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元スレ勇者♀「これでどこからどう見ても男の子だよね……」
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剣士「でも、魔力の使いすぎて亡くなる魔術師だって少なくないんだ」
剣士「……無理だけはしちゃだめだよ」
勇者「そこまで言うなら気をつけるよ。心配かけてごめんね」
勇者「魔力が回復するまで待つついでに魔法書を読んで勉強するよ」
勇者「魔王城に着くまでに、最上級魔法も覚えなきゃいけないから」
剣士「……うん」
剣士「……無理だけはしちゃだめだよ」
勇者「そこまで言うなら気をつけるよ。心配かけてごめんね」
勇者「魔力が回復するまで待つついでに魔法書を読んで勉強するよ」
勇者「魔王城に着くまでに、最上級魔法も覚えなきゃいけないから」
剣士「……うん」
翌日
兵士「ありがとー」
町長「お気をつけて」
勇者「うん!」
剣士(彼等は勇者に感謝している。それは確かだ)
剣士(でも、いまいちすっきりしない)
剣士「…………」
勇者「剣士君、お腹でも痛いの? 大丈夫?」
剣士「何でもないよ」
勇者「そう?」
剣士「何でも……ないんだ……」
兵士「ありがとー」
町長「お気をつけて」
勇者「うん!」
剣士(彼等は勇者に感謝している。それは確かだ)
剣士(でも、いまいちすっきりしない)
剣士「…………」
勇者「剣士君、お腹でも痛いの? 大丈夫?」
剣士「何でもないよ」
勇者「そう?」
剣士「何でも……ないんだ……」
勇者「のどかそうな村だね」
剣士「うん」
勇者「お花がいっぱいで良い匂いがしてくる!」タタタッ
勇者「ほら、見てみて! こんなに綺麗な花が咲いてるよ!」
剣士「ほんとだ」
剣士「ちょっと買い物をしてくるから、先に宿に行っててくれるかい?」
勇者「うん!」
剣士(こういう村は大抵心の温かい人が多いんだ)
剣士(町よりは休めると良いんだけど……)
剣士「うん」
勇者「お花がいっぱいで良い匂いがしてくる!」タタタッ
勇者「ほら、見てみて! こんなに綺麗な花が咲いてるよ!」
剣士「ほんとだ」
剣士「ちょっと買い物をしてくるから、先に宿に行っててくれるかい?」
勇者「うん!」
剣士(こういう村は大抵心の温かい人が多いんだ)
剣士(町よりは休めると良いんだけど……)
勇者「えっと……あの、宿ってどこですか?」
男「ん? 君……可愛いね」
男「こっちだよ。ついておいで」
勇者「はい」
勇者「あの、こっち……本当に宿なんですか?」
男「ぐふふっ……後で宿に連れて行ってあげるからさ、ちょっと服を脱いでくれるかな」
勇者「えっ……どうして……」
男「ん? 君……可愛いね」
男「こっちだよ。ついておいで」
勇者「はい」
勇者「あの、こっち……本当に宿なんですか?」
男「ぐふふっ……後で宿に連れて行ってあげるからさ、ちょっと服を脱いでくれるかな」
勇者「えっ……どうして……」
男「お兄さんさあ、君みたいなかわいくて小さな男の子大好きなんだよね」
男「ちょっと服を脱いでコレに触ってくれるだけで良いからさあ……」
勇者「え? え? どういうこと?」
勇者(ぬ、脱いだら女の子だってばれちゃう!)
勇者「や、やめてください!」
男「それじゃあ無理矢理脱がしちゃうよ?」
勇者「やめて! やめて! いやああああああああ!」
勇者「剣士君助けてえええ!」
剣士(今の……勇者の声!?)
男「ちょっと服を脱いでコレに触ってくれるだけで良いからさあ……」
勇者「え? え? どういうこと?」
勇者(ぬ、脱いだら女の子だってばれちゃう!)
勇者「や、やめてください!」
男「それじゃあ無理矢理脱がしちゃうよ?」
勇者「やめて! やめて! いやああああああああ!」
勇者「剣士君助けてえええ!」
剣士(今の……勇者の声!?)
