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    元スレ幼女「お願いです、命だけは助けてください」魔王「グフフッ……」

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    1 :

    魔王(勇者の故郷の村が盗賊に滅ぼされたと聞いて見にきたら人間のメスが一匹生き残っておったわ)

    幼女「お願いします、どうか命だけは」

    魔王「ならば我のことを『お兄ちゃん』と呼ぶが良い」

    幼女「お兄ちゃん!」

    魔王「ブフォッ!」ブフー

    幼女「!?」

    魔王(いかん、鼻血が)

    3 :

    適応能力たけーな

    4 :

    >>3ならうんこ食う

    5 :

    お兄ちゃん!って聞くと嫌な思い出が蘇る

    7 = 1 :

    幼女「あのね、わたしは隠れてたんだけどね、お父さんもお母さんも殺されちゃったの」

    魔王「他に家族はおらんのか?」

    幼女「んー……いるような、いないような……」

    幼女「わかんない!」

    魔王「そうか」

    魔王(身寄りはなさそうだな……)

    魔王「お兄ちゃんの家に来るか?」

    幼女「うん!」

    8 :

    続けて

    9 :

    例の奴隷商人のあれを

    10 :

    魔王「・・・・・この村だけ全員生き返らせておくか・・・・」

    パアア・・・・・・・

    幼女「わあ~~~きれいなひかりだあ~~~」

    11 = 1 :

    側近「人間を連れてくるなんて一体何を考えているのですか」

    魔王「下等生物でも幼体は愛らしいものだろう」

    側近「いくらなんでも……」

    魔王「お前だってよくわからん鳥やら犬やらを飼っているだろう、同じようなものだ」

    側近「はあ……」

    幼女「お兄ちゃん、この人だぁれ?」

    魔王「こわーいおばさんだ、近付いたら駄目だぞ」

    幼女「うん」

    側近「……」ピキ

    12 = 10 :

    魔王「みなさん 大丈夫ですか わたしは勇者です
        魔王を倒すためにはこの子の力が必要です おねがいします」


    幼女の母「そうですか・・・・がんばるのよ」
    幼女の父「しっかりな」

    村の人たち「がんばれよ!!!」

    幼女「みんなだまされちゃってる・・・・・・・」

    魔王「いくぞ!今日はごちそうだ」

    13 = 1 :

    幼女「お兄ちゃんのおうちっておっきいね」

    魔王「なんせお兄ちゃんは王様だからな」

    幼女「そうなの? すごーい!」

    魔王(かわゆいのう)ナデナデ

    幼女「おててもおっきーい!」

    魔王(少し力加減を間違えば、触れただけで折れそうなほど細くて柔らかい体だな)

    魔王(この儚さが何とも……うむ、良いものだ)

    14 = 1 :

    幼女「お兄ちゃん、一緒にお風呂はいろ?」

    魔王「ふ、風呂……だと……」

    魔王「ブフォッ!」ブフー

    幼女「ああっお兄ちゃんったらまた鼻血出してる……だいじょうぶ?」

    魔王「う、うむ」

    魔王(別種族の幼体に対して一体何を考えておるのだ我は)

    16 = 10 :

    お風呂

    幼女「おっふろー♪おっふろー♪あわあわ~♪」

    魔王「・・・・・いいな・・・・・すごく・・・・・」

    兵士「いいっすねえ・・・・・・」

    17 = 1 :

    魔王(一緒に入ってしまうか、別の者に任せるか……)

    魔王(下手に任せるとうっかり部下が幼女を食べてしまいかねないな)

    魔王(いや、だからといって本当に一緒に入浴してしまうのはいろいろとアウトなのでは……)

    幼女「お兄ちゃん、お風呂どこー?」

    魔王「う、うむ、こっちだ」

    幼女「おっふっろ♪ おっふっろ♪」

    魔王(親を亡くしたばかりだと言うのにやたら元気だな……)

    18 :

    いもスレは文化

    19 :

    >>16
    お前誰だよ

    20 :

    しえん

    21 = 1 :

