私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ千秋「ハルカ姉さま。あいつです。あの大男こそ、カレーの妖精です」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ☆
レスフィルター : (試験中)
スーパー
千秋(今日は好きなものを買ってきてもいいと言われたが……。何にしようか……。やっぱり、肉かな)
保坂「ふむ。時期は違うが、トマトも悪くない」
千秋「おぉ。カレーの妖精」
保坂「そうだ。今日は鶏肉が買得だった。よし。ならば、導き出せる解答は一つしかあるまい」
千秋「なんだ?」
保坂「トマトと鶏肉の煮込み。煮込むだけの料理故に単純であり、奥深いわけだ」
千秋「……」
保坂「じっくり煮込むことで、肉もトマトもとろけるほどに柔らかくなり、味も染みこんでいく。出来上がったそれを口に入れると、噛む作業は必要とせず、味覚に幸福を残し体を温める」
千秋「うむ」
保坂「そう。トマトには人の心を蕩けさせ、温める作用もあるわけだ。それは優しさといえよう。……トマト、頂こう」
千秋「優しさか……。トマト、頂こう。鶏肉はどこだろう?」
千秋(今日は好きなものを買ってきてもいいと言われたが……。何にしようか……。やっぱり、肉かな)
保坂「ふむ。時期は違うが、トマトも悪くない」
千秋「おぉ。カレーの妖精」
保坂「そうだ。今日は鶏肉が買得だった。よし。ならば、導き出せる解答は一つしかあるまい」
千秋「なんだ?」
保坂「トマトと鶏肉の煮込み。煮込むだけの料理故に単純であり、奥深いわけだ」
千秋「……」
保坂「じっくり煮込むことで、肉もトマトもとろけるほどに柔らかくなり、味も染みこんでいく。出来上がったそれを口に入れると、噛む作業は必要とせず、味覚に幸福を残し体を温める」
千秋「うむ」
保坂「そう。トマトには人の心を蕩けさせ、温める作用もあるわけだ。それは優しさといえよう。……トマト、頂こう」
千秋「優しさか……。トマト、頂こう。鶏肉はどこだろう?」
カレーといったらこれ思い出した
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19870791
http://www.nicovideo.jp/watch/sm19870791
別の日
内田「るんたったーるんたったー」
内田「おー。お菓子が安い。買っちゃおうかなぁー。ひとつならお母さんもいいって言ってたしなぁ」
保坂「豆腐だな」
内田「え?」
保坂「豆腐は万能食材だ。どんな場所にも馴染むことができる。しかし、決して自分の役割を忘れるわけではない」
内田「……」
保坂「栄養価もある。何をしても豆腐は優れた食材だ」
内田「そうなんですか。でも、豆腐だけじゃ……」
保坂「そう。豆腐ハンバーグもいい。そうすることで食事を彩る主役にもなれるわけだ。大根おろしも必要だろう」
保坂「和食にして洋食。そして低カロリーであり、そのボリュームは追随を許さない。豆腐、頂こう」
内田「……私も豆腐にしよっと。大根おろしはどこにあるのかなぁ?」
内田「るんたったーるんたったー」
内田「おー。お菓子が安い。買っちゃおうかなぁー。ひとつならお母さんもいいって言ってたしなぁ」
保坂「豆腐だな」
内田「え?」
保坂「豆腐は万能食材だ。どんな場所にも馴染むことができる。しかし、決して自分の役割を忘れるわけではない」
内田「……」
保坂「栄養価もある。何をしても豆腐は優れた食材だ」
内田「そうなんですか。でも、豆腐だけじゃ……」
保坂「そう。豆腐ハンバーグもいい。そうすることで食事を彩る主役にもなれるわけだ。大根おろしも必要だろう」
保坂「和食にして洋食。そして低カロリーであり、そのボリュームは追随を許さない。豆腐、頂こう」
内田「……私も豆腐にしよっと。大根おろしはどこにあるのかなぁ?」
別の日
吉野「えーと……牛乳と……あとは……」
保坂「オレの愛はどこにあるのか!! この人参のように濃く、かぼちゃのように硬いオレの愛はどこにあるのか!!」
吉野(なんだろう?)
