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夕方
バタン バタバタバタ
母 「たかし! あんたバイト決まったって…!」
ニート「言われたとおり2週間以内にアルバイト見つけたお。これで出ていかなくていいおね?」
母 「…………」
ニート「どっどうしたんだお!?」
母 「うっ……ううっ……」
ニート「!!!?? なななななんで泣いてるんだお!!」
母 「あのクズが…アルバイトの面接に、自分で行って、受かって…これから働くだなんて…」
ニート「母ちゃん…」
バタン バタバタバタ
母 「たかし! あんたバイト決まったって…!」
ニート「言われたとおり2週間以内にアルバイト見つけたお。これで出ていかなくていいおね?」
母 「…………」
ニート「どっどうしたんだお!?」
母 「うっ……ううっ……」
ニート「!!!?? なななななんで泣いてるんだお!!」
母 「あのクズが…アルバイトの面接に、自分で行って、受かって…これから働くだなんて…」
ニート「母ちゃん…」
母 「よかった…よかったよぉ……。お母さん、心配してたんだよ、これでも」
ニート「…………」
母 「あんたが高校を辞めて、外に出なくなって…昔から人付き合いは苦手な子だったけどさ…」
母 「よかった、よかった。本当によかった」
ニート「…………」
母 「頑張ってね、頑張ってねぇ、たかしぃ」ボロボロ
ニート「お、お!」
母 「あ、小豆と鳥モモ買ってきたんだよ。お赤飯と、あんたの好きなから揚げ、作るからね。ちょっと待っててね」
ニート「お!」
ニート「…………」
母 「あんたが高校を辞めて、外に出なくなって…昔から人付き合いは苦手な子だったけどさ…」
母 「よかった、よかった。本当によかった」
ニート「…………」
母 「頑張ってね、頑張ってねぇ、たかしぃ」ボロボロ
ニート「お、お!」
母 「あ、小豆と鳥モモ買ってきたんだよ。お赤飯と、あんたの好きなから揚げ、作るからね。ちょっと待っててね」
ニート「お!」
ニート(僕は母ちゃんにこんなに心配されてたんだお…)
ニート(それなのに僕は毎日ロクに部屋から出ずにゲームやアニメや2ちゃんばかり…)
ニート(初給料がはいったら、母ちゃんの好きな編み物の材料か何か買ってやろうかなぁ)
ピリリリリリリリリリ
ニート「電話だお」
ニート「? 知らない番号からだお」
ニート『もしもしお』
運転手「山田たかしさんですか?」
ニート「その声は運転手のおっちゃんかお!」
ニート(それなのに僕は毎日ロクに部屋から出ずにゲームやアニメや2ちゃんばかり…)
ニート(初給料がはいったら、母ちゃんの好きな編み物の材料か何か買ってやろうかなぁ)
ピリリリリリリリリリ
ニート「電話だお」
ニート「? 知らない番号からだお」
ニート『もしもしお』
運転手「山田たかしさんですか?」
ニート「その声は運転手のおっちゃんかお!」
運転手『おお。先日はどうもありがとう。ほんとにもう助かったよもう』
ニート「例には及ばないお。人間として当然のことをしたまでだお」
ニート「しかしどうして僕の携帯番号を知っているのだお?」
運転手『クソポリ…いや、警察の人から聞いたんだ」
ニート「ほどなる」
運転手『今度お礼に自宅まで伺おうかと思っているのだけれど、予定はあるかな?」
ニート「明日から仕事が入るから無理だお!」フンッ
運転手『そ、そうか…。なら、今から行ってもいいかい? 30分も時間は取らせないし…』
ニート「今からなら別にいいお。家の場所も警察の人から聞いたのかお?」
運転手『いや、住所までは。名前と携帯番号しか』
ニート「じゃあ教えるお。東京都----」
ニート「例には及ばないお。人間として当然のことをしたまでだお」
ニート「しかしどうして僕の携帯番号を知っているのだお?」
運転手『クソポリ…いや、警察の人から聞いたんだ」
ニート「ほどなる」
運転手『今度お礼に自宅まで伺おうかと思っているのだけれど、予定はあるかな?」
ニート「明日から仕事が入るから無理だお!」フンッ
運転手『そ、そうか…。なら、今から行ってもいいかい? 30分も時間は取らせないし…』
ニート「今からなら別にいいお。家の場所も警察の人から聞いたのかお?」
