元スレP「バレンタインデー楽しみだなー♪…出張だけど」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
1 :
P「…え?」
高木「なんだい、聞こえなかったのかい?」
高木「明日から、出張を頼みたいんだよ」
P「…あ、明日からですか」
高木「うむ、急で悪いんだがな…先方がどうしても会って打ち合わせしないとって…」
P「あー…あのライブの件ですか」
高木「ああ、すまないが頼むよ」
P「…はい、任せてください!ばっちし決めてきますよ!」
高木「うむ、それでこそプロデューサーだっ!ではよろしく頼むよ!」
<ガチャ
P「………おっほ」
P「明日はバレンタインデーですよ社長…」
P「…出張…どこだっけな…あ、京都か」
P「…しょうがないよね、うん…社会人だもん、急な出張はちかたないね」
P「うん…」
3 :
ちかたない、頑張れ
4 :
なにがしたいの
5 :
バレンタインをいちいち楽しみにするような男に惚れる女はいねえ
6 :
>>5
なんて男前なんだ・・・♂
7 = 1 :
2月13日 朝
春香「はぁ~…まだ寒いね、千早ちゃん」
千早「そうね」
春香「そういえば、明日はバレンタインデーだよ!」
千早「そうね」
春香「これはお菓子といえば春香!な私としては!頑張らないわけにはいかないのですよ!」
千早「そうね」
春香「千早ちゃーん…チョコってプロデューサーさん好きかなぁ?」
千早「そうね」
春香「…千早ちゃんってあんまり胸大きくないよね」
千早「そうね…ん?」
千早「…今とても不愉快な言葉が聞こえた気がしたのだけれども」
春香「なんでもないよ!ほら!千早ちゃん!お菓子作りの本読みながら歩くのやめようよー!」
千早「…気のせいだったかしら…でもそうね、歩きながらはさすがにまずいかしら」
春香「あぶないよ~?本なんか読みながら歩くところんじゃへぶっ!!」ドンガラガッシャーン
8 = 1 :
千早「…春香には言われたくないわね」
春香「むぅ…、まぁそれはおいといて…何でそんなにお菓子作りの本を熱心に読んでるのかなぁ?」
千早「…興味が沸いたのよ、ふとね」
春香「ふ~ん…それは明日が関係してるのかな?」
千早「そんなことはないわ、アイドルとしてさまざまな知識を得ることは今後の活動において有意義なことだと思うけど」
春香「ほうほう、なるほどなるほど…」
千早「…なにか?」
春香「ちなみに私はプロデューサーさんがビターが好きか、あまーいのが好きか知ってますが…」
千早「教えなさいっ!!春香!!」
春香「………」ニヤニヤ
千早「………」
春香「知りたい?」
千早「いいえ」
春香「ほんと~?」
千早「…………………知りたいです」
9 = 1 :
春香「素直でよろしい!」
千早「はぁ…そうよ、日ごろの感謝をこめて一つプロデューサーに作ってみようかと思っていたの」
春香「ふふ、料理しない千早ちゃんがお菓子作りだもん、そうだと思った!」
千早「…わかってて聞くのはいぢわると言うものだわっ」
春香「ああごめんごめん!千早ちゃんおこらないで!」
真「は~るか!なに千早いじめてるの?」
春香「あ、真~…おはよう!」
雪歩「おはようございますぅ~」
千早「おはよう、萩原さん」
春香「それがね…千早ちゃんがなんと…」
千早「ああ春香、それは別に人に言いふらすことじゃな」
真「手にチョコレート特集の本持ってるってだけでもうわかったよ」
雪歩「ふふ、千早ちゃんもチョコ、作るんだぁ~」
千早「………ええ、も、ということは萩原さんも?」