    幼女「えへへー」ヌギヌギ

    魔王「お、おいちょっと待て」

    幼女「お兄ちゃんもはやく脱いでよー」

    魔王「うむ」


    魔王(うっかり脱いでしまった……)

    幼女「このお湯泡がボコボコしてるよ……入れない……」

    魔王「人間に沸騰した湯は熱すぎるのか」

    22 = 20 :

    幼女ほしい

    23 :

    24 = 1 :

    魔王「このくらいで良いか」

    幼女「ちょっと熱いけど大丈夫」

    魔王(40度もないではないか……)

    幼女「お父さんはもっと熱いお湯でも平気なんだけどねー」

    魔王「お前はまだ皮膚が薄そうだからな」

    魔王(うっかり爪で引っ掻いて傷付けぬよう気をつけねばな)

    幼女「あ、先に体を洗わないと」

    幼女「背中流しっこしよ?」

    魔王「うむ」

    魔王(間違っても子供相手に欲情したりはせぬぞ)

    25 = 1 :

    幼女「お兄ちゃんの背中おっきーい! ゴツゴツー!」

    魔王「まあ、王様だからな」

    幼女「腕も太くって硬くってすごーい! きんにくー!」

    魔王「ゲホッゴホッ」

    幼女「むせたの? 大丈夫?」

    魔王(太くて硬いは駄目だろう色々な意味で)

    幼女「次わたしの背中流してー?」

    魔王「うむ」

    魔王(真に小さいな……)

    26 = 15 :

    いいよ

    29 = 1 :

    幼女「おふろー♪」ジャバジャバ

    魔王(はしゃぐ姿も良いものだ)

    幼女「おててをこう重ねたらね、お湯が飛び出してくるんだよ」ピュッピュッ

    魔王「ほう」

    幼女「んー……きもちいい……」

    魔王「こ、こら、くっついてくるな」

    幼女「……だめ?」

    魔王「うっ……」

    魔王「……わかった。こっちに来い」

    幼女「えへへー」ベタベタ

    魔王「…………」

    30 :

    魔王がまんまお前らでワロタ

    31 = 1 :

    幼女「ん……」ウトウト

    魔王「眠いのか」

    幼女「遊んでから寝たい……」

    魔王「なら目を覚ませ」

    幼女「うん……」コクッコクッ

    魔王「無理ならさっさと服を着て寝るぞ」

    幼女「やぁだ……」

    魔王「ううむ……」

    32 = 1 :

    魔王「結局寝入ったな」

    幼女「……」スー

    魔王「つい我の寝台に寝かせてしまったが……一緒に寝てはうっかり潰してしまいはしないだろうか」

    幼女「……」ゴロン

    魔王「無防備な寝顔だ。多忙な毎日を忘れさせてくれる」

    幼女「おか……さ……」ギュ

    魔王「こらこら、裾を掴むでない」

    幼女「かーしゃ……おと……さ……」ジワ

    魔王「……やはり寂しいのか」

    33 :

    つづけなさい

    34 = 1 :

    チュンチュン

    魔王「何とか潰さずに済んだか」

    幼女「ん……おはよ、お兄ちゃん」ニコ

    魔王「うっ……」ダラダラ

    幼女「お兄ちゃん、鼻血でやすいの?」

    魔王「うむ、そういう体質なのだ」

    幼女「おなかすいた」

    魔王「朝食を持ってこさせる。少し待っているが良い」

    35 = 23 :

    この幼女順応性高いな

    36 :

    スレタイの幼女と同一人物とは思えない

    37 = 1 :

    魔王「良いか、人間が見ても驚かないような食事を用意するのだぞ」

    召使「と仰いましても、人間の食生活を知っている者なんておりません」

    魔王「ううむ……お前は何を食べたいのだ?」

    幼女「何でもいいけど……クロワッサンと目玉焼きを食べたい」

    魔王「よし、今すぐに用意しろ」

    召使「はっ」


    幼女「わーおいしそー!」

    魔王(良かった……料理名が同じでも魔族の物と人間の物とで内容が不一致だったらどうすれば良いかと心配したぞ)

