元スレ千早「あててんのよ!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ○
101 = 78 :
ほ
102 = 32 :
千早「それだわ!」
真美「え、えひゃい!?」
千早「(そう、抱きついたのは別に疚しい気持ちとかではなく、)」
千早「(単に少しプロデューサーで暖をとっただけ)」
千早「(それでも十分変な気はするけど、幸いにも事務所は本当に寒かったしまだ信憑性はある)」
千早「(あわよくばもう一回抱きつける……)」
千早「ありがとう真美、おかげで助かったわ。
さあ、事務所へ急ぎましょう」ニコ
真美「? な、何がなんだか分からないけど
真美はまた一人悩める子羊を救ってしまったらしい……」
………
……
…
千早「……で、事務所に帰ってきたはいいのですが」
千早「これはいったいどういう状況なんでしょうか」
P「俺が聞きたい」
春香・やよい・雪歩・貴音・美希「」ギュウギュウ
104 = 92 :
きたきた!
105 = 48 :
いいぞ
106 = 32 :
やよい「あ、おはようございます千早さんに真美!
いまみんなでおしくらまんじゅうやってるんですよ!」キュ
千早「おしくらまんじゅうってそんな一人が中心になるようなものだったかしら……」
雪歩「あ、えっと、その……これはこれで、温かいんです……」フワッ
貴音「いまだ冷え込みは厳しいですね……」ムニュ
美希「でもみんなそろそろハニーから離れるの」グニッ
真美「んっふっふ~、なにやら楽しそうなことをしていますな兄ちゃん?
これは混ざるしかないっしょ→」ダキッ
P「お前もかよ!」
千早「(おしくらまんじゅう……いくつもの饅頭が、饅頭がッ!!)」
107 :
饅頭こわい
108 :
>>103
がっ
110 = 14 :
饅頭の中に煎餅が混じったところで押し潰されて割れるのみ…
111 :
饅頭食べたいデス
112 :
涼ちんちんぺろぺろ
113 :
饅頭こわいワロタ
114 = 32 :
千早「(でも、私には、饅頭がない……)」
千早「(さしずめお煎餅……)」
千早「(ふふ、同じお茶請けなのにこうも違うだなんて……)」
千早「ふふ、ふふふ……」プルプル
春香「(まずい、千早ちゃんがネガティブな方向に突っ走ってる……!)」
春香「プ、プロデューサーさん!」
P「え?」
春香「千早ちゃんも入れてあげましょう!」
115 = 11 :
目から肉汁が
117 = 32 :
P「えっと……」
美希「えー、ミキ的にはもう人数十分すぎると思うな」
やよい「でもあんなに震えてます……」
春香「いや、きっと震えてるのは別の理由だと思うけど」
千早「煎餅……何煎餅? 瓦煎餅の裏側? いっそへこんでるのかしら?
うふふ、うふふふふ……」プルプル
春香「ほら、最初だって寒くて抱きついてくるくらいだったんですから
あっためてあげないと!」
P「そ、そうだよな。千早!」
千早「はい、瓦に何か用でしょうか」
P「瓦……? はともかくとして」
P「お前も、こっち来るか?」
118 = 52 :
ここまでネガティブになる千早初めて見たかも
119 :
これが噂の千早スパイラルか
121 = 32 :
P「いや、その、やましい気持ちとかは一切ないぞ! 本当だぞ!」
千早「そんな、私なんて当てる饅頭もないのに……」
P「いや、当てるも何も、寒いんだろ?」
千早「あ……」
千早「(そういえばそういう設定なんだったわ)」
千早「(というか、プロデューサーにもすでにそうだと思われてる……?)」
春香「(合法的(?)にくっつくチャンスですよ、チャンス!)」
千早「そ、そうですよね!
寒いから人に抱きつく、何も変なことはありませんよね!」
真美「いや、その理屈はおかしい」
千早「真美にだけは言われたくないのだけれど」
122 = 14 :
何だこの理想郷は
123 = 32 :
貴音「萩原雪歩」
雪歩「はい……?」
貴音「少し、プロデューサー達と離れて、二人きりになりましょうか」スッ
雪歩「え……? は、はい……!」
貴音「(名残は惜しいですが、如月千早の為のすぺーすは空けておかなければ)」
雪歩「(あばばばば四条さんと二人きり四条さんと二人きり四条さんと二人きり四条さんと)」
P「ほら、手だってこんなに冷たくなって」グイ
千早「あ……えと」
千早「じゃあ、その……失礼します」ギュ
125 = 32 :
千早「その、硬かったり心地悪かったりしませんか……?」
P「いや、そんなことはないぞ。
むしろ……」
P「(いやいや待とうか何を言おうとしてるんだ俺は)」
千早「えへへ、あったかい」ギュ
P「(アカン)」
美希「ぶー、なんだか千早さんのときだけ態度が違うの」
真美「ん→? なにやら二人から怪しい関係のニオイがしますな?」
P「ん、んなこたないって
美希も真美もありがとうな。あったかいぞ」
美希「なんだかぞんざいなの!」
126 = 11 :
プロデューサーは優しいな
127 = 32 :
春香「あ、そうそう美希、真美
むこうの方雑誌とかゲームとか散らかしっぱなしだよ
片付けないとまた律子さんに怒られちゃう」
美希「ミキは今ハニーに引っ付くのに忙しいのー」
真美「もう少しお師さんのぬくもりを→……」
春香「ふぅん、じゃあ私が勝手にお掃除しちゃうね
ひょっとしたら必要なものまで処分しちゃうかも……」
美希「それはまずいの!」
真美「はるるんに任せたら最新機種までスクラップにされかねない!」
春香「私そこまで信用ありませんか!?」
美希「ぐぬぬ、名残惜しいけど行くしかないの……」
春香「というわけで、私はお掃除の続きやっちゃいますねー」
P「あ、ああ。適当に頼むぞ」
やよい「あ、私も手伝いますー」
128 :
やよいは大天使だなぁ
129 :
小鳥さんなだー?
