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    元スレモバP「あー、今年も帰省楽しかったなー。早く帰って仕事しなきゃ」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★★×9
    タグ : - ひで + - アイドルマスター + - グロ + - モバマス + - 反転 + - 真夏の夜の淫夢 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    501 = 473 :

    ―――

    莉嘉「Pくん莉嘉が来たよ!」

    (莉嘉は制服姿だ。学校から飛んできたのだろうか)

    莉嘉「……やっぱり、まだ寝たままみたいだね」

    (莉嘉が俺の手を握った。小さな手が震えているのがはっきりわかる)

    莉嘉「もう、Pくんはうっかりさんだよね。スタドリの秘密なんて追っかけたら大変なことになるってわかってるはずなのに……」

    (で、ですよねー)

    莉嘉「Pくんがいてくれるからアタシたちはがんばれるんだよ? なのに……Pくんのばか」

    (しかし、思ったより莉嘉は元気だ。美嘉に聞いた限りじゃもっと追い詰められてると思ったんだけど)

    莉嘉「……莉嘉、ずっと泣いてた。ずっと、ずっと泣いてた」

    「…………」

    莉嘉「でもね、お姉ちゃんに言われたんだ。Pくんに泣き顔を見せていいの? って」

    「…………」

    莉嘉「だから、莉嘉、泣かないように、がんばって……ひっく……」

                pipipi!

    502 = 473 :

    (合図、か)

    「り……か……」

    莉嘉「Pくん!?」

    「…………」

    莉嘉「気のせい? ううん、今、Pくんは莉嘉の名前を呼んだ!」

    (俺の手を握る莉嘉の力が強くなった)

    莉嘉「Pくん、莉嘉はここにいるよ。Pくんが目を覚ますまで、ずっと、傍にいるよ。だから、だから……」

    「…………」

    莉嘉「だからお願い、目を覚まして……」

    (莉嘉が泣いてる……)

               コンコン! コン! コンコン!

    (合図だ。よしっ!)

    「莉嘉っ!」がばっ

    莉嘉「きゃっ!? Pくん……? Pくん!?」

    「ああ、俺だ。俺だぞ、莉嘉」

    503 = 473 :

    莉嘉「だ、大丈夫?」

    「大丈夫じゃなかったけど、夢の中で声が聞こえて、その声の方へ行ったら目が覚めたんだ」

    莉嘉「そうなんだ……えへへ」ぎゅっ

    「おいおい、抱きしめる力がちょっと強いぞ。痛いくらいだ」

    莉嘉「心配かけた罰だよ。…………ん? あれ……?」

    「そうそう、莉嘉。あれを見てくれ」

    莉嘉「…………」


    ちひろ「てってれー♪」

              【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

    504 = 473 :

    「はい、どっきりでしたー! 重体のプロデューサーなんていなかっ」

    莉嘉「……」

    「莉嘉?」

    莉嘉「Pくん、説明して欲しいな」

    「いや、あの、実はちひろさんにハメられて」

    莉嘉「そういうことじゃないんだよ?」

    「え? いや、あの、それ以外に説明することなんて」

    莉嘉「どうしてPくんからお姉ちゃんのにおいがするの?」

    505 = 473 :

    ―――

    「シュラバーハ強力ナ結界魔法デ……」

    ちひろ「次は誰にしましょうか?」

    「あんたさっきの惨劇見てなかったのか!」

    ちひろ「見てたから次に行くんじゃないですか」

    「会話のキャッチボールが成立してない!?」

    ちひろ「ふふふ。プロデューサーさんは本当に楽しい人ですね。帰ってきてくれて嬉しいです」

    「はいはい、俺はちひろさんのおもちゃですからね……」

    ちひろ「はい。私専用のおもちゃです。……一生逃がしませんよ?」

    「え?」

    ちひろ「次は誰にしようかなー」

    506 :

    ちひろ「さあ、どんどんいきましょう!」

    P「ちひろの辞書に反省という文字はない」

    ちひろ「大丈夫ですよ、次の子は。私が保証します!」

    P「ほう、何を根拠にそういうことを仰るのでしょうかねぇ?」

    ちひろ「Pさんの入院を聞いても『私たちは笑顔で頑張らなくちゃ♪』と気丈に振舞ってましたので!」

    P「気丈に振舞うって一種の死亡フラグだと思いますがね…」

    ちひろ「ささっ、細かいことは後にして、準備お願いします!」

    507 = 473 :

    猿っちゃった。終わりです次の方どうぞー

    508 = 473 :

    って、始まってた。がんば!