雪歩「はぅ!!…は、はい…実は…えへへ」
10 = 1 :
真「ちぇ!なーんだ…僕だけじゃなかったのか」
春香「そりゃ…みんな乙女ですから!」
雪歩「やっぱりみんなその…送る人は…ぷ…ぷぷ…」
千早「ええ、プロデューサーよ」
真「あーあ…ライバルがどんどん増えていく…」
春香「ってことは真も?」
真「とーぜん!社長にもあげようかなーって思ってるけどね!」
春香「あ、今完全に忘れてた…」
千早「春香って時々酷いわよね」
雪歩「…ど、どうでしょうか…」
春香「そこは否定してよ~!!」
真「でも明日、楽しみだなー!」
12 = 1 :
同時刻 春香たちと反対方向の道
美希「むむむ…やっぱりここは美希を食べて?作戦しかないと思うの」
響「それをしていいのはマンガの世界だけだぞ…」
貴音「…人と同じ質量のちょこれぃと………」
響「貴音、よだれよだれ」
貴音「失礼」
美希「でもでも、普通のチョコじゃダメなの!どうせほかのみんなもハニーにチョコあげるだろうし…」
響「…じ、自分はどうだろな~!」
貴音「差し上げないのですか?」
美希「はにーにあげないの?」
響「…あ、あげないかもしれないぞ!」
貴音「そうですか…」
美希「ライバルが減ったの!」
貴音「そうですね、ふふ…これで響は脱落と…」
響「ああ嘘嘘!自分もあげるさー!」
13 = 6 :
響くさそう(歓喜)
14 = 1 :
美希「な~んだ、やっぱりなの」
貴音「響、嘘はいけませんよ」
響「二人ともにやけながら言わないで欲しいぞ…うう、あげるに決まってるじゃないか…」
美希「わかってて聞いたの!」
貴音「右に同じ」
響「余計性質が悪いぞ!」
美希「あ、あそこに!おーい!」
やよい「あ、みなさんおはよーございまーす!」
真美「おはおは~!」
亜美「おは~!」
響「はいさい!…ってなに持ってるんだ?それ」
やよい「へへ~、チョコレートです!」
亜美「今日仕事終わったらやよいっちのお家にで一緒に作るんだYO!」
真美「明日はバレンタインデーだからね!」
美希「むむむ…またライバルが増えたの…」
15 = 1 :
亜美「お、ということは…ミキミキも?」
美希「当たり前なの!今美希全身チョコレートでハニーに食べてもらうか悩んでるところなの…」
真美「それを真剣に悩めるミキミキ…さすがだぜ」
貴音「私も、普段はお世話になっている感謝の気持ちをこめて、ちょこれぃとを用意しようかと」
響「じ…自分も…その…お、お世話になってるし?その…なんだ…あげるぞ!」
やよい「うっうー!みんな同じですねー!」
美希「これだけの美少女からチョコもらえるなんて…ハニーは一回その幸せをかみ締めたほうがいいの」
亜美「まったくだよ!これはホワイトデーは100万倍返しですな!」
真美「ですな!中華全席フルコースですよ!」
貴音「まことですか!?それは!?」
響「冗談だぞ貴音、あとよだれ」
貴音「失礼」
美希「でも…本当にどうしようか迷ってきちゃったの…」
17 :
ふむ
19 = 1 :
同時刻 別の道
小鳥「ふふ、なんだかこの面子が一緒になって歩くのって新鮮ですね?」
律子「そうですか?音無さんを除けばわりと毎日…」
小鳥「ああん!私は普段そういう機会がないんですからぁ!」
あずさ「そうですよ~、ふふ、まぁ私はよく一緒にお店にいきますけど」
伊織「お店って言ったって飲み屋じゃない」
小鳥「そうよ~、早く伊織ちゃんも20歳になって一緒に行きましょ~」
伊織「あんたその歳まで事務員で仲間酒するつもりなわけ?」
小鳥「ぐはっ!今のは心に改心の一撃…」
