私的良スレ書庫
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元スレ幼女「お願いです、命だけは助けてください」魔王「グフフッ……」
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幼女「わー! 夕日きれー!」キラキラ
魔子「光合成できる時間が終わってしまう……」
魔王「良い運動になったな……」
魔王(そういえば、このごろデスクワークばかりで体を動かしていなかったな)
魔王(勇者襲来に備えて鍛え直しておかねばな)
幼女「ねえねえ夜は何して遊ぶ?」
魔王「まだ遊ぶのか!?」
幼女「うん!」
魔子「元気な事は良いことですわ」
魔子「光合成できる時間が終わってしまう……」
魔王「良い運動になったな……」
魔王(そういえば、このごろデスクワークばかりで体を動かしていなかったな)
魔王(勇者襲来に備えて鍛え直しておかねばな)
幼女「ねえねえ夜は何して遊ぶ?」
魔王「まだ遊ぶのか!?」
幼女「うん!」
魔子「元気な事は良いことですわ」
魔王「チェスはまだ早いだろうしな……」
魔子「トランプで簡単な遊びでもしましょうか」
幼女「ババ抜きする!」
魔王「三人でババ抜きか、物足りんな」
魔王「おい側近」
側近「私は忙しいのです。そこらへんの兵士でも呼んだらどうですか」
魔王「最近冷たいぞ」
側近「変質者に構っている暇などないのです」
魔子「トランプで簡単な遊びでもしましょうか」
幼女「ババ抜きする!」
魔王「三人でババ抜きか、物足りんな」
魔王「おい側近」
側近「私は忙しいのです。そこらへんの兵士でも呼んだらどうですか」
魔王「最近冷たいぞ」
側近「変質者に構っている暇などないのです」
魔王「へん……しつしゃ……」
幼女「お兄ちゃん、へんしちゅしゃってなーに?」
魔子「変質者というのは……」
魔王「ええい! ババ抜きをするんだろう! カードを配るぞ!」
魔王「その前に兵士A、B! ちょっと来い」
魔王「良いか幼女、このようなゲームはポーカーフェイスが肝心なんだ」
幼女「ぽ……?」
魔王「どのような状況になっても表情に出さぬようにするのだ」
幼女「わかった!」
幼女「お兄ちゃん、へんしちゅしゃってなーに?」
魔子「変質者というのは……」
魔王「ええい! ババ抜きをするんだろう! カードを配るぞ!」
魔王「その前に兵士A、B! ちょっと来い」
魔王「良いか幼女、このようなゲームはポーカーフェイスが肝心なんだ」
幼女「ぽ……?」
魔王「どのような状況になっても表情に出さぬようにするのだ」
幼女「わかった!」
魔王「さーてどれを引くか……」
幼女(あ……それ取っちゃやだ……)
幼女(だめだめ、表情を変えちゃだめ)プルプル
魔王「こっちが良いだろうか……」
幼女(それ引いて! ババ引いて!)
幼女(だめ、にやけちゃだめ……)プルプル
魔王「ぷっくくく……」
魔王(表情を変えぬよう頑張っておるな……バレバレだが……くくくく……)
魔王(ここはババを引いてやろう)
幼女(やったー!)パアア
魔子「くすくす」
兵士A「魔王様も物好きだな」コソコソ
兵士B「な」コソコソ
幼女(あ……それ取っちゃやだ……)
幼女(だめだめ、表情を変えちゃだめ)プルプル
魔王「こっちが良いだろうか……」
幼女(それ引いて! ババ引いて!)