運転手『いや、住所までは。名前と携帯番号しか』
ニート「じゃあ教えるお。東京都----」
運転手『……ありがとう』
ニート「いえいえお」
運転手『じゃあ後ほど、お礼の品を持ってお伺いするよ』
ニート「お」
ニート(誰かに感謝されたのなんて初めてだお)ほくほく
母 『たかしー。ごはんできたよー』
ニート「はーいだお!」
ニート「いえいえお」
運転手『じゃあ後ほど、お礼の品を持ってお伺いするよ』
ニート「お」
ニート(誰かに感謝されたのなんて初めてだお)ほくほく
母 『たかしー。ごはんできたよー』
ニート「はーいだお!」
母 「いっぱい食べなぁ」
ニート「ありがたくいただくお!!」モグモグムシャムシャ
母 「ふふ。あたしも食べるかね」モグモグ
ニート「そういえば、後で昨日のタクシーのおっちゃんがお礼に来てくれるおから」
母 「あらそうね。じゃあ早く食べないとねぇ」
ニート「お」
ニート(仕事があるというだけでこんなにも夕飯の時間がなごやかになるなんて)
ニート(今までは会話もロクになく、あってもいつ働くのとか外にでろとか、そんなのばかりで)
ニート(こんな、こんな単純なことで母ちゃんとの関係がよくなるだなんて)
ニート(新聞でもニュースでも僕はヒーロー。母ちゃんとの仲も円満)
ニート(僕はもう無職の引きこもりなんかじゃないんだお!)
ニート「ありがたくいただくお!!」モグモグムシャムシャ
母 「ふふ。あたしも食べるかね」モグモグ
ニート「そういえば、後で昨日のタクシーのおっちゃんがお礼に来てくれるおから」
母 「あらそうね。じゃあ早く食べないとねぇ」
ニート「お」
ニート(仕事があるというだけでこんなにも夕飯の時間がなごやかになるなんて)
ニート(今までは会話もロクになく、あってもいつ働くのとか外にでろとか、そんなのばかりで)
ニート(こんな、こんな単純なことで母ちゃんとの関係がよくなるだなんて)
ニート(新聞でもニュースでも僕はヒーロー。母ちゃんとの仲も円満)
ニート(僕はもう無職の引きこもりなんかじゃないんだお!)
母 「あ、そうだこれ。忘れないうちに」スッ
ニート「なんだおこの紙切れ」
母 「あんたが10年間通販やら何やらで使った金額」
ニート「」
母 「これでも生活費は引いてあげてるんだからね。単純にあんたが娯楽に使ったお金だよ」
母 「あたしが月にアニメのビデオや声優のCDに払ってあげてたんだから、ちゃんと返してよね」
母 「まったく、ビデオ一本が1万円近くするなんて。信じらんないよ」
母 「それを毎月毎月毎月毎月」
母 「返してね」
ニート「…………お」
ピンポーン
ニート「なんだおこの紙切れ」
母 「あんたが10年間通販やら何やらで使った金額」
ニート「」
母 「これでも生活費は引いてあげてるんだからね。単純にあんたが娯楽に使ったお金だよ」
母 「あたしが月にアニメのビデオや声優のCDに払ってあげてたんだから、ちゃんと返してよね」
母 「まったく、ビデオ一本が1万円近くするなんて。信じらんないよ」
母 「それを毎月毎月毎月毎月」
母 「返してね」
ニート「…………お」
ピンポーン
> 母 「ふふ。あたしも食べるかね」モグモグ
で話が変わるのかと思った
で話が変わるのかと思った
ニート「あ、きっとおっちゃんだお」
母 「あたしも出なくて大丈夫かい?」
ニート「いいや、これは『大人』同士のやりとりなんだお。親が出てきてはサマにならないお」
母 「はいはい」
ピンポーン
ニート「今でるお!」バタバタ
ガチャッ
運転手「こんばんは」
ニート「どうもだお」
母 「あたしも出なくて大丈夫かい?」
ニート「いいや、これは『大人』同士のやりとりなんだお。親が出てきてはサマにならないお」
母 「はいはい」
ピンポーン
ニート「今でるお!」バタバタ
ガチャッ
運転手「こんばんは」
ニート「どうもだお」
運転手「先日はどうもありがとうございました。本当に感謝しています。これ、お礼の品です」
ニート「いやいやいいんだお、お気になさらずにだお」
運転手「君がいなくてはわたしは死んでいた。感謝してもし尽くしきれないほどだ」
ニート「それは新聞でも思ったのだけどお、どうして殺されてたって思ったんだお?」
