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    元スレ八幡「やはり俺達は雪ノ下さんに踊らされている」

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    1 :

    八幡「…」ペラッ

    雪乃「…」ペラッ

    八幡「…ふぅ」チラッ

    八幡「(…材木座が書いたラノベ読んでたらもうこんな時間かよ…)」

    雪乃「…もう19時ね。今日はここまでにしましょう。」ガタッ

    八幡「ああ…(相変わらずひどい設定だったが何故最後まで読んでしまったのか。)」

    八幡「(ぼっち設定の癖に完璧美少女と処女ビッチ女にせまられる主人公ってなんだよぼっちなめんな)」

    八幡「(べ、別に何かの参考にしようと思ったんじゃないんだからね!)」

    雪乃「…忌避谷君。早く出てくれないかしら…戸締りできないのだけれど」

    3 :

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    6 = 1 :

    八幡「…なんでお前漢検の時期にはやる俺のあだ名知ってんの?漢検協会の人なの?いや直接言われたことないけど」

    雪乃「知らないわよそんなの…いいから出なさい」

    八幡「…」ガタッ

    八幡「…お前がこんな文章を読みふけるなんてな」スタスタ

    雪乃「…奉仕部に来た依頼だからよ。別に…参考にしようなんて…」ボソッ

    八幡「え?何だって?」

    雪乃「…なんでもないわ。じゃあ…その……さよなら」フリ

    八幡「…お、おう」フリ

    奉仕部の部室の前で雪乃下と別れる。文化祭が終わり数日、秋という事もあり19時にもなると日は落ち辺りは暗くなってきている。

    8 = 3 :

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    9 = 1 :

    今日はいない由比ヶ浜はというと、奉仕部に自筆の小説を持ち込みに来てドアの前でうろうろしていた材木座を見て三浦達とカラオケに行く約束を思い出したらしい。

    挙動不審の材木座を見れば誰だって約束を思い出す。俺だって思い出す。今日はたまたま友達と約束がなかったので仕方なく奉仕部に行くしかなかった。友達いないけど

    生徒昇降口で上履きから外履きに履き替えながらそんな事を思い出していると、正門の前に止まっている一台のリムジンが見えた

    八幡「(雪ノ下の迎えだろうな。そうに違いない。車の前で手を振ってる知ってる人影なんてない。きっとない)」

    ???「ひゃっはろー!比企谷君!」

    八幡「(やっはろーとひゃっはろーでどうしてこう違うんだろな。小町が言うと天使なのにあの人が言うと消毒されそう。ヒャッハー!)」

    陽乃「おや~?テンション低いねぇ比企谷君。雪乃ちゃんにちょっかい出し損ねた?」

    八幡「…ども」

    11 = 1 :

    陽乃「ノリ悪いな~。まぁいいや」

    陽乃「比企谷君にちょーっと頼みたいことあるんだけど。お姉さんの頼み、聞いてくれない?」ニコッ

    八幡「(いやな予感しかしねぇ…)」



    ―――――――3分後―――――――――

    ???「…そこでなにをしているのかしら…姉さん」スタスタ

    陽乃「お!奇遇だねぇ雪乃ちゃ~ん」

    雪乃「…しらじらしい」

    雪乃「そこで、彼と、何をしているのと聞いているのだけれど」キッ

    12 = 3 :

    陽乃さんprpr

    13 :

    紫煙

    14 = 1 :

    陽乃「所有物宣言入りましたー!雪乃ちゃんの彼、比企谷君!今の気持ちをどうぞ!」サッ

    八幡「これ重いんでおろしていいっすか」

    陽乃「は~い、雪乃ちゃん重い発言きましたー!彼と彼女の今後に注目ですね!」

    雪乃「…からかわないで頂戴。…比企谷くん、あなたの持っているその小包はなにかしら」

    八幡「…k陽乃「あ、それお姉ちゃんが比企谷くんに宅配頼んだんだよー。…雪乃ちゃんの家までね」ニヤッ」

    八幡「(この姉妹の会話入り込む余地がないんだけど。余地は俺の味方だったはずだ。字面的に)」

    雪乃「…姉さんが何を考えているのか知らないけど何故比企谷くんに頼んだの?」

    陽乃「だーって雪乃ちゃん私が直接お家に来ても絶対出てくれないじゃない?」

    15 :

