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元スレ森夏「富樫くんと付き合う事になった」

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食事後
森夏「ねぇ富樫くんちょっといい?」
勇太「ん? なに」
森夏「なんでもっと小鳥遊さんの事褒めてあげないのよ」
勇太「そ、それは……」
森夏「カレーは小鳥遊さんが富樫くんのための頑張って作った物なのよ、もうちょっと褒めるなりしなさいよ」
勇太「面倒くさいんだってば……六花は」
森夏「ねぇ富樫くんちょっといい?」
勇太「ん? なに」
森夏「なんでもっと小鳥遊さんの事褒めてあげないのよ」
勇太「そ、それは……」
森夏「カレーは小鳥遊さんが富樫くんのための頑張って作った物なのよ、もうちょっと褒めるなりしなさいよ」
勇太「面倒くさいんだってば……六花は」
森夏「本気で言ってるの?」
勇太「本気ってわけじゃないんだけどさ……」
森夏「いいからちゃんと褒めてあげなさい」
勇太「わ、分かったよ」
森夏「ちゃんと言うのよ」
勇太「本気ってわけじゃないんだけどさ……」
森夏「いいからちゃんと褒めてあげなさい」
勇太「わ、分かったよ」
森夏「ちゃんと言うのよ」
勇太「あのさ、六花」
六花「……勇太?」
勇太「カレー、美味しかった」
六花「うん、ありがとう」
森夏(富樫くん、ちょっと何かあるわね……)
一色「中学生どうした!?」
凸守「ぎ、牛乳がやっぱり入ってたデース……」
くみん「それ牛乳じゃなくて生クリームだよー」
凸守「どっちも一緒デース」
六花「……勇太?」
勇太「カレー、美味しかった」
六花「うん、ありがとう」
森夏(富樫くん、ちょっと何かあるわね……)
一色「中学生どうした!?」
凸守「ぎ、牛乳がやっぱり入ってたデース……」
くみん「それ牛乳じゃなくて生クリームだよー」
凸守「どっちも一緒デース」
翌週月曜朝
女「おはよう、丹生谷さん」
森夏「おはよう」
森夏(あれ? 小鳥遊さん今日休み?)
勇太「ああ、丹生谷。おはよう」
森夏「元気無いわね、富樫くん」
勇太「色々あってさ……」
キンコーンカーンコーン
女「おはよう、丹生谷さん」
森夏「おはよう」
森夏(あれ? 小鳥遊さん今日休み?)
勇太「ああ、丹生谷。おはよう」
森夏「元気無いわね、富樫くん」
勇太「色々あってさ……」
キンコーンカーンコーン
放課後部室
森夏「ちょっと富樫くん、何があったの? 小鳥遊さん休みじゃない」
勇太「な、何でもないよ……」
森夏「何でもないわけないじゃないの」
勇太「……」
森夏「小鳥遊さん泣かせたんじゃないわよね?」
勇太「……ああ」
森夏「ちょっと富樫くん、何があったの? 小鳥遊さん休みじゃない」
勇太「な、何でもないよ……」
森夏「何でもないわけないじゃないの」
勇太「……」
森夏「小鳥遊さん泣かせたんじゃないわよね?」
勇太「……ああ」
森夏「ちょっと何したのよ!」
勇太「怒るなよ丹生谷。どうしてお前が怒るんだよ」
森夏「そ、それは小鳥遊さんとあんたとの恋が上手くいけばって……」
勇太「もう終わりだよ」
森夏「何があったか教えて」
勇太「あ、ああ……」
勇太「怒るなよ丹生谷。どうしてお前が怒るんだよ」
森夏「そ、それは小鳥遊さんとあんたとの恋が上手くいけばって……」
勇太「もう終わりだよ」
森夏「何があったか教えて」
勇太「あ、ああ……」
勇太「昨日疲れて昼くらいまで寝ようと思ったんだ。けど、朝の7時に六花の奴に起こされたんだ」
