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元スレエレン「アニにキスされたんだが」アルミン「!?」
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「……まぁ、恋愛経験の先輩としてクリスタに言わせてもらうけど」
「……ん?せんぱ……ん?んん」
「恋愛経験の先輩としてクリスタに言わせてもらうけど」
「に、二回も言わなくていいってば」
「恋をすると、世界が変わるんだ」
「……」
「それまでモノクロだったつまらない世界が、一気に華やかな美しい世界にかわる」
「今までは何も感じなかった些細な出来事が、すごく楽しく感じられるようになる」
「毎日が輝いて輝いて、全てが自分の知らない新しい世界になる」
「……クリスタにも、そういう世界の変化を味わって欲しい」
「……うん、そうだね」
「今まで嫌なことばっかりの人生だったけど、アルミンのおかげで毎日が楽しいよ。困っちゃったなぁ」
と、クリスタは今にも泣きそうになりながらはにかんだ。
少し、現実に引き戻された気がした。
「……ん?せんぱ……ん?んん」
「恋愛経験の先輩としてクリスタに言わせてもらうけど」
「に、二回も言わなくていいってば」
「恋をすると、世界が変わるんだ」
「……」
「それまでモノクロだったつまらない世界が、一気に華やかな美しい世界にかわる」
「今までは何も感じなかった些細な出来事が、すごく楽しく感じられるようになる」
「毎日が輝いて輝いて、全てが自分の知らない新しい世界になる」
「……クリスタにも、そういう世界の変化を味わって欲しい」
「……うん、そうだね」
「今まで嫌なことばっかりの人生だったけど、アルミンのおかげで毎日が楽しいよ。困っちゃったなぁ」
と、クリスタは今にも泣きそうになりながらはにかんだ。
少し、現実に引き戻された気がした。
少し、調子に乗りすぎてしまったと反省する。
好きな人が出来て、秘密を共有する仲間が出来て、その仲間の秘密を見つけることができて。
クリスタに言ったことは間違いなく私の本心だ。
今まで残酷だと思っていた世界。
その世界がこんなに美しいものだとは思わなかった。
世界がこんなにも優しいものだとは思わなかった。
でも。
でも、それでも。
私はこの充実した日々を、いつかは捨て去らなければいけない。
それが、私の宿命なのだから。
好きな人が出来て、秘密を共有する仲間が出来て、その仲間の秘密を見つけることができて。
クリスタに言ったことは間違いなく私の本心だ。
今まで残酷だと思っていた世界。
その世界がこんなに美しいものだとは思わなかった。
世界がこんなにも優しいものだとは思わなかった。
でも。
でも、それでも。
私はこの充実した日々を、いつかは捨て去らなければいけない。
それが、私の宿命なのだから。
「おうアニ、どうしたんだ」
「大したことじゃないよ。ちょっとぐらい話に付き合いなよ」
やはり、エレンとの会話は楽しい。
エレンと喋っていると、なんだか気持ちがふわふわしてくる。
エレンの顔を見ていると、なんだか心が暖かくなってくる。
「はぁ?なんだよそれ?」
「だからあんたは……」
「いやいや……」
「少しは話を……」
一時はお互いに気まずい雰囲気になってたけど、クリスタとアルミンのフォローもあってか今ではまた普通に喋れるようになっていた。
いや、もしかしたら前よりも親しく会話ができるようになったかもしれない。自惚れじゃないと願いたい。
ああ、エレンと話をしているこの時間がいつまでも終わらなければいいのに。
「大したことじゃないよ。ちょっとぐらい話に付き合いなよ」
やはり、エレンとの会話は楽しい。
エレンと喋っていると、なんだか気持ちがふわふわしてくる。
