私的良スレ書庫
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??「ヘイ、ちょっと待ってもらおうか」
恐ろしいの「!?」
??「その娘に手を貸そうっていうんなら、邪魔させてもらうぜ」
恐「…この私に話しかけるとは…何者?」
??「通りすがりの正義の味方…かな」
恐「ふざけた事を…名を名乗れ!」
??「そっちの白い娘の守り神…とでも言っておこうか」
恐「…その青い帽子とユニフォーム……お前は……」
??「フッ」
恐「テキサスレンヂャーズ・ダルピッシュ宥!」
ダルピッシュ「Yes I am !」
白望「…ダル…」
恐ろしいの「!?」
??「その娘に手を貸そうっていうんなら、邪魔させてもらうぜ」
恐「…この私に話しかけるとは…何者?」
??「通りすがりの正義の味方…かな」
恐「ふざけた事を…名を名乗れ!」
??「そっちの白い娘の守り神…とでも言っておこうか」
恐「…その青い帽子とユニフォーム……お前は……」
??「フッ」
恐「テキサスレンヂャーズ・ダルピッシュ宥!」
ダルピッシュ「Yes I am !」
白望「…ダル…」
恐「なぜだ…なぜお前がここにいる!?」
ダル「オレを呼んでる声がしたんでね…」
ダル「悪いが、アンタを降臨させるわけにはいかないな」
恐「ふん!私を抑えようというのか?お前ごときに何ができる!?」
ダル「オレの名をずっと呼んでくれている娘のためだ…悪く思うな」スチャッ
恐「えっ、ちょっと、金属バットは反則…」
ダル「ダルピッシュ・ホームラン!」
カキィィィン
恐「ぬわーーーー!!!!!」
霞「…気配が…消えた!?」
ダル「オレを呼んでる声がしたんでね…」
ダル「悪いが、アンタを降臨させるわけにはいかないな」
恐「ふん!私を抑えようというのか?お前ごときに何ができる!?」
ダル「オレの名をずっと呼んでくれている娘のためだ…悪く思うな」スチャッ
恐「えっ、ちょっと、金属バットは反則…」
ダル「ダルピッシュ・ホームラン!」
カキィィィン
恐「ぬわーーーー!!!!!」
霞「…気配が…消えた!?」
元嫁がアレだったからずっと自分の名を呼び続けてくれた一途な子に甘いのか
勘違いだけど
勘違いだけど
ダル「災厄は去った…あとは思いっきり打つといい」
ダル「ここで応援してるよ」
白望「ダル…」
霞(ど、どういうこと…こんなことって…)
霞(あ、あの?もしもし?いらっしゃらないのですか?)
霞(…………)
霞(……返事がない……)
霞(……じ、自分で打つしかないわね)
ダル「ここで応援してるよ」
白望「ダル…」
霞(ど、どういうこと…こんなことって…)
霞(あ、あの?もしもし?いらっしゃらないのですか?)
霞(…………)
霞(……返事がない……)
霞(……じ、自分で打つしかないわね)
南三局
白望「テンパイ… 形悪いし、もうちょい待つか…」
ダル「待つんだお嬢ちゃん ここは二筒切ってリーチだ」
白望「…それだと待ちが悪い…」
ダル「手牌に東と北が揃ってる…ここはオレを信じてくれ…」
ダル「任せろ!損はさせないよ…」
白望「ダル…」
ダル「東北の絆…メガネッシュリーチ!」
白望「テンパイ… 形悪いし、もうちょい待つか…」
ダル「待つんだお嬢ちゃん ここは二筒切ってリーチだ」
白望「…それだと待ちが悪い…」
ダル「手牌に東と北が揃ってる…ここはオレを信じてくれ…」
ダル「任せろ!損はさせないよ…」
白望「ダル…」
ダル「東北の絆…メガネッシュリーチ!」
メガネッシュリーチ…
二筒が横向きだと○が二つでメガネに見えるっしょー?