剣士「勇者っ!」
勇者「た、たす……けて……」
剣士「何をしているんですか」
男「邪魔しないでくれるかなあ」
剣士「……今すぐその子を解放しなければ、容赦はしません」シャキ
男「お、おいおい剣なんて物騒だぞ」
男「わかったわかった! 俺もう帰るから!」
勇者「た、たす……けて……」
剣士「何をしているんですか」
男「邪魔しないでくれるかなあ」
剣士「……今すぐその子を解放しなければ、容赦はしません」シャキ
男「お、おいおい剣なんて物騒だぞ」
男「わかったわかった! 俺もう帰るから!」
勇者「剣士君……」
剣士「大丈夫!?」
勇者「上着を脱がされかけただけ……大丈夫……ぐすっ……」
剣士「……すぐに宿で休もう」
剣士(なんて酷い事を……)
勇者(変な人に襲われないようにって、男の子の格好をしてるのに)
勇者(これじゃ意味ないよ……)
剣士「大丈夫!?」
勇者「上着を脱がされかけただけ……大丈夫……ぐすっ……」
剣士「……すぐに宿で休もう」
剣士(なんて酷い事を……)
勇者(変な人に襲われないようにって、男の子の格好をしてるのに)
勇者(これじゃ意味ないよ……)
勇者(……怖かったなあ)
勇者(もし剣士君が助けてくれなかったら……どうなっていたんだろう)
勇者「あの、剣士君。助けてくれて、ありがと」
勇者「なんだか助けてもらってばかりだね」
剣士「そのために一緒にいるんだ」
勇者「うん……ありがとう」
勇者(何か、恩返ししたいな)
勇者(でも、ぼくには一体何ができるんだろう)
勇者(一刻も早く強くなって、世界を救うことしか考えてなかった)
勇者(もし剣士君が助けてくれなかったら……どうなっていたんだろう)
勇者「あの、剣士君。助けてくれて、ありがと」
勇者「なんだか助けてもらってばかりだね」
剣士「そのために一緒にいるんだ」
勇者「うん……ありがとう」
勇者(何か、恩返ししたいな)
勇者(でも、ぼくには一体何ができるんだろう)
勇者(一刻も早く強くなって、世界を救うことしか考えてなかった)
勇者「うーん……」
剣士「……大丈夫?」
勇者「う、うん! だだだ大丈夫っ!」
剣士(やっぱりダメージが大きそうだ……これからは目を離さないようにしないと)
勇者(なんだか、恥ずかしい……な)
剣士「……大丈夫?」
勇者「う、うん! だだだ大丈夫っ!」
剣士(やっぱりダメージが大きそうだ……これからは目を離さないようにしないと)
勇者(なんだか、恥ずかしい……な)
数週間後
勇者「剣士君、ぼく、最近けっこう強くなってきたよ!」
剣士「うん。びっくりするほどだよ」
剣士(やっぱり勇者の子だ。ありえないほどの早さで強くなってる)
勇者「えへへ。これも剣士君が修行につきあってくれたおかげだよ」
剣士「君ががんばったからさ」
勇者「でも、もっとがんばらないとね。だって、世界で一番強い魔王を倒さなきゃいけないんだもん」
剣士「そうだね」
勇者「じゃあお風呂に入ってくるね」
剣士「うん」
勇者「剣士君、ぼく、最近けっこう強くなってきたよ!」
剣士「うん。びっくりするほどだよ」
剣士(やっぱり勇者の子だ。ありえないほどの早さで強くなってる)
勇者「えへへ。これも剣士君が修行につきあってくれたおかげだよ」
剣士「君ががんばったからさ」
勇者「でも、もっとがんばらないとね。だって、世界で一番強い魔王を倒さなきゃいけないんだもん」
剣士「そうだね」
勇者「じゃあお風呂に入ってくるね」
剣士「うん」
勇者「久しぶりのお風呂だあああ!」
勇者「あー……極楽…………」
勇者(長風呂しちゃった。剣士君に悪いことしたなあ)
剣士(勇者、遅いな……)
剣士(もしかして湯船で溺れてるんじゃ……)
剣士(いや、心臓麻痺でも起こしたんじゃないだろうか!?)
