私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレコナン「米花町消滅事件!」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★★
レスフィルター : (試験中)
<阿笠邸>
博士の作ったゲームで遊ぶ少年探偵団。
元太「ちぇ~、また光彦の勝ちかよ!」
歩美「これで元太君、三連敗だよ! もっと頑張らなきゃ!」
光彦「元太君の戦略は甘すぎるんですよ」
ワイワイ……
コナン「やれやれ、ガキ共はゲームに夢中、か」
灰原「あら、あなたも混ざってきたら? 混ざりたいって顔してるわよ」
コナン「バカいうんじゃねーよ、灰原……」
ピピピピピ……!
コナン「な、なんだこの音は!?」
博士の作ったゲームで遊ぶ少年探偵団。
元太「ちぇ~、また光彦の勝ちかよ!」
歩美「これで元太君、三連敗だよ! もっと頑張らなきゃ!」
光彦「元太君の戦略は甘すぎるんですよ」
ワイワイ……
コナン「やれやれ、ガキ共はゲームに夢中、か」
灰原「あら、あなたも混ざってきたら? 混ざりたいって顔してるわよ」
コナン「バカいうんじゃねーよ、灰原……」
ピピピピピ……!
コナン「な、なんだこの音は!?」
ピピピピピ……!
阿笠「い、いかん!」
コナン「どうしたんだ、博士!?」
阿笠「これはワシが開発した、核ミサイルレーダーの警報音じゃ!」
コナン「核ミサイルだと!?」
阿笠「うむ、おそらくもう十数秒でこの米花町に核ミサイルが着弾する!」
阿笠「この家の地下室は核シェルターになっておる!」
阿笠「みんな、急いで避難するんじゃ!」
コナン「十数秒だと!? ──くそっ!」
阿笠「い、いかん!」
コナン「どうしたんだ、博士!?」
阿笠「これはワシが開発した、核ミサイルレーダーの警報音じゃ!」
コナン「核ミサイルだと!?」
阿笠「うむ、おそらくもう十数秒でこの米花町に核ミサイルが着弾する!」
阿笠「この家の地下室は核シェルターになっておる!」
阿笠「みんな、急いで避難するんじゃ!」
コナン「十数秒だと!? ──くそっ!」
コナン「歩美! 元太! 光彦!」
コナン「今すぐゲームやめて、地下室に行くんだ! 急げ!」
歩美「どうしたの、コナン君?」
元太「コナン、これ対戦途中でポーズやセーブをできねえんだよ」
光彦「急にいわれましても──」
コナン「バーロ! ゲームで命を捨てる気か!」
灰原「早くしなさい!」
歩美&元太&光彦「は、はいっ!」
コナン「今すぐゲームやめて、地下室に行くんだ! 急げ!」
歩美「どうしたの、コナン君?」
元太「コナン、これ対戦途中でポーズやセーブをできねえんだよ」
光彦「急にいわれましても──」
コナン「バーロ! ゲームで命を捨てる気か!」
灰原「早くしなさい!」
歩美&元太&光彦「は、はいっ!」
>>10
丁度じゃねーか
丁度じゃねーか
一瞬の出来事であった。
激しい閃光、吹き荒れる爆風、立ち上るキノコ雲──
たった一発のミサイルが、ある小さな町の全てを奪い去った。
この日、米花町は消滅した。
激しい閃光、吹き荒れる爆風、立ち上るキノコ雲──
たった一発のミサイルが、ある小さな町の全てを奪い去った。
この日、米花町は消滅した。
>>16ワロタ
<米花町跡地>
博士特製の生命維持マスクをつけて、地表に出たコナンたち。
元太「なんだこりゃあ……」
光彦「町が……家もビルも人も、みんななくなっちゃってます!」
歩美「これは……どういうことなの?」
歩美「ねえコナン君、哀ちゃん、これどういうことなの!?」
コナン「…………」
灰原「…………」
コナン(こんなもん……どう説明すりゃいいってんだ……!)