保坂「分からない。悩む。今日のオレの愛は一体、どんな形をしているだ。白菜か? 茄子か? それとも、しらたきか!?」
吉野「……」
保坂「あぁ……違う!! どれも違う!! オレの愛はどこにあるのか……」
吉野(あの人は何をしているんだろう。謎ですね)
保坂「はっ!! そうか。これしかない。じゃがいもだ」
保坂「今日は肉が買得だった。ならば……肉じゃがしかない。うむ。この形、今のオレの愛を体現しているといっていい。それでも、まだ僅かに表現しきれていない」
保坂「だからこそ、皮をむき、温め、程よく柔らかくするわけだ!! 煮崩れせぬように、オレの愛を煮崩れさせないようにしなければっ!!!」
保坂「ジャガイモ、頂こう」
吉野「あ。私もジャガイモ買わなきゃいけなかったんだ。危なかった」
吉野「えーと……牛乳と……あとは……」
保坂「オレの愛はどこにあるのか!! この人参のように濃く、かぼちゃのように硬いオレの愛はどこにあるのか!!」
吉野(なんだろう?)
保坂「分からない。悩む。今日のオレの愛は一体、どんな形をしているだ。白菜か? 茄子か? それとも、しらたきか!?」
吉野「……」
保坂「あぁ……違う!! どれも違う!! オレの愛はどこにあるのか……」
吉野(あの人は何をしているんだろう。謎ですね)
保坂「はっ!! そうか。これしかない。じゃがいもだ」
保坂「今日は肉が買得だった。ならば……肉じゃがしかない。うむ。この形、今のオレの愛を体現しているといっていい。それでも、まだ僅かに表現しきれていない」
保坂「だからこそ、皮をむき、温め、程よく柔らかくするわけだ!! 煮崩れせぬように、オレの愛を煮崩れさせないようにしなければっ!!!」
保坂「ジャガイモ、頂こう」
吉野「あ。私もジャガイモ買わなきゃいけなかったんだ。危なかった」
>>15
スカトロはちょっと
スカトロはちょっと
南家
夏奈「最近さー、チアキが野菜を良く食べるようになったんだよね」
内田「そうなんだー。えらいねー」
千秋「なんだと? お前に言われると腹が立つ」
吉野「何かきっかけでもあったの?」
千秋「うーむ……。やはり、アレだろうな」
内田「アレって?」
夏奈「うちで贔屓にしているスーパーがあるんだけど、そこで頻繁にカレーの妖精を見るらしい」
吉野「カレーの妖精? 魔法でもかけてくれるの?」
夏奈「ある意味、正解だ。なんでも野菜の素晴らしさを説いて回っているらしいからね」
内田「あ! 私も豆腐の妖精はみたよー!! なんか妖精さんの独り言を聞いてるうちに豆腐ハンバーグが食べたくなっちゃって、その日はお母さんに豆腐ハンバーグ作ってもらっちゃった」
吉野「私もこの前、ジャガイモのことを愛している人見たけど、あれは妖精だったのかな?」
千秋「世の中には色々な妖精がいるようだな」
夏奈「内田、その妖精はどこで見たの?」
内田「あっちのスーパー。お菓子も安いし、行き着けのお店だから」
夏奈「最近さー、チアキが野菜を良く食べるようになったんだよね」
内田「そうなんだー。えらいねー」
千秋「なんだと? お前に言われると腹が立つ」
吉野「何かきっかけでもあったの?」
千秋「うーむ……。やはり、アレだろうな」
内田「アレって?」
夏奈「うちで贔屓にしているスーパーがあるんだけど、そこで頻繁にカレーの妖精を見るらしい」
吉野「カレーの妖精? 魔法でもかけてくれるの?」
夏奈「ある意味、正解だ。なんでも野菜の素晴らしさを説いて回っているらしいからね」
内田「あ! 私も豆腐の妖精はみたよー!! なんか妖精さんの独り言を聞いてるうちに豆腐ハンバーグが食べたくなっちゃって、その日はお母さんに豆腐ハンバーグ作ってもらっちゃった」
吉野「私もこの前、ジャガイモのことを愛している人見たけど、あれは妖精だったのかな?」