    ここまで脳内再生超余裕
    面白い

    16 :

    戸塚出して

    17 = 1 :

    陽乃「お姉ちゃんからのプレゼントだって送っても受け取ってくれた試しないじゃない?」

    雪乃「…」

    陽乃「だ・か・ら、そこに偶然通りかかった比企谷くんに頼んだのでしたー☆」

    雪乃「しらじらしい…」

    八幡「(ハチマンもそーもう)」

    雪乃「…」ハァ

    雪乃「比企谷くん、その小包渡してちょうだい」

    八幡「ン…」チラッ

    陽乃「ん?いいよー渡しちゃって、もともと雪乃ちゃんへの荷物だし」

    八幡「…ホラよ」スッ

    雪乃「どうも」スッ

    18 = 5 :

    ふんふむ

    19 = 1 :

    ピトッ

    八雪「「!」」バッ

    陽乃「(…思ってた以上にに初々しいわーこの二人)」

    陽乃「おや~?どうしちゃったのかな二人ともぉ」ニヤニヤ

    雪乃「ッ・・・な、なんでもないわ」

    雪乃「…って、これ…結構重いわね」ズシッ

    陽乃「…そぉーいえば雪乃ちゃん。その荷物、どうやって持って帰る?」

    雪乃「それは車で……ッ!」

    陽乃「車で?よし!お姉ちゃんと姉妹仲良くお喋りしながら帰っちゃう?ちゃう?」

    八幡「(…リムジンは雪ノ下さんが乗ってきたものだろう)」

    八幡「(雪ノ下の性格を考えるとここで雪ノ下さんの提案には意地を張って応じない)」

    八幡「(この展開…まさか)」

    20 = 1 :

    雪乃「そ、それは嫌よ…」

    陽乃「嫌かー。嫌われちゃってるなー」

    陽乃「じゃあ歩いて帰るの?それでもいいんだろうけど女の子の一人夜道は危ないわよー」

    陽乃「それに…雪乃ちゃんの体力で、その重い荷物を家まで運べるかなぁ?」ニヤ

    八幡「(…やっぱりか)」ハァ

    雪乃「それは…」

    雪乃「……………」

    雪乃「………」

    雪乃「…ひ、比企谷くん、お願いしたいことがあるのだけれど…」

    八幡「…なんだ?」


    ―――――――――――――――

    21 = 5 :

    いいペース

    22 = 1 :

    シャー

    八幡「…」

    雪乃「…」

    八幡「…なぁ」

    雪乃「…なにかしら」

    八幡「包の中、なんだろな」

    雪乃「…なんでしょうね」

    八幡「…」

    雪乃「…」

    件の小包は今、俺のママチャリの籠の中におさまっている。

    そしてそのママチャリには二人の男女が搭乗し…つまり俺と雪ノ下が二人乗りしている

    …あの人はわざわざこの展開に誘導したんだろうな。

    23 :

    いいね

    24 = 1 :

    あの後行き場を失った雪ノ下がしたお願いは、荷物と一緒に自分を送ってくれという旨のもの。

    もちろん雪ノ下さんが仕組んだ事と気づいた以上あそこでそのお願いを断る選択肢は俺にはない

    断ったらもっと悪い展開に持ち込まれたに違いない

    八幡「…雪ノ下」

    雪乃「…なにかしら」

    八幡「…どこでもいいから俺に掴まってくれ。お前のバランス感覚が規格外だろうが不安でしかたない」

    雪乃「…わかったわ」キュッ

    そういって雪ノ下は俺のブレザーの裾をつまむ。いつもならここで罵詈雑言のバーゲンセールになるところだが今回は雪ノ下も負い目があるようで素直に従った

    っていうか結局掴んでる感触しねぇよ。腕を前まで回して抱きついてくれれば確かな感触が…いや多分感じないわ。主に背中

    25 = 5 :

