元スレ菫「今日も泊まりにくるか?」淡「もちろん!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
101 = 4 :
菫「……はあ」
菫「………」
菫「肉じゃが」
淡「へ?」
菫「肉じゃがが食べたい」
淡「わかりました。丹精こめて作ります!」
菫「私は監督との話があるから遅くなる。だからちゃんと作っておけよ」
菫「何回か料理手伝ってるから調味料の場所とか大丈夫だろ?」
淡「はい、ばっちりです!」
菫「……はあ、じゃあよろしく頼んだぞ」
菫「あ、そうだ。それと……はい、鍵だ」
淡「あ、そうだった。ありがとうございます」
菫「じゃあ、また後でな」
102 :
同棲じゃないですかー
103 = 4 :
――――― 一週間のダイジェスト
~一日目~
菫「この問題はここでさっき教えた公式を使うんだ」
淡「ははーなるほど」
菫「……本当にわかってるか?」
淡「もっちろん!」
菫「ならいい。これで次の問題から一通りできるだろう」
淡「はい。じゃあ一人でやってみます」
菫「ああ。またわからなくなったら言え」
淡「りょーかいです!」
菫「よしじゃあ私も自分の勉強を」
淡「菫先輩、これって」
菫「やっぱりわかってないんじゃないか!」
104 = 7 :
このままハッピーウェディングやな
105 = 4 :
~二日目~
菫「……ん……ふわぁ」
菫「………」
菫「……え」
菫「うわ、やばいやばい」
菫「おい淡、起きろ」
淡「……ふぇ?」
菫「寝すぎだ。早く起きないと遅刻するぞ」
淡「もうちょっと寝てましょうよー」
菫「倒そうとするな! いい加減起きろ。遅刻するぞ」
淡「……ん、ふわぁぁ……今何時ですか?」
菫「八時だ」
淡「え」
菫「ほら、早く準備しろ」
淡「は、はい!」
106 :
エロエロシーンはまだですかね?
107 = 4 :
~三日目~
菫「淡、醤油とってくれ」
淡「はい」
菫「しかし、今日の部活は大変だったな……」
淡「そうですか?」
菫「淡は見てるだけだったからそう思うんだよ……」
淡「はあ」
菫「まさか自動卓が壊れるなんて……」
淡「あ、菫先輩お茶」
菫「はいよ。この大事な時期に壊れるなんてついてないよ」
淡「無理に触らなかったら壊れなかったのにねー」
菫「軽い故障だと思うだろ。それにアレは私は悪くない」
淡「でも明日には届くんですよね?」
菫「そうみたいだ。しかも最新物が」
淡「へーすごい」
108 = 4 :
~四日目~
淡「じゃあそろそろ寝ます?」
菫「ああ、もう少し待ってくれすぐ終わる」
淡「なにやってるんですか?」
菫「試験後のスケジュールの確認だよ」
淡「麻雀部の?」
菫「そうだ。っと、よし大体大丈夫そうだな」
淡「お疲れ様ー」
菫「あ、そうだ」
菫「前々から言おうと思っていたんだが……」
109 = 4 :
淡「どうしたの?」
菫「淡、寝るときに抱きついてくるのはやめないか?」
淡「えーどうして」
菫「なんというか、恥ずかしい」
淡「今更すぎません?」
菫「今まで言うの忘れてたんだよ」
菫「それに抱きつく必要なんてないだろ」
淡「最初に言ったじゃないですか。寝るときって人恋しくなっちゃうんですよ」
淡「それに、菫先輩だって私のこと抱き枕みたいにしてるじゃないですか」
菫「え」
111 = 4 :
淡「……気付いてなかったんですか?」
菫「本当か」
淡「はい。私はべつにいいんですけど。なんか安心するし」
菫「………」
淡「ほらほら、もういいじゃないですか。今まで通りってやつですよ」
淡「菫先輩ベッド行って。はい、電気消しますよー」
菫「わ、待て、まだ消すな」
淡「はい、おやすみなさい」
112 = 60 :
なんか、なんだろうこういう関係
113 = 4 :
~五日目~
淡「むにゃむにゃ……菫先輩……」
菫(まさか本当に私も抱きしめているとは)
菫(むしろ本当になぜ今まで気が付かなかったんだろうか)
菫「……よしよし」
淡「えへへー……」
菫「まったく……かわいいやつめ」
菫(しかし……意識したら急に腕が痺れてきた……!)
