私的良スレ書庫
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元スレ穏乃「憧の教典?」
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まこが広間から出て、久のところへ向かった、その瞬間だった。
東階段側の防火戸にかけたモップの閂が、ギシリと軋んだ。
久「ッ!!!!」
銃声が轟き、まこの身体が床に倒れる。
久「まこっ!!!」
久(扉の隙間から…!)
泉「あ、あかん…!来た来た来た……!」ガクガク
浩子「走れっ!反対側から逃げるんや!」
尭深「いや…ああ…うぅ……」ポロポロ
久「渋谷さん…!何やってるの!走りなさいッ!」グイイ
泣き出したい気持ちは、久も同じだった。涙を堪え、尭深を引き起こす。
久(咲のお姉さん、弘世さん、亦野さん…まこ…)
久(みんな、私達のために頑張ってくれた…!死ぬわけにはいかない…!)
東階段側の防火戸にかけたモップの閂が、ギシリと軋んだ。
久「ッ!!!!」
銃声が轟き、まこの身体が床に倒れる。
久「まこっ!!!」
久(扉の隙間から…!)
泉「あ、あかん…!来た来た来た……!」ガクガク
浩子「走れっ!反対側から逃げるんや!」
尭深「いや…ああ…うぅ……」ポロポロ
久「渋谷さん…!何やってるの!走りなさいッ!」グイイ
泣き出したい気持ちは、久も同じだった。涙を堪え、尭深を引き起こす。
久(咲のお姉さん、弘世さん、亦野さん…まこ…)
久(みんな、私達のために頑張ってくれた…!死ぬわけにはいかない…!)
久は、まこの遺体に後ろ髪を引かれながらも、広間を通って弾除けを迂回し、急いで西階段側へ向かう。
西側のバリケードを取り除き、あらかじめ用意していた緊急用の通路を出現させる。
久「モップ抜いて!」
そのとき、後方──東階段側の方で、再び銃声が響いた。弾除けに流れ弾が被弾し、甲高い音を立てる。
直後、防火戸がバリケードに激しくぶつかる音がした。防火戸が、開いたことを暗示していた。
浩子「モップがぶち抜かれたんや…!」
弾除けのせいで東階段側は見えないが、バリケードを破壊する音が続いている。
久たちは、3本のモップを全て外すと、防火戸を押しのけ、階段へと飛び出す。
西側のバリケードを取り除き、あらかじめ用意していた緊急用の通路を出現させる。
久「モップ抜いて!」
そのとき、後方──東階段側の方で、再び銃声が響いた。弾除けに流れ弾が被弾し、甲高い音を立てる。
直後、防火戸がバリケードに激しくぶつかる音がした。防火戸が、開いたことを暗示していた。
浩子「モップがぶち抜かれたんや…!」
弾除けのせいで東階段側は見えないが、バリケードを破壊する音が続いている。
久たちは、3本のモップを全て外すと、防火戸を押しのけ、階段へと飛び出す。
咲「いやあああ!」ダッ
咲は、半狂乱になりながら、4階への階段を駆け上がる。
久「ダメよ、上に逃げちゃ!…咲っ!」
浩子「何しとるんです!はよ!」
咲以外の4人は、階段を駆け下りる。3階から2階への踊り場を曲がったとき、4人は絶句した
尭深「な……、これ…」
踊り場から先は、まるで久たちが3階に築いたバリケードのように、大量の机と椅子で封鎖されていた。
久「みんな、戻りましょう!」
きびすを返し、階段を駆け上がろうとしたそのとき、3階の廊下を、こちらに向かって疾走してくる足音が聞こえた。