だから二筒切ってリーチをかけることを、俗にメガネリーチって呼ぶとか呼ばねーとか。
これで和了ったら、メガネかけてる人は倍付けっていうローカルルールが一部地域ではあったんさ。
そんで、某有名選手がこのリーチ得意だっていう噂があるんだよねぃ~。知らんけど。
手牌に東と北があるときにこのリーチしたら、昔の仲間が助けてくれる気がするんだってさ~。
それを確かメガネッシュリーチとか呼んでたねぃ~。意味は知らんけど。
民明書房刊「わっかんねー!麻雀のヘンな技とローカルルール」著:三尋木咏 より抜粋
白望「…ツモ 親っパネ、18000」
白望「ほんとに来た…」
ダル「サンキュー真壁…!」
霞(くっ……やっぱり攻めるのは苦手分野ね… 全然うまくいかないわ…)
二筒が横向きだと○が二つでメガネに見えるっしょー?
だから二筒切ってリーチをかけることを、俗にメガネリーチって呼ぶとか呼ばねーとか。
これで和了ったら、メガネかけてる人は倍付けっていうローカルルールが一部地域ではあったんさ。
そんで、某有名選手がこのリーチ得意だっていう噂があるんだよねぃ~。知らんけど。
手牌に東と北があるときにこのリーチしたら、昔の仲間が助けてくれる気がするんだってさ~。
それを確かメガネッシュリーチとか呼んでたねぃ~。意味は知らんけど。
民明書房刊「わっかんねー!麻雀のヘンな技とローカルルール」著:三尋木咏 より抜粋
白望「…ツモ 親っパネ、18000」
白望「ほんとに来た…」
ダル「サンキュー真壁…!」
霞(くっ……やっぱり攻めるのは苦手分野ね… 全然うまくいかないわ…)
オーラス
咲「ポン!」
恭子(…変なポンやな)
咲「カン!」
霞(…こんなところで…?変なタイミングね…)
白望(加槓もするんだ…)
咲「…ツモ リンシャンのみ 400・800です」シャラン
恒子「なんと4回目の嶺上開花ー!すごいねー!」
恭子「!?」
恒子「前半戦終了ー!」
恒子「順位がめまぐるしく入れ替わる混戦模様!残すは最後の後半戦のみとなりました!」
ダル「後半戦もオレがついてる…心配ないよ」
白望「ダル…」
恭子(…なんや今の不自然な和了りは…)
咲「ポン!」
恭子(…変なポンやな)
咲「カン!」
霞(…こんなところで…?変なタイミングね…)
白望(加槓もするんだ…)
咲「…ツモ リンシャンのみ 400・800です」シャラン
恒子「なんと4回目の嶺上開花ー!すごいねー!」
恭子「!?」
恒子「前半戦終了ー!」
恒子「順位がめまぐるしく入れ替わる混戦模様!残すは最後の後半戦のみとなりました!」
ダル「後半戦もオレがついてる…心配ないよ」
白望「ダル…」
恭子(…なんや今の不自然な和了りは…)
対局室前
エイ「シロ、オツカレサマ!」
豊音「皆で来ちゃったよー!」
胡桃「後半も頑張って!」
白望「皆…」
ダル「…良い友情だな」
塞「すごかったよシロ!シード校相手に1位キープだ!」
白望「塞…」
ダル「サエ?」
エイ「シロ、オツカレサマ!」
豊音「皆で来ちゃったよー!」
胡桃「後半も頑張って!」
白望「皆…」
ダル「…良い友情だな」
塞「すごかったよシロ!シード校相手に1位キープだ!」
白望「塞…」
ダル「サエ?」
白望「…どうしたの」
ダル「サエ…だと…」
白望「…そう、塞。私の友達」
塞「? シロ、誰と話してるの?」
白望「この人…紹介する…」
ダル「や、やめろ!その女を近づけるな!」
白望「?」
塞「…シロ?」
ダル「オレの姿は彼女には見せられないんだ… 帰ってもらってくれ……!」
ダル「サエだけは…ダメだ……!」
白望「……別にいいけど」
塞「?」
ダル「サエ…だと…」
白望「…そう、塞。私の友達」
塞「? シロ、誰と話してるの?」
白望「この人…紹介する…」
ダル「や、やめろ!その女を近づけるな!」
