のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:127,057,083人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報

    私的良スレ書庫

    不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitter
    ログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ一「百合接客選手権!」

    SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニュー
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    レスフィルター : (試験中)
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter
    151 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 22:54:46.04 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-119)
    「……今、胸を覗こうとしてたんちゃうの?」

    「そ、そそそんなわけないじゃない」アハハ

    「もう………やらしいなぁ…///」モジモジ

    「っ」キューン!

    「油断でけへんわ…//」スッ(塞から離れる)

    「あ……」

    「…………」

    (………幻滅……されちゃったかな………)

    「………私の胸……見たいん?」

    「え?」

    「どうなん?」

    「それは………」

    「……正直に言うてくれたら……」

    「……く、くれたら?」
    152 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 22:56:29.27 ID:Rm4egIrd0 (+22,+29,-1)
    変態塞さんとか皆得
    154 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 22:57:37.18 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-136)
    「…………」

    「そ、その先は何?」

    「……内緒」

    「そんなぁ……」

    「……で、どうなん?」

    「うぅ………」

    「私の胸……見たいん?」

    「……………み……見たい……///」カァァ...

    「ふふっ……正直者は好きやけど……どうしようかなぁ?」

    「えっ……?」

    「……塞は私のが見たいん?それとも女の子なら誰でもええの?」

    「お、園城寺さんだからっ!園城寺さんのが見たいの!」

    「へー……そうなんや……」

    「う、うん……//」
    155 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:00:36.15 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-132)
    「…………でもやっぱり……だめ」

    「そんな……」

    「私は軽い女やないから、そういう事は好きな人にしかせえへん」

    「ううぅ……」

    「………せやから」

    「?」

    「本当に………私のを見たいっちゅうなら……」

    「………」ドキドキ

    「私が塞に夢中になるようにしてほしい……///」(上目遣い)

    「!!!」

    「………勘違いせんといてな?誰にでも言うてるわけちゃうねんから///」

    「ぉ……園城寺さん……///」

    「怜……って呼んで……」スッ(肩にもたれかかる)

    「っ……と………とき……///」

    「うん……」スリ...
    156 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:02:14.51 ID:Rm4egIrd0 (+10,+22,+0)
    すけべ!
    157 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:02:58.92 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-176)
    <4番テーブル>

    「お前が衣の相手か?」

    洋榎「お前て……うちの方が年上やでー」

    「そうか。だが衣の方が強大無比だからいいのだ」エヘン!

    洋榎「兄弟ムヒ……?」

    洋榎(ムヒ……夢非?……あ、無人……か?兄弟無人……兄弟がおらん人……つまり1人っ子っちゅうことか?)

    「然り!」

    洋榎(その寂しさからうちの姉オーラに惹かれて、妹の気分を味わいたなってタメ口になった……そうに違いないわ)

    洋榎(よし!今日はうちが姉代わりになって可愛がったろ!)

    「どうした?八百八橋の娘よ」

    洋榎「ん?ははっ、なんでもあらへん」

    「?」

    洋榎「よーしよーし」ナデナデ(頭を撫でる)

    「わわっ……衣を子供扱いするなー!」
    158 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:03:09.68 ID:Rm4egIrd0 (-21,-9,-1)
    支援
    159 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:05:32.22 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-181)
    洋榎「子供扱いはしてへんでー?妹扱いしてるだけや」

    「!?……妹……?」

    洋榎「そやでー?洋榎お姉ちゃんやでー!今日だけは天江 洋榎やと思ってくれてええでー!」ナデナデ

    「なっ……ち、違う!お前は……いろねではないだろう!」※いろね…同じ母から生まれた兄または姉

    洋榎「色目なんて使てへん!」

    「色目ではない!いろねだっ!」

    洋榎「んー?おま……衣の言う事はようわからん!さっぱりぱりぱりパリジェンヌや」

    「なっ……」

    洋榎「もうええわ。とにかく妹としてうちに甘えとけばええねん!」

    「妹……」

    洋榎「あっ、今のはダジャレちゃうからな!勘違いしたらあかんで?」

    「?………ああ……甘えと天江か」

    洋榎「ええっちゅうねん!ほんま狙って言うたと思われたらさぶいわ!マジでちゃうからな!」

    「………くす……」
    160 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:06:38.21 ID:Rm4egIrd0 (-21,-9,-1)
    支援
    161 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:08:13.99 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-243)
    洋榎「お?」