そして、防火戸から、散弾銃を携えた憧が姿を現した。
憧「はろ~♪」
咲は、半狂乱になりながら、4階への階段を駆け上がる。
久「ダメよ、上に逃げちゃ!…咲っ!」
浩子「何しとるんです!はよ!」
咲以外の4人は、階段を駆け下りる。3階から2階への踊り場を曲がったとき、4人は絶句した
尭深「な……、これ…」
踊り場から先は、まるで久たちが3階に築いたバリケードのように、大量の机と椅子で封鎖されていた。
久「みんな、戻りましょう!」
きびすを返し、階段を駆け上がろうとしたそのとき、3階の廊下を、こちらに向かって疾走してくる足音が聞こえた。
そして、防火戸から、散弾銃を携えた憧が姿を現した。
憧「はろ~♪」
久「あ、新子さん!?」
憧「そうで~す!」
憧は、なんのためらいもなく泉に向かって発砲した。
広範囲に拡散した散弾が、傍にいた浩子を巻き込み、二人をなぎ倒した。
轟音に鼓膜が震える。
憧「竹井さん、あなたのバリケードを真似してみたの。どお?びっくりした?」
憧「1階の食堂からわざわざ運んだのよ、これ。いやぁ大変だったわー」
どうして私たちがバリケードを築いたことを知っていたのか、と一瞬頭をよぎった疑問も、轟音にかき消された。
尭深が狙撃された。尭深は、バットで殴られたように階段下へ吹っ飛んだ。
久「渋谷さん……!」ガクガク
憧「そうで~す!」
憧は、なんのためらいもなく泉に向かって発砲した。
広範囲に拡散した散弾が、傍にいた浩子を巻き込み、二人をなぎ倒した。
轟音に鼓膜が震える。
憧「竹井さん、あなたのバリケードを真似してみたの。どお?びっくりした?」
憧「1階の食堂からわざわざ運んだのよ、これ。いやぁ大変だったわー」
どうして私たちがバリケードを築いたことを知っていたのか、と一瞬頭をよぎった疑問も、轟音にかき消された。
尭深が狙撃された。尭深は、バットで殴られたように階段下へ吹っ飛んだ。
久「渋谷さん……!」ガクガク
憧は、流れるような手つきで弾を装填する。
憧「あれー、4人?たしか、5人残ってたはずだけど?」
久「…3階にいたのは私達だけよ」
憧「あはっ!友達思いなんだねぇ…」
憧「でも、答えるまでに時間がかかりすぎなのが、玉に瑕ねー」
憧は、久へ銃口を向ける。
憧「で、本当は5人だったんでしょ?」ジャキ
久(ひっ……い、いや…!死にたくない…!)ガタガタ
久は、その場にへたり込み、懇願するような口調で答える。
助かる可能性が無いことは百も承知だったが、それでも、答えられずにはいられなかった。
久「さ、…咲は…うえに、行き、ました…」ボロボロ
久「おねがい…ころさ…ないで……」ボロボロ
憧「ありがと!それじゃ、さよならー」
ドオォォォン!!!
憧「あれー、4人?たしか、5人残ってたはずだけど?」
久「…3階にいたのは私達だけよ」
憧「あはっ!友達思いなんだねぇ…」
憧「でも、答えるまでに時間がかかりすぎなのが、玉に瑕ねー」
憧は、久へ銃口を向ける。
憧「で、本当は5人だったんでしょ?」ジャキ
久(ひっ……い、いや…!死にたくない…!)ガタガタ
久は、その場にへたり込み、懇願するような口調で答える。
助かる可能性が無いことは百も承知だったが、それでも、答えられずにはいられなかった。
久「さ、…咲は…うえに、行き、ました…」ボロボロ
久「おねがい…ころさ…ないで……」ボロボロ
憧「ありがと!それじゃ、さよならー」
ドオォォォン!!!