    私怨

    26 = 1 :

    雪乃「…なにか邪なことを考えているように感じるのだけれど」ゴゴゴ

    八幡「…気のせいだ」

    ホントなんでこの姉妹は人の思考を勝手に読むの?日本政府は早く読心ライセンスを発行して制限すべき。独身ライセンスは勘弁してあげてください

    雪乃「…そう」ギュッ

    ビクン

    八幡「…いきなり肩を掴むなよ」

    雪乃「…あなたが掴めと言ったんじゃない」ギュッ

    八幡「…」

    雪乃「…」

    八幡「…そろそろ着くぞ」

    雪乃「そうね・・・」

    27 = 1 :

    ポタ・・・ポタ・・・

    八幡「(雨…おい・・・まさかこれ)」

    雪乃「ッ!?」バッ スタッ

    ポタ・・・ザ―――――――――――!!!

    八幡「」ザー

    八幡「っなんだよこれ!バケツひっくり返したってレベルじゃねぇぞ!」ザー…

    八幡「(エロゲ展開きた!これで勝つる!このまま雪ノ下の家で一緒にお風呂ですね分かります!)」シーン

    八幡「…は?」

    八幡「(もうやんでる…のか?)」

    雪乃「…比企谷君、上を見てみなさい」タッタッタッ 

    八幡「は?」

    雪ノ下はいつの間にか後部座席から降りていてこちらにむかって走ってきている。…上?

    28 = 5 :

    八幡...

    29 = 1 :

    八幡「…なにしてんだあの人」

    いい笑顔で手を振ってる雪の下さんが雪ノ下のマンションの隣の建物の屋上にいた。…手にホースを持って

    そりゃバケツひっくり返したレベルじゃないなホースだもん。何?やっぱり消毒しに来たの?

    雪乃「…比企谷くん、お疲れ様、助かったわ。」

    雪乃「また明日会いましょう」ニコッ

    雪ノ下のマンションの前まで着いたことだし、雪ノ下がどこか急かすように別れを告げてくる

    八幡「おう、また明日な!」

    雪ノ下の言わんとすることを察した俺は普段の爽やかさを5倍にして別れの挨拶を交わす

    雪乃「…普段の爽やかさが-なのだから-5倍じゃないかしら」

    だからナチュラルに思考読むなよ。お前の意図組んでやってんのにそこそんなに言及したかったの?

    31 = 1 :

    そんなことより今はここから早く離れなければならない。

    帰りたいんだ…誰よりも速く…誰よりも速く…小町の元に駆けつけて!!文字通り―疾風のごとく!!

    陽乃「ごっめーん!比企谷くん、屋上の植物に水やってたら下から雪乃ちゃんの声が聞こえて気になっちゃってついウッカリ☆」テヘペロ

    何よりも自爆を得意とする俺が自爆技を披露する前にいつの間にか屋上から降りてきた雪ノ下さんにごめんなさいされた。

    あの必殺技ってドMいいんちょのスカートめくって以来使ってないよね。サンキュースパッツ!

    ていうかあんたんちじゃないのになんで水やってんの?

    八幡「…別にいいっすよ。」

    陽乃「やっさしーなー比企谷君は」

    陽乃「それに比べて駄目だよぉ雪乃ちゃん」

    陽乃「こんな寒い中送ってくれた子をずぶぬれのままかえそうだなんて」

    八幡「(あんたが言うな)」

    雪乃「…姉さんに言われたくないのだけれど」

    あまりの怒りに頬をヒクヒクさせていらっしゃる。

    32 = 13 :

    陽乃さん呼びがいいなあ

    33 :

    雪ノ下さんじゃなかったか?