    509 = 323 :

    おつなの
    次の方、どうぞ

    510 = 506 :

    ガチャ

    「Pさん…起きてる…?」

    P(この声…芽衣子か…)

    芽衣子「お久しぶりっ!って聞こえてないよね…」

    P(聞こえてますよ、寝たふりなんで)

    芽衣子「私ね、頑張ったんだよ、この一週間」

    芽衣子「Pさんがこんな状況になってるって聞いて本当にびっくりしたんだから…!」

    芽衣子「それでも、私の笑顔が好きだってPさんが言ってくれたから私ずっと笑顔で頑張ってたんだ」

    芽衣子「そうすれば戻って来そうな気がしたから」

    P(実家で見てたぞ、テレビで)

    芽衣子「そしたらね、すごいの!自分でも不思議なくらいいい笑顔ができて番組の人にも褒められちゃったんだから!」

    芽衣子「勿体無いなぁ…Pさんに見せてあげられなくて…なんて思ったりして…♪」

    P(確かに良かったな。なるほどちひろの仕業だったのか)

    芽衣子「でもね、もうすぐ見せてあげられるかな~って…♪」

    P(?)

    511 = 506 :

    芽衣子「Pさんってばずるいなぁ…一緒に色んなところに行きたいって私言ってたよね?」

    芽衣子「なのにずるいよ、一人で先に行っちゃおうなんて…」

    芽衣子「それも私が少し頑張ったくらいじゃ全然行けそうにもないところなんだもん…」

    P(ん、何かおかしいぞ?)

    芽衣子「クリスマスプレゼントのお返し、まだ私してもらってないんだよ?」

    芽衣子「それでも私のこと呼んでくれたってことは、一緒に来てほしいってことだよね」ゴソゴソ

    P(何やら取り出して…)

    芽衣子「わかってるよ…、私も今すぐそっちに向かうから…♪」チキチキチキチキ

    P(ちょっ…それカッター…!)

    芽衣子「待っててね…Pさん♪」ニコッ

    P「ちょっ、やめんかいっ!」ガシィッ!

    芽衣子「えっ、Pさ――、うわっ!」ドンガラガシャーン

    512 = 506 :

    ――

    芽衣子「ヒック…グスッ…」

    ちひろ「わ、私のせいじゃないですよね!?」

    P「人ひとり自殺未遂にまで追い込んで言いたいことはそれだけか?」

    ちひろ「こ、これは勝手な思い込――」

    P「アァ!?」ドン

    ちひろ「ヒィッ!ご、ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」

    P「ったく、何が気丈だよ…そういうのが却って危ないことだってあるってのに…」

    P「本当に済まなかったな、芽衣子。俺からもこの通りだっ」

    芽衣子「ヒクッ…そんな…エグッ…顔上げてよ……」

    P「俺だって気づいてやれなかったんだよ…テレビで見ておきながら担当アイドルの微妙な変化に…」

    芽衣子「それより…本当に何もなかったんだよねっ?怪我とかしてないんだよねっ?」

    P「ああ、大丈夫だ、この通り」

    芽衣子「ずるいなぁ」

    P「えっ?」

    513 = 506 :

    芽衣子「本当にずるいよ、私に黙って一人で帰省だなんて」ムスッ

    P「いや、実家に帰っただけだからな?」

    芽衣子「私、Pさんとならどこ行っても楽しいと思ってるんだよ?」

    P「でもさすがに女の子連れて実家は…」

    芽衣子「まだクリスマスのお返しももらってない…」

    P「わ、悪かったよ、今度のオフ、どこでも連れて行ってやるから、泣かせたお詫びも兼ねて!」

    芽衣子「本当に?」

    P「ああ、約束だ!」

    芽衣子「えへへーありがと、Pさん♪」ギュッ

    P「うん、いつもの笑顔に戻ったなそれでこそ芽衣子だ」ナデナデ


    ちひろ「て、てってれー…なんて♪」

              【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】


    芽衣子「ちひろさん♪」ニコッ

    ちひろ「ヒィッ!(笑ってる…けど笑ってない…!)」ガタガタガタガタガタガタガタガタ

    514 = 313 :

    あれ?これどっちみちこの騒動終わったらP刺されるんじゃね?