幼女(だめ、にやけちゃだめ……)プルプル
魔王「ぷっくくく……」
魔王(表情を変えぬよう頑張っておるな……バレバレだが……くくくく……)
魔王(ここはババを引いてやろう)
幼女(やったー!)パアア
魔子「くすくす」
兵士A「魔王様も物好きだな」コソコソ
兵士B「な」コソコソ
兵士F「魔王様、この頃人間のガキをペットにしているらしいぞ」
兵士V「まあ使い捨ての愛玩具だろ」
兵士F「ちょっとした暇つぶしなんだろうな。飽きたらきっとおやつにするに決まってる」
兵士V「旨そうだもんなーあのガキ。きっと柔らかいんだろうな」
幼女「……?」
魔子「幼女様、どうされました?」
幼女「なんでも……ない……」
幼女(ペット……かあ)
兵士V「まあ使い捨ての愛玩具だろ」
兵士F「ちょっとした暇つぶしなんだろうな。飽きたらきっとおやつにするに決まってる」
兵士V「旨そうだもんなーあのガキ。きっと柔らかいんだろうな」
幼女「……?」
魔子「幼女様、どうされました?」
幼女「なんでも……ない……」
幼女(ペット……かあ)
幼女「ねえ、お兄ちゃん」
魔王「何だ?」
幼女「お兄ちゃんは、わたしのことどう思ってるの?」
魔王「ん? そうだな……」
幼女「わたしはお兄ちゃんのペットなんでしょ?」
魔王「誰がそのようなことを言ったのだ」
幼女「……ほら、最初に、側近さんがわんちゃんを飼っているのと同じようなものだって……」
魔王「いや、あれは側近を上手く丸め込むために言っただけであってだな」
魔王「本気でお前を愛玩動物だと思っているわけではないぞ」
幼女「……そうなの? 飽きたら食べちゃったりしないの?」
魔王「するわけがなかろう」
魔王「何だ?」
幼女「お兄ちゃんは、わたしのことどう思ってるの?」
魔王「ん? そうだな……」
幼女「わたしはお兄ちゃんのペットなんでしょ?」
魔王「誰がそのようなことを言ったのだ」
幼女「……ほら、最初に、側近さんがわんちゃんを飼っているのと同じようなものだって……」
魔王「いや、あれは側近を上手く丸め込むために言っただけであってだな」
魔王「本気でお前を愛玩動物だと思っているわけではないぞ」
幼女「……そうなの? 飽きたら食べちゃったりしないの?」
魔王「するわけがなかろう」
幼女「そっか。良かった」
魔王「お前はお兄ちゃんの妹のような存在なのだ」
魔王「言わば家族だ。一生大切にするぞ」
幼女「……えへへ」
幼女「じゃあ、わたしがお嫁に行ったりしたらいや?」
魔王「嫁になんぞやらん! お前はお兄ちゃんのお嫁さんになるのだ!」
幼女「そっか! お兄ちゃんだぁいすき!」
魔王「うむ、大好きだ」ナデナデ
幼女「んん……」スリスリ
魔王「お前はお兄ちゃんの妹のような存在なのだ」
魔王「言わば家族だ。一生大切にするぞ」
幼女「……えへへ」
幼女「じゃあ、わたしがお嫁に行ったりしたらいや?」
魔王「嫁になんぞやらん! お前はお兄ちゃんのお嫁さんになるのだ!」
幼女「そっか! お兄ちゃんだぁいすき!」
魔王「うむ、大好きだ」ナデナデ
幼女「んん……」スリスリ
魔王(魔族しかおらぬ城にいるのだ。やはり不安にもなるのだろう)
魔王(心の傷を埋めてやらぬとな)
幼女「お兄ちゃんのお嫁さんになったらね、おいしい料理を作って、」
幼女「ちゃんとお洗濯もして、お部屋がピカピカになるまでお掃除して……」
魔王「そのような雑用は全て召使がやるからお前はのんびり過ごして良いのだぞ」
幼女「あ、そっかあ……」
魔王「だが、お前の手料理は食べてみたいものだ。もう少し大きくなったら料理長に習いに行くと良い」
幼女「うん!」
幼女「あと、いっぱい赤ちゃん産みたい!」
魔王「ブフォッゴホッガハッ!」
魔王(心の傷を埋めてやらぬとな)
