元スレ麦野「佐天涙子ってグイグイ来るわね」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
252 :
デレたデレたー!わっしょいわっしょい!
254 = 1 :
「しーちゃん……?」
麦野「……っ!」
255 = 1 :
佐天「しーちゃんどうしたの!? びしょ濡れじゃん!」
『――深入りしないほうが――』
佐天「待って! 今拭くもの……!」
『――あんまり「表」の人間――』
佐天「あった! しーちゃん、こっち向いて!」
『――とばっちり受けるのは――』
256 = 1 :
佐天「ほら、しーちゃん!」
麦野「……っ!!?」
バチンッ!!!
257 = 1 :
麦野「……あっ」
佐天「…………」
麦野(唇から、血? が、あれ? アタシ)
佐天「…………え」
麦野(声、言わなきゃ、手を振り払、おうと)
佐天「なん、で……」
258 = 1 :
佐天「……っ!」
麦野「……ぅあ、まっ、待って!」
佐天「離してよっ!」
麦野「違うの! 聞いて! 今のは殴るつもりじゃなくて、手を……!」
佐天「知ってるよ! 手を振り払おうとしたんでしょ!? でもっ、振り払おうとしたんじゃん!!」
麦野「う、うあ……」
佐天「ちゃんとっ、呼んだのに! しーちゃんって、呼んだのにっ……!」
259 :
愛ゆえに人は苦しまねば ならぬ!! 愛ゆえに人は悲しまねばならぬ!!
260 = 252 :
むぎのん応援してるぞ!
261 = 180 :
愛深き故に・・・
262 = 1 :
佐天「あたしの事、嫌いだったら、最初から嫌いって言ってよ……」
麦野「違う……違うよ……」
佐天「うざったいって思ってるんなら、ちゃんとそう言ってよ……」
麦野「そうじゃ、ないの……涙子……」
佐天「しーちゃんなんか……、しーちゃんなんかぁ……」
麦野「…………っ」
263 = 1 :
佐天「しーちゃんのデブっ!!!!」
麦野「…………」
佐天「…………」
麦野「…………」
麦野「お゙っ!!!!?」
265 = 58 :
それはヤバイって
266 = 235 :
体格良いなとは思ってましたけどそれは…
268 = 1 :
佐天「しーちゃんのデブ! 百貫デブ! ふくよかさレベル5! ふっくら系女子! キレイすぎる巨漢!」
麦野「お゙っ、お゙ぉっ! お゙ぉおお?」
佐天「アタシィ、体脂肪率高いけど巨乳なだけだからぁ」
麦野「…………お゙」
佐天「…………」
佐天「バ―――――カ!!!!」
麦野「お゙お゙お゙お゙お゙!!!!」
269 = 1 :
佐天「しーちゃんなんか野菜の国の姫になって健康的に痩せちゃえーー!!」
ダダダダダダ……
麦野「…………お゙」
麦野「…………」
麦野「…………」
270 = 180 :
地雷踏み抜いた感
271 = 29 :
可愛い
272 = 4 :
しいたけちゃんは?
273 = 185 :
追いついたぜ
274 = 1 :
通りすがりの浜面「…………よ、よう」
麦野「…………」
ICU帰りの絹旗「…………ちょ、超奇遇ですね~」
麦野「…………」
たまたまフレンダ「…………あはは、は、ちっす」
麦野「…………」
275 = 1 :
麦野「…………」
((( あっこれは死んだな。うん、あり得ないもんね。こんな偶然 )))
麦野「…………うっ」
麦野「うええええええええん!!」
「「「 !!!!!!!!!!!? 」」」
276 = 4 :
最愛ちゃんかわいいよ最愛ちゃん
277 = 252 :
むぎのん……ファイトやで……
278 = 1 :
麦野「うええええええええん!!」
浜面「!?! ……!?、!??。……!?」
絹旗「落ち着けつけついてください超浜じゅら!」
フレンダ「あれ? 声が、ダブって、聞こえるよ?」
麦野「うわああああああああん!!」
浜面「あっ! 逃げた! どうしよう! どうしよう!!」
絹旗「どうしよう? あ! どうしよう! え!? 何が!?」
フレンダ「あれ? 呼吸が、うまく、出来ないよ?」
279 = 1 :
カフェでお茶してる滝壺「なかなかレトロなお店だね」
『うわああああああああん!!』
カフェ壺「うるさいな、非常識、だ、と……?」
窓の外には麦野『びえええええええええん!!』
カフェ壺「…………」
滝壺「あれ? 呼吸が、うまく、出来ないよ?」
281 = 1 :
―――
――
―
浜面「……麦野が失踪してからもう2ヶ月か、早いもんだな」
絹旗「麦野がいないアイテムは超開店休業中ですしね、時間が超早く流れます」
滝壺「だから深入りするなと言ったのに、むぎの……」
バタンッ!