    「衣は……喧騒を嫌い、人々が行き交うかなるましづみ出いでてきたが……」※かなるましづみ…騒がしい間を静かにこっそりと

    洋榎「??」

    「洋榎のそれはいささか心地よさを覚える……」

    洋榎「お、おお……結果良ければ全てよしや!」

    「………本当にいいのか?」

    洋榎「ん?何がや?」

    「その……いろねのように接しても……」

    洋榎「おう!もうこうなったら色目を使てもええで!」

    「い、色目など使わぬ!」

    洋榎「あははは!お子ちゃまやもんな~?」ナデナデ

    「うぬぬ~!洋榎こそお子様だ!ほら、頭に手が届く!衣が姉の方が良いのではないか!?」ナデナデ(洋榎の頭を撫でる)

    洋榎「なんやと!?人が気にしてる事を言うたらあかんやろ!」ナデナデナデ!

    「衣も一様なり!」ナデナデナデ!
    162 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:08:19.15 ID:Rm4egIrd0 (-21,-9,-1)
    支援
    163 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:11:39.59 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-261)
    <受付>

    「………衣……楽しそう……」

    (同い年のボクたちでは、衣に対して姉のように接する事は出来なかったからなぁ…)

    (愛宕さんの懐の深さと親しみやすさ、そして意外と包容力があるところが上手い具合に衣と合ったね)

    (友達で家族のボクからすると複雑な心境だけど……文句を言いながらもどこか甘えてる姿を見れるのは……うん、嬉しいな)クスス

    (……きっと透華もボクと同じ気持ちだろうね…)


    <別室>

    透華「あ…あ…あああありえませんわっ!」

    透華「衣が……あんなに感情をむき出しにして……い…イチャイチャするなどとっ!」

    透華「い……いえ……あれはイチャイチャではないですわ……ただじゃれ合っているだけ……」

    透華「…………のはずですのに~~~~!!」

    透華「わたくしたちといる時より生き生きとしている気がしますわっ!うぅぅ……なんて悔しい……っ!」キィィ!

    透華「………衣が幸せならそれでいいと……そう思ってはいるものの………あぁぁ……衣……」
    164 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:12:24.74 ID:Rm4egIrd0 (+17,+29,+0)
    透華かわいい
    165 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:13:51.19 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-97)
    <一般ルーム>

    桃子「へぇー、そうなんすかー」

    竜華「そやねん。うちと怜はめっちゃ仲良しやからな~♪」

    姫子「そいなら心配でしょう?」

    「接客ばしとったら色々あるやろし」

    竜華「……まぁ、少しは心配やで?けどうちらのために頑張ってくれてるわけやからな」

    桃子「そうっすよね。私も先輩がモテまくるんじゃないかと不安っすけど……私たちのためにやってくれてるんすよね…」

    桃子(ステルス使って様子を見に行こうとも思ったっすけど……先輩を信じるっす)

    ガチャ

    セーラ「…………」

    竜華「お、セーラや」
    166 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:14:59.28 ID:SnOeEC7TP (-21,-9,+0)
    \IV
    167 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:15:33.84 ID:Rm4egIrd0 (-21,-9,-1)
    支援
    168 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:19:10.51 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-82)
    セーラ「ん?ああ……」

    竜華「?なんか元気ないなぁ……何かあったん?」

    セーラ「えっ?ううん、何も……ないよ」

    竜華「?」

    哩・姫子「…………」

    セーラ「はぁ……」ボーッ..

    桃子「何があったんすかね?」

    「さあ……ただ、姫子が私を見る時の表情に似とる……なぁ?姫子」フフッ..