運転手「…明日のニュースでも話されると思うのだが、実は昨日の犯人は、以前数件のコンビニ強盗と、殺人を犯していてね」
ニート「お」
運転手「十五年ほど前だったかな。ちょうど彼がコンビニに押し入ってる時に、煙草を買いに行ったわたしと鉢合わせして、殴り倒してしまったんだ」
ニート「お!?」
運転手「わたしは大学の時は柔道黒帯だったんだよ。それで、ね」
ニート「なるほど。逆恨みってやつかお。やっぱり犯罪者の脳みそは理解しがたいおね」
ニート「いやいやいいんだお、お気になさらずにだお」
運転手「君がいなくてはわたしは死んでいた。感謝してもし尽くしきれないほどだ」
ニート「それは新聞でも思ったのだけどお、どうして殺されてたって思ったんだお?」
運転手「…明日のニュースでも話されると思うのだが、実は昨日の犯人は、以前数件のコンビニ強盗と、殺人を犯していてね」
ニート「お」
運転手「十五年ほど前だったかな。ちょうど彼がコンビニに押し入ってる時に、煙草を買いに行ったわたしと鉢合わせして、殴り倒してしまったんだ」
ニート「お!?」
運転手「わたしは大学の時は柔道黒帯だったんだよ。それで、ね」
ニート「なるほど。逆恨みってやつかお。やっぱり犯罪者の脳みそは理解しがたいおね」
運転手「はは。けど流石に、狭い車内で後ろから刃物で狙われたら手も足もでない。君が気づいてくれて本当に助かった」
ニート「礼には及ばないお。って、お礼受け取ってる奴が何を言ってるんだおって話だけどおね」
運転手「はは」
ニート「なんかおっちゃんとは、普通に気軽に話せるお。きっと良い人なんだろうおね」
運転手「……そうかい。それは、よかった」
ニート「?」
運転手「それで、今日は、お母さんはいないのかい?」
ニート「…え?」
運転手「いや、お母様にもお礼のひとつを言おうかと思って」
ニート「…なんで母ちゃんなんだお?」
ニート「礼には及ばないお。って、お礼受け取ってる奴が何を言ってるんだおって話だけどおね」
運転手「はは」
ニート「なんかおっちゃんとは、普通に気軽に話せるお。きっと良い人なんだろうおね」
運転手「……そうかい。それは、よかった」
ニート「?」
運転手「それで、今日は、お母さんはいないのかい?」
ニート「…え?」
運転手「いや、お母様にもお礼のひとつを言おうかと思って」
ニート「…なんで母ちゃんなんだお?」
運転手「え? いや、だから、親御さんにお礼を」
ニート「なんで父ちゃんじゃなくて母ちゃんなんだお?」
運転手「…………」
ニート「普通は母親じゃなくて父親を呼ぶものだと思うお。それに、どうして僕が親と同居してると知ってるんだお?」
ニート「自慢じゃないが僕は老け顔だお。見る人によっては30代後半と思う人もいるお」
ニート「老け顔じゃなくてもこの年齢なら家庭を持っていてもおかしくないお?」
ニート「ちなみに警察の人に家族構成は話していないお」
運転手「…表札に、書いてあったから」
ニート「ウチの表札には山田としか書かれていないお」
運転手「…………」
ニート「なんで父ちゃんじゃなくて母ちゃんなんだお?」
運転手「…………」
ニート「普通は母親じゃなくて父親を呼ぶものだと思うお。それに、どうして僕が親と同居してると知ってるんだお?」
ニート「自慢じゃないが僕は老け顔だお。見る人によっては30代後半と思う人もいるお」
ニート「老け顔じゃなくてもこの年齢なら家庭を持っていてもおかしくないお?」
ニート「ちなみに警察の人に家族構成は話していないお」
運転手「…表札に、書いてあったから」
ニート「ウチの表札には山田としか書かれていないお」
運転手「…………」
ニート「…………」
運転手「…この家、結構狭いよね」
ニート「お?」
運転手「一軒家というと聞こえはいいけれど、この大きさだと一階には6畳がひと部屋に台所、風呂、トイレがついていて、二階は四畳半がひと部屋ってところだろうね」
運転手「この広さだとギリギリ二人は住めるかもしれないけど、三人はキツイ」
運転手「君が無職なのは新聞やニュースで知っていたから、親御さんと同居してるのはなんとなく想像できるし」
運転手「この家には車を止める場所がない。近くにも駐車場は無い。けど自転車は置いてある」