130 = 32 :
千早「あ、それなら私も」
春香「んーん、千早ちゃんはいいよ。
千早ちゃんの私物なんて数えるほどしかないんだから」
千早「春香だってそうじゃない。
それに、高槻さんも手伝うって言ってるのに……」
春香「だめだよ千早ちゃん
千早ちゃんが抱きついた時のプロデューサーさん、まんざらでもなさそうだったんだから」ボソッ
千早「!?」
春香「そうそう、プロデューサーさん」
P・千早「ん?」
春香「せっかくいい口実が手に入ったんですから、
千早ちゃんと二人っきりのときはどんどんあっためてあげてくださいね」ボソッ
P「!? な、何のことかな?」
春香「~♪」
131 = 32 :
>>130
× P・千早「ん?」
○ P「ん?」
132 = 14 :
ほ
133 = 11 :
ほいほい
134 = 32 :
千早「(どうしよう)」
P「(意識してしまうと)」
P・千早「(間が持たない……)」ギュウ
P・千早「あ、あのっ!」
P「…………」
千早「……プロデューサから、どうぞ」
P「あ、ああ……」
P「えと、温いな」
千早「そうですね……」
P「あ、そ、そうだ! 暖かくなるまでもう少しかかるみたいだぞ!」
千早「そ、それはそうですよ! まだ一月の頭ですし!」
135 = 32 :
P「だから、その、なんだ……」
P「お前が朝早く来て」
P「それで、また、冷えるようだったら……」
P「その、またおしくらまんじゅうしないか?」
千早「!」
P「……あー、すまん。変なこと言っ……」
千早「あのっ!」
P「はいっ!」
千早「えと……プロデューサーがよろしいんでしたら……」
千早「是非、お願いします―――」
136 = 120 :
えんだああああああああああああああああ
137 :
ちーちゃん俺にもお願いします
138 = 32 :
―――数日後
千早「おはようございます」ガチャ
P「おはよう千早。今日も随分と早いな」
千早「ええ、まあ。
プロデューサーには負けますけれど」
千早「それで、その、プロデューサー……」
P「あ、ああ、仕方ないね! 今朝も冷え込んだからな」ギュ
千早「あ……」キュ
千早「そう、ですね……ふふ」フニ
それから、朝誰かが来るまでの少しの時間、
私とプロデューサーとの「おしくらまんじゅう」は続いている。
千早「(押し付けれるほどのりっぱな饅頭はないけれど、
あててんのよ、なーんて……)」
P「(当たってる。かすかに72かが当たってる)」
おわり
しょうじきすまんかった
139 :
乙!最近ちーたんに目覚めてきたわ
143 :
おっつ
144 :
んあー
145 = 52 :
乙乙
ちーちゃんきゃわわ
146 = 32 :
おまけ
―――一方そのころ、小鳥さんは
小鳥「はぁ、はぁ……」
響「ぴーよー子ー! もうバテたのかー?」
真「大丈夫、小鳥さん?
やっぱりしょっぱなからボクたちのペースについてくるのは無理だったんじゃ……」
小鳥「いいえ、だめよ、甘やかしちゃダメなの……
お正月でたっぷり付いてしまったお肉を落すためにはっ!」
響「でももう限界っぽいな……
ここからは少し歩くかー」
小鳥「うう、ごめんなさいね、あなた達のペースを邪魔してばっかりで……」
真「いえいえ。でもびっくりしましたよ
小鳥さんが早朝ランニングに付き合いたい、なんて言いだすなんて」
148 :
千早は甘食よりも丸ぼうろww
149 = 52 :
んあ!?
なんか始まった
150 = 32 :
小鳥「まさか全力疾走に近いペースでこんなに走るものとは思わなかったわ……。
毎朝こんなハードなことやってから事務所に来てるの?」
響「慣れればそんなでもないぞ?」
真「でも、初っ端からトバしすぎだよ、響
小鳥さんは初めてなんだから、もっと優しくリードしてあげないと」
真「小鳥さんも本当に辛かったら言ってくださいね?」
小鳥「ぴよっ! は、はい! 優しくしてくださいっ!」
小鳥「(意味深な台詞に聞こえてしまった。もう私は駄目かもしれない)」
響「むー、真がぴよ子に色目使ってるぞ」
真「そ、そんなんじゃないってば!」
みんなの評価 : ○
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