勇太「『デート行くから支度して』と寝起きの俺に言うんだ。土曜は凸守に振り回されてしんどい上に目覚めも悪かった俺は、ついかっとなったんだ」
勇太「ちょっとキツく怒鳴ったんだ。そしたら六花は泣き出すんだ」
森夏「どっちもどっちな気がするけどね……」
勇太「それから口も利かずに今に至る」
森夏「早めに謝ったら済む話じゃない」
勇太「もういいよ、あんな奴。物は盗むわ、睡眠は邪魔されるわ……溜まったもんじゃない」
勇太「『デート行くから支度して』と寝起きの俺に言うんだ。土曜は凸守に振り回されてしんどい上に目覚めも悪かった俺は、ついかっとなったんだ」
勇太「ちょっとキツく怒鳴ったんだ。そしたら六花は泣き出すんだ」
森夏「どっちもどっちな気がするけどね……」
勇太「それから口も利かずに今に至る」
森夏「早めに謝ったら済む話じゃない」
勇太「もういいよ、あんな奴。物は盗むわ、睡眠は邪魔されるわ……溜まったもんじゃない」
森夏「本当にそれでいいの?」
勇太「ちょっと六花とは距離をおこうと思うんだ。やり直すのはまた今度でもいい」
森夏「今すぐ謝ればいい話じゃない」
勇太「そんな簡単な話じゃないよ、丹生谷にはわからないと思うけど」
森夏「失礼ね。簡単な話じゃない……」
勇太「少しだけだよ、距離を置くのは。そしたらまた戻れるよ」
勇太「ちょっと六花とは距離をおこうと思うんだ。やり直すのはまた今度でもいい」
森夏「今すぐ謝ればいい話じゃない」
勇太「そんな簡単な話じゃないよ、丹生谷にはわからないと思うけど」
森夏「失礼ね。簡単な話じゃない……」
勇太「少しだけだよ、距離を置くのは。そしたらまた戻れるよ」
本編でもかなり面倒だろ
中二病卒業したつもりの勇太に中二病全開で絡んで来るし
中二病卒業したつもりの勇太に中二病全開で絡んで来るし
森夏(そして一週間経った。小鳥遊さんは依然学校に来ない。富樫くんは小鳥遊さんのことを避けたままだった)
凸守「ううっ……最近マスターが来ないせいでヤル気がでないデス……」
くみん「はやく元気になるといいねー」
一色「勇太もどこか元気がないように見える」
森夏「早く仲直りすればいいのに……」
凸守「ううっ……最近マスターが来ないせいでヤル気がでないデス……」
くみん「はやく元気になるといいねー」
一色「勇太もどこか元気がないように見える」
森夏「早く仲直りすればいいのに……」
翌朝
九十九「突然ですが、小鳥遊さんはお姉さん仕事の都合で海外に移住することになりました。今日が出発なのでお別れの挨拶ができなくて私も残念です」
男「マジかよ……可愛かったのになぁ」
女「残念よねぇ」
森夏「まさか……」
勇太「……」
九十九「突然ですが、小鳥遊さんはお姉さん仕事の都合で海外に移住することになりました。今日が出発なのでお別れの挨拶ができなくて私も残念です」
男「マジかよ……可愛かったのになぁ」
女「残念よねぇ」
森夏「まさか……」
勇太「……」
放課後
凸守「うわあああんんん、どうしてマスターは凸守に何もなしに境界線の向こうに!」
一色「それにしてもいきなりだったよなぁ」
くみん「楽しい事が一つ減っちゃったね」
勇太「……」
凸守「うわあああんんん、どうしてマスターは凸守に何もなしに境界線の向こうに!」
一色「それにしてもいきなりだったよなぁ」
くみん「楽しい事が一つ減っちゃったね」
勇太「……」
なんぞこれ
え?は?いや、そんなばかな
凸ちゃんまたないちゃうよ?
なんで引き止めなかったのかって
え?は?いや、そんなばかな
凸ちゃんまたないちゃうよ?