千秋「世の中には色々な妖精がいるようだな」
夏奈「内田、その妖精はどこで見たの?」
内田「あっちのスーパー。お菓子も安いし、行き着けのお店だから」
千秋「なんだと。一緒じゃないか。それは大男だったか?」
内田「うん。こーんなにおっきな人だったよ」
千秋「間違いないな。それはカレーの妖精だ」
内田「でも、豆腐にも詳しかったよ? 豆腐の妖精じゃないの?」
千秋「いやいや。内田、カレーの歌を歌っていたから。あれはカレーの妖精だ」
内田「カレーの歌って?」
千秋「うむ。すべてはーあいのターメリック、ハラハーラハラペーニョー」
内田「……」
夏奈「しかし、私も買いに行くがそんな奴見たことがなんだよね。ハルカも無いって言ってたし」
吉野「私も割とあのスーパー利用するけど、今までに二回ぐらいしかないかな」
夏奈「ハルカもね、その妖精に感謝しているし、私も妹の野菜嫌いを緩和させてくれたお礼に一度挨拶しておきたいんだけど」
吉野「でも、あまり近づかないほうがいいような気もするけど」
夏奈「そうなの?」
千秋「でもあーしたがあるもんっ。シナモン、カルダモンっ。おいしーカレーのできあーがりっ」
内田「おー。私、今日はカレーにしてもらうよ、チアキ」
内田「うん。こーんなにおっきな人だったよ」
千秋「間違いないな。それはカレーの妖精だ」
内田「でも、豆腐にも詳しかったよ? 豆腐の妖精じゃないの?」
千秋「いやいや。内田、カレーの歌を歌っていたから。あれはカレーの妖精だ」
内田「カレーの歌って?」
千秋「うむ。すべてはーあいのターメリック、ハラハーラハラペーニョー」
内田「……」
夏奈「しかし、私も買いに行くがそんな奴見たことがなんだよね。ハルカも無いって言ってたし」
吉野「私も割とあのスーパー利用するけど、今までに二回ぐらいしかないかな」
夏奈「ハルカもね、その妖精に感謝しているし、私も妹の野菜嫌いを緩和させてくれたお礼に一度挨拶しておきたいんだけど」
吉野「でも、あまり近づかないほうがいいような気もするけど」
夏奈「そうなの?」
千秋「でもあーしたがあるもんっ。シナモン、カルダモンっ。おいしーカレーのできあーがりっ」
内田「おー。私、今日はカレーにしてもらうよ、チアキ」
>>20
これかわいい
これかわいい
夏奈「まー、内田、吉野。また目撃したら教えてくれ」
内田「うんっ。いいよー」
吉野「うん」
夏奈「よーし。情報網は広がりつつあるな」
吉野「でも、チアキが一番見ているんじゃないの?」
千秋「いや、見かける頻度はそこまで高くない。月に4度ほどだ」
吉野「毎週見ているの?」
千秋「個人的にはあと4度ほど見てもいいと思っているぐらいだ。新しい発見が常にあるからな」
夏奈「あと見たことある奴っていないのか?」
吉野「この辺りに住んでいるなら、あのスーパー絶対に行くよね」
内田「うんっ。お菓子安いからね」
吉野「マコトくんも知ってそう。最近、ハルカちゃんのために料理練習しているって言ってたし」
内田「そうなの!?」
吉野「うん。内田は知らなかった?」
千秋「なんだあいつ、益々男らしくなくなっていくなぁ。というか、何でハルカ姉さまのためなんだ。おかしいだろ。まぁ、マコトを家に呼びことはないが」
内田「うんっ。いいよー」
吉野「うん」
夏奈「よーし。情報網は広がりつつあるな」
吉野「でも、チアキが一番見ているんじゃないの?」
千秋「いや、見かける頻度はそこまで高くない。月に4度ほどだ」
吉野「毎週見ているの?」
千秋「個人的にはあと4度ほど見てもいいと思っているぐらいだ。新しい発見が常にあるからな」
夏奈「あと見たことある奴っていないのか?」
吉野「この辺りに住んでいるなら、あのスーパー絶対に行くよね」