運転手「その自転車も小さめで、サドルの位置も低かったから、父親ではなく母親と同居してるんだと思ったんだ」
運転手「どうかな? これでわかってもらえたかな?」
ニート「……すごいお」
運転手「へっ」
運転手「…この家、結構狭いよね」
ニート「お?」
運転手「一軒家というと聞こえはいいけれど、この大きさだと一階には6畳がひと部屋に台所、風呂、トイレがついていて、二階は四畳半がひと部屋ってところだろうね」
運転手「この広さだとギリギリ二人は住めるかもしれないけど、三人はキツイ」
運転手「君が無職なのは新聞やニュースで知っていたから、親御さんと同居してるのはなんとなく想像できるし」
運転手「この家には車を止める場所がない。近くにも駐車場は無い。けど自転車は置いてある」
運転手「その自転車も小さめで、サドルの位置も低かったから、父親ではなく母親と同居してるんだと思ったんだ」
運転手「どうかな? これでわかってもらえたかな?」
ニート「……すごいお」
運転手「へっ」
ニート「おっちゃんすごいおねー! 探偵になれるお!」
運転手「そ、そんなことはないさ。て、照れるな///」
ニート「家の構造も完璧に当たってるお! なんで畳間までわかるんだお!?」
運転手「昔建築系の仕事をしていたことがあってね。それでなんとなく」
ニート「柔道黒帯、建築の知識もあり、タクシーも運転できる、頭も回る。おっちゃんスペックやばすぎだお!」
運転手「は、はは。じゃあわたしはこれで」
ニート「? 母ちゃんに会わないのかお?」
運転手「それはまた今度の機会にするよ。それじゃあ」
運転手「そ、そんなことはないさ。て、照れるな///」
ニート「家の構造も完璧に当たってるお! なんで畳間までわかるんだお!?」
運転手「昔建築系の仕事をしていたことがあってね。それでなんとなく」
ニート「柔道黒帯、建築の知識もあり、タクシーも運転できる、頭も回る。おっちゃんスペックやばすぎだお!」
運転手「は、はは。じゃあわたしはこれで」
ニート「? 母ちゃんに会わないのかお?」
運転手「それはまた今度の機会にするよ。それじゃあ」
>>76
こいつなに?
こいつなに?
ニート「あ、そういえばおっちゃんの名前聞いてないお!」
運転手「謎の彼氏Xだ」
ニート「偽名乙!」
運転手「はっはっは。名乗る程の者でもないよ。じゃあ、おやすみ」
ニート「おっちゃんおやすみー!」バタン
バタバタ
母 「おかえり。結構話し込んでたね」
ニート「お! おっちゃんが探偵みたいですごかったんだお! つい聞き入っちゃってたお!」
母 「へえ。どんな人なんだい?」
ニート「モグモグ。柔道黒帯で、建築できて、すごく頭がいいんだお!」
母 「柔道黒帯で建築できてずる賢い…?」
運転手「謎の彼氏Xだ」
ニート「偽名乙!」
運転手「はっはっは。名乗る程の者でもないよ。じゃあ、おやすみ」
ニート「おっちゃんおやすみー!」バタン
バタバタ
母 「おかえり。結構話し込んでたね」
ニート「お! おっちゃんが探偵みたいですごかったんだお! つい聞き入っちゃってたお!」
母 「へえ。どんな人なんだい?」
ニート「モグモグ。柔道黒帯で、建築できて、すごく頭がいいんだお!」
母 「柔道黒帯で建築できてずる賢い…?」
ニート「おっちゃんはずる賢いって感じはしないお! とにかく、家を見ただけで家族構成がわかるくらいすごいんだお!」
母 「……その人、名前なんてんだい」
ニート「聞いたんだけどごまかされたお。たぶん田中太郎とか、顔に似合わないダサイ名前なんだと思うお」
ニート「名前がダサいと履歴書に書くのも恥ずかしいお。かといって光宙とかのアレな名前もアレだけどお」
母 「…………」
ニート「母ちゃん?」
母 「いいや、なんでもないよ。それより、明日から早速通勤なんだろう」
ニート「そうなんだお! すごく緊張するお!」
母 「がんばってね」
ニート「お!」
母 「……その人、名前なんてんだい」
ニート「聞いたんだけどごまかされたお。たぶん田中太郎とか、顔に似合わないダサイ名前なんだと思うお」
ニート「名前がダサいと履歴書に書くのも恥ずかしいお。かといって光宙とかのアレな名前もアレだけどお」
