元スレ憧「シズとレズって似てるよね。もしや……」

みんなの評価 : ★
1 :
阿知賀女子 麻雀部室 放課後
穏乃「おはようございまーす!」ガラッ
穏乃「さあ今日も張り切って部活をっ……」
穏乃「……なーんだ。まだ誰もいないのか」シュン
穏乃(早く来すぎちゃったかなぁ。……まあ憧がすぐ来るよね)
穏乃(一人じゃ麻雀もできないし、ヒマだけど座って待ってるしかないか)
穏乃(……ん?)
穏乃(雀卓に何か置いてある……これは……)
穏乃「……手帳?」
2 = 1 :
穏乃(部室にあるって事は麻雀部員の誰かが忘れていった物だよね)
穏乃(誰のかなぁ……手帳持ってそうな人……)
穏乃(灼さんかな?部長だし、しっかりしてるから手帳くらい持ってても不思議じゃないよね)
穏乃(宥さんも持ってそうだなぁ。ポケットいっぱいあるし)
穏乃(……まてよ。そもそも灼さんや宥さんだったら雀卓に忘れ物なんてしないか)
穏乃(つまり少し抜けてる人……玄さん?)
穏乃(って、そんな事思ったら玄さんに失礼か)
穏乃(うーん。分かんないや)
穏乃(いっそ中を見てみるか……)
3 = 1 :
穏乃(いやいや、いくら忘れ物だからって他人の手帳をかってに見るのはよくないよな……)
穏乃(でもヒマだし……誰も来ないし……)
穏乃(……よし、適当に開いた一ページだけ見よう。それで持ち主が分かるかもしれないからね!)
穏乃(そうしたら直接本人に返せばいいんだ!見ちゃった事は素直に謝ろう!)
穏乃「では早速……」ペラッ
穏乃「……あれ?」
4 :
アコとネコって似てるよね、もしや……
5 = 1 :
穏乃「手帳じゃない…………これは……日記?」
○月×日
今日も相変わらずのかわいさ全開だった!
さすが私のオンリーワンマイエンジェルだね!!
きっと本人は自分のかわいさの1%にも気づいてないんだろうなぁ。でもそこがまたかわいいよ!
今日は麻雀中にくしゃみを七回、咳を二回してた。
風邪引いてないかとても心配。やっぱりもう少し厚着するべきだよね……
今度注意しよう……いや、そうしたらあの際どいラインの太ももが見れなくなってしまうかもしれない……
そんなの絶対だめだよね!あそこを眺めることは私の生きがいの一つだし。
でも風邪引くのもほっとけない……
よし、上手く上半身だけ厚着させようか!
……そうしたら上下のバランスがとんでもない事になりそうだなぁ。
穏乃「なんだこれ」
6 = 1 :
穏乃「なんだこれ……」
穏乃(これ日記だよね?それにしては自分の事全然書いてないけど……)
穏乃(その上、太ももがどうとか破廉恥な事ばっかり)
穏乃(この人絶対ろくな人間じゃないよ……)
穏乃(……いやいや。同じ麻雀部員の誰かなんだ。悪いところばかり見るのはよくないな!)
穏乃(少なくとも、この日記の持ち主は相手の女の子の事を心配してる事がわかる)
穏乃(友達の体調を気にかけるいい人じゃないか!)
7 :
早よ書けや!
8 = 1 :
穏乃(うん。オンリーワンマイエンジェルって謎単語や太もも云々に目をつぶれば、なかなかいい日記だよ!)
穏乃(……それらを省いたら中身が無くなったなんて全然思ってないし!)
穏乃(しかし、これだけだと日記の持ち主は分からないな……)
穏乃(相手の女の子も、とにかく『かわいい』って事しかわからないし)
穏乃(かわいさなんて主観で変わっちゃうからなぁ)
穏乃(太ももだって、制服はスカートだから全員見えちゃうよね)
9 :
しえんた
10 = 1 :
穏乃(やっぱりもう一ページ見るしかないか。他の日記はまともかもしれないし)
ペラッ
○月×日
とうとう太ももタッチに成功しちゃった!!