内田「うんっ。お菓子安いからね」
吉野「マコトくんも知ってそう。最近、ハルカちゃんのために料理練習しているって言ってたし」
内田「そうなの!?」
吉野「うん。内田は知らなかった?」
千秋「なんだあいつ、益々男らしくなくなっていくなぁ。というか、何でハルカ姉さまのためなんだ。おかしいだろ。まぁ、マコトを家に呼びことはないが」
小学校
マコト「カレーの妖精だって?」
内田「うん。昨日、チアキの家でそういう話になって。マコトくんなら知ってるんじゃないかなって、吉野が」
マコト「カレーの妖精なんてしらないなぁ。なんか、臭いがきつそうだな」
吉野「背の高い人なんだけど」
マコト「背が高いって、どれくらいだ?」
内田「こーれくらい」
マコト「こーれくらいか! あ、もしかして!」
千秋「知っているのか?」
マコト「この前、魚売り場でなんか鮭がオレの全てだ!! 明日は鮭弁当だ!!って叫んでた人がいたな。その人かもしれない」
吉野「きっとその人だね」
内田「マコトくん、良く見かけるの?」
マコト「ああ。最近、ほぼ毎日行ってるからな!! あのスーパー!!」
吉野「そうなんだ。今度、チアキの家に来るときにご馳走してくれたら嬉しいな」
千秋「吉野。私は今後、マコトを招待する予定は一切ないぞ」
マコト「カレーの妖精だって?」
内田「うん。昨日、チアキの家でそういう話になって。マコトくんなら知ってるんじゃないかなって、吉野が」
マコト「カレーの妖精なんてしらないなぁ。なんか、臭いがきつそうだな」
吉野「背の高い人なんだけど」
マコト「背が高いって、どれくらいだ?」
内田「こーれくらい」
マコト「こーれくらいか! あ、もしかして!」
千秋「知っているのか?」
マコト「この前、魚売り場でなんか鮭がオレの全てだ!! 明日は鮭弁当だ!!って叫んでた人がいたな。その人かもしれない」
吉野「きっとその人だね」
内田「マコトくん、良く見かけるの?」
マコト「ああ。最近、ほぼ毎日行ってるからな!! あのスーパー!!」
吉野「そうなんだ。今度、チアキの家に来るときにご馳走してくれたら嬉しいな」
千秋「吉野。私は今後、マコトを招待する予定は一切ないぞ」
吉野「でも、よく来てるし……。一昨日も来てたよね?」
千秋「え?」
内田「吉野。それは、マコちゃんだよ」
吉野「あ。そっか。そっか」
千秋「マコちゃんとマコトを混合するなっていつもいってるだろ、吉野。こんなバカ野郎と比べるなんてマコちゃんに失礼だ」
マコト「うぅ……」
吉野「そうだねぇ……」
マコト「あ……あの……」
吉野「ごめんっ。チアキ、気をつけるね」
千秋「うむ」
マコト「はぁ……」
内田「えっと。マコトくんはいつ見かけるの? その妖精さん」
マコト「え? えーと、そうだなぁ……。日曜日の昼過ぎとかは割りとよくいるかもな!」
千秋「何故だ?」
マコト「いや……なんとなく……だけど、ごめん」
千秋「え?」
内田「吉野。それは、マコちゃんだよ」
吉野「あ。そっか。そっか」
千秋「マコちゃんとマコトを混合するなっていつもいってるだろ、吉野。こんなバカ野郎と比べるなんてマコちゃんに失礼だ」
マコト「うぅ……」
吉野「そうだねぇ……」
マコト「あ……あの……」
吉野「ごめんっ。チアキ、気をつけるね」
千秋「うむ」
マコト「はぁ……」
内田「えっと。マコトくんはいつ見かけるの? その妖精さん」
マコト「え? えーと、そうだなぁ……。日曜日の昼過ぎとかは割りとよくいるかもな!」
千秋「何故だ?」
マコト「いや……なんとなく……だけど、ごめん」
中学校
夏奈「ケイコもあのスーパー良く行くんだ」
ケイコ「うん。ちょっとした筆記用具とかだったらあそこで買ったほうが安いし」
夏奈「ちゃんと文房具屋で買えよ!!」