博士特製の生命維持マスクをつけて、地表に出たコナンたち。
元太「なんだこりゃあ……」
光彦「町が……家もビルも人も、みんななくなっちゃってます!」
歩美「これは……どういうことなの?」
歩美「ねえコナン君、哀ちゃん、これどういうことなの!?」
コナン「…………」
灰原「…………」
コナン(こんなもん……どう説明すりゃいいってんだ……!)
コナン(爆発の余波で、普通の携帯電話は通じもしねえ!)
コナン(この瓦礫の中、子供を連れて情報が手に入る場所まで歩くのも難しい……)
コナン(やっぱ博士の発明品で、情報を得るしかねーな)
コナン(いったいこの町になにがあったのか……)
コナン「博士! テレビやラジオの情報は受信できそうか!?」
阿笠「ああ、今やっとるよ。ワシの電波受信装置でな」
コナン「なんとかなりそうか?」
阿笠「うむ……もうすぐ電波を拾えそうじゃ」
コナン(この瓦礫の中、子供を連れて情報が手に入る場所まで歩くのも難しい……)
コナン(やっぱ博士の発明品で、情報を得るしかねーな)
コナン(いったいこの町になにがあったのか……)
コナン「博士! テレビやラジオの情報は受信できそうか!?」
阿笠「ああ、今やっとるよ。ワシの電波受信装置でな」
コナン「なんとかなりそうか?」
阿笠「うむ……もうすぐ電波を拾えそうじゃ」
まもなく、阿笠博士の装置はあるニュース番組を受信することに成功した。
ニュース『ガガ……ガ、ガ……』
ニュース『米花町消滅事件についての続報です』
阿笠「おお、声が聞こえるわい!」
灰原「どこかの局のテレビかラジオ番組をキャッチできたようね」
コナン「さすが博士!」
ニュース『政府は今回の核ミサイル飛来の要因は──』
ニュース『アメリカ合衆国のミサイル基地の誤射によるもの、と断定いたしました』
コナン「ア、アメリカだと……!?」
ニュース『ガガ……ガ、ガ……』
ニュース『米花町消滅事件についての続報です』
阿笠「おお、声が聞こえるわい!」
灰原「どこかの局のテレビかラジオ番組をキャッチできたようね」
コナン「さすが博士!」
ニュース『政府は今回の核ミサイル飛来の要因は──』
ニュース『アメリカ合衆国のミサイル基地の誤射によるもの、と断定いたしました』
コナン「ア、アメリカだと……!?」
ニュース『今回の事件について、総理のコメントです』
ニュース『“えぇ~、このたびアメリカの核ミサイルによって”』
ニュース『“我が国の町が一つなくなってしまった”』
ニュース『“これはまことに遺憾であります”』
ニュース『“しかしながら、このたびのミサイル発射はあくまで誤射であるため”』
ニュース『“我が国としても慎重に協議し、平和的な解決を──”』
コナン「バーロ、町が一つ消し飛んだんだぞ! なに考えてんだ!」
コナン「一刻も早く、誤射した犯人を見つけるのが先決だろうが!」
ニュース『“えぇ~、このたびアメリカの核ミサイルによって”』
ニュース『“我が国の町が一つなくなってしまった”』
ニュース『“これはまことに遺憾であります”』
ニュース『“しかしながら、このたびのミサイル発射はあくまで誤射であるため”』
ニュース『“我が国としても慎重に協議し、平和的な解決を──”』
コナン「バーロ、町が一つ消し飛んだんだぞ! なに考えてんだ!」
コナン「一刻も早く、誤射した犯人を見つけるのが先決だろうが!」
灰原「どうやらこの国のお偉いさんは、この事件をなあなあで済ますつもりのようね」
阿笠「町が一つ消滅しとるのにのう……。なんということじゃ」
コナン「くそっ……こうなったら俺が渡米して、犯人を見つけるしかねえか」
阿笠「じゃが、どうやってアメリカまで行くんじゃ?」
阿笠「なんとか空港まで行ったとしても」
阿笠「こんな状況ではアメリカに便が出とるかどうかも怪しいぞ」
コナン「……作るんだよ」
灰原「工藤君、まさか──」