    34 = 1 :

    …恐らく雪ノ下さんに踊らされていた事についてだろう

    陽乃「まぁそれはそうなんだけどね。でも比企谷くんこのまま帰っちゃうと風邪ひいちゃうかもしれないし」

    この人が地上に降りてくる前に俺が帰るべきだった。

    陽乃「雪乃ちゃん」

    陽乃「比企谷くんにシャワー貸してあげたら?」ニコッ

    これでチェック

    雪ノ下さんが俺をずぶ濡れにしたわけだし俺が都筑さんの運転する車で送ってもらう手もある。というかそうすべきだが

    雪ノ下さんが答えを待っている相手は雪ノ下であり、あの雪ノ下が少しの責任でも放棄するわけもない。ましてや姉相手に。

    つまり俺達にはチェックを防ぐ手がないわけで、これで

    雪乃「…はぁ」

    チェックメイトである。



    ―――――――――――――――――

    35 = 13 :

    >>33
    作中ではけっこう前から陽乃さんと呼んでいる

    36 = 1 :

    ガチャッ

    雪乃「いま拭くものを持ってくるから。少し玄関で待っていて頂戴」

    八幡「…お邪魔します」

    久しぶりの雪ノ下の家である。久しぶりと言っても文化祭の前に一度来ているからそうでもないのだが久しく感じるのはなんでだろうね

    雪ノ下の家にいるという事実がある事を思い出させた。

    元凶である小包を受け取った時、一緒に渡された手作り感あふれる小袋(注:袋。歌を歌わないものだけを指す)である

    金持ちも裁縫とかするのね。八幡ちょっと驚いちゃった。

    陽乃『あ、ついでにこれも渡しておくねー。比企谷君にはいつか渡そうと思ってたものだけど』

    陽乃『今開けちゃ駄目だよ。雪乃ちゃんちに行ったときにでも開けてね☆』

    貰った時は開けるタイミングもうねぇじゃんとか思ってた俺が馬鹿でした。いつか渡そうとか絶対ダウトじゃん

    絶対今日のために用意したよね

    今これを開けるべきじゃないのは誰にでもわかる

    だがこれを開けるべきであることは俺には分かる。だって後が怖いし

    37 = 1 :

    八幡「…」スッ

    というわけで開けて見た。

    八幡「…」スッ

    見なかったことにしよう

    年上の美人から貰ったブレゼントがピンク色のゴムとかそんなサプライズはいらない

    あとパッケージごとゴムに穴があいているのが見える。こんなに命中率を上げる防具はどこのRPGを探してもない

    なに?あの人自分の妹をどうしたいわけ?

    ていうかあの人がこれを渡したということは…

    雪乃「比企谷くん、このタオルを使って頂戴。体も冷えているでしょうからシャワーを使って」

    雪乃「制服は浴室の前においていて頂戴。洗濯して乾燥機にかけるから」

    雪乃「…下着は女の一人暮らしを隠すために外に干している男ものがあるのだけれど、それでいいかしら?」

    38 = 1 :

    雪ノ下はしっかりとした貞操観念を持っているようであのゴムが入り用になることはないだろう。心配ゴム無用である。

    ていうかあれはゴムの役割果たせないよね

    八幡「…ああ」

    いざ雪ノ下家、浴室へ…!



    ―――――――――――――――――――――


    カポーン

    やはり俺の青春は間違っている 第22話「カポーンって擬音は誰が考えたんだろう?スゲーよね」

    すげーよね。

    俺は今雪ノ下家の浴室の椅子に腰かけている

    その雪ノ下家の浴室はすごかった。

    ホテルにあるような浴室である。アメニティグッズも高級ホテルでも使われてるものだろう。何故分かるかというと文字が読めないから

    40 = 1 :

    文字が読めないくらい複雑なものは大体高級品であるというのは定説である

    何これ俺みたいな庶民が使ってもいいの?