PM 10:02
─4F
咲は、4階の廊下を走っていた。足がガタガタと震えて、歩くような速度しか出ない。
後方の西階段から恐ろしい銃声が聞こえるたび、心臓が破裂しそうになる。
咲(誰、か……助けてっ……!)ハァ ハァ
咲(もういやだ…!夢なら覚めてよ……!)ハァ ハァ
咲は、必死の思いでトイレへと駆け込む。むっとする濃密な血の臭いが漂っていた。
咲「ひっ…」ガクガク
胸部に風穴を開けた和が、血の海の中に倒れていた。
咲「う、うえぇぇえおええぇ」ボタボタ
咲は、その場に座り込み、嘔吐してしまった。
廊下から、足音が聞こえてきた。足音は、着実にこちらへ向かってくる。
そして、すぐ傍で止まった。顔をあげると、新子憧の笑顔があった。
─4F
咲は、4階の廊下を走っていた。足がガタガタと震えて、歩くような速度しか出ない。
後方の西階段から恐ろしい銃声が聞こえるたび、心臓が破裂しそうになる。
咲(誰、か……助けてっ……!)ハァ ハァ
咲(もういやだ…!夢なら覚めてよ……!)ハァ ハァ
咲は、必死の思いでトイレへと駆け込む。むっとする濃密な血の臭いが漂っていた。
咲「ひっ…」ガクガク
胸部に風穴を開けた和が、血の海の中に倒れていた。
咲「う、うえぇぇえおええぇ」ボタボタ
咲は、その場に座り込み、嘔吐してしまった。
廊下から、足音が聞こえてきた。足音は、着実にこちらへ向かってくる。
そして、すぐ傍で止まった。顔をあげると、新子憧の笑顔があった。
しかし、散弾銃持っただけでここまで手に負えなくなるとは……
アメリカとかヤバいじゃん
アメリカとかヤバいじゃん
>>424
だから自分らも銃持ってればあんしんだね☆
だから自分らも銃持ってればあんしんだね☆
憧「おめでとう。あなたで最後だよ。宮永咲さん」ニコニコ
咲「あ……ぅ……」ポロポロ
憧「やっぱり麻雀が強いと運も強いのかな?」
憧「なーんか最後まで残りそうな気はしてたのよねぇ」
咲「お…お姉ちゃん……は…?」ボロボロ
憧「安心して。すぐに会えるよ。今、おねーちゃんのところへ連れてったげる」スチャ
憧「向こうへ着いたら、仲良く卓でも囲んでね」
咲は、全てを諦めたように目を瞑った。
ドオオォォォン………
咲「あ……ぅ……」ポロポロ
憧「やっぱり麻雀が強いと運も強いのかな?」
憧「なーんか最後まで残りそうな気はしてたのよねぇ」
咲「お…お姉ちゃん……は…?」ボロボロ
憧「安心して。すぐに会えるよ。今、おねーちゃんのところへ連れてったげる」スチャ
憧「向こうへ着いたら、仲良く卓でも囲んでね」
咲は、全てを諦めたように目を瞑った。
ドオオォォォン………
>>425
原作である悪の教典には攻めるときには銃は有効だが、護身としては全く意味を成さないという一文がありまして…
原作である悪の教典には攻めるときには銃は有効だが、護身としては全く意味を成さないという一文がありまして…
PM 10:04
─4F
憧「…コンプリート達成ね」
足元に横たわる咲の死体を眺めてつぶやく。
憧(思い返せば、大変だったなぁ…)
憧(江口セーラといい、弘世菫たちといい、亦野誠子といい、竹井久といい…)
憧(みんな予想以上の大健闘だったよ。結構楽しかったな)
憧(さてさて、センチになるのはこれくらいにしておいて)
憧(まだ大事なことをやってないし、さっさと済ませちゃお)
─4F
憧「…コンプリート達成ね」
足元に横たわる咲の死体を眺めてつぶやく。