コナン「そう、俺が飛行機を作るんだ!」
阿笠「町が一つ消滅しとるのにのう……。なんということじゃ」
コナン「くそっ……こうなったら俺が渡米して、犯人を見つけるしかねえか」
阿笠「じゃが、どうやってアメリカまで行くんじゃ?」
阿笠「なんとか空港まで行ったとしても」
阿笠「こんな状況ではアメリカに便が出とるかどうかも怪しいぞ」
コナン「……作るんだよ」
灰原「工藤君、まさか──」
コナン「そう、俺が飛行機を作るんだ!」
阿笠「じゃが、飛行機なんてどうやって作るんじゃ!?」
コナン「昔、ハワイで親父に飛行機の作り方を教えてもらったことがある」
コナン「今や米花町は瓦礫の山だ。材料はいっぱいあるしな……」
コナン「絶対に犯人を捕まえて──」
コナン「蘭やおっちゃん……町のみんなの仇を取らなきゃならねえ!」
灰原「そうね、このままやられっ放しじゃシャクだものね」
灰原「私も協力するわ」
阿笠「もちろんワシもじゃ!」
コナン「ありがとう、博士、灰原……」
コナン「昔、ハワイで親父に飛行機の作り方を教えてもらったことがある」
コナン「今や米花町は瓦礫の山だ。材料はいっぱいあるしな……」
コナン「絶対に犯人を捕まえて──」
コナン「蘭やおっちゃん……町のみんなの仇を取らなきゃならねえ!」
灰原「そうね、このままやられっ放しじゃシャクだものね」
灰原「私も協力するわ」
阿笠「もちろんワシもじゃ!」
コナン「ありがとう、博士、灰原……」
元太「アメリカに行くんだろ!? 俺にも協力させろよ!」
元太「俺だって父ちゃんや母ちゃんの仇を討ちたいしよ!」
光彦「ボクもです!」
光彦「弱腰の政府なんかに任せておけませんよ!」
歩美「歩美も!」
歩美「わたしだって、犯人やっつけたいもん!」
コナン「しゃーねーな……」
コナン「分かった! それじゃ俺がいうとおりに材料を集めてくれ!」
オーッ!
元太「俺だって父ちゃんや母ちゃんの仇を討ちたいしよ!」
光彦「ボクもです!」
光彦「弱腰の政府なんかに任せておけませんよ!」
歩美「歩美も!」
歩美「わたしだって、犯人やっつけたいもん!」
コナン「しゃーねーな……」
コナン「分かった! それじゃ俺がいうとおりに材料を集めてくれ!」
オーッ!
元太「骨組みに使う鉄パイプや木材を持ってきたぜ!」ドサッ
コナン「サンキュー、元太!」
光彦「プロペラと似た形をした瓦礫を運んできました!」ドサッ
コナン「お、これなら使えそうだ! でかした光彦!」
歩美「翼に使えそうな布を拾ってきたよ!」ドサッ
コナン「歩美ちゃん、ありがとう!」
灰原「ガソリンもこのとおり集めたし……」チャポン…
灰原「博士が作るエンジンもなんとかなりそうね」
阿笠「任せておけ~い」トンテンカン
コナン「よし、俺はさっそく設計して組み立てを始めるとすっか!」
コナン「サンキュー、元太!」
光彦「プロペラと似た形をした瓦礫を運んできました!」ドサッ
コナン「お、これなら使えそうだ! でかした光彦!」
歩美「翼に使えそうな布を拾ってきたよ!」ドサッ
コナン「歩美ちゃん、ありがとう!」
灰原「ガソリンもこのとおり集めたし……」チャポン…
灰原「博士が作るエンジンもなんとかなりそうね」
阿笠「任せておけ~い」トンテンカン
コナン「よし、俺はさっそく設計して組み立てを始めるとすっか!」
一週間後──
歩美&元太&光彦「できたぁ~!」
灰原「瓦礫が材料にしては、立派な飛行機ができたわね」
阿笠「そうじゃのう。これも新一君の指示のおかげじゃわい」
コナン「そうじゃねーよ……。みんなが協力してくれたからこそできたんだ」
コナン「ところで博士」
コナン「米花町を消し飛ばしたミサイルを発射した、基地の場所は分かるか?」
阿笠「それなら大丈夫じゃ! ニュースでやっておったからのう」
コナン「よし……みんな行くぜ、アメリカへ!」
オーッ!