これで29個目の目標達成!!
この感触はよく手に焼き付けておこう!もう二度と手を洗わないんだから!
前からチャンスはあったんだけど、なかなか手が出せなかったんだよね。勇気が出なくて……
でも今日の作戦は本当に完璧だった!
私が雀牌を落とした所に見事しゃがみこんでくれるんだからね!
平然を装って触れちゃったよ!
まあ、触れたのは一瞬だったんだけどね……
ああ撫で回したい……
心ゆくまであの太ももを舐め回し、いや撫で回したい……
穏乃「」
11 :
ふきゅっ!?
12 :
???「シズちゃんとスズちゃんって似てるやんな」
13 :
しえんぬ
14 = 1 :
穏乃「変態だよ」
穏乃「さすがにこれは擁護できないよ」
穏乃(同じ麻雀部員をそんな目で見てる人がいるなんて……)
穏乃(なんだか少し怖いなぁ……)
穏乃(よし、この事を相手の女の子に知らせてあげよう!)
穏乃(そして極端な足の露出を直してもらうんだ!)
穏乃(そうすればこの日記の持ち主の変な趣向も治るはず)
穏乃「とりあえずもう一ページ見よう」ペラッ
15 :
しえん
16 :
ほぅ
17 = 1 :
○月×日
今日も無駄に元気だった。そしてふざけて正面からしがみ付いてきた!
あの下から見上げる表情はもはや犯罪だよ!かわいさの暴力だよ!
きっとあれは私にしか見せない笑顔なんだ。絶対そうだ。
って事はやっぱり私の事が好きなんだよね。
じゃあもういいよね。我慢しなくてもいいんだよね。
好きにしちゃっても問題ないよね。両思いだもんね。
ああシズシズシズシズシズシズシズシズシズシズシズシズシズシズ
シズシズシズシズシズシズシズシズシズシズシズシズシズシズシズ
シズシズシズシズシズシズシズシズシズシズシズシズシズシズシズ大好き
穏乃「うわぁ!!!!」ドサッ
穏乃「こ……これ……私の事だったんだ……」
穏乃「日記の日付は……昨日……」
18 = 1 :
穏乃「い……一体誰が……こわい……」
穏乃(……い、いやいや!怖がっちゃだめだ)
穏乃(この人は私に好意を持ってくれてるんだから!)
穏乃(気持ちに答えてあげられるかは分からないけど、この人とちゃんと向き合わきゃ!)
穏乃(じゃなきゃ失礼
玄「遅れました~」ガラッ
穏乃「ひゃあああああああああ!!!」
19 = 11 :
マジかよクロチャー最低だな!!!
20 = 15 :
穏乃ちゃん可愛い
22 :
おまかせあれ!
23 = 1 :
玄「ど、どうしたの穏乃ちゃん?」
穏乃「玄さんでしたか……はは。急に音がしたからびっくりしちゃって」
玄「?」
穏乃(本当におどろいた……)
穏乃(でも、すぐ日記を手放したから、読んでたって事はバレてないよね)
穏乃(もしこの日記が玄さんので、それを私が読んでたなんて知られたら……)
穏乃(どうなってしまうんだろう……)
玄「……あれ、穏乃ちゃん一人だけ?」
穏乃「そうです」
玄「ふーん。みんな遅いんだね」
26 = 15 :
いやーだれなんだろうなー
27 = 16 :
28 :
玄穏……アリですね
29 = 1 :
穏乃「私も少し前から待ってるんですよ」
玄「そうだったんだ。てっきり私が最後だと思ってたから走って来ちゃった」
穏乃「お疲れ様です」
玄「……」
穏乃「……」
玄「でも珍しいよね」
穏乃「何がですか?」
玄「私と穏乃ちゃんが、こうして二人っきりになることって」
穏乃「そういえばあまりないですよね」
玄「幼馴染なのにね」
30 :
あーっと玄選手、ここで一気に間合いを詰めたーーーー!