    姫子「そ、そいは……はい……///」

    竜華「??」

    セーラ(ゆみ……)ハァァ..
    169 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:21:40.04 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-127)
    「もぐ……」

    「…………」カチャカチャ..

    優希「はむっ……ん~~美味しいじぇ♪」

    まこ「お前さんたちは行かんのか?」

    「え?ええと……」

    「私は別に……こちらでお話してるだけで楽しいですし……」

    優希「染谷先輩は行かないじょ?」

    まこ「んー、せっかくの機会じゃし参加するつもりじゃが……今日は混みそうじゃからのー、明日行くつもりじゃ」

    優希「ほら!染谷先輩も行くって言ってるじょ!咲ちゃんたちも行くべきだじぇ!」

    「うーん……どうしようかな……」

    優希「こんな体験、滅多に出来ないじょ!」

    「それはそうだけど……うーん…」

    「頼む!教えてくれ!」

    「……?」チラッ
    170 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:22:05.93 ID:SnOeEC7TP (-27,-15,-1)
    171 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:24:01.96 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-86)
    「部員なら知ってるだろう?美穂子の事ならなんでもいいんだ!」

    「…………」ワタシ ニ キカレテモ..

    「喜ばせてあげたいだけなんだ!頼む!」

    未春「か、華菜ちゃん……」

    華菜「……悪気はないってわかってるし……でもすごい迫力で怖いし……」

    星夏「どうすれば………あ」

    華菜「文堂?どうしたし」

    スタスタ..

    「……菫」

    「照……?」

    華菜(宮永 照だし!!)

    「何をしてるの?」

    「それは……」
    172 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:24:22.99 ID:Rm4egIrd0 (-21,-9,-1)
    支援
    173 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:26:19.01 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-95)
    「聞きたい事があるにしても大声で詰め寄るのは迷惑だよ」

    「…………あ」

    未春「…………」ハラハラ..

    「すまない……悪かった」

    「…………」ワタシ ハ オコッテ ナイ..

    未春「い、いいえ!全然っ!ね!?」

    華菜「き、気にしなくていいし!」

    星夏「はい!私も平気ですから!」

    「ありがとう……」

    「……菫らしくない。何があったの?」

    「それは………」

    「…………」

    「……………女神に出会ってしまったんだ」

    「………え?」
    174 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:27:26.77 ID:Rm4egIrd0 (-21,-9,-1)
    支援
    175 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:29:43.15 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-139)
    「私の全てを引き換えにしても………必ず幸せにしてみせる。そう決めたんだ」

    「…………」

    「今はまだ私の片想いだが………ん?いや、待て………彼女の表情を冷静に思い返すと………すでに私に好意を持っていたんじゃないだろうか?」

    「?」

    「ああ……そうに違いない!だってこの出会いは運命なのだから!そう……そうだ………私たちは両想いなんだ……」

    「……………」

    (VIPルームに行くまでは普通だったのに………一体何があったんだろう…)

    「……………」

    (確かめに行こう……)クルッ テクテク..

    「照……?どこへ行くんだ?まさか……」

    「………うん」

    「っ!……た、頼む!美穂子だけは指名しないでくれ!」ヒソヒソ
    176 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:30:41.78 ID:Rm4egIrd0 (-21,-9,-1)
    支援
    177 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:31:59.81 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-101)
    「え?こちらから指名出来ないって説明があったけど」ヒソヒソ

    「ああ……ええと……そう!もし美穂子が来たら断ってくれ!頼む!」

    「…………わかった」ハァ

    「!ありがとう……恩に着る!」

    「うん」テクテク...ガチャ..バタン



    まこ「……あの弘世 菫が……あんな風になるとはのー……」

    「………お姉ちゃん……VIPルーム行くんだ……」ボソッ

    「咲さん?」

    「だったら………私も行ってみようかな……」

    「えっ?」

    まこ「ほぉ」
    178 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:32:03.85 ID:Rm4egIrd0 (-21,-9,-1)
    支援
    179 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:32:25.21 ID:P+NDD9pSO (+19,+29,-2)
    菫さん・・・
    180 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:33:54.69 ID:+/t74uHq0 (+27,+29,-4)
    咲さんだとオーラあるからおびえる人も出てくるな
    181 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:34:21.82 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-114)
    「ど、どうしてですか?さっきまであまり乗り気じゃなかったのに……」