飛行機に乗り込む六人。操縦するのはもちろんコナンである。
歩美&元太&光彦「できたぁ~!」
灰原「瓦礫が材料にしては、立派な飛行機ができたわね」
阿笠「そうじゃのう。これも新一君の指示のおかげじゃわい」
コナン「そうじゃねーよ……。みんなが協力してくれたからこそできたんだ」
コナン「ところで博士」
コナン「米花町を消し飛ばしたミサイルを発射した、基地の場所は分かるか?」
阿笠「それなら大丈夫じゃ! ニュースでやっておったからのう」
コナン「よし……みんな行くぜ、アメリカへ!」
オーッ!
飛行機に乗り込む六人。操縦するのはもちろんコナンである。
ブオオオオ……!
歩美「わぁ~飛んだぁ~!」
元太「すっげー! すっげー!」
光彦「感激です!」
コナン「遊びに行くんじゃねーんだぞ、オメーら」
コナン「ところで灰原、この速度だと到着はどのぐらいだ?」
灰原「そうね、丸一日はかかるわね」
阿笠「地下室に食糧を貯蔵しておいてよかったわい」
歩美「わぁ~飛んだぁ~!」
元太「すっげー! すっげー!」
光彦「感激です!」
コナン「遊びに行くんじゃねーんだぞ、オメーら」
コナン「ところで灰原、この速度だと到着はどのぐらいだ?」
灰原「そうね、丸一日はかかるわね」
阿笠「地下室に食糧を貯蔵しておいてよかったわい」
ブオオオオ……!
コナン(蘭……)
コナン(おっちゃん、園子……みんな!)
コナン(絶対犯人を捕まえてみせるからな……!)
歩美「あ、クジラさんだ!」
元太「どこだよ、どこ!」
光彦「あれはマッコウクジラっていうんですよ」
コナン「やれやれ……もっと緊張しろっての」
灰原「しょうがないわよ、まだ子供なんだもの」
阿笠「君らも今は子供じゃがのう」ニヤッ
コナン(蘭……)
コナン(おっちゃん、園子……みんな!)
コナン(絶対犯人を捕まえてみせるからな……!)
歩美「あ、クジラさんだ!」
元太「どこだよ、どこ!」
光彦「あれはマッコウクジラっていうんですよ」
コナン「やれやれ……もっと緊張しろっての」
灰原「しょうがないわよ、まだ子供なんだもの」
阿笠「君らも今は子供じゃがのう」ニヤッ
ブオオオオ……!