    515 = 506 :

    お粗末さまでした

    516 :

    落とさせはせんよ

    519 = 473 :

    乙!
    これは実家に連れていかされて人生の墓場ルートですねぇ……。

    520 :

    ウェディングでエンディングですか乙

    523 = 397 :

    ちひろ「さて、久しぶりにPさんの希望でもきいてあげましょう!」

    P「それが優しさだと思ってるなら、ベッド変わりますよ」

    ちひろ「そんな言い方はだめですよ!で、誰にしますか?」

    P「そうですね…輝子なんてどうでしょう」

    ちひろ「その理由は…?」

    P「自分でもわからないんですが、さっきからふとした瞬間に輝子のことを思い出すんですよ」

    ちひろ「なるほど、それでは早速送信しますね」

    キノコーノコノコーゲンキノコー

    ちひろ「…Pさんの着メロですか?」

    P「いや、これはたしか…輝子の着メロですね」

    輝子「 …あ、はい、い、いましたけど…いや、さ、さっきか らいましたけどー…」

    524 = 397 :

    P「…輝子!?え、ずっといたっていつから?」

    輝子「ふ…二人がこの部屋に来たときから…フヒ…空気ですけど…」

    ちひろ「…気づいてました…?」コソコソ

    P「いえ…全く…」コソコソ

    輝子「ド…ドッキリはいいよ…リアクションとか取れないから…」

    P「…あー、輝子。後で事務所行くから先に行っててもらえるか?」

    輝子「わかった…それと…プロデューサー…おかえり…フヒヒ…」スタコラサッサ

    ちひろ「輝子ちゃん、また後でねー」

    P「…俺、もう少し輝子とコミュニケーションとります…」

    ちひろ「…そうですね、お願いします」

    おしまい

    527 :

    528 = 298 :

    落ちたな

    529 :

    これ別に後の人に続くこと考慮した終わり方にしなくていいの?

    531 = 473 :

    >>529
    おっけーおっけー
    誰もいないようなら投下しよーと思ったけど、そっちいけるかい?

    532 :

    しぶりん書き溜め開始

    533 = 493 :

    たまにはトレーナー姉妹もあったって良いと思うの

    534 = 473 :

    しばらく投下なさそうなら早苗さん落とすよー
    1050から投下開始

    535 = 473 :

    「もう怖いものなんてないと思うんです」

    ちひろ「本当に、本当にそう思いますか?」

    「これだけやってまだ怖いものなんてあるわけないでしょう!?」

    ちひろ「ふふふ。なら呼んでみましょうか」

    「誰が来たって逃げ出さない自信ありますよ」

    ちひろ「もしもし。おまわりさん私です」

    「さらば!」

    ちひろ「逃がしませんよ?」がしっ

    「だめだ! その人はだめだ! っていうかあなたもろともですよ破滅は!」

    ちひろ「プロデューサーさんとならそれも楽しいかもしれませんよ?」

    「なんかこの人もだめっぽい!?」

    537 = 473 :

    ―――

    早苗「Pくんの様子は、どう?」

    ちひろ「寝たきりです。目も覚ましていません」

    早苗「そう……」

    ちひろ「プロデューサーさんのこと、よろしくお願いします」

    早苗「もちろんよ。私にとって彼の代わりなんているはずないんだから」

    ちひろ(あれ、今日の早苗さん重い……?)

    539 :

    そら乳が重いですかr痛いっ!

    540 = 473 :

    ―――

    早苗「Pくん……」

    (うわぁ来ちゃったよ早苗さん死んじゃうよ俺、冗談抜きで死んじゃうよ?)

    早苗「ばか。ばか、ばかばかばか!」

    (はいすいません俺はばかですごめんなさいっ!)

    早苗「あたしの前に突然あらわれて、強引にアイドルにして、それで今度はこんな姿になって……」

    「…………」

    早苗「あなたはどれだけあたしの心をかき乱せば気が済むの……?」

    (……公務員だった早苗さんをアイドルにするには色々あったからなぁ)

    早苗「Pくんはひどい人よ。何人もの女を泣かせる最低の男だわ……」

    (ご、ごめんなさい)

    早苗「目を覚ましたらどこにも行けないように逮捕するんだから、覚悟していなさいよ」

    (あわわわわ、えらいこっちゃ)

    早苗「…………」

    (あれ、急に静かに……?)