幼女「お兄ちゃんのお嫁さんになったらね、おいしい料理を作って、」
幼女「ちゃんとお洗濯もして、お部屋がピカピカになるまでお掃除して……」
魔王「そのような雑用は全て召使がやるからお前はのんびり過ごして良いのだぞ」
幼女「あ、そっかあ……」
魔王「だが、お前の手料理は食べてみたいものだ。もう少し大きくなったら料理長に習いに行くと良い」
幼女「うん!」
幼女「あと、いっぱい赤ちゃん産みたい!」
魔王「ブフォッゴホッガハッ!」
魔王(さて、幼女も寝付いたことだし体を動かしに行くか)
魔王(夜中に一人で目を覚まして寂しがらなければ良いのだが……)
魔王(これも幼女との明るい未来のためだ)
魔王(怠けてばかりでは勇者に負けてしまうからな。若造とは言え舐めてはいかん)
魔王(多くの魔王は勇者をたかが人間だからと舐めていたために敗北してしまったのだ)
魔王(奴等と同じ轍を踏むつもりはない)
隠密「魔王陛下」
魔王「どうした」
隠密「勇者が近付いているようです」
魔王「……そうか」
魔王(夜中に一人で目を覚まして寂しがらなければ良いのだが……)
魔王(これも幼女との明るい未来のためだ)
魔王(怠けてばかりでは勇者に負けてしまうからな。若造とは言え舐めてはいかん)
魔王(多くの魔王は勇者をたかが人間だからと舐めていたために敗北してしまったのだ)
魔王(奴等と同じ轍を踏むつもりはない)
隠密「魔王陛下」
魔王「どうした」
隠密「勇者が近付いているようです」
魔王「……そうか」
魔王(意外と腕は鈍っていないようだ)
魔王(幼女を勇者に託すと言う発想もあったが、我が死んだら幼女が悲しむだろう)
魔王(魔族の元にいたというだけで、人間達から差別される可能性もある)
魔王(というか他の男になんぞ渡したくはないわ)
幼女「おにーちゃー……」トテトテ
魔王「幼女、起きたのか」
幼女「寝てる間にどっかいっちゃやだぁ……」
魔王「すまないな、寂しかったろう」
幼女「んー……」
魔王(幼女を勇者に託すと言う発想もあったが、我が死んだら幼女が悲しむだろう)
魔王(魔族の元にいたというだけで、人間達から差別される可能性もある)
魔王(というか他の男になんぞ渡したくはないわ)
幼女「おにーちゃー……」トテトテ
魔王「幼女、起きたのか」
幼女「寝てる間にどっかいっちゃやだぁ……」
魔王「すまないな、寂しかったろう」
幼女「んー……」
魔王「ほら見ろ、星が綺麗だぞ」
幼女「んう……ほんとだー!」パアァ
魔王「あれが砂時計座で、あれが弓座、あれが猫座だ」
幼女「お父さんやお母さんから教えてもらったのと違う……」
魔王「魔族が名前を付けた星座だからな。人間の文化とは異なるのだろう」
幼女「そっかぁ」
魔王「さて、部屋に戻るか。夜は冷えるからな。女の子は体を冷やしてはならぬのだ」
幼女「男の人ならいいの? 何で?」
魔王「元気な子を産むには体を温めねばならないのだ。鳥も卵を温めるだろう。わかったか?」
幼女「わかった。ちゃんとあっためるね」
魔王「うむ」
幼女「んう……ほんとだー!」パアァ
魔王「あれが砂時計座で、あれが弓座、あれが猫座だ」
幼女「お父さんやお母さんから教えてもらったのと違う……」
魔王「魔族が名前を付けた星座だからな。人間の文化とは異なるのだろう」
幼女「そっかぁ」
魔王「さて、部屋に戻るか。夜は冷えるからな。女の子は体を冷やしてはならぬのだ」
幼女「男の人ならいいの? 何で?」
魔王「元気な子を産むには体を温めねばならないのだ。鳥も卵を温めるだろう。わかったか?」
幼女「わかった。ちゃんとあっためるね」
魔王「うむ」
幼女「赤ちゃんが生まれてくる穴ってどこにあるの?」
魔王「えっ」
幼女「昔お母さんに聞いたんだけど教えてくれなかったの」