剣士「勇者っ!」ガラッ
勇者「っ!?」
勇者「あー……極楽…………」
勇者(長風呂しちゃった。剣士君に悪いことしたなあ)
剣士(勇者、遅いな……)
剣士(もしかして湯船で溺れてるんじゃ……)
剣士(いや、心臓麻痺でも起こしたんじゃないだろうか!?)
剣士「勇者っ!」ガラッ
勇者「っ!?」
剣士「あ、良かった。いきてt」
剣士「あ、あれ……?」
勇者「ひぁあああああ!」バシーン
剣士「うっ!?」
勇者「見ないでえええ!」ドンッ
剣士「わっ!」ガッ
勇者「うぅ…………」
剣士「あ、あれ……?」
勇者「ひぁあああああ!」バシーン
剣士「うっ!?」
勇者「見ないでえええ!」ドンッ
剣士「わっ!」ガッ
勇者「うぅ…………」
剣士「いつ……」
勇者「っ! うわあああごめん! 大丈夫!?」
剣士「へ、平気……」
勇者「ああっ頭から血が……ごめんね、ごめんね! 今回復するから!」
剣士「う……」
勇者「き、気が動転してたの……ごめん」
剣士(…………無かった、よね……)
勇者「っ! うわあああごめん! 大丈夫!?」
剣士「へ、平気……」
勇者「ああっ頭から血が……ごめんね、ごめんね! 今回復するから!」
剣士「う……」
勇者「き、気が動転してたの……ごめん」
剣士(…………無かった、よね……)
勇者「さっきはごめんね」
勇者「……あのね、剣士君にだけ言うね」
勇者「その、わかっちゃったかもしれないけど、ぼく、本当は……」
勇者「女の子、なの……」
剣士「……うん」
勇者「お願い、誰にも言わないで! 隠してたことは謝るから……」
勇者「お母さんとの約束なの。男の子として旅をするって」
剣士「わかった。誰にも言わないよ。約束する」
勇者「……ありがとう」
勇者「……あのね、剣士君にだけ言うね」
勇者「その、わかっちゃったかもしれないけど、ぼく、本当は……」
勇者「女の子、なの……」
剣士「……うん」
勇者「お願い、誰にも言わないで! 隠してたことは謝るから……」
勇者「お母さんとの約束なの。男の子として旅をするって」
剣士「わかった。誰にも言わないよ。約束する」
勇者「……ありがとう」
勇者(……裸、見られちゃった。恥ずかしいな)
剣士「…………」
勇者「…………」
勇者(き、きまずい)
剣士(すごく大変なことをやらかしてしまったはずなのにどこか安心している自分がいる)
剣士(僕って最低だ……勇者はこの前襲われそうになったことがトラウマになってるかもしれないのに)
剣士「…………」
勇者「…………」
勇者(き、きまずい)
剣士(すごく大変なことをやらかしてしまったはずなのにどこか安心している自分がいる)
剣士(僕って最低だ……勇者はこの前襲われそうになったことがトラウマになってるかもしれないのに)
剣士「えっと、その……勇者、ちゃん」
勇者「今まで通りの呼び方でいいよ! なんだか照れくさいから」
剣士「ご、ごめん」
勇者「あ、謝らなくても……」
剣士「う、うん」
勇者「…………」
勇者「そ、そうだ! ねえ、剣士君って一体どんなところから来たの?」
剣士「ああ、えっと……すごく田舎な村だよ」
勇者「今まで通りの呼び方でいいよ! なんだか照れくさいから」
剣士「ご、ごめん」
勇者「あ、謝らなくても……」
剣士「う、うん」
勇者「…………」
勇者「そ、そうだ! ねえ、剣士君って一体どんなところから来たの?」
剣士「ああ、えっと……すごく田舎な村だよ」
剣士「自然がいっぱいあって、木の実がたくさん成ってて」
勇者「へええ!」
剣士「僕の家は農家なんだけど、叔父さんが小さな剣術道場を開いててさ」
勇者「そこで剣を教えてもらったの?」
剣士「うん。それで、農家を継ぐか、道場を継ぐかで迷っちゃって」
剣士「村にいても答えが出なかったからこうして旅をしてる」
勇者「そっかあ」
勇者「へええ!」