エレンの顔を見ていると、なんだか心が暖かくなってくる。
「はぁ?なんだよそれ?」
「だからあんたは……」
「いやいや……」
「少しは話を……」
一時はお互いに気まずい雰囲気になってたけど、クリスタとアルミンのフォローもあってか今ではまた普通に喋れるようになっていた。
いや、もしかしたら前よりも親しく会話ができるようになったかもしれない。自惚れじゃないと願いたい。
ああ、エレンと話をしているこの時間がいつまでも終わらなければいいのに。
でも。
そんな私の願いが叶うことなどあろうはずもなく。
いずれ訪れる「その時」に向かい、無情にも時間は流れ続けていく。
この美しい世界は、やはりどうしようもなく残酷なのだ。
「……」
「……」
ふと、お互いの会話が途切れる。
無言のひと時。だが不思議と気まずさを感じることはない。
えもいわれぬ暖かな何かが私の身体の奥底から沸き上がってくる。
あいつも、私と同じような何かを感じてくれているだろうか。
そんな私の願いが叶うことなどあろうはずもなく。
いずれ訪れる「その時」に向かい、無情にも時間は流れ続けていく。
この美しい世界は、やはりどうしようもなく残酷なのだ。
「……」
「……」
ふと、お互いの会話が途切れる。
無言のひと時。だが不思議と気まずさを感じることはない。
えもいわれぬ暖かな何かが私の身体の奥底から沸き上がってくる。
あいつも、私と同じような何かを感じてくれているだろうか。
もしかしたら、
「ねぇ」
今が、そのタイミングなのかもしれない。
「ん?どうした」
「あの時のこと」
「あ、あぁ……」
「悪かったね」
「いや、もう気にしてねぇよ」
ばつの悪そうな顔。
少しだけ、胸が痛む。
「ねぇ」
今が、そのタイミングなのかもしれない。
「ん?どうした」
「あの時のこと」
「あ、あぁ……」
「悪かったね」
「いや、もう気にしてねぇよ」
ばつの悪そうな顔。
少しだけ、胸が痛む。
「上手く言葉で説明出来ないんだけどさ、身体が勝手に動いちゃったんだ。気付いた時にはその……してた」
「そっか」
そっけない返事。
「……」
「……」
再び訪れる沈黙。
「……ねぇ、エレン」
再び私が沈黙をやぶる。
「……もう一度、キスしてもいいかい?」
そういえば、あいつの名前を呼んだのは初めてかもしれない。
「そっか」
そっけない返事。
「……」
「……」
再び訪れる沈黙。
「……ねぇ、エレン」
再び私が沈黙をやぶる。
「……もう一度、キスしてもいいかい?」
そういえば、あいつの名前を呼んだのは初めてかもしれない。
忘れていた己の役割を思い出したかのように、世界はわざとらしく活動を再開する。
「……二回目、だな」
「そう、なるね」
「やっぱり恥ずかしいもんだ」
「うん、恥ずかしいね」
頬を赤らめるエレン。恐らく私も大差ないのであろう。
好き。
大好き。
エレン、大好き。
「……二回目、だな」
「そう、なるね」
「やっぱり恥ずかしいもんだ」
「うん、恥ずかしいね」
頬を赤らめるエレン。恐らく私も大差ないのであろう。
好き。
大好き。
エレン、大好き。
……。
……。
ああ、まただ。
また私は、理性を失っていたらしい。
ふと我にかえれば、私はエレンを相手に生涯三回目の口づけを交わしあっていた。
一回目。唇と唇が本当に一瞬触れ合っただけ。
二回目。時間こそ一回目より長かったものの、変わらず唇を触れ合わせるだけ。
そして三回目。
私は、エレンの唇を求めていた。
……。
ああ、まただ。
また私は、理性を失っていたらしい。
ふと我にかえれば、私はエレンを相手に生涯三回目の口づけを交わしあっていた。
一回目。唇と唇が本当に一瞬触れ合っただけ。
二回目。時間こそ一回目より長かったものの、変わらず唇を触れ合わせるだけ。
そして三回目。