白望「?」
塞「…シロ?」
ダル「オレの姿は彼女には見せられないんだ… 帰ってもらってくれ……!」
ダル「サエだけは…ダメだ……!」
白望「……別にいいけど」
塞「?」
胡桃「おーい塞ー?もう行くよー?」
ダル「そうだ…早く帰ってくれ…」
塞「うん、今行くから!」
塞「でも…最後にこれだけさせて…」スッ
ダル「待て!来るな!」
白望「?」
塞「シロ…頑張って!」
ダル「よすんだ!触るんじゃない!」
塞(…抱きつき!)ギュッ
ダル「ぎょぅぁぁぁぁぁぁ!」
シュゥゥゥ…
白望「? いなくなった…」
ダル「そうだ…早く帰ってくれ…」
塞「うん、今行くから!」
塞「でも…最後にこれだけさせて…」スッ
ダル「待て!来るな!」
白望「?」
塞「シロ…頑張って!」
ダル「よすんだ!触るんじゃない!」
塞(…抱きつき!)ギュッ
ダル「ぎょぅぁぁぁぁぁぁ!」
シュゥゥゥ…
白望「? いなくなった…」
姫松控え室
由子「お疲れなのよー」
洋榎「どしたん?調子悪いんか?」
恭子「調子は悪うないですけど…ちょっと最後引っかかることが…」
絹恵「?」
恭子「…今の清澄の収支、なんぼでした?」
洋榎「あー、プラマイゼロやなー」
恭子「!? まさか…」
由子「お疲れなのよー」
洋榎「どしたん?調子悪いんか?」
恭子「調子は悪うないですけど…ちょっと最後引っかかることが…」
絹恵「?」
恭子「…今の清澄の収支、なんぼでした?」
洋榎「あー、プラマイゼロやなー」
恭子「!? まさか…」
由子「プラマイゼロがどうしたのよー」
恭子「あの宮永…県予選のデータでも、やけにプラマイゼロのゲームが多かったんです…」
恭子「ここでもやってくるなんて…」
恭子「オーラスのあれは…明らかに点数調整…!」
洋榎「なんや、手抜きっちゅーことか?」
絹恵「意図的にやってるなら…それもそれで凄いな…」
恭子「どういう意図かはわかりません…けど、」
恭子「…次は絶対させへん!」
漫「先輩?」
恭子(プラマイゼロにするってことは…よそにわざと1位を譲るってことや…!)
恭子(真剣勝負に他人を弄ぶような真似して…そんなんに負けてたまるか…!)
恭子「あの宮永…県予選のデータでも、やけにプラマイゼロのゲームが多かったんです…」
恭子「ここでもやってくるなんて…」
恭子「オーラスのあれは…明らかに点数調整…!」
洋榎「なんや、手抜きっちゅーことか?」
絹恵「意図的にやってるなら…それもそれで凄いな…」
恭子「どういう意図かはわかりません…けど、」
恭子「…次は絶対させへん!」
漫「先輩?」
恭子(プラマイゼロにするってことは…よそにわざと1位を譲るってことや…!)
恭子(真剣勝負に他人を弄ぶような真似して…そんなんに負けてたまるか…!)
後半戦
咲「カン!嶺上開花・その他です!」シャラン
恒子「宮永選手、後半戦も絶好調ー!清澄が現在トップに立っています!」
恭子(調子ようやっとるが… そこまでやで!)
南二局
恭子「ロン!5200や!」
咲「! …はい」
恒子「末原選手、宮永選手に直撃ー!」
健夜「直前で待ちを変えましたね…宮永選手を狙っていたみたいです」
咲(さっきから狙われてる… どうして…?)
恭子「プラマイゼロなんて…させへんで…!」ボソッ
咲「!」
咲(この人…気付いてる…! 私のプラマイゼロに…)
咲(うう……)
咲「カン!嶺上開花・その他です!」シャラン
恒子「宮永選手、後半戦も絶好調ー!清澄が現在トップに立っています!」
恭子(調子ようやっとるが… そこまでやで!)
南二局
恭子「ロン!5200や!」
咲「! …はい」
恒子「末原選手、宮永選手に直撃ー!」
健夜「直前で待ちを変えましたね…宮永選手を狙っていたみたいです」
咲(さっきから狙われてる… どうして…?)