    「それは……お姉ちゃんが興味を持ってるみたいだから……私も…」

    「そんな……」

    優希「大丈夫だじぇ!咲ちゃんはのどちゃん一筋だじょ!」

    「ゆ、ゆーき!」カァァ..

    「あはは……じゃあ私…」スクッ

    まこ「ん。行ってきんさい」

    「はい……和ちゃん、また後でね」

    「咲さん……信じてますから」

    「うん」スタスタ..

    優希「のどちゃんは行かないじょ?」

    「はい」

    優希「ふーん、なんかもったいないじょ……私はこのケーキを食べたら行くじぇ!」モグモグ!
    182 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:35:37.55 ID:s1uD3GyL0 (+24,+29,-21)
    なんつーか、これ一歩間違ったら色んな人たちの関係ぶっ壊れるよな
    183 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:35:59.47 ID:SnOeEC7TP (+27,+29,-19)
    菫さんはおっとりお姉さんを追っかけるのが似合うな
    184 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:36:46.09 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-126)
    <VIPルーム 受付>

    「…………」

    「ようこそVIPルームへ」

    (すごい豪華……一般ルームとはまるで違う……)

    智紀「ご案内します」

    「……はい」

    (雰囲気に呑まれてはいけない……菫がおかしくなった原因を探らないと。それと出来れば菫を元に戻す方法を……)テクテク

    「…………」

    (宮永 照……孤高の天才というイメージだったけど……ふむ………これは案外……)
    185 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:37:09.81 ID:Rm4egIrd0 (-21,-9,-1)
    支援
    186 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:37:10.96 ID:P+NDD9pSO (+24,+29,-14)
    もう壊れかけてる
    187 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:39:18.15 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-103)
    <1番テーブル>

    「…………」

    ゆみ「隣、失礼するね」

    「どうぞ」

    (菫は美穂子って言ってた。福路さんの事で間違いないと思うけど、私はこの人の名前を知らない……一応確かめてみよう)

    「あの」

    ゆみ「ん?なんだい?」ニコッ

    「あなたの名前……教えてくれないかな?」

    ゆみ「私の名前?もちろんだよ。私は加治木 ゆみだ。よろしく」

    「あ、よろしく……」

    (やっぱり違った)

    ゆみ「ふふ……嬉しいものだね」

    「?……何が?」

    ゆみ「美しい人に名前を聞かれるのがさ」

    「え?」
    188 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:42:03.89 ID:SnOeEC7TP (-27,-15,-1)
    189 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:42:31.72 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-214)
    ゆみ「キミの思い出のアルバムに私の名前が微かでも残ってくれるなら、何物にも代えがたい喜びを得られるから」キラリ

    「な……」

    (何これ……こんな事言われたの初めて……少女マンガみたい……)

    ゆみ「無論、叶うなら……そのアルバムのタイトルを『照とゆみの愛の物語』にしたいと心底願っているがね」フフッ

    「っ!」

    (だ、だめ………これは相手の罠………甘い言葉をかけて票を獲得しようとしてるだけ……騙されてはいけない……)フルフル

    ゆみ「……どうかしたのかい?具合でも悪い?」

    「う、ううん……平気」

    ゆみ「そう……でも具合が悪くなったらすぐに言って欲しい…」

    ゆみ「キミの苦しみを代わってあげることは出来ないけれど、少しでも心の支えになりたいし、キミを救いたいから……」

    「っ!」キュン!

