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    元スレアスカ「バカシンジのやつ、遅いわね・・・・・・」

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    53 = 1 :

    シンジ「へ?なんのことだよ、アスカ」


    アスカ「とぼけないで!!あんた、昨日えこひいきと包丁使って何やったのよ!?」


    シンジ「何って・・・食材切ってただけだけど・・・」


    アスカ「まだシラを切るの!?」


    シンジ「ちょっ・・・とよくわかんないんだけど・・・」


    アスカ「・・・あんたがそんな変態だったなんて・・・!最低っ!!信じらんない!!」


    シンジ「綾波・・・どういうこと・・・?」

    54 = 1 :

    レイ「・・・よく、わからない」


    シンジ「そんなぁ~・・・」


    アスカ「だーかーらーっ!あんたが昨日えこひいきと包丁使ってどんなプレイしたのか聞いてんのよ!!」


    シンジ「プ、プレイ!?・・・僕はそんなつもりじゃあ・・・」


    アスカ「やっぱり心当たりあるんじゃない!!この変態!!」


    シンジ「あっ、綾波が包丁初めて使うっていうから最初は見てたんだよ!!」


    アスカ「ますます訳わかんないわ・・・」

    55 :

    この式波なら応援出来る

    56 = 1 :

    シンジ(訳わかんないのはこっちだよ・・・)


    シンジ「でも危なっかしいから僕が後ろから綾波の包丁握る手を押さえて」


    シンジ「それで食材切ってただけだよ!僕はやましい気持ちなんて持ってなかったよ!!」


    アスカ「なによ食材切るプレイって!!・・・・・・ん?食材??」


    シンジ「そうだよ!僕が綾波を後ろから押さえて、料理に使う食材切ってただけだよ!!」


    シンジ「それのどこが変態なんだよ!!!」


    アスカ「・・・じゃあ、あんたとえこひいきはただ料理作ってただけってこと?」

    57 = 1 :

    シンジ「だからそうだって何度も言ってるだろこのば・・・」


    アスカ「ば?」


    シンジ「・・・バーモンドカレーも買ってきたから明日作ろう、綾波」


    レイ「わかったわ」


    シンジ「じゃあ綾波の家に置いといていいかな?」


    レイ「かまわないわ」


    アスカ「何話そらしてんのよこのバカ・・・」

    58 = 1 :

    シンジ「うっ・・・」


    アスカ「・・・まぁ、いいわ」


    アスカ(・・・なんだ、私の勘違いか・・・てゆうか)


    アスカ「あんたが悪い!!」


    シンジ「・・・綾波を指さしていきなり何訳のわからないことを・・・」


    アスカ「あんたが思わせぶりなこと言うから勘違いしちゃったじゃない!!」


    レイ「思わせぶり?」

    59 :

    いいぞ
    さるよけ支援

    60 = 1 :

    アスカ「そうよ!意味深なことばっか言ってさ!!」


    アスカ「あんなの誰だって勘違いするわよ!!」


    レイ「・・・ごめんなさい。あんな気持ち、初めてだったから」


    レイ「どう話したらいいのかわからなかったの」


    アスカ「ま、わかればいいのよ・・・・・・」


    シンジ「ねぇ・・・2人で何話してたの?」


    「あんたには関係ない!」「碇くんには関係ないわ」

    62 = 49 :

    シンジはぶられてるワロタ

    63 = 1 :

    シンジ「あっ・・・・・・そ、そう・・・・・・」


    アスカ「・・・さっ、バカシンジが卵買ってきたことだし」


    アスカ「さっさと作ってよね!!お・ふ・た・り・さん!!」


    シンジ「・・・ほんとに食べる為だけに来たんだ・・・」


    アスカ「あったりまえでしょ!」


    レイ「・・・・・・碇くん」


    シンジ「あっ、うん。僕たちで作ろうか」

    65 = 1 :

    アスカ「・・・・・・」


    レイ「私、今日はいいわ」


    シンジ「え?」


    レイ「私、今日は見てるから」


    シンジ「えぇ~、僕一人ってこと・・・?」


    レイ「ううん、違う」


    レイ「碇くんは、彼女と一緒に作って」

    66 = 1 :

    アスカ「えっ、私?」


    レイ「そう」


    アスカ「なっ・・・いいわよ、私は・・・」


    アスカ「あんた達2人で作ればいいでしょ!!」


    レイ「・・・碇くんと、したくないの?」


    アスカ「・・・・・・」


    レイ「碇くんとの、共同作業」

    67 :

    しえん

    68 :

    いいね

    69 = 1 :

    レイ「碇くんとの、初めての」


    アスカ「あーもうわかったわよ!!やればいいんでしょやれば!!」


    アスカ「・・・ほんとにいいのね?」


    レイ「ええ。私は・・・あなたにも、ぽかぽかしてほしいから」


    レイ「碇くんと一緒に料理作って、ぽかぽかしてほしいから」


    レイ「だからいいの」


    アスカ「・・・・・・あ・・・ぁりがと・・・・・・」

    70 = 1 :

    シンジ(・・・・・・ぽかぽかってなんだ・・・?)