114 = 4 :
~六日目~
淡「おかえりなさい菫先輩」
淡「ふふーん。あなた、ご飯にする? お風呂にする? それとも……あ・わ・い?」
菫「………」
菫「なんだそれ」
淡「新婚ごっこ!」
菫「ドストレートだな」
菫「……ご飯で」
淡「はーい! 今日のお夕飯は……ホイコーローだ!」
菫「クックドゥか」
淡「クックドゥです」
115 = 76 :
もうすっかり溶け込んでるな
116 = 4 :
~七日目~
菫「よし、今日はこれくらいにするか」
淡「ふわー、疲れたー」
菫「これで、今日で勉強会も終了だな」
淡「一週間ありがとうございました」
菫「こんだけやったんだ。テストも大丈夫だろ?」
淡「はい。もうどんな問題もバンバン解けますよ!」
菫「そうだよな。そうじゃないと一週間なんのために頑張ったかわからないからな」
淡「じゃあ菫先輩お風呂入りましょう」
菫「そうだな。さっさと入って寝てしまおう」
菫「この前みたく遅刻ギリギリにはなりたくないからな」
淡「じゃあお湯はりますねー」
菫「ああ」
淡「お風呂おっふろー」
117 = 4 :
―――――インターハイ終了翌日
菫「はあ……」
菫「……ん?」
菫「はいはい、今開けるよ」
淡「こんばんは!」
菫「ああ、こんばんは」
淡「あれ、菫先輩疲れてます?」
菫「当たり前だろう……昨日戻ってきて今日は一日色んな所に報告に行ってきたんだ」
菫「疲れてないわけがないだろう」
淡「ふふーん。そう思いましていい物持ってきたよ!」
菫「……なんだ?」
118 = 4 :
淡「じゃじゃーん。プリンです!」
菫「……そうかありがとう。ありがたく受け取っておくよ。じゃあ」
淡「ちょちょちょ、閉めないでくださいよ!」
菫「なんだ。これを渡しにきたんじゃないのか」
淡「それだけなわけないじゃないですか!」
菫「……わかってるよ。ほら、あがりな」
淡「わーい。おじゃましまーす」
菫「お茶でも飲むか?」
淡「はい!」
菫「わかった。用意するから座っててくれ」
淡「はーい」
淡「まっくらーまっくらー」
119 = 4 :
菫「なんだ、泊まるつもりなのか?」コト
淡「ありがとうございます。まあいいじゃないですか」
菫「いいかどうか決めるのは私なはずだけどな」
菫「……まあいいか」
淡「あー、なんだか菫先輩の家久しぶりだなー」
菫「久しぶりって、十日くらいしか経ってないぞ」
淡「うーん、抜群の安心感!」
菫「……ふっ」
淡「ん?」
菫「元気そうでなによりだよ」
淡「私が?」
菫「そう。団体戦の後は本当に心配したからな」
淡「……はい」
120 = 4 :
菫「それからしたら元の淡に戻ってくれてよかったよ」
淡「まあいつまでも落ち込んでられないからね!」
菫「ふふっ、それでこそ淡だよ」
淡「でも個人戦勝てなかったのは悔しかったなー」
菫「仕方ないさ。むしろあの猛者たちの中でよくやっただろ」
淡「次は負けませんけどね」
菫「ああ、次は打ち負かしてやれ」
淡「もちろん!」
淡「来年は団体戦だって優勝してやるんだから!」
122 = 4 :
菫「……ああ。淡ならやれるよ。期待してるからな」
淡「………」
淡「団体戦。やっぱり今でも……団体戦、すごく悔しいです」
淡「本当に今でも、いまだに、まだなんかできたんじゃないかって……思います」
菫「淡……だから言っただろ。あれは淡だけの責任じゃないって」
淡「わかってます! みんなから言われたから。淡は悪くないって」
淡「でも、違うんです。やっぱり負けたのは、私が悪いんです」
菫「淡……」
淡「最初から、全力でした」
淡「絶対、負けるわけないって思ってた」
淡「点差とかじゃなくて、私が負けるわけないって思ってたから」
淡「ぶっちゃけると、本当は私、チームのためとかあんまり考えてませんでした」
淡「だって、結局私が勝てばそれでよかったから」
淡「……でも負けて初めてわかったんです。私が負けたから、みんな負けちゃったんだって……!」
123 = 4 :
淡「あはっ、遅すぎますよね。負けた後に気付くなんて」
淡「先輩達の後をうけるってわかってたつもりなのに、全然わかってなかった」
淡「本当……なんでもっと早く気付いてなかったんだろ」
淡「そうしたら……もっともっと頑張れたと思うのに」
淡「だったら、負けなかったのに……!」
淡「そしたら優勝できたのに!」
菫「淡」ギュ
淡「あ……」
淡「……菫、先輩」
125 = 4 :
菫「言っただろう? 気にするなって」
菫「淡はなにも悪くないさ。むしろ本当に頑張っていたよ」
菫「オーラスでも逆転しようとしてたのはみんなわかってるさ」
菫「ただ、相手のほうがそれより少しだけ強かっただけだ」
菫「それで負けてしまったんなら、もうそれはしょうがないことさ」
菫「だからな淡、自分を責めるのはよせ」
菫「みんなそんなことは望んでないよ」
淡「でも……」
菫「それと、あんまり負けたって言うな」
菫「私も……悲しい気持ちになってくる」
淡「菫先輩……」
127 :
さるさんだってさ
128 :
ふんふむの時間だ
130 = 128 :
ふんふむ
131 :
しずの仕業か
132 = 128 :
ふんふむ
133 = 128 :
ラスふんふむ
134 = 4 :
菫「………」
淡「………」
菫「そうか……そうなんだよな……」
淡「え……?」
菫「……うっ……くっ……」
淡「え……菫先輩」
菫「………」グッ
淡「わっ」
菫「顔を、あげるな」
淡「でも……」
菫「いいから……」
淡「………」
菫「……うっ……ううう……」
淡「菫先輩……」
淡「……ううっ……ううううっ……うわああああん」
137 = 60 :
ふんふむ
138 = 4 :
さるよけ、支援、ありがとうございます
―――――――
―――――
菫「すまなかった。みっともないところを見せてしまったな……」
淡「いえ……」
菫「淡も、落ち着いたか?」
淡「はい。お風呂に入ってスッキリしました」
菫「そうか」
淡「菫先輩……髪、乾かしてくれませんか?」
菫「……ああ」
淡「………」
菫「乾かすぞ」
淡「はい」
141 = 4 :
うおお、すみません、急に用事がきてちょっと行かなきゃいけないので、
戻ってくるまで保守お願いしていいでしょうか
さるよけしてもらった直後なのに申し訳ないです
12時までには戻ってこれると思うので……
143 = 128 :
じゃあほしゅ
144 :
代行保守 ぷらら規制がつらい
146 :
追いついた。
何分おきに保守すればいいの?
147 = 128 :
10分かな
ふんふむ
148 = 45 :
ほ
150 = 45 :
ほ
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