律子「こら伊織、本当のことはオブラートに包みなさい」
あずさ「律子さん、オブラート、忘れてますよ」
律子「あらこれは失礼」
小鳥「プロダクションの仲間の言葉が辛い…よよよ…」
小鳥「…あ、そういえば明日はバレンタインデーですけど」
律子「唐突ですね」
21 = 1 :
小鳥「いえ、ほらそこのお店にポップがあったもので…みなさんはどうするんですか?」
あずさ「そうねぇ…事務所のみんなに友チョコをつくろうって思ってますよ~」
律子「私はどうしようかなぁ…特に考えて無かったです」
伊織「わ、私もそうね!今の今まで忘れてたわ!」
小鳥「ほう…伊織ちゃん!あれ!」
伊織「なに?」
小鳥「ほいさ!」
伊織「あ!!」
小鳥「ふふふ…かばんの中に入ってたこれはなにかな?」
伊織「…拾ったのよ」
小鳥「『初心者でも絶対失敗しない!バレンタインデーチョコ!』…ほう」
伊織「………拾ったのよ」
小鳥「伊織ちゃんはしっかりチョコを作ると」
伊織「拾ったって言ってるでしょ!!!」
あずさ「ふふ、やっぱり相手はプロデューサーさんかしら?」
22 = 1 :
伊織「…事務所のみんなよ」
小鳥「あれ?拾ったって」
伊織「あああもううるさいわね!買ったわよ!作るわよ!なにこれで満足!?」
律子「音無さん、あんまりいじめないでくださいね」
伊織「別にいじめられて無いわよ!!はぁ、このメンバーだと調子狂うわね…」
あずさ「ふふ、ちなみに私も、プロデューサーさんには作るつもりですよ♪」
律子「私は…ゴデ○バあたりを買って来てあげようかな…」
小鳥「え!そんなのだめですよぉ~手作りじゃないと!」
律子「チョコなんてどれも一緒じゃないですか、溶かして固めるだけですし」
小鳥「いえいえ!その工程にラブ!が詰まってるんですよ!ラブ!」
律子「ラブねぇ…」
あずさ「あれ?この前律子さんパソコンでチョコケーキの作り方を検s」
律子「はいあずささーん!迷子にならないように手をつなぎましょうねー!」
小鳥「…ふふ、みんな乙女ですねぇ、もちろん私も作りますよ!乙女ですから!」
伊織「乙女って何歳までなのかしら?」
23 :
可愛い
24 = 1 :
春香「あ」
美希「あ」
小鳥「あら?」
やよい「うっうー!みなさん勢ぞろいですー!」
真美「みんなの出勤が被るなんて珍しいね!」
あずさ「ほんとうねぇ~、ふふ、なんだかいいことありそう!」
真「亜美、それなに?」
亜美「チョコだよー!明日はほら!」
響「千早もその手に持ってるのは」
千早「…参考書よ」
小鳥「伊織ちゃんと同じものね!」
伊織「な!馬鹿!なんで言うのよ!!」
雪歩「ふふ、みんなやっぱり作るんですねぇ~」
春香「だってバレンタインデーだもん!」
美希「なの!」
26 :
貴音かわいいよ貴音
27 = 1 :
響「とりあえず立ち話もなんだし、事務所に入ろうよ!まだまだ外は寒いぞ…」
貴音「そうですね、本番前に体調を崩してはいけませんし」
律子「プロデューサー殿はもう来てるかしら」
<しゅ…だよ…
真美「もう来てるみたいだね!」
美希「さっそく朝のはにーエネルギーを充電するの!はっ」
千早「ちょっと待って、静かに」
春香「どうかしたの?千早ちゃん?」
千早「しっ…静かに…」
<聞こえなかったのかい?明日から、出張を頼みたいんだよ…
真「!?しゅ、しゅっちょモゴモゴ」
雪歩「静かに!真ちゃん!」
<…あ、明日からですか うむ、急で悪いんだがな…先方がどうしても会って打ち合わせしないとって…
小鳥「こ…これは…」
律子「…もしかして…もしかすると…」
29 = 1 :
<ではよろしく頼むよ!