ケイコ「なんでよぉ……」
夏奈「なら、話は早い。ケイコはカレーの妖精を見かけたことある?」
ケイコ「カレーの妖精? それってなに? 人、なんだよね?」
夏奈「こーんなにでかい、人だ」
ケイコ「そーんなに大きな人なんだ。あ、でも……この前……。ボールペンを買おうとしたとき……」
ケイコ「このペンで愛を綴り、ラブレターにするのはどうだろうか?とか自問自答している人はみかけたよ?」
夏奈「へえ……。それはカレーの妖精なのか?」
ケイコ「さぁ……。でも、その人もかなり背の高い人だったから」
夏奈「なるほど。妖精かもしれないな」
ケイコ「あれだけの身長があればバスケットボールとかバレーボールとかやってそう」
夏奈「バレーボールの妖精か? いつもバンザイしているあれだったのか?」
夏奈「ケイコもあのスーパー良く行くんだ」
ケイコ「うん。ちょっとした筆記用具とかだったらあそこで買ったほうが安いし」
夏奈「ちゃんと文房具屋で買えよ!!」
ケイコ「なんでよぉ……」
夏奈「なら、話は早い。ケイコはカレーの妖精を見かけたことある?」
ケイコ「カレーの妖精? それってなに? 人、なんだよね?」
夏奈「こーんなにでかい、人だ」
ケイコ「そーんなに大きな人なんだ。あ、でも……この前……。ボールペンを買おうとしたとき……」
ケイコ「このペンで愛を綴り、ラブレターにするのはどうだろうか?とか自問自答している人はみかけたよ?」
夏奈「へえ……。それはカレーの妖精なのか?」
ケイコ「さぁ……。でも、その人もかなり背の高い人だったから」
夏奈「なるほど。妖精かもしれないな」
ケイコ「あれだけの身長があればバスケットボールとかバレーボールとかやってそう」
夏奈「バレーボールの妖精か? いつもバンザイしているあれだったのか?」
高校
アツコ「カレーの妖精? それってよくチアキちゃんがスーパーで見かけるっていう?」
春香「そうそう。先日もね、ピーマンやトマトの良い所を教えてもらったからって、チアキがいっぱい食べてたの。人参もカレーやクリームシチューに入っているなら食べてくれるようになったし」
春香「どんな人なのか興味出ちゃって」
アツコ「そうなんだ……。でも、私はあまりあのスーパー行かないから……」
春香「そう……。私もね、よく行っているほうなんだけど、まだ一度も見かけたことがなくて」
アツコ「毎日行っててもダメなの?」
春香「うん。それらしい人は見たことないわ。チアキと一緒に行ったりしているから、顔が分からないってことはないんだけど……。不思議とね」
アツコ「そういうのってあるよね。真剣に探している人ほど見つからないんだよね」
春香「まぁ、私も必死になっているわけじゃないから。見れるなら見たいなぁってぐらいだし」
マキ「ハルカ!! ハルカ!!」
春香「どうしたの?」
マキ「ハルカの机の上にこんなものが!!!」
春香「これって……手紙……?」
マキ「ラブレターってやつじゃ、ないですかね?」
アツコ「カレーの妖精? それってよくチアキちゃんがスーパーで見かけるっていう?」
春香「そうそう。先日もね、ピーマンやトマトの良い所を教えてもらったからって、チアキがいっぱい食べてたの。人参もカレーやクリームシチューに入っているなら食べてくれるようになったし」
春香「どんな人なのか興味出ちゃって」
アツコ「そうなんだ……。でも、私はあまりあのスーパー行かないから……」
春香「そう……。私もね、よく行っているほうなんだけど、まだ一度も見かけたことがなくて」
アツコ「毎日行っててもダメなの?」
春香「うん。それらしい人は見たことないわ。チアキと一緒に行ったりしているから、顔が分からないってことはないんだけど……。不思議とね」
