ!」

    セレス「いま私の手にあるマッチを使って、目の前のラードの塊を燃やせば少しは暖かくなりますかしら」

    山田「ひょえぇぇぇ!!」

    22 = 9 :

    十神「寒い寒いと煩わしい奴らだ。クリスマスとか言っていたしな。モノクマが空調の気温を低く設定したのだろう」

    腐川「なに考えてるのかしらあのぬいぐるみは…!」

    苗木「2人とも、おはよう」

    不二咲「……えっと、これであとは…」

    江ノ島「うぅ~寒い……なんなのよこれぇ…」

    苗木「江ノ島さん」

    江ノ島「あ、苗木おっはー……なによ苗木、あんた暖かそうなことしてんじゃない」

    苗木「え? …あ、舞園さんのこと?」

    江ノ島「あたしも混ぜろーっ!」

    舞園「きゃあ…!? え、江ノ島さん!」

    江ノ島「あー、あったかーい。苗木のパーカーとアイドルの柔らかい体がたまんないわぁー」

    舞園「ひゃんっ! へっ、へんなところ触らないでくださいぃ!」

    苗木「モグァ、モガムガガガッ!!」

    江ノ島「よいではないかよいではないか~」

    23 :

    >>19

    25 :

    こんな世界があっても良かった
    嘘でも幸せで楽しそうだ

    26 :

    残姉どさくさにまぎれて

    27 = 9 :

    舞園「…はぁ…はぁ…」

    苗木「ゼェ…ゼェ…」

    江ノ島「ごめんごめん。ちょっと徹夜あけでテンション高くってさぁ」

    舞園「こ…今度したら、ひどいですからね!」

    江ノ島「ごめーん」

    舞園「……もうっ!」

    苗木「…で、でもよかった、これで全員揃ったね」

    十神「そもそも、貴様らは何故全員で扉の前で集まっていたんだ。着いた者から先に入れば良いだろう」

    苗木「それが…」

    葉隠「全員そろったのを確認しねーと、扉の鍵を開けねぇって書き置きがあってよ」

    霧切「全員で同時に確認して欲しいことが有る、と言うことなのでしょうけど…」

    28 :

    私怨

    29 = 9 :

     カチャン。

    山田「おや、どうやら鍵が開いたようですな」

    「ンならさっさと入ろうぜ」

    石丸「む…扉、が……普段より大分重いぞ…!? 兄弟、手伝ってくれ」

    大神「では我が片方を務めよう」

    「…いち!」
    大神「にの…」
    石丸「さんっ!」

    山田「クパァですな!」

    セレス「お腹を切り開いて同じ擬音を聴いてみますわよ?」

    山田「この作品はグロテスクな表現を含んでいますのでご注意ください!!」

    31 :

    セレス「中に誰もいませんよ」

    32 = 9 :

     扉が開け放たれるとそこは……一面の銀世界だった。

    苗木「…これ、は…?」

    霧切「雪…のようね。それも、大量の氷を削り砕いて作り上げた人工雪…」

    朝日奈「わぁー! わぁー! みてみてさくらちゃん、雪だよ雪ぃ!」

    大神「なんと…これはいったい…」

    不二咲「上から少しだけ、ゆっくりと降りてきてる……空調を改造したのかなぁ…」

    桑田「つーか寒! 寒っ!! 廊下の何倍も寒ぃじゃねーか!」

    山田「セレス殿!」

    セレス「精々私の楯になってください」

    石丸「みんなだらしないぞぉ! 熱くなればこんなもの!」

    「…おい。寒ぃだろ、特服ン中入れよ」

    不二咲「あ……ありがとうっ、大和田くん!」

    34 :

    大和田イケメン

    37 :

    大和田ホモメン

    39 = 33 :

    44 = 9 :

    モノクマ「放送からみなさんがここに集まってくるまで、47分と52秒かかりました」

    苗木「――モノクマ!」

    葉隠「どっ、どこだべ!?」

    モノクマ「すぐ来るように言ったのに……先生哀しいです」

    霧切「声はするのに姿が見えない…?」

    モノクマ「せっかくこうして、クリスマスプレゼントを用意したっていうのに!」

    朝日奈「ん…?」

    モノクマ「ハッ…!」

    朝日奈「………」

    モノクマ「よく気付いたね。褒めてあげましょう」

    朝日奈「みんなー! モノクマが左半分だけ埋まって景色と同化してるよー!」

    モノクマ「もう少し引っ張りたかったけど…仕方無いなぁ」

    45 = 9 :

    苗木「モ、モノクマ…これはいったいどう言うことなの?」

    モノクマ「見てのとおりですが?」

    十神「説明になっていない」

    モノクマ「ウィンターシーズンってヤツなので、プールに使用する水を利用して人工雪に変えました。暫くの間プールは使用禁止になる代わりに、ここで雪と戯れて霜焼けにでもなりやがれ!」

    腐川「ぶ、文脈がメチャクチャよ……」

    苗木「えっと…つまり、遊び場を用意してくれたってこと?」

    モノクマ「学園長としては、生徒たちの生活のマンネリ化を防ぐのも仕事の内なので」

    苗木「……ありがとう、モノクマ学園長」

    モノクマ「かっ、感謝するならコロシアイをしてくれても良いんだからねっ!」

    苗木「それはイヤだよ」

    モノクマ「ちぇー」

    46 :

    来たか
    支援

    47 :

    朝日奈「殺すぞ」

    49 = 9 :

    朝日奈「えー……プール使えないんだぁ…」

    モノクマ「まぁまぁ、そう落ち込みなさるなお嬢さん。ほら、あそこ、舞台の上に鎌倉があるでしょう?」

    朝日奈「あ、ほんとだ。すごい」

    モノクマ「あそこで、学園長特製の七輪で焼いた焼きドーナツをゴチソウしてあげましょう」

    朝日奈「焼き……ドーナツ…!?」

    モノクマ「モッチリ生地の砂糖醤油味です。食べる?」

    苗木「もしかしてそれって輪っか状のお餅を焼いただけなんじゃ…」

    朝日奈「食べる食べる! モノクマってば太っ腹ぁ!」

    モノクマ「しっ、失敬な! ボクのこのスレンダーなボディを!」

    セレス「モノクマがスレンダーならアナタはなにになるのかしら?」

    山田「……マッチョ?」

    モノクマ「ホラホラぁ! 観なさい、このセクシーダンスを!」

    朝日奈「いやぁ! モノクマがヌルヌル動いてる…!」

    50 = 9 :

     朝日奈さん、大神さん、葉隠くん、セレスさん、山田くんは鎌倉の方へ行ってしまった。

     山田くんの体がドアのように鎌倉を塞いでいる。
     二酸化炭素中毒にならなきゃいいけど…。

    舞園「割と大きい鎌倉ですし、小窓みたいなのも有りますから大丈夫だと思いますよ?」

    苗木「そっか……心を読まないでね舞園さん」

    舞園「エスパーは勝手に発動しちゃうんです」


    不二咲「ねぇねぇ、雪だるま作ろうよ」

    「あぁん? ンだってこの寒いなか、冷てぇ雪に触って遊ばなくちゃなんねぇんだよ」

    石丸「いや、兄弟。体を動かさないから寒いのだ。不二咲くんと一緒に雪だるまを作っていれば、自然と汗をかくほど温まっているだろう」

    不二咲「……ダメ、かな…?」

    「別にダメじゃねぇけどよ……ったく…」


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