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    元スレ兄「妹が離れない」

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    51 = 16 :

    圧迫にも程があるでしょう

    52 :

    「あれから3年か……」

    三年前の夏、妹は突然自殺した。
    理由は分からないが、きっと俺が突き放したことによるものなのだろう。

    ズリッ ズリッ

    夕方になると這い寄る暗い影。
    俺はそいつに歩調を合わせ、家路を急いだ。

    「……今日は麻婆豆腐にしようと思う。 お前好きだったもんな」

    俺はその影を振り切らない。
    今度は大切な"妹"を一人にするわけにはいかないのだから。

    おわり

    53 = 1 :

    「そ、それに、ブスだって言われた」

    「それ、どこだ?」

    「コンビニ」

    「お前に、ブスだって言ったんだな?」

    「……あ、け、化粧してないからブスだって」

    「言ったのか?」

    「……言ってないかも」

    「どっちなんだよ、ったく」 スサッ

    54 = 35 :

    >>52
    元ネタ貼れ
    読んでやるから

    55 = 52 :

    >>54
    さっき適当に書いた

    56 = 1 :

    「……」

    「面接、嫌になったか?」

    「……追い出す?」

    「まだ考え中」

    「う、うぅ」

    「……まあ、頑張ったよ」 ポンポン

    「え?」

    「たまたま嫌な奴が面接官だっただけだ。お前は悪くない」 ナデナデ

    「……ん、うぐぅ、うぐぅぅ……」 ゴシゴシ

    57 = 1 :

    後輩「またボーっとしてますね、兄さん」

    「ん? ああ」

    後輩「当てましょうか、妹さんの事ですね」

    「お前はエスパーか?」

    後輩「いやだって、兄さんシスコンじゃないですか?」

    「俺は認めてねえ」

    後輩「またまたー。妹が可愛くて仕方ない癖に」

    「はぁ……」

    後輩「……深刻な悩みですか?」

    58 :

    そうやで面接なんて慣れや

    59 = 1 :

    「大した話じゃないんだけどな」

    後輩「それでも悩んでるんですよね?」

    「……妹がさ、面接行ったんだよ」

    後輩「頑張りましたね」

    「そこは俺も誉めてやったさ」

    後輩「シスコンですね」

    「誰か俺を誉めてくれないもんかねぇ……」

    後輩「上の兄姉なんて報われないもんですよ」

    60 = 1 :

    「あー、まあ、その面接でボロクソに言われたみたいでな」

    後輩「はい」

    「……」

    後輩「え、それだけですか?」

    「それだけで飯も食べないくらい落ち込んでるから困ってるんだろ……」

    後輩「兄さんの妹さん、人に触られただけで死ぬ小動物か何かですか?」

    「お前結構口悪いのな」

    後輩「私清純派で売ってるんですからやめてくださいよ」

    「妹も、お前くらい図太けりゃいいんだけどなぁ」

    61 = 1 :

    後輩「結局兄さんの悩みってそれで終わりですか?」

    「……まあ」

    後輩「そのくらい、適当に励ましておけばいいじゃないですか」

    「それはやったし、そういう話じゃなくてだな」

    後輩「……?」

    「……このまま面接受けさせてたら、その内、妹が自殺とかしそうで怖い」

    後輩「あなたは過保護な親ですか?」

    「俺ってシスコンなのか?」

    後輩「今まで自覚なかったんですね……」

    「あぁぁ……」

    62 = 1 :

    後輩「ていうか簡単じゃないですか」

    「あん?」

    後輩「面接やめさせちゃえば丸く収まるでしょ?」

    「……死ぬまで面倒見てやれるわけじゃないのに、捨て猫に餌やるのは虐待だろ」

    後輩「ん?」


    「妹には妹の人生があるんだから、俺が半端に構ってやるのは、邪魔にしかならないだろ」

    「俺はな、自立して欲しいんだよ。あいつがあいつなりに、あいつの望む人生が送れるように」

    「お前も弟がいるなら分かるだろ? 家族には幸せになって欲しいんだよ」


    「……あー、忘れろ。いらん事言った」

    後輩「……私、兄さんみたいなお兄ちゃん欲しかったなぁ」

    「な、なんだよ、それ」

    後輩「別に、何でもないですよ。ただそう思っただけです」

    63 :

    どんな顔して書いてんだ

    64 = 1 :

    傘閉じるたびにゲリラ豪雨が降り出す事四回目、
    プッツンして膝で傘を叩き折った途端に雨が止まなくなった時の顔

    65 :

    >>63
    お前はそのレスどんな顔して書いてんの?