憧(思い返せば、大変だったなぁ…)
憧(江口セーラといい、弘世菫たちといい、亦野誠子といい、竹井久といい…)
憧(みんな予想以上の大健闘だったよ。結構楽しかったな)
憧(さてさて、センチになるのはこれくらいにしておいて)
憧(まだ大事なことをやってないし、さっさと済ませちゃお)
>>429
アメリカだと実際は抑止力っぽいイメージ
アメリカだと実際は抑止力っぽいイメージ
PM 10:06
─1F 食堂
憧「ハルエ、おまたせ~」
晴絵「~~~!~~!」モゾモゾ
晴絵は、相変わらず、毛布に包まれてミノムシのような姿で食堂に横たわっていた。
憧「落ち着いて、今、口のタオル取ったげるから。大声は出さないでね?」グイイ
憧(まぁ、出したところで聞く人は1人も生き残ってないんだけど)
晴絵「ぶはっ!!」ゲホゲホ
晴絵「なんだったんだ、あの銃声は!?灼は?無事なのか…!?何があったんだ!?」
憧「ちょ、落ち着いてって言ってんじゃん!」
憧は、晴絵の靴を脱ぎ、食堂に置きっぱなしになっていた自分の靴へと履き替えた。
─1F 食堂
憧「ハルエ、おまたせ~」
晴絵「~~~!~~!」モゾモゾ
晴絵は、相変わらず、毛布に包まれてミノムシのような姿で食堂に横たわっていた。
憧「落ち着いて、今、口のタオル取ったげるから。大声は出さないでね?」グイイ
憧(まぁ、出したところで聞く人は1人も生き残ってないんだけど)
晴絵「ぶはっ!!」ゲホゲホ
晴絵「なんだったんだ、あの銃声は!?灼は?無事なのか…!?何があったんだ!?」
憧「ちょ、落ち着いてって言ってんじゃん!」
憧は、晴絵の靴を脱ぎ、食堂に置きっぱなしになっていた自分の靴へと履き替えた。
晴絵「灼は、…どうなったんだ?」
憧「灼なら、ついさっき亡くなったよ…」ションボリ
晴絵「そん…な……」
憧(本日3回目だけど、大丈夫かなぁ?破れたりしなければいいけど)ブンッ
うなだれる晴絵の後頭部に、ブラックジャックを振り下ろす。
晴絵「あっ…」ガクリ
憧(さてと、ミノムシハルエのまゆを解いて…っと)ムキムキ
気を失った晴絵の拘束を解くと、壁際の椅子に座らせる。
散弾銃を床に立てると、銃口を晴絵の口に突っ込んだ。
憧(角度が不自然にならないように気をつけないとねぇ…)
憧(うーんと……こんな感じかな?)
憧は、片ひざをついた姿勢で、左手で晴絵を押さえながら、右手で引き金を引いた。
轟音とともに晴絵の後頭部が吹き飛んだ。手を離すと、晴絵の身体は床に転がった。
憧「灼なら、ついさっき亡くなったよ…」ションボリ
晴絵「そん…な……」
憧(本日3回目だけど、大丈夫かなぁ?破れたりしなければいいけど)ブンッ
うなだれる晴絵の後頭部に、ブラックジャックを振り下ろす。
晴絵「あっ…」ガクリ
憧(さてと、ミノムシハルエのまゆを解いて…っと)ムキムキ
気を失った晴絵の拘束を解くと、壁際の椅子に座らせる。
散弾銃を床に立てると、銃口を晴絵の口に突っ込んだ。
憧(角度が不自然にならないように気をつけないとねぇ…)
憧(うーんと……こんな感じかな?)
憧は、片ひざをついた姿勢で、左手で晴絵を押さえながら、右手で引き金を引いた。
轟音とともに晴絵の後頭部が吹き飛んだ。手を離すと、晴絵の身体は床に転がった。
>>441
調子悪くて個室で寝てればオッケー
調子悪くて個室で寝てればオッケー
憧(次は、空包を入れて、ハルエの右足の靴下を脱がせて、親指を引き金にかける)ヨイショ
パンッ!!!