亜美「あ!出てくるよ!」
律子「まずいっ!!みんな隠れて!」
貴音「散開ッ!!」
ササッ
高木「ふぅ…彼にはすこし悪いことをしたな…どれ、私の愛の篭ったチョコレートでもプレゼントしようじゃないか」
高木「バレンタインデーキィイッス♪バレンタインデー…」
律子「………」
小鳥「………いきましたね」
春香「…えっと、そのこれって…」
響「出張って言ってたぞ…」
あずさ「あらあら~…ということは…」
美希「はにーは明日居ないの!?」
亜美「うあうあ~!それじゃ計画丸つぶれだよー!」
千早「そうね、でも出張がすぐにとは限らないわ」
30 = 1 :
律子「そうね、確認しましょう」
<ガチャ
P「ついでに観光でもしてこようかなぁ…お、みんなそろいもそろって、おはよう」
美希「おはようなの!ねぇはにー?はにーって明日…ここにいる?」
P「あ、聞いた?」
律子「ええ…出張だとか」
P「そうなんだよー、急だよな社長も…いやこれは先方か?」
P「明日から京都にちょっと出張だ、いない間よろしくな」
真「ああ、やっぱり…」
春香「うーん…どうしよう…」
P「…なんだか元気ないな、そんなに京都に行きたかったのか?」
亜美「…うん、金閣みたかったね」
真美「清水寺から飛び降りてみたかったよ」
あずさ「思ってるより高く無いわよ?清水の舞台」
P「ま、まぁ…お土産は買ってくるからさ!」
31 = 1 :
美希「そうじゃないの…明日バレンタインデーだから美希…はにーにチョコあげたかったの…」
P「そ、そうか…それはなんだ…その、ありがとう美希」
美希「ううん、あたりまえなの…でもハニー明日居ないんだよね…」
P「そうだなぁ…帰ってくると深夜近いだろうし、もしかしたら泊りかもしれないし…」
小鳥「新幹線使えば大丈夫じゃないですか?」
P「っていっても打ち合わせ次第ですから…なんとも…たぶん帰ってこれるとは思うんですけど」
<Pipipipipipippipipipip
P「あ、すみません電話…」
P「はい、765プロPです」
<ガチャ
美希「………」
千早「………」
伊織「………」
春香「………作戦会議ー!!」
32 :
いいですなー
33 = 1 :
春香「ど、どうしようみんな」
雪歩「どうしようって言っても…プロデューサーがいないんじゃ…」
小鳥「いえ、きっと打ち合わせはそこまで長くはならないわ、こっちに帰ってくる時間はおそいだろうけど…」
真「うーん、でも明日の日中に手渡しっていうのは…」
律子「無理でしょうね」
やよい「うう…せっかくのバレンタインデーなのに…残念です…」
貴音「中華全席が…」
響「貴音、ちょっとそれは違うと思うぞ」
あずさ「………!」
伊織「なにかひらめいたの?」
あずさ「あ、あの…みんな…その、あげる人はもちろん…プロデューサーよね?」
千早「…ええ、まぁ」
真「へへっ…なんだか恥ずかしいけど…」
あずさ「だったら…みんな事務所にチョコ、置いておいたらどうかしら?」
律子「というと?」
34 = 3 :
離席前の保守
P「ハッピバースデートゥーミー♪」の人?
35 = 1 :
あずさ「その…もし明日、プロデューサーさんが居たとして、一人ひとり渡そうって思っても…時間がないと思うの」
美希「それは…はにーも忙しいし…」
響「自分たちも、バレンタインのイベントに出たりするからなー」
あずさ「もし渡せなかった人がいたら…それは私…嫌かなって思って…」
真美「…正直にいちゃんがいても真美…渡せてたかちょっと自信ないよ…」
亜美「真美ちゃんははずかしがりやですなぁ~!!」
真美「あ、亜美が一番こんかい作ろうって話のときあわててたくせに!」
亜美「それは言わない約束だよぉ~!!」
あずさ「そういう子ももちろんいると思うの」
あずさ「だから、事務所にみんなの作ったチョコをおいておいて…プロデューサーさんが帰ってもらったときに…手にしてもらったらって…」
律子「…なるほど、たしかにそれは公平かもしれませんね」
雪歩「できれば手渡ししたいですけど…それよりも…当日に渡したいですから…私は賛成ですぅ!」
春香「で、でももしプロデューサーさんが帰ってこなかったら…」
あずさ「問題はそこよねぇ…」
36 = 1 :
小鳥「あ、そこは任せてもらえば大丈夫ですよ!」
