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    元スレ幼女「おじちゃん、よわーい!」格闘家「なんだと!?」

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    51 = 45 :

    ばっしーん!!!!!!!

    幼女「えーん」


    こうして格闘家は逮捕された

    52 = 1 :

    シュッ! ヒュッ! シュッ!

    格闘家「ハァ……ハァ……くそっ!」

    幼女「あたらないね~、よわいよわい」

    格闘家(──しまった、夢中になりすぎた)チラッ

    格闘家(あそこに通行人がいるじゃんか! ヤバイ!)

    格闘家(ってあれ? 俺たちをチラッと見ただけで、どっかに行っちまったぞ)

    格闘家(通報しにいくって雰囲気でもない)

    格闘家(ああ……そうか)

    格闘家(俺は大人気なく、この女の子を本気でひっぱたこうとしてるのに)

    格闘家(通行人からすると──)

    格闘家(俺とこの女の子がじゃれ合ってるようにしか見えないってことか……)

    格闘家(助かったけど、ますます情けねえ……)

    53 :

    幼女とじゃれあって通報されないとかこの格闘家相当なイケメンと見た

    54 = 1 :

    ~ ジム ~

    コーチ「次の試合が決まった」

    コーチ「一ヶ月後、相手は──金髪だ」

    コーチ「金髪はバリバリのハードパンチャーだ。俺もオーナーも断ったんだが──」

    コーチ「向こうのジムの方が圧倒的にデカイし、断りきれなかった……」

    コーチ「戦績は9勝0敗7KO……お前と正反対だな」

    格闘家「…………」

    コーチ「本当はもう少し弱い相手とやらせたかったってのが本音だが」

    コーチ「この試合に負けたら……分かってんな」

    格闘家「はい、分かってます」

    55 = 1 :

    ~ 河原 ~

    幼女「ふうん、しあい?」

    格闘家「ああ、十中八九最後の試合になる」

    格闘家「この試合で負けたら、俺は引退だ」

    格闘家「でも、いいんだ。一応夢だったプロデビューはお情けでだけど叶ったし」

    格闘家「これ以上、家族を心配させたくないしね」

    幼女「かぞく?」

    格闘家「ああ、天国にいる家族さ」

    58 = 1 :

    格闘家「俺には家族がいたんだ。四人家族になるはずだった」

    格闘家「三人とも交通事故で亡くなっちゃったけどね」

    格闘家「そして、母さんの腹の中にいた、産まれる寸前だった俺だけが生き延びた……」

    格闘家「三人が必死に母さんの腹を守ってたおかげらしい」

    格闘家「だから俺、死んだ三人のためにも強くなりたくて──」

    格闘家「格闘家を目指したんだけど……このザマさ」

    幼女「ふぅ~ん」

    59 = 4 :

    ぶわっ!

    60 = 1 :

    幼女「だったら、なおさらよわくちゃだめじゃん!」

    幼女「せめて、あたしをなぐれるようにならなきゃ!」

    幼女「ほらほら、よわいよわぁ~い」

    格闘家「よぉーし、今日こそひっぱたいてみせる!」

    格闘家「いくぞ!」

    幼女「ぜったい、むりむり~! おじちゃん、よわいんだもぉ~ん!」トテテッ

    61 :

    なかなか

    62 :

    落ちが読めた

    63 = 1 :

    ~ ジム ~

    格闘家「うおおおおっ!」

    バスッ! バスッ! バスッ! バスッ!

    友人「気合入ってんな。サンドバッグに同情するぜ」

    格闘家「最後の試合になるかもしれないし、悔いは残したくないからな……」

    友人「金髪ってたしか、すげーチャラチャラしてる、いけ好かない奴だろ?」

    友人「絶対ブチのめせよ!」

    格闘家「ああ、分かってる!」

    格闘家(せめて一発くらい……パンチを当ててみせる)

    64 = 61 :

    ビスケみたいな幼女か

    65 = 1 :

    ~ 河原 ~

    幼女「よわい、よわい、よわぁ~い!」トテテッ

    格闘家「待てっ!」タタタッ

    格闘家(10歳にも満たないだろう女の子を追い回す、20代プロ格闘家……)

    格闘家(こんなに犯罪的なシチュエーションも、なかなかないよな)

    格闘家(でも、この子と遊んでると、なぁ~んか)

    格闘家(張りつめた気持ちがいい感じに、ほぐれるんだよな……)

    格闘家(もしかして俺って、隠れロリコンだったのかな……)

    67 :

    おせえよ
    早くしろ遅筆

    68 :

    眠いんだから早くねーちゃんのおかげで勝て

    69 = 1 :

    ~ 自宅 ~

    格闘家(いよいよ明日は試合か……)

    格闘家(意外と気分は落ちついてるけど、体を動かしたい気分だ……)ウズウズ…

    格闘家「シッ! シュシュッ!」シュシュシュッ

    グラグラ……

    パサッ……

    格闘家「──ん?」

    格闘家(これは……アルバムだ)

    70 :

    これは幼女が死んでいる幽霊フラグ

    71 :

    あくしろ

    72 = 1 :

    格闘家(そういや俺、死んだ家族の写真って、ほとんど見たことないんだよな……)

    格闘家(なんか辛くなっちゃいそうで……避けてた)