    66 :

    ったく、しょーがねーな…
    って言いながらズブ濡れのお前を傘に入れてやんよ

    69 :

    この妹、兄がいなかったら風俗とかそういう世界にズブズブ入っていきそう

    70 = 1 :

    後輩「ねえ兄さん、ここ、どうですか?」

    「あん?」

    後輩「この店ですよぉ。妹さんが働くにはいいんじゃないですか? 私達でフォローできますし」

    「確かに、一人で働かせるよりは安心できるけど」

    後輩「今人員に空きありますし、妹ちゃん、入れてもらったら?」

    「……俺らに決められる事じゃないだろう」

    後輩「どうでしょ? 私達二人が抜けたら、この店、回らなくなりますよ?」

    「いや、うん……まあ、確かに」

    後輩「店長に直接話通せばいけませんか?」

    「いけるだろうけどさ、後輩ちゃんにメリットないだろ」

    後輩「私、そんなに打算的な女に見えますか?」

    「そういう話じゃなくてさ、俺一方的に迷惑掛ける事になるだろ?」

    後輩「貸し1ですよ。さっ、店長の所に行きましょ!」

    71 = 52 :

    ほう

    72 = 1 :

    後輩「……」

    「何だよ?」

    後輩「もっと良い条件、引き出せましたよ」

    「こっちは頼む側だぞ?」

    後輩「いいんですよ、あんなハゲ」

    「おいおい」

    後輩「だって兄さんの時給減額っておかしくないですか?」

    「余計な人件費使わせるんだから仕方ない。うちの妹、ちょっとアレだし」

    後輩「そんなの関係ないでしょ! 正当なお給料貰うのは労働者の権利ですよ!」

    「熱くなりすぎ、ていうかキャラ変わってないか?」

    後輩「……」

    「猫かぶり」

    後輩「違いますぅ!」

    73 = 1 :

    「……」

    「はむ、むぐ」 モグモグ

    「はぁ~」

    「……」 ピタ

    「……はぁ~」

    「……?」

    「……はぁ~~」

    「……」

    「……」

    「ど、どうしたの?」

    74 = 4 :

    私怨

    75 :

    支援してやらんこともないぞ

    76 = 52 :

    ふむ

    77 = 1 :

    「あ? ああ、今うちの店な、人手不足なんだよ」

    「う、うん」

    「本当、誰でもいいから人手が欲しい状態でさ」

    「うん」

    「俺も忙しくて疲れててさ」

    「ん」

    「すげえ困ってるんだよ」

    「に、兄さん……」

    「あん?」

    「……か、肩、揉む?」

    「違ぇだろ!」

    「ひっ!」

    79 = 1 :

    「な、何?」

    「あー、もういいわ。あのさ、お前うちで働けよ」

    「に、兄さんの店?」

    「俺がオーナーみたいだろ、それじゃ」

    「……い、いいの?」

    「もう話は通してある」

    「迷惑、じゃない?」

    「お前でもいないよりマシだろ」

    「た、多分?」

    「努力しろ」

    「う、うん……が、が……頑張る!!」

    「おう」

    80 = 78 :

    ドロドロでもハーレムでもどっちでもウェルカム

    82 :

    風俗で働いてNTRる話がいいな。

    83 = 1 :

    「あ、あの、い、妹です、よろひ、よろひく、お願いします……」 ビクビク

    後輩「噂通りの子ですね」

    「そうだろ」

    「あ、う……」

    後輩「妹ちゃん、よろしくね。私は後輩、あなたの先輩だよ。で、兄さんの後輩」

    「え、えと」

    後輩「私は長女で、妹ちゃんが次女、兄さんが一番上のお兄ちゃん。おっけー?」

    「勝手に血縁に割り込むなよ」

    後輩「いいじゃないですか、少しくらい。私、妹が欲しかったんですよぉ」

    「兄貴が欲しかったんじゃないのかよ?」

    後輩「私、欲張りなんです」

    「……」 キョロキョロ

    84 = 1 :

