元スレ苗木「霧切さんと仲良くなろう」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
101 = 98 :
ほ
102 :
これセレスの書いてた人か?
あれはよかったな
103 :
おせーぞおい
104 = 98 :
ほ
105 :
霧切「……そう。後で痛い目見ても知らないわよ」
苗木「あ、あはは……まぁその時はその時で。そういえばさ、霧切さん」
霧切「なに?」
苗木「その手袋、プールでも外さないんだね。どうして?」
霧切「普段つけているものとは違うわよ。こっちはちゃんとした防水性完備」
苗木「言われてみてばピチピチに貼り付くタイプだね……どこにあったの?」
霧切「モノモノマシーンから出てきたわ。ほら、裁判の後メダルたくさんもらったから」
苗木「あぁ、なるほど。…………って何だか話逸らされたような気がするんだけど」
霧切「へぇ、ちゃんと気付いたのね。仕方ないわね、この手袋の下、だったかしら?」
苗木「うん、霧切さんっていつも手袋つけてるよね。何でかなって」
霧切「当ててみれば?」ニヤ
なぜか挑戦的な霧切さん。
といっても、こっちはそう簡単に思い浮かぶわけでもなく……。
苗木「……うーん、ファッション、っていうわけではないよなぁ」
106 = 98 :
ほ
107 :
みんなメダル貰ってるんだ…
108 :
ほおおお
109 = 105 :
霧切「あら、どうして?」
苗木「ぶっちゃけ、その防水用の手袋は明らかにダサいし」
霧切「……本当にぶっちゃけるのね」
苗木「あ、ごめっ、ちょっとダサいってだけで……!」アセアセ
霧切「いいわよ別に、同意見だし。それで?」
苗木「そうだな、他に考えられるとしたら…………素手を見られたくないから、とか」
霧切「ふぅん」ニヤ
苗木「見られたくない理由は…………傷?」
霧切「当たり。やるじゃない、苗木君のくせに」
苗木「え、当たったの!?」
自分でもあまり自信がなかっただけに、かなり驚いてしまう。
あまりにも出来すぎなので、霧切さんが話を合わせているだけなんじゃないかとも思ってしまう。
霧切「でも、当たったからって見せたりはしないわよ」
苗木「うん、霧切さんが見せたくないなら無理に見ようとは思わないって」
110 = 98 :
ほ
111 = 105 :
霧切「そもそも、この下の傷はかなり酷いものよ。あなたも見たくはないでしょう」
苗木「ううん、見せてくれるなら見たいよ」
霧切「……苗木君ってスプラッター映画とかが好きなタイプ?」
苗木「いや、そういうわけじゃなくてさ。霧切さんの事は何でも知りたいっていうか……」
霧切「それってもしかして口説いてるのかしら?」
苗木「えっ!? あ、その……!!」アセアセ
霧切「ふふ、冗談よ。それじゃあ苗木君、この手袋の下と水着の下、どっちか見られるとしたらどっちを見たい?」
苗木「…………」
霧切「そこまで真剣な表情で考え込まれるとは思わなかったわ」
何という難しい二択だ。
手袋の下は見たい、水着の下だって当然見たい!!
でも、やっぱり…………。
苗木「手袋の下、かな」
霧切「……意外ね、変態な苗木君の事だから水着って言うと思ったけど」
113 :
>>102
セレスの、ってどれだ?