母 「…………」
ニート「母ちゃん?」
母 「いいや、なんでもないよ。それより、明日から早速通勤なんだろう」
ニート「そうなんだお! すごく緊張するお!」
母 「がんばってね」
ニート「お!」
翌日
斎藤 「今日から入る新人の山田くんだ! 質問などされたらしぶらずに丁寧に教えてあげること! いいな!」
バイト「「「はい!」」」
斎藤 「良い返事だ。じゃあ山田くん、一言挨拶を」
ニート「よ、よろしくお願いしますだお」
斎藤 「では各自今週のノルマに入れ! 最低でも一人15名だ! それより下回れば当然減給! はじめ!」
バイト ササッ
斎藤 「山田くんはまず、仕事を覚えることから始めてくれ。基本を説明するから、分からないことがあれば先輩方に聞くように」
ニート「は、はいだお」
バイト「今日の朝会、新人はいったから優しかったわね(小声)」
バイト「早速入った新人にビビられて辞められるのも困るもんね(小声)」
ニート(なんだか嫌なこと話してるお)
斎藤 「今日から入る新人の山田くんだ! 質問などされたらしぶらずに丁寧に教えてあげること! いいな!」
バイト「「「はい!」」」
斎藤 「良い返事だ。じゃあ山田くん、一言挨拶を」
ニート「よ、よろしくお願いしますだお」
斎藤 「では各自今週のノルマに入れ! 最低でも一人15名だ! それより下回れば当然減給! はじめ!」
バイト ササッ
斎藤 「山田くんはまず、仕事を覚えることから始めてくれ。基本を説明するから、分からないことがあれば先輩方に聞くように」
ニート「は、はいだお」
バイト「今日の朝会、新人はいったから優しかったわね(小声)」
バイト「早速入った新人にビビられて辞められるのも困るもんね(小声)」
ニート(なんだか嫌なこと話してるお)
斎藤 「山田! 聞いているのか!?」
ニート「はははっはいだお!」
斎藤 「では今の所を自分で説明してみて」
ニート「え? え、えーと…」
斎藤 「話はきちんと聞くように。ではもう一度説明するぞ」
ニート「すみません…」
斎藤 「…メモくらい、とったらどうだ」
ニート「…すみません」
バイト「斎藤さんって、自分では言葉選んで話してるつもりなんだろうけど、あの声と喋り方が怖すぎるのよねー(小声)」
バイト「あのバイトくん、もう涙目よ。もしこれで契約取れなかったら、絶対辞めちゃうよ。可哀想(小声)」
ニート「はははっはいだお!」
斎藤 「では今の所を自分で説明してみて」
ニート「え? え、えーと…」
斎藤 「話はきちんと聞くように。ではもう一度説明するぞ」
ニート「すみません…」
斎藤 「…メモくらい、とったらどうだ」
ニート「…すみません」
バイト「斎藤さんって、自分では言葉選んで話してるつもりなんだろうけど、あの声と喋り方が怖すぎるのよねー(小声)」
バイト「あのバイトくん、もう涙目よ。もしこれで契約取れなかったら、絶対辞めちゃうよ。可哀想(小声)」
斎藤 「わかったか?」
ニート「は、はいだお」
斎藤 「では一回シミュレーションをしてみよう。私が客だ」
ニート「えっと、も、もしもし」
斎藤 「もしもしではない! 『こちら○×社でございます。我社の住宅に関する情報をお届け致します~』だ!」机ドンッ
ニート「ひいいっ! こ、こちら○×社でございますうう!!!」
斎藤 「うむ。まあいいだろう」
ニート「ほっ」
斎藤 「シミュレーションに3時間もかかったのは君が初めてだ」
ニート「すみません…」
斎藤 「では早速、電話をかけてみよう」
ニート「は、はいだお」
斎藤 「では一回シミュレーションをしてみよう。私が客だ」
ニート「えっと、も、もしもし」
斎藤 「もしもしではない! 『こちら○×社でございます。我社の住宅に関する情報をお届け致します~』だ!」机ドンッ
ニート「ひいいっ! こ、こちら○×社でございますうう!!!」
斎藤 「うむ。まあいいだろう」
ニート「ほっ」
斎藤 「シミュレーションに3時間もかかったのは君が初めてだ」
ニート「すみません…」
斎藤 「では早速、電話をかけてみよう」
>>92の「ニトー」でワロタ
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