    アスカ「・・・バカシンジ!」


    シンジ「はっはい!!」


    アスカ「私に・・・料理・・・教えてよね・・・」


    シンジ「うん、でも綾波は」


    アスカ「本人がいいって言ってるのになんでまた聞くのよ!バカ!!」


    シンジ「ぅ・・・ごめん・・・」

    71 = 1 :

    アスカ「さぁ作るわよ~!まずは・・・・・・何すればいいの?」


    ―まずは食材を切ろうか― ―じゃあ玉ねぎはあんたがやってよね―


    ―それじゃあアスカは肉を細かくしてね― ―はいはーい―


    ―・・・うぅ・・・目がぁ・・・― ―しっかりしなさいよ―


    レイ(・・・弐号機パイロットの娘・・・ぽかぽかするかな・・・)


    アスカ「むー・・・」


    シンジ「目が・・・・・・ん?ちょっ、アスカ!!」

    73 = 1 :

    アスカ「へ?」


    シンジ「食材押さえるときに指先は丸めなきゃ危ないよ!」


    シンジ「刃の向かう方向に不用意に指を置いちゃダメだよ・・・・・・」


    アスカ「そ、そうね・・・」


    シンジ「・・・・・・」


    シンジ(危なっかしい・・・危なっかしすぎるよ・・・・・・)


    シンジ「これはもう・・・・・・」

    74 :

    来ーて来てバカシーンジー
    来て来てバカシンジー
    見ーて夕焼けきーれいー
    明日も晴れーるー

    75 = 1 :

    アスカ「ん?ちょっ!!あ、あんた、ちょっ」


    シンジ「僕が後ろからアスカの手を押さえててあげるから」


    アスカ「ちょおおおっ」


    アスカ(近い!近い!近い!近い!!)


    シンジ(・・・気持ち悪がられてもいい・・・でも、アスカがケガするのだけは阻止しないと・・・)


    アスカ(と、吐息が・・・・・・しかもこんなに体が密着・・・・・・)


    アスカ(おまけに私の両手をシンジが優しく握っているこの状況・・・)

    76 = 1 :

    アスカ(耐えるのよアスカ・・・耐えるのよ・・・)


    シンジ「ほら、こうやって両脇は軽く締めて」


    アスカ「ぁんっ・・・」


    シンジ「・・・どうしたの?」


    アスカ「なんでも、ないわ・・・」


    アスカ(まさか声が出るとは・・・しかもちょっと色っぽい感じで・・・)


    アスカ(恥ずかしい・・・・・・)

    77 :

    シンジが自分より高いアスカの後ろに回ると前が見えないのでは・・・

    78 = 68 :

    >>47 想像したらすごくいい

    79 = 1 :

    シンジ(・・・なんだ今の声・・・妙に色っぽかったような・・・)


    シンジ(ま、気のせいかな。アスカに限ってそんなことするわけないしね)


    レイ(2人とも楽しそう・・・・・・よかった)


    ―――
    ――



    シンジ「できた・・・」


    アスカ「早く食べましょう!!」


    アスカ(・・・しかしバカシンジのやつ、あんなことするなんて意外と大胆なのね・・・)

    81 = 1 :

    アスカ(・・・・・・私ったら、まだ胸がどきどきしてるし・・・・・・)


    アスカ(これは一生の思い出になるわね・・・・・・!)


    シンジ(・・・アスカ、顔がにやけてる・・・)


    シンジ(きっとお腹すいて我慢の限界だから、目の前の料理を見て口元がゆるんでるのかな)


    レイ「おいしそう・・・・・・」


    シンジ「あぁ、綾波のオムライスは肉入ってないから安心してね」


    レイ「ごめんなさい。肉、食べれなくて」

    82 :

    やっぱ台所に立つ男は格好いいな

    84 = 3 :

    ポカ波良い子じゃないか

    85 :

    シンちゃんかわええええええ

    86 = 1 :

    アスカ「ま、人には好き嫌いがあるからしょうがないわね」


    シンジ(アスカ、前は残さず食べつくせって説教してたのに・・・)


    シンジ(寛容になったなぁ・・・・・・)


    シンジ「それじゃあ食べよう!」


    「いただきます」「いっただっきまーす」「・・・いただきます・・・」


    アスカ「・・・自分で作っといて言うのもなんだけど、おいしいわね」


    シンジ「うん、すごくおいしいよ!」

    87 :