幼女「お腹のどのあたりに赤ちゃんのお部屋があるのかなあ?」
魔王「うっ……」
魔王(いかん、鼻血が……)
魔王「もう少し大人になったら教えてやろう」
幼女「何で教えてもらえないんだろう……」
魔王「…………」
魔王「えっ」
幼女「昔お母さんに聞いたんだけど教えてくれなかったの」
幼女「お腹のどのあたりに赤ちゃんのお部屋があるのかなあ?」
魔王「うっ……」
魔王(いかん、鼻血が……)
魔王「もう少し大人になったら教えてやろう」
幼女「何で教えてもらえないんだろう……」
魔王「…………」
魔王(間違ってもあと十年経つまでは手を出さんぞ)
魔王(大事に大事に育てるのだ)
魔王(……最初はただの自己満足のために拾ったのだが、いつのまにか本当に大切な存在になってしまったな)
幼女「……」スースー
魔王(いつまでもこの純粋さを保ち続けて欲しいものだ)
魔王(……反抗期に『お兄ちゃん気持ちわるーい』なんて言われたらどうしよう…………)
魔王(大事に大事に育てるのだ)
魔王(……最初はただの自己満足のために拾ったのだが、いつのまにか本当に大切な存在になってしまったな)
幼女「……」スースー
魔王(いつまでもこの純粋さを保ち続けて欲しいものだ)
魔王(……反抗期に『お兄ちゃん気持ちわるーい』なんて言われたらどうしよう…………)
数日後
幼女「なんだか騒がしいね」
魔王「……」
幼女「お兄ちゃん、どうしたの?」
魔王「良いか、奥の部屋に隠れているのだぞ」
幼女「え? どこ行くの?」
魔王「絶対に帰ってくるからな。ちゃんと待っているのだ。良いな?」
幼女「お兄ちゃん? お兄ちゃん!?」
幼女「なんだか騒がしいね」
魔王「……」
幼女「お兄ちゃん、どうしたの?」
魔王「良いか、奥の部屋に隠れているのだぞ」
幼女「え? どこ行くの?」
魔王「絶対に帰ってくるからな。ちゃんと待っているのだ。良いな?」
幼女「お兄ちゃん? お兄ちゃん!?」
魔王「ついにこの時が来たか……」
勇者「魔王……倒す!」
魔王「貴様等人間はいつもそう我等を憎む」
魔王「貴様の村を滅ぼしたのが何者かは知っているか?」
勇者「……盗賊だろ。それがどうした」
魔王「人間を襲うのに、魔族も人間もないのだ」
魔王「遠い魔族を倒すより先に、近くにいる同族をどうにかすることを優先したらどうだ」
勇者「黙れ!」
魔王「魔族を滅ぼせば傭兵が職を失い、盗賊はより増えるであろう」
魔王「我を倒したところで、平和が訪れると本気で思っておるのか?」
勇者「魔王……倒す!」
魔王「貴様等人間はいつもそう我等を憎む」
魔王「貴様の村を滅ぼしたのが何者かは知っているか?」
勇者「……盗賊だろ。それがどうした」
魔王「人間を襲うのに、魔族も人間もないのだ」
魔王「遠い魔族を倒すより先に、近くにいる同族をどうにかすることを優先したらどうだ」
勇者「黙れ!」
魔王「魔族を滅ぼせば傭兵が職を失い、盗賊はより増えるであろう」
魔王「我を倒したところで、平和が訪れると本気で思っておるのか?」
勇者「魔族に殺される人間だってたくさんいるんだ!」
勇者「頭を潰せば幾分かマシにはなるさ!」
魔王「聞く耳無し、か……やむを得んな」
魔王「かかってくるが良い」
勇者「うおぉぉぉおおおおお!」
――――
魔王「なかなかやるではないか」
勇者「くっ」
魔王(五分五分といったところか……)
勇者「頭を潰せば幾分かマシにはなるさ!」
魔王「聞く耳無し、か……やむを得んな」
魔王「かかってくるが良い」
勇者「うおぉぉぉおおおおお!」
――――
魔王「なかなかやるではないか」
勇者「くっ」
魔王(五分五分といったところか……)
幼女「お兄ちゃーん……」トテトテ
魔王「幼女っ!?」