剣士「僕の家は農家なんだけど、叔父さんが小さな剣術道場を開いててさ」
勇者「そこで剣を教えてもらったの?」
剣士「うん。それで、農家を継ぐか、道場を継ぐかで迷っちゃって」
剣士「村にいても答えが出なかったからこうして旅をしてる」
勇者「そっかあ」
剣士「叔父さんには息子がいないんだけど、僕は一人息子だから養子にも行きづらくて」
剣士「普通に考えれば親の畑を継ぐべきなんだけど、剣も好きなんだ」
勇者「両方じゃだめなの?」
剣士「りょ、両方……かあ」
剣士「難しくないかな。畑は毎日面倒を見なくちゃいけないし、門下生の指導もあるし……」
勇者「一人じゃ無理でも、誰かと分担すればきっとできるよ!」
剣士「え…………」
勇者「だめなの?」
剣士「…………じゃあ、君、僕の村に来てくれる? この旅が終わったら」
勇者「っ!?」
剣士「普通に考えれば親の畑を継ぐべきなんだけど、剣も好きなんだ」
勇者「両方じゃだめなの?」
剣士「りょ、両方……かあ」
剣士「難しくないかな。畑は毎日面倒を見なくちゃいけないし、門下生の指導もあるし……」
勇者「一人じゃ無理でも、誰かと分担すればきっとできるよ!」
剣士「え…………」
勇者「だめなの?」
剣士「…………じゃあ、君、僕の村に来てくれる? この旅が終わったら」
勇者「っ!?」
勇者「…………いいよ! 楽しそう」
剣士「い、いいの!?」
勇者「ぼく、都会育ちだから田舎に憧れてたんだ!」
勇者「いいな~いいな~! 旅が終わった後の楽しみが増えたなあ」
勇者「お母さんも一緒に来てくれたらいいな」
剣士(お、OKしてもらえるなんて……)ドキ
勇者「魔王を倒しても、ずっと一緒にいようね!」
剣士「う、うん!」
剣士「い、いいの!?」
勇者「ぼく、都会育ちだから田舎に憧れてたんだ!」
勇者「いいな~いいな~! 旅が終わった後の楽しみが増えたなあ」
勇者「お母さんも一緒に来てくれたらいいな」
剣士(お、OKしてもらえるなんて……)ドキ
勇者「魔王を倒しても、ずっと一緒にいようね!」
剣士「う、うん!」
剣士(これってプロポーズなんじゃあ……)
剣士(いやいやいや勇者ちゃんはまだ10歳なんだ。深いことを考えているわけが)
勇者「あ、でもこの言い方じゃなんだか結婚するみたいだね」
剣士「げほっげほっ!」
勇者「何を言ってもなんだか恥ずかしいや……あはは」
勇者「想像してたらなんだかワクワクしてきた」
勇者「楽しみだなあ」
剣士(いやいやいや勇者ちゃんはまだ10歳なんだ。深いことを考えているわけが)
勇者「あ、でもこの言い方じゃなんだか結婚するみたいだね」
剣士「げほっげほっ!」
勇者「何を言ってもなんだか恥ずかしいや……あはは」
勇者「想像してたらなんだかワクワクしてきた」
勇者「楽しみだなあ」
剣士(魔王を倒して、勇者ちゃんが僕の村に来て)
剣士(協力しながら一緒に暮らして……そして……)
剣士(ぼ、僕は年下の女の子相手に何を妄想しているんだ!)
剣士(子供の約束なんてその場の気分次第の曖昧なものなのに!)
剣士(け、結婚、なんて……)
剣士「うわあああああああああ!」ダダッ
勇者「け、剣士君!? どこ行くの!?」
剣士「頭冷やしてくる!」バタン
勇者「お、お風呂が冷めない内に帰ってきてねー!」
剣士(協力しながら一緒に暮らして……そして……)
剣士(ぼ、僕は年下の女の子相手に何を妄想しているんだ!)
剣士(子供の約束なんてその場の気分次第の曖昧なものなのに!)
剣士(け、結婚、なんて……)
剣士「うわあああああああああ!」ダダッ
勇者「け、剣士君!? どこ行くの!?」
剣士「頭冷やしてくる!」バタン
勇者「お、お風呂が冷めない内に帰ってきてねー!」
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