元太「う~ん……うな重……」ムニャムニャ…
光彦「寝ぼけて、ボクにかじりつかないで下さいよ、元太君!」
歩美「元太君ったら、寝てても食いしん坊なんだから!」
コナン「歩美ちゃん、光彦、オメーらも寝といた方がいいぞ」
コナン「まだ当分は空の上なんだ」
灰原「空の旅っていうのも、数時間もすると飽きてくるわね……」
阿笠「なにしろ、景色が上も下もずっと同じじゃからのう」
元太「う~ん……うな重……」ムニャムニャ…
光彦「寝ぼけて、ボクにかじりつかないで下さいよ、元太君!」
歩美「元太君ったら、寝てても食いしん坊なんだから!」
コナン「歩美ちゃん、光彦、オメーらも寝といた方がいいぞ」
コナン「まだ当分は空の上なんだ」
灰原「空の旅っていうのも、数時間もすると飽きてくるわね……」
阿笠「なにしろ、景色が上も下もずっと同じじゃからのう」
丸一日後、コナンたちはようやくミサイル基地にたどり着いた。
<ミサイル基地>
米兵A「なんだ、お前たちは?」
コナン「俺たちは日本の米花町の生き残りだ!」
コナン「ここに米花町に核ミサイルを誤射した犯人がいるはずだ」
コナン「通してくれ!」
米兵A「部外者を通せるわけがないだろう」
米兵B「さっさと帰りな、カミカゼボーイ」
米兵C「HAHAHA!」
コナン(くそっ、やっぱりすんなり通しちゃくれねーか……)
コナン(かといって兵士相手に戦うわけにもいかねえ! どうすれば──)
<ミサイル基地>
米兵A「なんだ、お前たちは?」
コナン「俺たちは日本の米花町の生き残りだ!」
コナン「ここに米花町に核ミサイルを誤射した犯人がいるはずだ」
コナン「通してくれ!」
米兵A「部外者を通せるわけがないだろう」
米兵B「さっさと帰りな、カミカゼボーイ」
米兵C「HAHAHA!」
コナン(くそっ、やっぱりすんなり通しちゃくれねーか……)
コナン(かといって兵士相手に戦うわけにもいかねえ! どうすれば──)
レイ「この六人を、通してあげなさい」ザッ…
米兵A「司令官!?」
米兵B「しかし、このボーイたちは日本人です!」
米兵C「HAHAHA!」
レイ「通すんだ」ギロッ
米兵A「わ、分かりました……」
コナン「ア、アンタは……レイ!」
レイ「久しぶりだねー、ボーイ! あの大阪での夜以来ね!」
< レイ・カーティス 米軍司令官 (37) >
【レイ・カーティス】
かつて“欧州の鉄の砦”と恐れられた、名ゴールキーパー。
工藤新一(江戸川コナン)が大好きだったサッカー選手である。
米兵A「司令官!?」
米兵B「しかし、このボーイたちは日本人です!」
米兵C「HAHAHA!」
レイ「通すんだ」ギロッ
米兵A「わ、分かりました……」
コナン「ア、アンタは……レイ!」
レイ「久しぶりだねー、ボーイ! あの大阪での夜以来ね!」
< レイ・カーティス 米軍司令官 (37) >
【レイ・カーティス】
かつて“欧州の鉄の砦”と恐れられた、名ゴールキーパー。
工藤新一(江戸川コナン)が大好きだったサッカー選手である。
コナン「レイ、アンタは自首して逮捕されたはずじゃ──」
レイ「犯した罪から逃れようとした私を、ボーイが名推理で止めてくれた後──」
レイ「私は執行猶予の判決を受けたよ……」
レイ「その後、私は米軍からスカウトを受けて司令官にしてもらったね!」
コナン「そうだったのか……!」
レイ「私も、今回のミサイル誤射事件、解決したいと思ってましたー!」
レイ「ボーイ、どうかあの時の恩を返させて欲しいね!」
コナン「ありがとう……レイ!」
レイ「さっそく、ミサイルのボタンを管理している容疑者三人に会わせまーす!」
レイ「犯した罪から逃れようとした私を、ボーイが名推理で止めてくれた後──」
レイ「私は執行猶予の判決を受けたよ……」
レイ「その後、私は米軍からスカウトを受けて司令官にしてもらったね!」
コナン「そうだったのか……!」
レイ「私も、今回のミサイル誤射事件、解決したいと思ってましたー!」
レイ「ボーイ、どうかあの時の恩を返させて欲しいね!」
コナン「ありがとう……レイ!」
レイ「さっそく、ミサイルのボタンを管理している容疑者三人に会わせまーす!」
<核ミサイルスイッチ管理室>
レイ「この部屋で、核ミサイルスイッチは管理されてまーす!」
レイ「核スイッチはあれね!」スッ
コナン(火災報知機の非常ベルみたく、壁に取り付けてあんのか……)
コナン「レイ、あそこに立ってる三人は?」
レイ「彼ら三人がこの基地で、核ミサイルのスイッチを管理しているね!」
レイ「事件当日のミサイル発射時刻は、三人ともこの部屋にいたようでーす!」
コナン(つまり三人とも核ミサイル発射スイッチを押せたってことか……)
コナン(よし、さっそく容疑者たちと話してみるか!)