114 = 98 :
ほ
115 :
>>113
セレスが1回絶望墜ちするやつじゃね
116 = 105 :
苗木「へ、変態って……」
霧切「否定するのかしら?」
苗木「いや、うん、まぁその通りだけど」
こればかりは「それは違うよ!」とは言えない。
霧切「それで、苗木君はどうして水着の下よりも手袋の下が見たいの?」
苗木「そっちの方が……霧切さんの事を知ることができると思ったんだ。
たぶんその傷って、ただ見た目が酷いからっていう理由だけで見せたくないわけじゃないんでしょ?」
霧切「…………変な所で鋭いわね。でも、見せないわよ」
苗木「うん、いいよ。いつか見せてもいいって思ってくれた時に、見せてほしいな」
霧切「この下はもう何年も人に見せていないわ。見ることになる人はきっと……」
霧切「私の家族になる人……かしらね」
苗木「じゃあ見せてよ」
霧切「そこでどうやって“じゃあ”に繋がるのか分からないのだけど」
117 :
じゃあ見せてよ(水着の下)
118 = 105 :
あれ……説明不足だったか。
苗木「霧切さん、結婚しよう。という事でその手袋の下見せて」
霧切「あの、私の意見は無視?」
苗木「あ、ごめん。結婚してくれませんか?」
霧切「嫌です」
苗木「…………」
霧切「…………」
フラれてしまった。
というか、気付いたらなんか告白まがいの事をさせられていた。恐るべし、霧切さん。
苗木「……どうしてもダメ?」
霧切「まず日本の法律的に私達は結婚できる歳ではないわ」
苗木「それもそっか……じゃあ婚約で」
霧切「それもイヤ」
119 :
肉食苗木
120 = 98 :
苗木積極的だなwww
121 :
グイグイ来ますね
122 :
いいぞ苗木
123 :
いつも逆パターンしかみてないからこれは新鮮だな
124 = 98 :
ほ
125 = 105 :
苗木「そ、そっか……」ズーン
霧切「……少し落ち込み過ぎじゃないかしら」
苗木「そりゃ落ち込むよ……プロポーズ断られたんだから……」
霧切「もしかして本気だったの?」
苗木「本気だったよ……」
この気持ちは誰が何と言おうと本物だ。
これはたとえ霧切さんでも、決して論破する事はできない。
霧切「えっと、私のどこがいいの? 自分で言うのも何だけど、決して人から好かれるような性格をしているとは思っていないわよ」
苗木「可愛い。頼もしい。カッコイイ。可愛い。優しい。頭いい。可愛い」
霧切「……可愛い三回言った」
苗木「大事なことだから」
霧切「…………」
苗木「…………」
あ、霧切さんの目が少し泳いでる。
126 :
面白い
128 = 105 :
霧切「私って……可愛いのかしら? 容姿の評価っていうのは基本的に相対的なものだからその辺りはよく分からないのだけど……」
苗木「可愛いよ。百人に聞いたら百人可愛いって言うよ」
霧切「そんなの信じられないわ」
苗木「じゃあボクが百回可愛いって言うよ」
霧切「それはちょっと違うんじゃないかしら……」
苗木「可愛い可愛い可愛い可愛い可愛い」
霧切「やめて」
あ、今度は声が少し震えた。
霧切「……分かった。それじゃあ私は可愛いという事にしましょう」
苗木「うん、それが真理だよ」
霧切「でもあなたの言葉には一つ決定的に間違っている所があるわ」
苗木「えっ?」
霧切「“優しい”という所よ」
苗木「それは違うよ!」
129 :
アナルに舌をつっこみ舐め回す
そしてアナル内にローターを仕込む
そんなことをされてる霧切さんが見たいです
130 = 113 :
>>129
なかったら自分で作ればいいじゃない
131 :
かわいい
132 :
>>129
???「未来は創れるんだ!」
133 = 98 :
ほ
134 = 105 :
霧切「いいえ、違わないわ。私が優しかった時なんて一度もない」
苗木「どうしてそう言い切れるの?」
霧切「そういう風に振る舞った事がないからよ。そもそも、私の事を優しいなんて評する人が居るわけないじゃない」
苗木「ここに居るけど」