    (だめだめ……こんなの……口だけ………だから)
    191 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:43:50.91 ID:KJxqlns9P (+19,+29,-1)
    テルーチョロイヨー
    192 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:43:56.26 ID:P+NDD9pSO (+13,+23,-1)
    あー
    193 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:44:16.67 ID:+/t74uHq0 (+18,+30,+0)
     
    194 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:45:28.67 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-268)
    ゆみ「……信じてくれないようだね」

    「!」

    ゆみ「それもそうか……賞品のかかった接客勝負である以上、真実を語ってたとしても疑念は拭えない……私はそれが悲しい」

    「…………」

    ゆみ「他の誰が私を疑おうとも構わない………だが………キミに疑われるのだけは耐えられない!」

    「それは……ど、どうして?」

    ゆみ「………私がキミに囚われているからさ」

    「え?」

    ゆみ「麻雀を打つ者にとって……いや、私にとってキミは同じ高校生でありながら雲の上の存在……触れるどころか、声をかける事すらためらわれる……」

    「…………」

    ゆみ「揺るぎない打ち筋……そして美貌!キミの姿を一目見てから、私は鏡を恨んだ!ああ……何故この鏡はキミではなく私を映すのだと…」

    「っ………」キュン

    ゆみ「そんな……私にとって最も眩しい存在であるキミが目の前に現れて……正気を保つ事など出来ない…」

    ゆみ「ゆえに、キミに私の愛を押し付けてしまった……キミの気持ちを考える事なく…」
    195 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:47:01.94 ID:Rm4egIrd0 (+12,+19,+0)
    てるてるきゅんきゅん
    196 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:48:59.42 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-226)
    「…………」

    ゆみ「すまない……許してくれ………ただ私はキミに愛されたくて………キミを……キミだけを愛したかっただけなんだ……」

    「っ///」カァァア..

    (……キミだけを愛したかった……なんて……そんなセリフ……想像の中でしか…)チラッ

    ゆみ「それが私の本心なんだ……」(力強さを秘めつつも儚げな目で照を見つめる)

    「~~っ!」キュン!

    (だから………だめ……だよ………何を言われても………こんな……ときめいたらいけない……)ドキドキ..

    ゆみ「………どうしたら信じてもらえるのだろうか……?」

    「う……」

    ゆみ「……私が……棄権したら……信じてくれるかい?」

    「えっ?……棄権…?」

    ゆみ「そうさ。百合接客選手権を棄権し、今までの票も全て破棄する」

    「でも……そんな事したら……」

    ゆみ「ああ……悲しい顔をしないでほしい。言っただろう?私はキミだけを愛したいのだと。キミと共にいられないのならば、全てのものに価値などない」

    「ぅ……」キュキュン
    197 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:49:44.00 ID:SnOeEC7TP (+20,+27,-16)
    かじゅの引き出し広すぎだろwwwwwwwww
    198 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:51:26.07 ID:+/t74uHq0 (+27,+29,-13)
    前日までに徹底的に相手の弱点調べ上げてきたんだろ
    麻雀の弱点じゃない弱点を
    199 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:51:39.71 ID:P+NDD9pSO (+17,+27,+0)
    モモちゃん・・・
    200 : 以下、名無しにか - 2013/04/14(日) 23:51:49.49 ID:/O6Z1mDl0 (+95,+30,-196)
    ゆみ「少し待っていてくれ。オーナーに棄権を告げてくる」スクッ

    「えっ?」

    (真剣な表情……もしかして……本当に私の事を……?)ドキドキドキ

    ゆみ「……いや、キミの前で話した方がいいな………」ピピッ

    ゆみ「……あ、沢村さん。オーナーを呼んできてくれ………ありがとう」ピッ

    ゆみ「これでいい」

    「………」ドキドキドキ

    「失礼します………何か?」

    ゆみ「オーナー………私は棄権する。今までの票は全て破棄してくれ」

    「え!?」

    「!!」

    「………理由を……聞いてもよろしいでしょうか……」

    ゆみ「……私は………愛する人のために生きたい……ただそれだけです」

    「!!!!」キューーン!

    (本気……なんだ………そこまでして私の事を………)ドキドキドキ...
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS スレッド一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について