アツコ「そういうのってあるよね。真剣に探している人ほど見つからないんだよね」
春香「まぁ、私も必死になっているわけじゃないから。見れるなら見たいなぁってぐらいだし」
マキ「ハルカ!! ハルカ!!」
春香「どうしたの?」
マキ「ハルカの机の上にこんなものが!!!」
春香「これって……手紙……?」
マキ「ラブレターってやつじゃ、ないですかね?」
春香「ラブっ……!? えぇ……」
マキ「読んでみたら?」
春香「で、でも……」
アツコ「マキ、ハルカだけにしてあげようよ。本当にラブレターなら、見ないほうがいいし」
マキ「でも、内容は気になるでしょ!? 気にならないなんてウソだ!!」
アツコ「だ、だから……」
春香「きっと、そういうのじゃないと思うけど……」ペラッ
マキ「んー? どれどれ?」
アツコ「マ、マキ、だめだってば」
春香「……何も書いてない」
マキ「真っ白だね。なんだこれ?」
アツコ「なんだろうね」
春香「……悪戯かな。捨ててくるわ」
マキ「なんだー、悪戯かぁー」
アツコ「でも、だれがハルカに悪戯なんて……」
マキ「読んでみたら?」
春香「で、でも……」
アツコ「マキ、ハルカだけにしてあげようよ。本当にラブレターなら、見ないほうがいいし」
マキ「でも、内容は気になるでしょ!? 気にならないなんてウソだ!!」
アツコ「だ、だから……」
春香「きっと、そういうのじゃないと思うけど……」ペラッ
マキ「んー? どれどれ?」
アツコ「マ、マキ、だめだってば」
春香「……何も書いてない」
マキ「真っ白だね。なんだこれ?」
アツコ「なんだろうね」
春香「……悪戯かな。捨ててくるわ」
マキ「なんだー、悪戯かぁー」
アツコ「でも、だれがハルカに悪戯なんて……」
保坂「南ハルカは今頃、オレの愛のメッセージを閲覧している頃だろうか」
速水「保坂ー、何の話?」
保坂「速水か。先日購入したこのペンで、オレは南ハルカへの愛を綴った」
速水「え……」
保坂「そして今朝、誰もいない教室に入り、南ハルカの机の上に置いたわけだ」
速水「それって……それって……」
速水(保坂にそんな勇気があったなんて!! すこし侮っていたわ!! でもね、保坂。内容によってはもうハルカちゃんをバレー部に引き込めなくなるのよ!?)
速水「それで、なんて書いたの?」
保坂「みるか?」
速水「どういうこと? 下書きがあるわけ?」
保坂「いや。清書ものだ。――これだ」
速水「なんで大学ノートが三冊も?」ペラッ
速水(これは……!! ハルカちゃんに対するきもちわる……いや、愛情が綴られた文章……じゃない、小説!! これ、保坂とハルカちゃんが出てくる恋愛小説になっているわ!!)
速水「こ、これをラブレターにしたわけ?」
保坂「それは無理だ。だから、恋文にはそのノートに書き溜めた想いを込めた。オレの愛は真っ白な紙に宿り、南ハルカはその愛を心で感じるわけだ。少し、表現が直情的になったが……これでいい」
速水「保坂ー、何の話?」
保坂「速水か。先日購入したこのペンで、オレは南ハルカへの愛を綴った」
速水「え……」
保坂「そして今朝、誰もいない教室に入り、南ハルカの机の上に置いたわけだ」
速水「それって……それって……」
速水(保坂にそんな勇気があったなんて!! すこし侮っていたわ!! でもね、保坂。内容によってはもうハルカちゃんをバレー部に引き込めなくなるのよ!?)
速水「それで、なんて書いたの?」
保坂「みるか?」
速水「どういうこと? 下書きがあるわけ?」
保坂「いや。清書ものだ。――これだ」
速水「なんで大学ノートが三冊も?」ペラッ
速水(これは……!! ハルカちゃんに対するきもちわる……いや、愛情が綴られた文章……じゃない、小説!! これ、保坂とハルカちゃんが出てくる恋愛小説になっているわ!!)
