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    元スレ菫「今日も泊まりにくるか?」淡「もちろん!」

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    101 = 4 :

    「……はあ」

    「………」

    「肉じゃが」

    「へ?」

    「肉じゃがが食べたい」

    「わかりました。丹精こめて作ります!」

    「私は監督との話があるから遅くなる。だからちゃんと作っておけよ」

    「何回か料理手伝ってるから調味料の場所とか大丈夫だろ?」

    「はい、ばっちりです!」

    「……はあ、じゃあよろしく頼んだぞ」

    「あ、そうだ。それと……はい、鍵だ」

    「あ、そうだった。ありがとうございます」

    「じゃあ、また後でな」

    102 :

    同棲じゃないですかー

    103 = 4 :

    ――――― 一週間のダイジェスト


    ~一日目~


    「この問題はここでさっき教えた公式を使うんだ」

    「ははーなるほど」

    「……本当にわかってるか?」

    「もっちろん!」

    「ならいい。これで次の問題から一通りできるだろう」

    「はい。じゃあ一人でやってみます」

    「ああ。またわからなくなったら言え」

    「りょーかいです!」

    「よしじゃあ私も自分の勉強を」

    「菫先輩、これって」

    「やっぱりわかってないんじゃないか!」

    104 = 7 :

    このままハッピーウェディングやな

    105 = 4 :

    ~二日目~


    「……ん……ふわぁ」

    「………」

    「……え」

    「うわ、やばいやばい」

    「おい淡、起きろ」

    「……ふぇ?」

    「寝すぎだ。早く起きないと遅刻するぞ」

    「もうちょっと寝てましょうよー」

    「倒そうとするな! いい加減起きろ。遅刻するぞ」

    「……ん、ふわぁぁ……今何時ですか?」

    「八時だ」

    「え」

    「ほら、早く準備しろ」

    「は、はい!」

    106 :

    エロエロシーンはまだですかね?

    107 = 4 :

    ~三日目~


    「淡、醤油とってくれ」

    「はい」

    「しかし、今日の部活は大変だったな……」

    「そうですか?」

    「淡は見てるだけだったからそう思うんだよ……」

    「はあ」

    「まさか自動卓が壊れるなんて……」

    「あ、菫先輩お茶」

    「はいよ。この大事な時期に壊れるなんてついてないよ」

    「無理に触らなかったら壊れなかったのにねー」

    「軽い故障だと思うだろ。それにアレは私は悪くない」

    「でも明日には届くんですよね?」

    「そうみたいだ。しかも最新物が」

    「へーすごい」

    108 = 4 :

    ~四日目~


    「じゃあそろそろ寝ます?」

    「ああ、もう少し待ってくれすぐ終わる」

    「なにやってるんですか?」

    「試験後のスケジュールの確認だよ」

    「麻雀部の?」

    「そうだ。っと、よし大体大丈夫そうだな」

    「お疲れ様ー」

    「あ、そうだ」

    「前々から言おうと思っていたんだが……」

    109 = 4 :

    「どうしたの?」

    「淡、寝るときに抱きついてくるのはやめないか?」

    「えーどうして」

    「なんというか、恥ずかしい」

    「今更すぎません?」

    「今まで言うの忘れてたんだよ」

    「それに抱きつく必要なんてないだろ」

    「最初に言ったじゃないですか。寝るときって人恋しくなっちゃうんですよ」

    「それに、菫先輩だって私のこと抱き枕みたいにしてるじゃないですか」

    「え」

    111 = 4 :

    「……気付いてなかったんですか?」

    「本当か」

    「はい。私はべつにいいんですけど。なんか安心するし」

    「………」

    「ほらほら、もういいじゃないですか。今まで通りってやつですよ」

    「菫先輩ベッド行って。はい、電気消しますよー」

    「わ、待て、まだ消すな」

    「はい、おやすみなさい」

    112 = 60 :

    なんか、なんだろうこういう関係

    113 = 4 :

    ~五日目~


    「むにゃむにゃ……菫先輩……」

    (まさか本当に私も抱きしめているとは)

    (むしろ本当になぜ今まで気が付かなかったんだろうか)

    「……よしよし」

    「えへへー……」

    「まったく……かわいいやつめ」

    (しかし……意識したら急に腕が痺れてきた……!)

    114 = 4 :

    ~六日目~


    「おかえりなさい菫先輩」

    「ふふーん。あなた、ご飯にする? お風呂にする? それとも……あ・わ・い?」

    「………」

    「なんだそれ」

    「新婚ごっこ!」

    「ドストレートだな」

    「……ご飯で」

    「はーい! 今日のお夕飯は……ホイコーローだ!」

    「クックドゥか」

    「クックドゥです」

    115 = 76 :

    もうすっかり溶け込んでるな

    116 = 4 :

    ~七日目~


    「よし、今日はこれくらいにするか」

    「ふわー、疲れたー」

    「これで、今日で勉強会も終了だな」

    「一週間ありがとうございました」

    「こんだけやったんだ。テストも大丈夫だろ?」

    「はい。もうどんな問題もバンバン解けますよ!」

    「そうだよな。そうじゃないと一週間なんのために頑張ったかわからないからな」

    「じゃあ菫先輩お風呂入りましょう」

    「そうだな。さっさと入って寝てしまおう」

    「この前みたく遅刻ギリギリにはなりたくないからな」

    「じゃあお湯はりますねー」

    「ああ」

    「お風呂おっふろー」

    117 = 4 :