    なんか点多くね

    88 = 1 :

    レイ「・・・おいしい」


    シンジ「アスカのおかげだよ、ありがとう」


    アスカ「っ・・・ふんっ。私とあんたで作ったんだからおいしくなるのは当然よ」


    アスカ(・・・初めての共同作業よね、これ・・・・・・)


    アスカ(ふっ・・・ふふふ)


    シンジ(・・・よかった。アスカ、凄い嬉しそう)


    レイ(きっと彼女も・・・ぽかぽかできたのね・・・)

    89 = 1 :

    シンジ「ねぇ、綾波」


    レイ「なに、碇くん」


    シンジ「昨日言い忘れたんだけどさ、綾波の手って凄い綺麗だよね」


    レイ「・・・毎日キ〇イキ〇イ使って、手、洗ってるから」


    シンジ「いや、そういう意味じゃなくて・・・」


    レイ「?」


    シンジ「だからさ、僕がいない時に包丁使って料理の練習とか今はしてほしくないんだ」

    90 = 1 :

    シンジ「その綺麗な手をケガしたら大変だから・・・」


    レイ「!・・・ぁ、ありがとう・・・・・・」


    アスカ「私は!?」


    シンジ「わっ・・・どうしたの、いきなり」


    アスカ「私も料理の練習するときに包丁使っちゃダメ、かな・・・」


    シンジ「アスカ、料理なんかするの?」


    アスカ「するわよ!これから・・・」

    91 = 1 :

    シンジ「アスカもまだ危なっかしいから、包丁使うのは僕がいるときだけね」


    アスカ「じゃあ・・・また教えてよね・・・・・・」


    シンジ「わかったよ」


    アスカ(やった!)


    シンジ(アスカ、あの後ろから僕が密着して教えるの・・・嫌じゃなかったのかな?)


    レイ(ぐぬぬ・・・)


    ―――
    ――

    92 :

    シンジさん、無自覚の天然タラシやないですかー

    93 = 1 :

    「「「ごちそうさまでした」」」


    シンジ「はーっ、おいしかった」


    アスカ「ほんとねー」


    シンジ「・・・さて、食器も洗ったしそろそろ帰ろうかアスカ」


    アスカ「・・・そうね、もうすぐ7時だし」


    シンジ「じゃあ綾波、また明日!」


    レイ「ええ、また」

    94 = 1 :

    アスカ「じゃあねー」


    レイ「・・・さよなら」


    レイ(・・・・・・彼女、一途なのね・・・・・・)


    レイ(でも、明日は私が碇くんとぽかぽかしたい・・・)


    レイ(彼女は葛城一佐の家で碇くんを独占できるのだから)


    レイ(私の家では私が独占したい・・・・・・)


    レイ(・・・・・・こんな気持ち、初めて・・・・・・)

    95 :

    むらむらする

    96 = 1 :

    ――


    アスカ「・・・ねぇ、バカシンジ」


    シンジ「なに?」


    アスカ「明日も私行くから」


    シンジ「うん、わかった」


    アスカ「それと・・・・・・」


    アスカ「・・・明日は、えこひいきと2人で料理作りなさいよね」

    97 = 1 :

    シンジ「え?・・・・・・うん・・・」


    シンジ(アスカのことだから、てっきり明日も私と作ろうって言ってくるのかと思ったけど)


    シンジ(変わったな、アスカ)


    アスカ(・・・えこひいき・・・最初はいけ好かない奴だと思ってたけど)


    アスカ(意外といいとこもあるのね・・・・・・)


    アスカ(ま、シンジを独占していいのは私だけだけどね!)


    アスカ(明日のバカシンジはゆずってやるわよ、レイ)


    ―――
    ――

    99 = 1 :

    シンジ「あれ?鍵が開いてる・・・・・・もしかして!」


    アスカ「ミサト帰ってたんだ、早かったわね」


    ミサト「シンジくぅん・・・・・・ごはんわぁ~・・・?」


    アスカ「食べてきたわよ、えこひいきのとこでね!」


    ミサト「・・・レイから聞いてるわ・・・」


    アスカ「なんだ、知ってたの」


    シンジ「綾波から?電話きたんですか?」

    100 = 1 :

    ミサト「ちょうどさっきね、2人のご飯はいりませんからって」


    ミサト「きっと私が家でみんなのご飯作ってると思ってんのね、レイは・・・」


    ミサト「・・・オムライス、おいしかった?」


    シンジ「ええ、とっても」


    ミサト「・・・私も食べたかったぁ~~~!」


    アスカ「今日は帰り遅くなるから食べてくるって言ってたじゃない!」


    ミサト「実は、仕事が予想以上に早く終わってね・・・」


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