    541 = 473 :

    早苗「目を覚ましてよPくん……あなたがいてくれないとアイドルできないよ、あたし……」

    (早苗さんの声が震えている)

                pipipi!

    (合図だ。よし)

    「さ……え……さ……」

    早苗「え……?」

    「さな……え……さ……ん……」

    早苗「Pくん……?」

    (早苗さんの顔が近い。俺の言葉を聞き取るために、口元に耳を寄せている)

    早苗「……寝言、か」

    (いい匂いがする。そうだよな、早苗さんも女の子だもんなぁ)

    早苗「早く目を覚ましてね、Pくん。みんなあなたを待ってるわ。もちろん、あたしも」

    (早苗さんのやわらかな手が俺の頭を撫でている。くすぐったいけど気持ちいい)

    早苗「……あなたがいてくれないと、とっても寂しいんだから」

    「…………」

    543 = 473 :

    早苗「あたし、もう行くね。お仕事に穴をあけるわけにはいかないもの。収録が終わったらまた来るから……」がたっ

    (あれ? 早苗さん帰っちゃうけど合図は!? 合図はちひろさん!?)

               コンコン! コン! コンコン!

    (合図だ! それ!)がばっ

    早苗「へ? …………Pくん?」

    「ごめんね、早苗さん」ぎゅう

    早苗「あの、その、あすなろ抱きは恥ずかしいわ」

    「早苗さん」ぎゅうっ

    早苗「ちょっと苦しいわよPくん……」

    「だめですか?」

    早苗「だめじゃないけど……誰かに見られたら、その」

    「それなら大丈夫。あれを見てください」

    早苗「え?」

    ちひろ「てってれー♪」

              【  ド ッ キ リ  大☆成☆功 】

    544 = 473 :

    早苗「…………」

    「……許してくださいとは言わないんで、そのお手柔らかに」

    早苗「よかった」

    「さ、早苗さん?」

    早苗「あなたが無事で本当によかった……」ぐすっ

    「さ、早苗さんっ!」ぎゅぅっっっ

    早苗「―――でも、おしおきは必要よね♪」ぶんっ

    「じゅうどういっちょくせんっ!?」

     ―――ぐしゃぁっ

    545 = 473 :

    ―――

    ちひろ「無事でよかったですね」

    「どこが無事ですか! 空中舞いましたよ世界が回りましたよ俺!」

    ちひろ「私は無事でした!」

    「ああ、そういう……」

    ちひろ「被害者はプロデューサーさんだけ……。愛は盲目とは言ったものですね」

    「それは色々と間違っている気が」

    ちひろ「何も違いませんよ。私がプロデューサーさんをいじめることも、ね?」

    「え?」

    ちひろ「さーって次の子に行きましょー!」

    546 = 473 :

    おまわりさん俺でした!
    次の方どうぞー

    547 :

    デレ早苗さんは珍し可愛いなぁ

    548 = 532 :

    書き溜めおわってないけどいいか?

    549 :

    >>548
    ええんやで(ニッコリ

    550 = 532 :

    ちひろ「それじゃあ次いきましょうか!」

    P「いやいや、もう流石にもうやめましょうよ」

    ちひろ「何言ってるんですか!アイドルはまだ沢山いますよ?」

    P「全員やるつもりですか……」

    ちひろ「流石にそれは無理なんで……反応が面白そうな子っと言うわけで凛ちゃん行っちゃいますか」ポチポチ

    【宛先:渋谷凛
     件名:プロデューサーさんが
     本文:凛ちゃんの名前をうわ言で呼んでるの
        もう危ないかも知れない
        ○×病院に来れる?
        プロデューサーさんの為にも、顔見せてあげられないかな?】

    ちひろ「これくらいで良いかな……よし」

    P「おいそこの事務員、『よし』じゃねぇよおい」

    ちひろ「ちなみにですが、凛ちゃん」

    ちひろ「プロデューサーさんが入院したってことになってから、鬼の様にあり得ない量の仕事してます」

    P「は?」

    ちひろ「まぁ楽しんでくださーい♪」

    P「おいこら」


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