    格闘家(今まで避けてた家族の写真を見ることが、少しは自信につながるかもしれない)

    格闘家(……見てみるか)ペラッ…

    格闘家(これが父さんか。俺をちょっとヒョロくしたって感じだな)

    格闘家(母さんは……優しそうな顔してるな。俺を産んでくれて、ありがとう)

    格闘家(このちっこいのが、姉さん──)

    格闘家「!?」

    73 = 50 :

    幼女は姉ちゃんの霊

    74 = 37 :

    いやまさかそんなベタな展開のはずない

    75 = 44 :

    >>73
    そんなオカルトありえません

    76 = 67 :

    おいお前らネタバレすんなよ
    いくら>>1のSSが低能だからって

    77 :

    お前ら冷めすぎワロタ

    78 :

    想像はついてた

    79 = 42 :

    まさかのゴーストタイプであってたか

    80 :

    ぅゎょぅι゙ょっょぃ

    81 :

    そらパンチあたりませんわ

    82 = 1 :

    ~ 河原 ~

    幼女「やっほ~! よわいおじちゃん、きたきた! いよいよしあいだね!」

    格闘家「…………」

    幼女「どしたの? そんなこわいかおしてさ」

    格闘家「あのさ──」

    格闘家「俺、君の正体が分かっちゃったかもしれない」

    幼女「!」

    格闘家「君は──俺の姉さん……なんだろう?」

    83 :

    気にすんな。進めたまえ。

    84 :

    まだ生まれ変わりっていう線が残ってる

    85 = 70 :

    幼女「ようわぁったのぉ、それでこそわしが見込んだ男じゃ・・・」

    86 = 37 :

    な、なんだってー!!!

    87 = 50 :

    打撃が当たるはずのない霊を相手にトレーニングを積んだ格闘家のパンチは人間相手には面白いように当たった
    格闘家(姉ちゃん…ありがとう)

    おわり

    88 = 1 :

    幼女「……あ~あ、ばれちゃったか」

    幼女「あたしがここにいられるのは、ちょうどきょうまでだし」

    幼女「はずかしいから、このままだまったままかえろうっておもったのに」

    格闘家(今日まで……)

    格闘家「姉さん。君……いやアンタは弱い俺が心配になって来てくれたんだろう?」

    格闘家「アンタみたいな女の子を本気で追い回して、俺が通報すらされないのは」

    格闘家「多分……アンタは俺にしか見えないからだ」

    格闘家「俺がアンタみたいな女の子に、本気で腹を立てることができたのは──」

    格闘家「本能的に……俺はアンタが姉さんだって気づいてたからだろう」

    幼女「う~ん、なかなかだけど、70てんってとこかな」

    89 :

    見てるぞ

    90 = 1 :

    幼女「まずね、あたしがここにきたのはね」

    幼女「あんたと、きょーだいゲンカってのを、ちょっとやってみたかっただけ」

    幼女「パパとママはあんたをうんで、じょーぶつしちゃったけど」

    幼女「あたしだけは、みれんがあったのよね」

    幼女「べつに、あんたのしんぱいなんかしてないわ」

    格闘家「…………」

    幼女「それとね、もうひとつ」

    幼女「あんたは、よわくなんかないよ」

    格闘家「!」

    91 :

    いいとおもう

    92 :

    ツンデレ幼女

    93 = 1 :

    幼女「あんたがあたしをなぐれなかったのはね」

    幼女「あたしがよけてたってより、むしろあんたがよけてたのよ」

    格闘家「俺が……避けてた!?」

    幼女「そ」

    幼女「あんた、どうもほんきになると、ひとをなぐれないみたいね」

    格闘家(そうか……そういうことだったのか)

    格闘家(俺は本気を出すって場面になると、相手を殴れない……)

    格闘家(俺のパンチの方から、無意識に相手を避けちまう……)

    格闘家(友人相手なら、友人は強いし、あくまで本気じゃないスパーリングだから)

    格闘家(普通に戦うことができたんだ……)

    94 = 83 :

    おお

    95 = 92 :

    チキンって格闘家として致命傷やん

    96 = 1 :

    幼女「だからさ」

    幼女「さいごに、あたしをおもいっきりブンなぐってごらん!」

    格闘家「ブン殴れっていわれても……」

    幼女「だいじょーぶ! あたし、もうしんでるしさ」

    幼女「おんなのこ、しかもねーさんをなぐれるようになれば」

    幼女「だれだって、なぐれるようになるはずよ!」

    格闘家「…………」ゴクッ…

    格闘家「わ、分かった!」ザッ

    97 = 42 :

    まさかのロリリョナという誰得ジャンルに挑戦したssだったか

    98 = 1 :

    格闘家「いくぞ……姉さん!」

    幼女「どんときなさい!」

    格闘家(本気で女の子を、しかも実の姉を、格闘家である俺が、ブン殴るッ!)

    格闘家「うわぁぁぁっ!」

    ブオンッ!

    格闘家(すり抜けた……)

    幼女「いいパンチだったよ」

    幼女「やっぱ、あんたつよいよ!」

    格闘家「俺が、強い……?」

    格闘家「……ありがとう、姉さん」

    99 = 67 :

    >格闘家「うわぁぁぁっ!」

    こういう奴一番腹立つな
    嫌ならやるなよと

    100 = 14 :

    いいね


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