レイ「この部屋で、核ミサイルスイッチは管理されてまーす!」
レイ「核スイッチはあれね!」スッ
コナン(火災報知機の非常ベルみたく、壁に取り付けてあんのか……)
コナン「レイ、あそこに立ってる三人は?」
レイ「彼ら三人がこの基地で、核ミサイルのスイッチを管理しているね!」
レイ「事件当日のミサイル発射時刻は、三人ともこの部屋にいたようでーす!」
コナン(つまり三人とも核ミサイル発射スイッチを押せたってことか……)
コナン(よし、さっそく容疑者たちと話してみるか!)
~ 容疑者 ~
スミス「司令官、俺は核ミサイルのボタンなんざ押しちゃいませんよ!」
< ケアレ・スミス (31) 核ミサイルスイッチ管理人 >
ボタン「ワシが犯人のはずがなかろう!」
< ポチットナー・ボタン (47) 核ミサイルスイッチ管理人 >
ダッシュ「断じてボクではありません!」
< ピンポン・ダッシュ (24) 核ミサイルスイッチ管理人 >
スミス「司令官、俺は核ミサイルのボタンなんざ押しちゃいませんよ!」
< ケアレ・スミス (31) 核ミサイルスイッチ管理人 >
ボタン「ワシが犯人のはずがなかろう!」
< ポチットナー・ボタン (47) 核ミサイルスイッチ管理人 >
ダッシュ「断じてボクではありません!」
< ピンポン・ダッシュ (24) 核ミサイルスイッチ管理人 >
>>44
全員怪しすぎるじゃないかwww
全員怪しすぎるじゃないかwww
灰原「ケアレスミスに、ポチッとな、ピンポンダッシュ……」
灰原「みんな、誤ってスイッチの一つや二つ、押しそうな名前をしてるわね」
阿笠「そうじゃのォ」
元太「この中に、俺たちの町をメチャクチャにした犯人がいるってことか……」
光彦「ボクらの手で、絶対犯人を見つけ出しましょう!」
歩美「うん、そうだね!」
コナン「じゃあさっそく聞かせてくれ……」
コナン「ミサイル発射時刻、ずばりアンタたちが何をしていたか?」
コナン「まずはスミスさん、アンタからだ」
灰原「みんな、誤ってスイッチの一つや二つ、押しそうな名前をしてるわね」
阿笠「そうじゃのォ」
元太「この中に、俺たちの町をメチャクチャにした犯人がいるってことか……」
光彦「ボクらの手で、絶対犯人を見つけ出しましょう!」
歩美「うん、そうだね!」
コナン「じゃあさっそく聞かせてくれ……」
コナン「ミサイル発射時刻、ずばりアンタたちが何をしていたか?」
コナン「まずはスミスさん、アンタからだ」
スミス「俺は──その時刻、実はこの部屋で寝てたんだ……」
スミス「ついウトウトしちまってさ……」
スミス「だからスイッチなんか押しちゃいねえし」
スミス「誰が押したかも見てないんだ!」
阿笠「寝てたじゃと?」
灰原「ずいぶんと都合がいい話だけど、嘘をついてるようにも見えないわね……」
コナン「分かった……。じゃあ次はボタンさん、答えてくれ」
スミス「ついウトウトしちまってさ……」
スミス「だからスイッチなんか押しちゃいねえし」
スミス「誰が押したかも見てないんだ!」
阿笠「寝てたじゃと?」
灰原「ずいぶんと都合がいい話だけど、嘘をついてるようにも見えないわね……」
コナン「分かった……。じゃあ次はボタンさん、答えてくれ」
ボタン「ワシも……実は眠っておった」
ボタン「この部屋で酒を飲んで……つい、な」