あずさ「本当ですか?」
小鳥「ええ…仕事の用件でって連絡すれば大丈夫かなって」
伊織「工夫もへったくれも無いわね」
律子「でも…まじめなあの人には一番かもしれないですね」
春香「…じゃあ、明日各自チョコを持ってきて、机の上あたりに並べて送ってことでいいですか?」
千早「問題ないわ」
真「ってことはいっぺんにみんなのと比べられちゃうのか…ハードル上がったなぁ…」
亜美「これは…勝負の臭いがしますな」
真美「…血のバレンタインデーになりそうですな」
律子「なにが血のバレンタインデーよ」
<ガチャ
P「すまんすまん、明日の打ち合わせの件で電話が…やっぱりいかなきゃだそうだ」
小鳥「そうですか…お疲れ様です」
P「いえいえ」
37 = 1 :
P「それで、なにか話し合ってたのか?」
春香「い、いえ!なんでも!」
千早「プロデューサー、仕事の時間です」
P「おお、もうそんな時間か…じゃあ送っていくよ」
律子「私たちも行くわよ~」
あずさ「ふふ、じゃあ手筈どうりに~」
伊織「(春香たちと一緒に見られるとは…かなり不味いわね)」
亜美「ではいってくるよ~ん!」
小鳥「はーい、いってらっしゃーい!」
小鳥「(私も…準備をしなきゃ)」
38 = 1 :
13日 夜
春香「うーん…やっぱり目を引くものじゃないとだめだよねぇ…」
春香「生チョコ…ありきたり?ケーキ?でもみんなのも食べるだろうし…どうしよう」
千早「…なるほど、基本は溶かして固めるだけなのね…!」
千早「恋のおまじない…自分の……なるほど、やってみる価値はありそうね」
美希「むむむ…これは一大事なの…美希が一番になるためには…」
美希「…おにぎりとチョコ…うーん…ちょっとアンチョクすぎるかな?」
真「~♪生クリームはいっ!カラフルシュガーぱらぱら~!」
真「くぅ~!!今僕すっごい女の子してる!!明日が楽しみだなぁ!!」
雪歩「抹茶のチョコ…むずかしそうですぅ……あ、お父さん」
雪歩「へ?それをチョコに…ですか?…わかりましたぁ!入れてみますね!」
39 = 18 :
び・・媚薬・・?
40 = 1 :
亜美「真美~、こんなもんっしょ?」
真美「んー…ちょっと苦くない?」
やよい「プロデューサーってびたーと甘いのどっちが好きなんでしょうか?」
亜美「くそっ!戦いは情報戦だというのに!!」
真美「…う○い棒とかチョコでコーティングしたら美味しいかな?」
やよい「それおもしろそうです!」
亜美「真美、やよいっち、それすでにあるよ…」
響「…はぁ、自分なにやってるんだろう…夜に一生懸命チョコ作ったりして…」
響「…喜んでもらえると嬉しいなぁ…な!ハム蔵!…って食べちゃだめだってばぁ!!」
貴音「………なるほど、明治のちょこというものは…なかなか味わい深く…」
貴音「では次はご○ぃばぁとやらのちょこを…はむ…これもにゃかにゃか…」
あずさ「ふふ、やっぱりほかの子と違うアピールポイントをつけないといけないわよねぇ…」
あずさ「…あ、これいいわねぇ…うふふ、ほかの子にはできないわね、これは」
41 = 1 :
伊織「…?これでいいのかしら…?案外簡単ね…」
伊織「…どのくらいで固まるのかしら…ちょっと触って…っ!!あっつ!!ってあっ!!」ガシャーン
律子「………よし、これでよし」
律子「…あとはこれで…成型するだけね………」カリカリカリカリ
小鳥「(ふふふ、これには驚かざるを得ないわねプロデューサーさん)」
小鳥「(プロデューサーさんのハートは私がバキューンと打ち抜くわ!!)」
小鳥「(見てなさい…主に伊織ちゃん…からかってくれた礼に目に物見せてあげるわ!!)」
P「よいしょ、さて…これで荷造りは終わりっと」
P「っても簡単な着替えくらいしかないけど…はぁ…」
P「バレンタインデーか…」
P「バレンタインデー楽しみだなー♪…出張だけど」
P「…寝よう、明日も早いし」
42 :
>>39
麻薬の可能性も
43 = 1 :
14日 午後6時
律子「ふぅ…お疲れさまみんな」
春香「お疲れさまです!」
美希「それで、チョコはどうするの?」
小鳥「机に綺麗なクロスをかけたわ、そこに並べておいておきましょう」
真「だれが誰のかわかるように付箋でも貼っておきます?」
亜美「あ!だったら張らないでおこうよ!そっちのほうが面白そーじゃん!」