速水「こ、これをラブレターにしたわけ?」
保坂「それは無理だ。だから、恋文にはそのノートに書き溜めた想いを込めた。オレの愛は真っ白な紙に宿り、南ハルカはその愛を心で感じるわけだ。少し、表現が直情的になったが……これでいい」
速水「ハルカちゃーん!!」
春香「速水先輩、どうしたんですか?」
速水「体調に変化はない? 今まで頭にすら浮かんでこなかった人物のことをふと考えてしまようなことはない?」
春香「いえ。特に」
速水「そう……よかったわ……」
春香「あー、でも、最近は気になる人が」
速水「な、なんですって!? 誰!?」
春香「妹がスーパーで見かける人です。あったことないんですけど」
速水「ああ、なんだ。それならいいのよ」
春香「どうかしたんですか?」
速水「いやね。もし、おかしな人物を思っていたら、私が目を覚まさせてあげないといけないところだったから」
春香「どうしてですが?」
速水「いやぁ……多分、ハルカちゃんにとって恐怖体験をすることになるから。今のままではね」
春香「そうなんですか?」
速水(そうなのよ。保坂は既に目的を見失ってる。あれではハルカちゃんを不幸にするだけだから……)
春香「速水先輩、どうしたんですか?」
速水「体調に変化はない? 今まで頭にすら浮かんでこなかった人物のことをふと考えてしまようなことはない?」
春香「いえ。特に」
速水「そう……よかったわ……」
春香「あー、でも、最近は気になる人が」
速水「な、なんですって!? 誰!?」
春香「妹がスーパーで見かける人です。あったことないんですけど」
速水「ああ、なんだ。それならいいのよ」
春香「どうかしたんですか?」
速水「いやね。もし、おかしな人物を思っていたら、私が目を覚まさせてあげないといけないところだったから」
春香「どうしてですが?」
速水「いやぁ……多分、ハルカちゃんにとって恐怖体験をすることになるから。今のままではね」
春香「そうなんですか?」
速水(そうなのよ。保坂は既に目的を見失ってる。あれではハルカちゃんを不幸にするだけだから……)
>>41
1巻から10巻まで出てるぞーバカヤロー
1巻から10巻まで出てるぞーバカヤロー
保坂「もう昼休みか。そろそろ南ハルカがオレのところに来るはずだが……。道に迷っている可能性もあるわけだ」
保坂「ならば、オレが三日間の構想をへて作り上げた特製鮭弁当を持って、迎えに行こうではないか」
保坂「彼女はきっと茨の迷宮でオレを待っている」
春香『ここはどこ……? 私は……行かなければならないのに……』
春香『いたっ! 茨の棘で足を……。このままじゃあ……あの人に会えない……そんなの……いや……』
保坂『――ここにいたのか』
春香『私の心の恋人!! 迎えにきてくれたのですね!!』
保坂『待たせたな。さあ、オレが君を抱えていこう。そしてこの迷宮を出よう』ギュッ
春香『はい。でも、私を抱っこする所為で汗が……。今、拭きます』フキフキ
保坂『ありがとう。あとで娘たちも迎えに行こう』
春香『結婚してください』
保坂「これだっ!!!」
保坂「……よし。行くか」
保坂「ふふふ……」
保坂「ならば、オレが三日間の構想をへて作り上げた特製鮭弁当を持って、迎えに行こうではないか」
保坂「彼女はきっと茨の迷宮でオレを待っている」
春香『ここはどこ……? 私は……行かなければならないのに……』
春香『いたっ! 茨の棘で足を……。このままじゃあ……あの人に会えない……そんなの……いや……』
保坂『――ここにいたのか』
春香『私の心の恋人!! 迎えにきてくれたのですね!!』
保坂『待たせたな。さあ、オレが君を抱えていこう。そしてこの迷宮を出よう』ギュッ
春香『はい。でも、私を抱っこする所為で汗が……。今、拭きます』フキフキ
保坂『ありがとう。あとで娘たちも迎えに行こう』
春香『結婚してください』
保坂「これだっ!!!」
保坂「……よし。行くか」
保坂「ふふふ……」
みんなの評価 : ☆
類似してるかもしれないスレッド
- 幼女「なんであたしと『せっくす』しないの?こんなにぬれてるのに」 (162) - [46%] - 2012/4/7 8:45 ★
- マミ「傍にいてくれるの?」まどか「はい、マミさん次第です」 (389) - [44%] - 2011/6/16 7:45 ★
- 京子「そういえば、ちなつちゃんのえろとーくまだきいてなかった」 (268) - [43%] - 2012/7/14 8:30 ★
- 綾乃「このジュースおいしいわね」京子「それはチューハイです」 (155) - [43%] - 2012/10/6 9:45 ☆
- 岡部「まゆりいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」 (535) - [43%] - 2011/8/2 6:00 ★★★×5
- エリカ「レッドにあやしいひかりをかけて、私がピカと錯覚させた」 (345) - [42%] - 2013/9/12 1:00 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について