    38 :

    腹黒幼女

    39 = 1 :

    幼女「いただきまーす!」

    魔王(部下に人間の食について調べておくよう命令しておくか)

    魔王「旨いか?」

    幼女「うん!」パクパク

    幼女「これ食べたら何して遊ぶー?」

    魔王「ううむ……そうだな……お前の好きな遊びをすれば良い」

    魔王(人間を食わなさそうな種族の子供を遊び相手として手配することにしよう)

    40 :

    うへへ

    41 = 1 :

    幼女「お兄ちゃん大好き!」ギュウッ

    魔王「うおっ」

    幼女「んー!」スリスリ

    魔王(きゃ、きゃわわ)

    幼女「ずっとここにいていいの?」

    魔王「うむ、もちろんだ」ナデナデ

    幼女「嫌っちゃやだよ?」

    魔王「可愛いお前を嫌うわけがなかろう」


    幼女(良い子にしてたら、ずっと一緒にいてくれるよね……?)

    42 :

    魔王可愛い

    43 = 1 :

    魔王「なあ側近、お前の犬を貸してくれぬか」

    側近「お断りします」

    魔王「そんなはっきり言わなくとも……」

    側近「あの人間のメスの遊び相手にでもするつもりなんですよね?」

    側近「そんなの溜まったもんじゃないですよ」

    魔王「えー……」

    側近「代わりに私の甥を呼んでおきますからそれで我慢してください」

    魔王「待て! 男は駄目だ! 何か嫌だ! 姪にしてくれ」

    側近「面倒ですねえ……わかりましたよ。あの人間のメスよりは多少年上ですが姪を呼びます」

    魔王「助かる。流石叔母さん」

    側近「私は結婚適齢期です!」

    魔王「年齢的な意味でのおばさんではなくてd」

    側近「あ゛?」

    魔王「すいません」

    44 = 1 :

    魔王(とにかくバのつく呼び方は駄目なようだ)

    魔王「ほーらお友達だぞー」

    魔子「よ、よろしく……」

    幼女「よろしくね!」

    魔子(魔王様の命令だもん、ちゃんと仲良くしなくちゃ……)

    幼女「どうして植木鉢を持ってるの?」

    魔子「私、この木が本体で……」

    幼女「?」

    46 = 33 :

    いいぞう

    47 = 1 :

    魔王「ではお兄ちゃんはお仕事をしに行ってくるからな。仲良くするんだぞ」

    幼女「待って!」ギュ

    魔王「ん?」

    幼女「お兄ちゃんとも遊びたい……」

    魔王「わがままはいかんぞ」

    幼女「ん……でも……」

    魔王「ううむ……」

    魔王「…………」

    魔王「側近、今日の仕事は頼んだ」

    側近「ええ!? ちょ、ちょっと」

    魔王「よーし幼女と魔子ちゃんと兄ちゃんの三人で遊ぶぞー!」

    幼女「わーい!」

    側近「えー……何のために姪っ子を呼んだんだか……」

    48 = 1 :

    魔王「その代わり、明日からは魔子ちゃんと二人で遊ぶんだぞ」

    幼女「うん!」

    魔王「良いか側近、子供には妥協を教えることが大切なのだ」

    側近「貴方が幼女と遊びたいだけでしょう……」


    幼女「魔子ちゃんこっちこっちー!」

    魔子「幼女様、足がお速いです」

    魔王(幼子が二人無邪気に遊び回っている……うむ、良い風景だ)

    魔王(実の所、我は妹が欲しくて欲しくてたまらなかったのだ)

    幼女「お兄ちゃんも一緒におっかけっこしよー?」

    魔王「うむ」

    49 = 1 :

    魔王「待て待て~!」

    幼女「きゃはは!」

    魔王「捕まえちゃうぞ~!」

    魔子「きゃー!」

    側近(私が忙しくデスクワークをしている時にあいつは……)カリカリ

    魔王(……我何やってるんだろう……)

    50 = 20 :

    幼女ほしい


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