憧(これでハルエの親指から、火薬の残滓反応がでるでしょ)
憧(足の親指で引き金を引く、典型的な猟銃自殺ね)ウンウン
憧(それから、散弾銃をさっきと同じ場所において、倒す)ゴトッ
憧(ふぅ。そんで、最後に一仕事ね)
憧(ハルエの拘束に使った道具を、全部まとめて…)ゴソゴソ
口内のタオル、ブラックジャック、ガムテープを毛布で包み、駐車場へ向かった。
晴絵の車から、晴絵の家から持ってきたポリ容器入りの灯油を取り出し、毛布にかけると、いったん食堂へと戻る。
憧(ハルエ。これ、ありがとね。返すよ)
晴絵の左足に靴を履かせ、車の鍵をポケットへと返却する。
憧(あとは、今までつけていた二重の手袋のうち…)
憧(硝煙反応の出る外側の手袋を晴絵の手に嵌めて…っと)
パンッ!!!
憧(これでハルエの親指から、火薬の残滓反応がでるでしょ)
憧(足の親指で引き金を引く、典型的な猟銃自殺ね)ウンウン
憧(それから、散弾銃をさっきと同じ場所において、倒す)ゴトッ
憧(ふぅ。そんで、最後に一仕事ね)
憧(ハルエの拘束に使った道具を、全部まとめて…)ゴソゴソ
口内のタオル、ブラックジャック、ガムテープを毛布で包み、駐車場へ向かった。
晴絵の車から、晴絵の家から持ってきたポリ容器入りの灯油を取り出し、毛布にかけると、いったん食堂へと戻る。
憧(ハルエ。これ、ありがとね。返すよ)
晴絵の左足に靴を履かせ、車の鍵をポケットへと返却する。
憧(あとは、今までつけていた二重の手袋のうち…)
憧(硝煙反応の出る外側の手袋を晴絵の手に嵌めて…っと)
駐車場へ戻ってくると、100円ライターで毛布へ火をつけた。
ボオオオ…メラメラ…
憧(…きれい)ウットリ
憧(この煙と一緒に、みんなも天へ昇っていけることを祈りましょ)
憧(おっと、見とれてる場合じゃないって)
憧は、盗聴器のレシーバーを石で叩き壊し、炎へくべた。
ライターともう一枚の手袋も放りこむと、合宿場の管理室へと向かった。
ボオオオ…メラメラ…
憧(…きれい)ウットリ
憧(この煙と一緒に、みんなも天へ昇っていけることを祈りましょ)
憧(おっと、見とれてる場合じゃないって)
憧は、盗聴器のレシーバーを石で叩き壊し、炎へくべた。
ライターともう一枚の手袋も放りこむと、合宿場の管理室へと向かった。
>>448
米沢さんの出番か
米沢さんの出番か
PM 10:12
─管理室
憧「さて、と…」
憧は、晴絵を拘束していたタオルで、器用に自身の両手両足を縛った。
憧「疲れたーっ!これで、やっと寝られるわー」ドサッ
憧「それにしても、お腹減ったなぁ」グウウ
しばらくして、遠くからサイレンの音が聞こえてきた。
銃声を聞いた通りすがりの通報か、久のSOSを受けての通報かまでは分からなかった。
憧(うわ、思ったより早かった!まったく、綱渡りもいいとこね…)ヒヤヒヤ
憧(後は、警察に任せましょ)
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─管理室
憧「さて、と…」
憧は、晴絵を拘束していたタオルで、器用に自身の両手両足を縛った。
憧「疲れたーっ!これで、やっと寝られるわー」ドサッ
憧「それにしても、お腹減ったなぁ」グウウ
しばらくして、遠くからサイレンの音が聞こえてきた。
銃声を聞いた通りすがりの通報か、久のSOSを受けての通報かまでは分からなかった。
憧(うわ、思ったより早かった!まったく、綱渡りもいいとこね…)ヒヤヒヤ
憧(後は、警察に任せましょ)
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