幼女「ごめんなさっ……でも、お兄ちゃんが心配だったから……来ちゃった……」グスッ
勇者「幼女……?」
勇者「君……もしかしてはじまりの村の幼女か!?」
幼女「? そ……だけど……」
勇者「ずっと探してたんだぞ!」
魔王「何だと?」
魔王「幼女っ!?」
幼女「ごめんなさっ……でも、お兄ちゃんが心配だったから……来ちゃった……」グスッ
勇者「幼女……?」
勇者「君……もしかしてはじまりの村の幼女か!?」
幼女「? そ……だけど……」
勇者「ずっと探してたんだぞ!」
魔王「何だと?」
勇者「幼女の死体だけ見つからなかったから、きっと生きてるって信じて探していたんだ!」
勇者「俺のこと、覚えてないかい? 俺が旅立った時、君はまだ小さかったから……」
幼女「……?」
勇者「お兄ちゃんだよ! 君は俺の妹なんだ!」
幼女「!?」
魔王「何だと……」
勇者「俺のこと、覚えてないかい? 俺が旅立った時、君はまだ小さかったから……」
幼女「……?」
勇者「お兄ちゃんだよ! 君は俺の妹なんだ!」
幼女「!?」
魔王「何だと……」
勇者「こっちにおいで! そんなところにいたら危険だ!」
幼女「え、えっと……」オロオロ
魔王(そういえば似ているな)
魔王(勇者が旅立った頃、幼女は大体2歳程だっただろう)
魔王(本物の兄を覚えていなくともおかしくはない)
幼女「…………」
勇者「おいで……」
幼女「……やだ!」
勇者「どうして……」
幼女「え、えっと……」オロオロ
魔王(そういえば似ているな)
魔王(勇者が旅立った頃、幼女は大体2歳程だっただろう)
魔王(本物の兄を覚えていなくともおかしくはない)
幼女「…………」
勇者「おいで……」
幼女「……やだ!」
勇者「どうして……」
幼女「わたしのお兄ちゃんは魔王だけだもん!」
幼女「助けてくれなかった勇者なんてお兄ちゃんじゃない!」
勇者「でも……」
魔王「幼女、逃げろ。すぐに決着を付ける」
幼女「やだやだ!」
魔王「……側近、生きているか」
側近「ええ、何とか」
魔王「幼女を連れてここを離れろ」
側近「はい」
幼女「やだぁー! お兄ちゃんと一緒にいるー!」
魔王「……じゃあな、幼女」
幼女「おにいちゃぁぁあああん!」
幼女「助けてくれなかった勇者なんてお兄ちゃんじゃない!」
勇者「でも……」
魔王「幼女、逃げろ。すぐに決着を付ける」
幼女「やだやだ!」
魔王「……側近、生きているか」
側近「ええ、何とか」
魔王「幼女を連れてここを離れろ」
側近「はい」
幼女「やだぁー! お兄ちゃんと一緒にいるー!」
魔王「……じゃあな、幼女」
幼女「おにいちゃぁぁあああん!」
勇者「俺が勝ったら……幼女を返してもらう!」
魔王「ふん、いいだろう」
勇者「いくぞ、奥義――――」
魔王(そうか、肉親がいたか)
魔王(幼女を天涯孤独にしてしまうくらいならば……)
魔王「ふん、いいだろう」
勇者「いくぞ、奥義――――」
魔王(そうか、肉親がいたか)
魔王(幼女を天涯孤独にしてしまうくらいならば……)
幼女「ねえ、側近さん、お城が爆発しちゃったよ!?」
側近「……」
幼女「お兄ちゃん、大丈夫かな?」
幼女「お兄ちゃん、強いもんね、きっと勝ってるよね?」
魔子「幼女様……」
勇者「幼女!」
幼女「あ……」
勇者「魔王との約束なんだ。幼女をこちらに渡せ。そうすれば命は奪わない」
側近「……」
幼女「お兄ちゃん、大丈夫かな?」
幼女「お兄ちゃん、強いもんね、きっと勝ってるよね?」
魔子「幼女様……」
勇者「幼女!」
幼女「あ……」
勇者「魔王との約束なんだ。幼女をこちらに渡せ。そうすれば命は奪わない」
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