    ―――――インターハイ終了翌日


    「はあ……」

    「……ん?」

    「はいはい、今開けるよ」

    「こんばんは!」

    「ああ、こんばんは」

    「あれ、菫先輩疲れてます?」

    「当たり前だろう……昨日戻ってきて今日は一日色んな所に報告に行ってきたんだ」

    「疲れてないわけがないだろう」

    「ふふーん。そう思いましていい物持ってきたよ!」

    「……なんだ?」

    118 = 4 :

    「じゃじゃーん。プリンです!」

    「……そうかありがとう。ありがたく受け取っておくよ。じゃあ」

    「ちょちょちょ、閉めないでくださいよ!」

    「なんだ。これを渡しにきたんじゃないのか」

    「それだけなわけないじゃないですか!」

    「……わかってるよ。ほら、あがりな」

    「わーい。おじゃましまーす」

    「お茶でも飲むか?」

    「はい!」

    「わかった。用意するから座っててくれ」

    「はーい」

    「まっくらーまっくらー」

    119 = 4 :

    「なんだ、泊まるつもりなのか?」コト

    「ありがとうございます。まあいいじゃないですか」

    「いいかどうか決めるのは私なはずだけどな」

    「……まあいいか」

    「あー、なんだか菫先輩の家久しぶりだなー」

    「久しぶりって、十日くらいしか経ってないぞ」

    「うーん、抜群の安心感!」

    「……ふっ」

    「ん?」

    「元気そうでなによりだよ」

    「私が?」

    「そう。団体戦の後は本当に心配したからな」

    「……はい」

    120 = 4 :

    「それからしたら元の淡に戻ってくれてよかったよ」

    「まあいつまでも落ち込んでられないからね!」

    「ふふっ、それでこそ淡だよ」

    「でも個人戦勝てなかったのは悔しかったなー」

    「仕方ないさ。むしろあの猛者たちの中でよくやっただろ」

    「次は負けませんけどね」

    「ああ、次は打ち負かしてやれ」

    「もちろん!」

    「来年は団体戦だって優勝してやるんだから!」

    122 = 4 :

    「……ああ。淡ならやれるよ。期待してるからな」

    「………」

    「団体戦。やっぱり今でも……団体戦、すごく悔しいです」

    「本当に今でも、いまだに、まだなんかできたんじゃないかって……思います」

    「淡……だから言っただろ。あれは淡だけの責任じゃないって」

    「わかってます! みんなから言われたから。淡は悪くないって」

    「でも、違うんです。やっぱり負けたのは、私が悪いんです」

    「淡……」

    「最初から、全力でした」

    「絶対、負けるわけないって思ってた」

    「点差とかじゃなくて、私が負けるわけないって思ってたから」

    「ぶっちゃけると、本当は私、チームのためとかあんまり考えてませんでした」

    「だって、結局私が勝てばそれでよかったから」

    「……でも負けて初めてわかったんです。私が負けたから、みんな負けちゃったんだって……!」

    123 = 4 :

    「あはっ、遅すぎますよね。負けた後に気付くなんて」

    「先輩達の後をうけるってわかってたつもりなのに、全然わかってなかった」

    「本当……なんでもっと早く気付いてなかったんだろ」

    「そうしたら……もっともっと頑張れたと思うのに」

    「だったら、負けなかったのに……!」

    「そしたら優勝できたのに!」

    「淡」ギュ

    「あ……」

    「……菫、先輩」

    125 = 4 :

    「言っただろう? 気にするなって」

    「淡はなにも悪くないさ。むしろ本当に頑張っていたよ」

    「オーラスでも逆転しようとしてたのはみんなわかってるさ」

    「ただ、相手のほうがそれより少しだけ強かっただけだ」

    「それで負けてしまったんなら、もうそれはしょうがないことさ」

    「だからな淡、自分を責めるのはよせ」

    「みんなそんなことは望んでないよ」

    「でも……」

    「それと、あんまり負けたって言うな」

    「私も……悲しい気持ちになってくる」

    「菫先輩……」

    127 :

    さるさんだってさ

    128 :

    ふんふむの時間だ

    130 = 128 :

    ふんふむ

    131 :

    しずの仕業か

    132 = 128 :

    ふんふむ

    133 = 128 :

    ラスふんふむ

    134 = 4 :

    「………」

    「………」

    「そうか……そうなんだよな……」

    「え……?」

    「……うっ……くっ……」

    「え……菫先輩」

    「………」グッ

    「わっ」

    「顔を、あげるな」

    「でも……」

    「いいから……」

    「………」

    「……うっ……ううう……」

    「菫先輩……」

    「……ううっ……ううううっ……うわああああん」

    137 = 60 :

    ふんふむ

    138 = 4 :

    さるよけ、支援、ありがとうございます

    ―――――――
    ―――――


    「すまなかった。みっともないところを見せてしまったな……」

    「いえ……」

    「淡も、落ち着いたか?」

    「はい。お風呂に入ってスッキリしました」

    「そうか」

    「菫先輩……髪、乾かしてくれませんか?」

    「……ああ」

    「………」

    「乾かすぞ」

    「はい」

    141 = 4 :

    うおお、すみません、急に用事がきてちょっと行かなきゃいけないので、
    戻ってくるまで保守お願いしていいでしょうか

    さるよけしてもらった直後なのに申し訳ないです
    12時までには戻ってこれると思うので……

    143 = 128 :

    じゃあほしゅ

    144 :

    代行保守 ぷらら規制がつらい

    146 :

    追いついた。
    何分おきに保守すればいいの?

    147 = 128 :

    10分かな
    ふんふむ

    148 = 45 :

    150 = 45 :


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