フレンダ「みんな! 麦野から手紙が届いたよ!」
282 = 1 :
浜面「手紙ぃ!? おい、何て書いてあるんだ!?」
フレンダ「待ってよ! 今開けるから!」
絹旗「早く! 超早く!」
フレンダ「急かさないでよ! はい滝壺、読んで!」
滝壺「うん。……これだけ? 一枚、っていうか一言なんだけど」
フレンダ「封筒の中にはそれだけだけど?」
絹旗「とにかく超何て書いてあるのか教えてくださいよ!」
283 = 1 :
滝壺「農業、始めました」
絹旗「……は?」
滝壺「だから、『農業、始めました』って書いてある」
浜面「……あー、野菜の国の姫?」
フレンダ「……ああ、なーる」
絹旗「……超健康的ですしね、農家の一日」
滝壺「???」
284 = 111 :
展開が
285 :
~日本・某所~
麦野「よっと!」
麦野「……ふー、そろそろ休憩にしようかな」
ヴヴヴ、ヴヴヴ
麦野「! ……何だ、ダイレクトメールか」
麦野(2ヶ月も音沙汰なしなのに、なーに期待してんだかね)
286 = 285 :
ヴヴヴ、ヴヴヴ
麦野「はいはい、今度はどこの……」
~~~~
from 佐天涙子
~~~~
麦野「……!」
麦野「……見るだけなら、いいわよね」
287 :
ぶっとんでやがるぜ
288 = 285 :
~~~~
from 佐天涙子
sub <無題>
しーちゃんに会いたい
会って謝りたい
~~~~
289 :
アレイスター「面白そうなので様子見してみた」
290 = 285 :
麦野「…………」
麦野(『アタシは街の外にいるから会えない。会わない方がいい』……)
麦野(……送信)
……、……ヴヴヴ、カチカチッ
麦野「…………」
『じゃあもういい』
麦野「……ハハ、予想以上にきっついわ……」
291 = 285 :
麦野「……仕事しよ」
ヴヴヴ、ヴヴヴ
麦野「また、涙子……?」
『やっぱりよくない どこにいるの?』
『しーちゃんが来れないならあたしが行く』
『待ってて 絶対会いに行くから』
麦野「……あーくそ」
292 = 285 :
麦野「やっべえ……超嬉しい……」
麦野「…………」
麦野「はー……意思、弱えなあアタシ……」
麦野(……『明日の正午、あの日のカフェで』)
麦野(送信、っと)
麦野「……さてと、行きますか!」
293 = 285 :
―――
――
―
~1ヶ月後・某所~
麦野「とまあ、こんな事があったのよ」
垣根「お前頭おかしいんじゃねえの? いや、マジで」
麦野「自分でもどうかしてたと思うわ。いや、マジで」
垣根「大体よお、何で俺をこんな四方山話に付き合わせたんだよ」
麦野「暇だったから」
垣根「お前……マジで『表』に染まっちまったんだな……」
294 = 285 :
麦野「まあ、アイテムも解散させられたし? アタシも晴れて『表』舞台の広告塔って訳よ」
垣根「広告塔だあ? どういう意味だそりゃ」
麦野「始めた農業が大当たりしちゃってさ、外に向けたPRに一役買ってんのよ」
垣根「歌って踊れて耕せる超能力者、ってか?」
麦野「いいわねそのコピー、もらい」
垣根「はっ、好きにしろよ」
296 = 285 :
「しーちゃんまだあ!? みんな待ってるよー!」
麦野「っと、もうこんな時間か」
垣根「じゃあな、俺は消えるぞ」
麦野「ええ、邪魔者は消えなさい」
垣根「テメエも精々、俺の障害にならねえよう気を付けな」
麦野「ならねえよ。テメエがアタシの世界に踏み込まねえ限りはな」
297 :
原子組み換え野菜とか作るのか
298 = 285 :
佐天「しーちゃん、今の人誰? 彼氏?」
麦野「違うわよ、前の仕事の……商売敵?」
佐天「イケメンだったし結構お似合いじゃない?」
麦野「ないわー、涙子の目は節穴ね」
佐天「ふーんだ、いじわるー!」
麦野「悪かったわよ。……ほら」
299 = 285 :
佐天「ふぎゅっ! ……しーちゃんさ、最近ハグしすぎ」
麦野「仲良しなら、何でもないんでしょ?」
佐天「まあ、そうだけどさ、場所とかさー色々さー」
麦野「わかったわかった」
佐天「あとハグされたとき思ったんだけどさ」
麦野「何よ?」
300 = 285 :
佐天「しーちゃん、ちょっと痩せすぎなんじゃない?」
麦野「…………」
佐天「…………」
麦野「…………」
麦野「お゙っ!!!!?」
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