32 = 1 :
穏乃「……幼馴染?幼馴染なんですか?私と玄さん?」
玄「もちろんだよ!小学生からの付き合いなんだからね!」フンス
穏乃「確かに……じゃあ幼馴染ですね!」
玄「うん!」
穏乃(なんだろう……今日の玄さんはいつもより好意的のような……)
穏乃(ま、まさかあの日記は玄さんの!?)
穏乃(で、でも玄さんがあんな変態的な文章を書く人だとは思えない……)
穏乃(……そうだよ。友達を疑っちゃだめだ)
穏乃(玄さんが好意的なのも、元々やさしい人だからだよ)
穏乃(絶対そうに決まってる)
33 :
>穏乃「……幼馴染?幼馴染なんですか?私と玄さん?」
何気にひどい
34 :
誰が犯人か全くわからないな…
35 = 1 :
玄「……どうかしたの?穏乃ちゃん?」
穏乃「ああ、すみません!」
玄「ふふっ。変な穏乃ちゃん」
穏乃「ははっ。でも参りましたね。二人じゃ麻雀もできませんし」
玄「そうだねぇ~。お掃除も昨日しちゃったから綺麗だしね」
玄「でも、今日はみんなが居なくてよかったかも」
穏乃「どうしてですか?」
玄「昨日ここに大事なもの忘れちゃってね」
穏乃「えっ……」サーッ
37 = 1 :
穏乃「そんな……玄さんだったんですか……」
玄「?……どうしたの?まさか」
玄「見ちゃったの?」
穏乃「あ……ええと……」
穏乃「ち、ちょっとトイレに行ってきま」
ガシッ
玄「ふっふっふ。逃がさないよ」ガッチリ
穏乃(う、後ろから抱きつかれた!?)
39 :
まさかの玄ルートwww
40 :
クロチャー
41 :
ご冥福をお祈りします
42 = 21 :
うん
43 :
クロチャーのおもち好きアピールはアコチャーの目を欺くために用いた高度な作戦
44 = 1 :
穏乃「く、玄さん……そんなに抑え付けないで……」
玄「だめだよ。穏乃ちゃんは知ってしまったんだからね。私の秘密を」
玄「さあ!返すのです!」もみもみ
穏乃「ひゃあっ///」
穏乃(む、胸を鷲掴みにっ///)
穏乃「や……やめて……」
玄「やめないよ!ふむふむ。胸には隠してないみたいだね。じゃあもっと下を……」
穏乃「ううっ……ぐすっ……うわあああああああん」ボロボロ
玄「あ、あれ?穏乃ちゃん?」
45 = 21 :
あれ?
46 :
おい憧ちゃんシズが助けを呼んでるで
47 :
シズって呼びかたするのって
48 :
いつから単独犯だと錯覚していた?
49 = 1 :
穏乃「うわああああああん」ボロボロ
玄「ご、ごめんね!ちょっとふざけちゃっただけなんだよ?ごめんね!」
穏乃「……ううっ……もうしないで下さい……」グスッ
玄「本当にごめんね!ほら、ぎゅってしてあげるから!」ギュウ
穏乃「はい……」ギュウ
穏乃「……」
玄「……」
穏乃「……落ち着きました。取り乱しちゃってごめんなさい」
穏乃「少し怖くなっちゃったんです……玄さんが私をそんな風に思っていたなんて……」
50 = 1 :
玄「そんな風?」
穏乃「私見ちゃったんです!玄さんの日記!」
玄「……日記?私は日記なんてつけてないけど」
穏乃「えっ?」
穏乃「玄さんは日記をここに忘れたんですよね?」
玄「ちがうよ!私が忘れたのは写真だよ。穏乃ちゃんが持ってるんでしょ?」
穏乃「いえ、持ってませんよ!」
穏乃(あの日記は玄さんのじゃなかったんだ……)ホッ
玄「持ってないんだ……私はてっきり穏乃ちゃんが隠し持っているんだとばかり……ごめんね」
穏乃「もういいですよ。それより写真を探しましょう!」
みんなの評価 : ★
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