ボタン「だから発射時刻にこの部屋で何があったかは、なにも知らんのだよ」
コナン「……ダッシュさんは?」
ダッシュ「すみません、ボクもうっかりして眠っていました!」
ダッシュ「起きた時にはすでに、この基地からミサイルが発射されてて……」
ダッシュ「もう手遅れで……」
元太「なんだよ、全員この部屋で寝てたってのかよ!」
光彦「証言に嘘がない限り、三人とも犯行は不可能だったというわけですね」
歩美「つまり、どこかにいる四人目が犯人ってことなの?」
コナン「…………」
ボタン「この部屋で酒を飲んで……つい、な」
ボタン「だから発射時刻にこの部屋で何があったかは、なにも知らんのだよ」
コナン「……ダッシュさんは?」
ダッシュ「すみません、ボクもうっかりして眠っていました!」
ダッシュ「起きた時にはすでに、この基地からミサイルが発射されてて……」
ダッシュ「もう手遅れで……」
元太「なんだよ、全員この部屋で寝てたってのかよ!」
光彦「証言に嘘がない限り、三人とも犯行は不可能だったというわけですね」
歩美「つまり、どこかにいる四人目が犯人ってことなの?」
コナン「…………」
コナン(ウソをついてるようには見えねえ)
コナン(事件当日、全員核スイッチのあるこの部屋で眠っていた……)
コナン(やっぱり、歩美ちゃんのいうとおり)
コナン(三人が寝てるスキにこの部屋に忍び込んだ“真犯人”がいるってことなのか?)
コナン(だが、この部屋自体は警備が厳重で、外から入るのは難しい……)
コナン(う~ん……だけど眠ってたらスイッチを押すなんてできるわけ──)
コナン「!」ハッ
元太『う~ん……うな重……』ムニャムニャ…
光彦『寝ぼけて、ボクにかじりつかないで下さいよ、元太君!』
歩美『元太君ったら、寝てても食いしん坊なんだから!』
コナン(事件当日、全員核スイッチのあるこの部屋で眠っていた……)
コナン(やっぱり、歩美ちゃんのいうとおり)
コナン(三人が寝てるスキにこの部屋に忍び込んだ“真犯人”がいるってことなのか?)
コナン(だが、この部屋自体は警備が厳重で、外から入るのは難しい……)
コナン(う~ん……だけど眠ってたらスイッチを押すなんてできるわけ──)
コナン「!」ハッ
元太『う~ん……うな重……』ムニャムニャ…
光彦『寝ぼけて、ボクにかじりつかないで下さいよ、元太君!』
歩美『元太君ったら、寝てても食いしん坊なんだから!』
類似してるかもしれないスレッド
- コナン「桜高軽音部殺人事件」 (341) - [45%] - 2011/2/13 10:00 ★
- コナン「真実はいつも安価!」 (337) - [45%] - 2012/8/26 22:00 ☆
- キョン「空白の才……?」 (677) - [43%] - 2009/2/13 2:16 ★★
- コナン「キラだと・・!?」 (122) - [43%] - 2013/9/24 17:30 ☆
- エレン「訓練兵日誌?」 (192) - [41%] - 2013/5/18 12:30 ★
- キョン「俺の歌を聴け!」 (631) - [41%] - 2010/4/7 0:46 ★★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について