    コンコン

    八幡「…おう」

    雪乃「ここに着替えを置いておくから。あとご家族には連絡したかしら?」

    八幡「…忘れてた。後で連絡するわ」

    雪乃「なるべく早い方がいいでしょう。ご家族も心配されるわ」

    あの家族に限ってそれはないだろう。どうせ夜中に腐った目をしていて補導でもされたと考えているだろう

    でもラブリーマイエンジェル小町には心配されたい。超されたい。八幡的にポイント高い。八万点くらい

    やべっちょっと息子が反応してきた。裸の状態で女子と会話しているというこの状況に興奮している自分の変態さが怖い。

    しかも愛する妹の事を考えてしまったのだ。これはちかたないね。

    41 :

    八幡の兄ちゃん、妹はハンザイだよ!ちかたなくないよ→

    42 :

    >>1は余裕でアンソロジーに入れるレベル

    43 = 1 :

    >>41
    千葉の兄妹だからいいんだよ

    44 = 3 :

    >>43
    はよかけ

    45 = 1 :

    雪乃「私から事情を説明しておきます。あなたの家の電話番号を教えて頂戴」

    浴室には明かりが灯っており、すりガラス一枚隔てた雪ノ下がいる洗面所に明かりはついていない。

    つまり軽く影絵ができる状態である。そして今比企谷八幡が横を向いている影絵は通常の人体側面影絵にでっぱりが一つ増えている状態である。

    これに気付いた俺は前かがみになるなどという愚行には走らない。雪ノ下レベルになるとそれだけで察してしまう可能性がある。

    ここで俺はあえて雪ノ下に堂々と向かい合って自分の家電の番号を伝えた。…なおも息子の成長は止まらない。裸で正面向いて会話してるんだもん

    雪乃「…わかったわ。連絡しておくわね」

    歩いて去ろうとする雪ノ下だが一つ気になる事を思い出し呼びとめる

    八幡「…雪ノ下」

    雪乃「なにかしら?」

    八幡「あの小包の中身、なんだった?」

    雪乃「…まだ開けていないわ。気になるけどあなたがいない時に開けるのもなんでしょう?」

    八幡「別に開けていいぞ。お前宛てなんだし俺を気にする必要はない」

    47 = 1 :

    雪乃「…そうね。じゃあ開けてみるわ」

    今度こそ雪ノ下は浴室の前から去る。ここで体の向きを戻すのは馬鹿かエロゲー主人公だ。次に雪ノ下が来るまでこの状態で待つのが正解である

    一度かたくなるをしたポケットモンスターの防御力は一戦終えるまでもとに戻らないものであり俺のポケモンも例外ではない。

    …ここで一戦一人相撲をしてもいいのだが背徳的すぎる。いや興奮するけど




    キャー――!!! キャンキャン!

    八幡「(っ!雪ノ下か!?)」

    一人の少女と何か動物の鳴き声がリビングの方から響いてくる。ってなんでanimal?what?

    あの雪ノ下が悲鳴を上げるのは異常すぎる。助けにいこうと立ち上がるが

    八幡「(早く行かねぇと…って無理だわ)」

    すでにたってたの忘れてた。おとなしく座る。

    50 = 1 :

    ダッダッダッ ガラッ

    雪ノ下「ひ、比企谷くん!」

    八幡「ちょっおまっ」

    浴室のドアが開かれる

    雪ノ下「!?ひ、比企谷くん!?」

    そして雪ノ下雪乃、裸比企谷八幡、向かい合って邂逅である。

    もちろん雪ノ下には俺の息子が見えているわけでして…

    キャー!ノシタさんのえっちー!などと被害者のセリフを叫ぼうとした瞬間

    タッタッタッ キャンキャン!

    雪ノ下の後ろに小さな影が見えた。

    雪乃「ひっ…こっ来ないで・・・!」

    雪ノ下が俺の背中に隠れようと浴室に足を踏み入れる。


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