私は、エレンの唇を求めていた。
>>277
寝る宣言かとオモタwww
寝る宣言かとオモタwww
横たえて3秒で訪れる沈黙。
刹那、世界は時を止めた。
おやすみなさい
刹那、世界は時を止めた。
おやすみなさい
エレンの右腕が私の後頭部を抑え込む。
エレンの左腕が私の背中を引き寄せる。
私といえば、両の腕をエレンの首に巻き付け強く強くエレンを求めていた。
エレンの上唇を吸う。
エレンに下唇を吸い寄せられる。
舌を差し出す。私の舌は、エレンの舌に絡めとられる。
私の口内に、エレンの舌が侵入してくる。
私は抵抗をすることもなく、口内を蹂躙される。
私が十を求めれば、エレンは百を求め、
エレンが千を求めれば、私は万を求めた。
エレンの左腕が私の背中を引き寄せる。
私といえば、両の腕をエレンの首に巻き付け強く強くエレンを求めていた。
エレンの上唇を吸う。
エレンに下唇を吸い寄せられる。
舌を差し出す。私の舌は、エレンの舌に絡めとられる。
私の口内に、エレンの舌が侵入してくる。
私は抵抗をすることもなく、口内を蹂躙される。
私が十を求めれば、エレンは百を求め、
エレンが千を求めれば、私は万を求めた。
どれだけの時間そうしていたのだろう。
どちらからともなく、名残惜しそうに唇を離す。
身体中が熱い。
心の臓がかつてないほどに早鐘をうつ。
もしかしたら、私は今ここで死んでしまうのかもしれない。
「……アニ」
エレンの瞳が私を射抜く。
その瞬間に私の想いは理性を越えて溢れだす。
「……エレン。好き、大好きだよ」
ついに、
ついに、言ってしまった。
私の気持ちを、エレンに伝えてしまった。
どちらからともなく、名残惜しそうに唇を離す。
身体中が熱い。
心の臓がかつてないほどに早鐘をうつ。
もしかしたら、私は今ここで死んでしまうのかもしれない。
「……アニ」
エレンの瞳が私を射抜く。
その瞬間に私の想いは理性を越えて溢れだす。
「……エレン。好き、大好きだよ」
ついに、
ついに、言ってしまった。
私の気持ちを、エレンに伝えてしまった。
一瞬の逡巡ののち、エレンが口を開く。
「……アニ。俺も……」
「……駄目」
エレンの言葉を遮る。
「今は言っちゃダメ」
「……そんな、どうしてだよ!?」
それは。
それは……。
「……私が、戦えなくなるから」
「……は?」
「あんたの気持ちを聞いてしまったら、私は戦士でいられなくなるから」
それだけは、
「だから、駄目。今は駄目」
絶対に駄目だ。
「……アニ。俺も……」
「……駄目」
エレンの言葉を遮る。
「今は言っちゃダメ」
「……そんな、どうしてだよ!?」
それは。
それは……。
「……私が、戦えなくなるから」
「……は?」
「あんたの気持ちを聞いてしまったら、私は戦士でいられなくなるから」
それだけは、
「だから、駄目。今は駄目」
絶対に駄目だ。
作者が書き溜めもせずちんたらしてるくらいなら落とせばいいのにと思いながら保守してきたが
ただの名作です、本当にありがとうございました
ただの名作です、本当にありがとうございました
「目茶苦茶な言い分だってのはわかってる」
エレンのことは好き。大好き。
「そのうえで虫の良いことを言わせてもらうけど」
それでも、私は裏切ることが出来ない。
「答えを聞かせてもらうのは、もう少しだけ待って欲しい」
お父さんや、同郷の仲間たちの願いを。
「本当にごめん」
エレンのことは好き。大好き。
「そのうえで虫の良いことを言わせてもらうけど」
それでも、私は裏切ることが出来ない。
「答えを聞かせてもらうのは、もう少しだけ待って欲しい」
お父さんや、同郷の仲間たちの願いを。
「本当にごめん」
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