霧切「……どうしてそう思うのかしら」
苗木「ほら、ボクが舞園さんの事で落ち込んでいる時にわざわざ慰めに来てくれたし」
霧切「だからそれは、黒幕と戦う上で有利になるから……」
苗木「だからそれでも、だって。霧切さんがどういう考えでそうしたんだとしても、ボクにとってはやっぱり嬉しかった」
霧切「…………」
霧切さんは何かを言おうとしているみたいだけど、中々言葉が見つからないみたいだ。
こういう彼女の姿は珍しい。
苗木「それにさ、何だかんだ言ってこうやってボクにも付き合ってくれる。ボクにとって霧切さんは優しい人だよ」
霧切「……ごめんなさい苗木君。実を言うと、私そういう気持ちはよく分からないの」
苗木「うん、たぶんそんな所だと思った」
135 = 113 :
チョロイン
136 :
探偵がフラグ立てた相手ってメインヒロインでもないと必ず死ぬからね
137 = 131 :
かわいい
138 :
完結させてくれよー
140 :
典型的なボッチ志向
141 = 105 :
霧切「どうせ私はそういう事と縁がないわよ」
苗木「いや、縁はあったはずだと思うけど……たぶん興味を向けなかっただけだよ」
霧切「向ける必要がないわ」
苗木「あー、うん。でもさ、それだと一生独身になるよ?」
霧切「…………今はそんな事考えなくてもいいわ」
苗木「あ、一生独身は嫌なんだ」
ボクのその言葉に、霧切さんはムッとした表情で、
霧切「そうよ、悪い?」
苗木「い、いや、悪くなんかないけど……それならさ、やっぱ高校の内に恋とか知っておいた方がいいんじゃない?」
霧切「なんか苗木君、駅前にたむろしてるナンパ男みたいな事言ってるわよ」
苗木「実体験?」
霧切「えぇ…………ってそれはいいじゃない。重要なのは、私はそんな人に騙されたりしないってことよ」
苗木「だ、騙すって……ボクはそんなつもりじゃ……」
霧切「どうせ上手いこと言えば物にできるとか思っていたのでしょう? そんなに甘くはないわよ」ドヤァァァ
142 = 98 :
ほ
143 = 131 :
まじで二次元にいって霧切さんにあいたい
144 = 98 :
ほ
146 :
ぎ
147 = 105 :
苗木「じゃあお友達からで」
霧切「いくら何でもフットワーク軽すぎるんじゃないかしら」ジト
何やら霧切さんは呆れた様子だ。
ボクはいたって大真面目なんだけどなぁ。
すると、急に彼女は少し遠い目をして、
霧切「……自分でも矛盾しているのは分かっているのよ」
苗木「えっ?」
霧切「この手袋の下の傷は、昔他人に情が移った結果判断を誤って負ったもの。その時から同じ過ちを犯さないと誓ったの」
苗木「…………」
霧切「でも、そもそも情がない人を人だと呼べるのかしらね。私も無意識の内に人との繋がりを求めているのかもしれない」
それが、手袋の意味。
もう二度と同じ過ちを犯さないという、決意の現れ。
だから、彼女は必要以上に他人に踏み込まない。
でも、彼女自身そこに疑問を感じている所もあるようだ。
148 = 98 :
ほ
149 = 105 :
苗木「ありがとう霧切さん、話してくれて」
霧切「……なぜかしらね、言うつもりはなかったのに言ってしまったわ」
苗木「それはきっとボクの事が好きだからだよ」
霧切「とんでもなくポジティブね」
苗木「前向きだけが取り柄だからね」
霧切さんはクスクス笑っている。
やっぱり彼女の笑った顔は凄くいい。いつまでも見ていたくなる。
……でも、今は他に聞かなければいけないことがある。
苗木「霧切さん、水着の下の件なんだけど」
霧切「何の件かしら、見せないわよ。私にも人並みの羞恥心はあるの」
苗木「なんだ……あったんだ羞恥心……。平気で勃起とか言うからてっきり……」
霧切「そこまでガッカリされても反応に困るのだけど」
苗木「じゃあ水着の上からはガン見してもいいかな?」
霧切「……ご自由に」
150 :
かわいい
みんなの評価 : ★★
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