なんで引き止めなかったのかって
森夏「富樫くん!本当にいいの?」
勇太「……別に」
森夏「結局仲直りせずままで会えなくなるんだよ?」
勇太「……どうでもいいよ」
森夏「最低ッ」
勇太「仕方ないだろっ!今日謝るつもりだったし……」
森夏「本当に謝る気あったの?」
勇太「……別に」
森夏「結局仲直りせずままで会えなくなるんだよ?」
勇太「……どうでもいいよ」
森夏「最低ッ」
勇太「仕方ないだろっ!今日謝るつもりだったし……」
森夏「本当に謝る気あったの?」
森夏「引き止めもしなかったの?!」
勇太「メールで『さようなら』って昨日届いて、まさかこうなるだなんて……」
勇太「もし謝る事ができるなら今すぐ謝りたい」
森夏「できるわ、謝ることぐらい」
勇太「無理だよ、もう今頃」
森夏「一緒に小鳥遊さん追いかけましょう」
勇太「メールで『さようなら』って昨日届いて、まさかこうなるだなんて……」
勇太「もし謝る事ができるなら今すぐ謝りたい」
森夏「できるわ、謝ることぐらい」
勇太「無理だよ、もう今頃」
森夏「一緒に小鳥遊さん追いかけましょう」
一色「なんだよ二人とも……どこ行く気だよ」
森夏「ちょっと小鳥遊さんの所にね」
凸守「マスターを追いかけるなら私も!!」
くみん「凸ちゃん落ち着いて落ち着いて」
一色「追いかけるにせよどこに行くんだよ。まさか空港か?」
森夏「まだこの時間なら家にいるかもしれないわ」
くみん「どうして家にいるってわかるの?」
一色「さぁ?」
森夏「ちょっと小鳥遊さんの所にね」
凸守「マスターを追いかけるなら私も!!」
くみん「凸ちゃん落ち着いて落ち着いて」
一色「追いかけるにせよどこに行くんだよ。まさか空港か?」
森夏「まだこの時間なら家にいるかもしれないわ」
くみん「どうして家にいるってわかるの?」
一色「さぁ?」
団地
森夏(それから秘密結社の夏のメンバー全員で小鳥遊さんの家につめかけた。私の勘が当たりまだ引っ越しの準備の最中であった)
勇太「六花がいるかわからないかもしれないぞ」
森夏「分からないわよ、でもきっといるはず」
一色「いるのか?先に行っちゃったんじゃねえのか」
くみん「睡眠不足だよぉ」
森夏「お願い、いてちょうだい」
凸守「この気配!?マスター!?」
六花「凸守、みんな」
森夏(それから秘密結社の夏のメンバー全員で小鳥遊さんの家につめかけた。私の勘が当たりまだ引っ越しの準備の最中であった)
勇太「六花がいるかわからないかもしれないぞ」
森夏「分からないわよ、でもきっといるはず」
一色「いるのか?先に行っちゃったんじゃねえのか」
くみん「睡眠不足だよぉ」
森夏「お願い、いてちょうだい」
凸守「この気配!?マスター!?」
六花「凸守、みんな」
森夏(ちょうどタクシーに乗ろうとしてる時であった)
勇太「六花!!」
六花「……」
凸守「マスター、なぜ黙って行こうとするのデス!」
六花「……それは」
運転手「お客さん、早くしないと飛行機の時間に間に合わないよ」
森夏「小鳥遊さん、本当に行っちゃうの?」
六花「うん。黙っててごめん」
森夏「みんな心配したのよ!ずっと学校来なかったし」
六花「フランス語の勉強してたから……」
勇太「六花!!」
六花「……」
凸守「マスター、なぜ黙って行こうとするのデス!」
六花「……それは」
運転手「お客さん、早くしないと飛行機の時間に間に合わないよ」
森夏「小鳥遊さん、本当に行っちゃうの?」
六花「うん。黙っててごめん」
森夏「みんな心配したのよ!ずっと学校来なかったし」
六花「フランス語の勉強してたから……」
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