    「お前に任せるのが不安になってきた」

    後輩「それ酷くないですかぁ?」

    「うちのに変な事教えるつもりだろ?」

    後輩「またシスコンですか? 勘弁してくれませんか」

    「ああ? お前本当に生意気になったな」

    後輩「大事な妹は私の手の中ですよ、先輩」

    「だから余計な事言うんじゃねえよ」

    「あ、あの、仕事は?」

    「あ? ああ、後輩に聞いとけ」

    後輩「何さらっと呼び捨てにしてるんですか?」

    「ちゃんって性格かよ。お前なんて後輩で十分だ」

    後輩「酷い!」

    86 = 4 :

    NTRはマジでやめてくれ頼むから

    87 :

    NTR大好きな俺得

    88 :

    可愛い

    89 :

    読んでる人のレス増加に比例してSS作者の投下が遅くなる

    90 :

    さるを気にせず書けるから安心していいのに

    91 = 67 :

    なんだかfirstlove的なものを感じる

    92 :

    ここで妹がDQNにNTRる展開が最高に興奮する
    んで兄と後輩ちゃんが結ばれるEND

    93 = 1 :

    「ま、とにかく教育係はお前に任せたからな」 スタスタ

    後輩「本当に、勝手な人ですね」

    「な、仲……良いんですか?」

    後輩「……気になる?」

    「ちょ、ちょっとだけ」

    後輩「ふふふふふ、教えなーい」

    「な、なんか、意地悪……です……」

    後輩「人にはいくつもの顔があるものなのだよ」

    「……」

    後輩「なーんてね、ほら、仕事始めるよ」

    「は、はい!」」

    94 = 1 :

    後輩「基本私ら接客業だから、愛想さえしっかりしてれば案外問題ないものよ」

    「ひゃ、はい!」

    後輩「いらっしゃいませー!」

    「いらひひゃひ、ひゃ、まませー!」

    後輩「……そういう冗談いらない場面ね」

    「いらは、いらひゃ……う、うぅ」

    後輩「まずは普通に言ってみよっか。いらっしゃいませ」

    「い、いらっしゃ、いませ」

    後輩「おっけー。それをすこしずつ大きな声で」

    「いらしゃ、いませ、いらっしゃ、いませ、いらししゃ、しゃ……うぐぅぅ」

    後輩「んー、愛がないなぁ」

    95 :

    頭が繋がった奇形児のことかと思った

    96 = 1 :

    後輩「例えばさ、お客さんが兄さんだったらどうする?」

    「兄さん……」

    後輩「おかえりなさいって言うでしょ?」

    「い、言います」

    後輩「それと同じ。いらっしゃいませはおかえりなさい。それくらい気持ちを込めて」

    「……」 ギュッ

    後輩「いい? いらっしゃいませー!」

    「い、いらっしゃいませぇぇ!」

    後輩「やればできるじゃないの。もう一回!」

    「いらっしゃいませぇぇ!」

    後輩「……お兄ちゃん大好き」 ボソッ

    「お兄ちゃん大好、ういぃ!?」

    後輩「可愛いなぁ、もう」

    97 = 1 :

    「で、今日はどうだった?」

    「ずっと……挨拶……してた……」

    「喉ガラガラだな」

    「ん……」

    「楽しかったか?」

    「よく、分かんない。でも」

    「でも?」

    「後輩さんは……少し、好き……かも」

    「へー」

    98 = 1 :

    「昨日はずっと挨拶だったって本当かよ?」

    後輩「また妹の心配ですか?」

    「どっちかと言えば、お前の監視だな」

    後輩「妹ちゃんの場合、まず人に心を向ける練習が必要なんです」

    「人に?」

    後輩「接客向きの性格じゃないですけど、そこら辺は慣れもありますから」

    「まあな」

    後輩「人間関係は挨拶からですから、練習は大事ですよ」

    「ふーん。、ま、いいよ、教育係はお前だしな」

    後輩「心配で仕方ない癖に」

    「うっせーよ。足手纏いがいない間に仕事片すぞ」

    99 = 1 :

    「兄~、今日暇?」

    「バイト」

    「お前最近バイトばkkじゃね? 付き合い悪っ」

    「忙しいんだよ」

    「たかがバイトだろ、サボれよ」

    「そーいうのはねーの」

    「はぁ? 何、お前真面目ちゃん?」

    (こういう所、本当合わねーな)

    「とにかくさー、人数揃わないと困るんだよ」

    「無理なもんは無理だ」

    「……ちっ、あーあ、白けるわ、マジで」


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