恭子「プラマイゼロなんて…させへんで…!」ボソッ
咲「!」
咲(この人…気付いてる…! 私のプラマイゼロに…)
咲(うう……)
―ギクシャクしたまま場は進み―
南三局
1位:清澄 2位:姫松 3位:宮守 4位:永水
白望(勝負どころ…かな…)
白望(手が止まった…どっち切ろうかな)
白望「…ちょいタンマ」
霞(出たわね…)
霞(迷うと手が高くなる…マヨヒガの娘…)
南三局
1位:清澄 2位:姫松 3位:宮守 4位:永水
白望(勝負どころ…かな…)
白望(手が止まった…どっち切ろうかな)
白望「…ちょいタンマ」
霞(出たわね…)
霞(迷うと手が高くなる…マヨヒガの娘…)
―白望さんの脳内―
ここは岩手・白望山(白見山)にあるというマヨヒガ(迷い家)… 道に迷った者が集う家…
白望「…こんにちは」
マヨヒガ神「なんやお嬢ちゃんまた来たんか」
白望「…うん」
マヨヒガ神「ゆっくりしてきやー そんで自分の行く道ゆっくり決めたらええわ」
マヨヒガ神「はい、お茶」
白望「…ありがとう」
マヨヒガ神「今日は何に迷って来たん?」
白望「…どっちの牌捨てようかと」
マヨヒガ神「お嬢ちゃん最近そればっかやなー」
白望「…他の用で来たことないよ…」
マヨヒガ神「ははっ そうだっけか」
ここは岩手・白望山(白見山)にあるというマヨヒガ(迷い家)… 道に迷った者が集う家…
白望「…こんにちは」
マヨヒガ神「なんやお嬢ちゃんまた来たんか」
白望「…うん」
マヨヒガ神「ゆっくりしてきやー そんで自分の行く道ゆっくり決めたらええわ」
マヨヒガ神「はい、お茶」
白望「…ありがとう」
マヨヒガ神「今日は何に迷って来たん?」
白望「…どっちの牌捨てようかと」
マヨヒガ神「お嬢ちゃん最近そればっかやなー」
白望「…他の用で来たことないよ…」
マヨヒガ神「ははっ そうだっけか」
マヨヒ神「ゆっくり考えるといい…最後に決めるのはあなた」
マヨヒ神「迷いから自分の意思で選んだ道、それを支援してあげるのが私の仕事さ…」
白望「…………」
白望「…うん、決めた」
マヨヒ神「…そっか」
白望「じゃあ行く」
マヨヒ神「ああ、またな~」
白望「…あれ、あそこに人…」
マヨヒ神「?」
咲「うぅ~ ここどこ~?」
マヨヒ神「……誰……?」
マヨヒ神「迷いから自分の意思で選んだ道、それを支援してあげるのが私の仕事さ…」
白望「…………」
白望「…うん、決めた」
マヨヒ神「…そっか」
白望「じゃあ行く」
マヨヒ神「ああ、またな~」
白望「…あれ、あそこに人…」
マヨヒ神「?」
咲「うぅ~ ここどこ~?」
マヨヒ神「……誰……?」
白望「あ…今対戦してた…」
咲「あ!宮守の…小瀬川さん…」
白望「…なんでここに」
咲「…よくわかんないんですけど…気がついたら道に迷ってて…」
白望「ここ私の脳内…どんだけ迷子…」
咲「帰り道…わかりますか…?」
白望「しょうがないな…… 一緒に来る…?」
咲「はい…お願いします…」
マヨ神「お待ち」
咲「!?」
マヨ神「その娘も…いろんな迷いを抱えているようだね…」
マヨ神「よかったらここで、話していきなさいな」
マヨ神「このマヨヒガにやってくる者は、誰であろうと応援するよ…」
咲「あ!宮守の…小瀬川さん…」
白望「…なんでここに」
咲「…よくわかんないんですけど…気がついたら道に迷ってて…」
白望「ここ私の脳内…どんだけ迷子…」
咲「帰り道…わかりますか…?」
白望「しょうがないな…… 一緒に来る…?」
咲「はい…お願いします…」
マヨ神「お待ち」
咲「!?」
マヨ神「その娘も…いろんな迷いを抱えているようだね…」
マヨ神「よかったらここで、話していきなさいな」
マヨ神「このマヨヒガにやってくる者は、誰であろうと応援するよ…」
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