真美「にいちゃんが一体誰が作ったか果たしてわかるのか…見ものですな」
あずさ「あ、それ面白そうね♪」
律子「じゃあ名前は書かないでおきましょう、じゃあほらみんなだしなさーい」
千早「…美味しいといいのだけれども…」
春香「天海春香、懇親の1作…」
美希「はい、これ美希のなの」
亜美「亜美たちは合作だからね」
真美「うんうん」
44 = 1 :
小鳥「あ、そうそう…実は今日泊れる子、居る?」
律子「泊る?」
小鳥「実はちょちょいと準備して会議室に寝袋とか用意してみました!」
小鳥「あとライブカメラとか…プロデューサーが食べてる姿を隠れてみようかなって」
伊織「悪趣味ね~…にひひ、でもおもしろそうじゃない!私は乗ったわ!」
響「なら自分も家族にご飯作ってからすぐ戻ってくるぞ!」
千早「私は一人暮らしですし、泊らせていただこうかと」
小鳥「じゃあ、泊る子はいろいろ準備してここに集合ね!」
\はーい!/
小鳥「(…これは、おもしろいことになりそうだわっ!)」
45 :
数人ほど不穏な空気を感じる…
46 = 1 :
14日 夜11時
<ガチャ
P「ふぅ…お疲れ様ですっと…さすがに誰もいないか」
P「音無さんがなるべく早く見て欲しい書類って言ってたけど…あ、これか…」
P「あー…今度のライブの会計か…うーん…これは俺だけじゃなく社長もだな…」
P「でも、俺のほうで先に確認だけでも…お?」
P「机の上になにかあるな…!?これは!」
プロデューサーさん!ハッピーバレンタイン!チョコです!
P「…あいつら…グスッ」
P「へっ…バレンタインデー…最高だな!」
P「…よし、ここで食べよう…なんだかもう嬉しくて…ふふ、待ってられないな」
P「でもこれだれが誰のなんだろう…」
47 = 1 :
同時刻 会議室
小鳥「…よし、うまく食いついたみたいね」
律子「…結局全員いるのね」
春香「だって気になりますから!」
美希「ハニーなら美希のだってわかってくれるって信じてるの!」
雪歩「みんなしーだよ!しーっ!」
小鳥「大丈夫よ、今日のために午前中業者さんに頼んで防音処理してもらったから」
伊織「…あんた、たまに病的なほど衝動的になるわよね」
響「でもそのおかげでこうやってこそこそ見れるわけだし…感謝さー」
やよい「それに!なんだかお泊りってたのしいですね!」
真「うんうん!なんだか合宿みたい!」
小鳥「あ、プロデューサーさんが手に取ったわよ!」
あずさ「まずは誰のかしら…」
48 :
ふむふむ
49 = 1 :
P「じゃあまずこのピンクの箱に入ってる奴から…」パカッ
P「うわぁ…すごいなこれ、ちいさなカップケーキ?っていうのかな」
P「チョコケーキの上に生クリームがこれでもかと…その上にはカラフルな…これ砂糖だっけ?が散らばってるし…」
P「…春香かな?それとも…うーん、真か?」
真「よし!わかってくれた!」
春香「あ、真だったんだあれ」
小鳥「すっごいなんだか…楽しそうなチョコケーキね」
真「えへへ…いや、作ってたらなんだかテンション上がっちゃって…」
P「じゃあ、いただきます…」
P「…甘い、ってか中にも生クリームかこれ」
P「かぶりついた先からクリームがこぼれて…ちょっと食いにくいな、はは」
P「でも、うん…普通においしい、だれだろう…春香…はもっと凝ったの作ってきそうだし…」
P「…やっぱり真かな…この女の子女の子してる感じのカップケーキ…ごちそうさまでした」
P「ホワイトデーも考えないとな」
50 = 1 :
真「へへっ…なんだか嬉しいなぁ!!」
春香「でもやっぱり人が見て無いって思ってるから不満は出るね…」
千早「そうね、今回は食べにくいってだけだったけど…」
響「もし美味しくないって言われたら…立ち直れないぞ」
伊織「い、嫌なこと言わないでよ…怖くて味見できなかったんだから…」
あずさ「ふふ、大丈夫よ~プロデューサーさんなら、そんなこと言わないわ~」
律子「いえ…でも男の人の本音ってのも怖いモンですから…」
亜美「あら?りっちゃんそういう経験がおあり?」
律子「…無いわよ、悪かったわね」
小鳥「ふふ、あ、次のとりましたよ!」
みんなの評価 : ★
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