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元スレ兄「幼馴染に振られた…」

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妹「兄さん、私は兄さんを一人にしないよ」
妹「兄さんが寒くならない様、ずっと側にいてあげるからね……」ギュッ
兄「……ああ。ありがとう、妹」ギュウッ
妹「お礼なんか要らないよ。だって私達家族じゃない」
妹「生まれてから死ぬまでずっと家族なんだよ。ずっと、側に居られるんだよ」
妹(だから私達の間に割って入る害虫は許さない)
兄「……」
妹「私の温もりは兄さんだけの物だから」
兄「ん……」
妹「安心して眠ってね、兄さん……」
妹「兄さんが寒くならない様、ずっと側にいてあげるからね……」ギュッ
兄「……ああ。ありがとう、妹」ギュウッ
妹「お礼なんか要らないよ。だって私達家族じゃない」
妹「生まれてから死ぬまでずっと家族なんだよ。ずっと、側に居られるんだよ」
妹(だから私達の間に割って入る害虫は許さない)
兄「……」
妹「私の温もりは兄さんだけの物だから」
兄「ん……」
妹「安心して眠ってね、兄さん……」
―――
――
―
妹「もう少し薄手の寝間着にしとけば良かったかな。兄さんの理性は手強いわね……」
妹(クリスマスにプレゼントを渡すまで、あの害虫を抱こうとしなかっただけの事はあるわね)
妹(もっともクリスマス前に弟に貫かれてたのにね。可哀想な兄さん……)
妹(知らずに済んで良かったよ。知っても兄さんは優しいから、気付かない振りをしたかもしれないし)
妹(兄さんに群がって心をかじる害虫は私が全部潰してあげる)
妹(私が守ってあげるからね)
妹「愛してるわ、兄さん……」チュッ
――
―
妹「もう少し薄手の寝間着にしとけば良かったかな。兄さんの理性は手強いわね……」
妹(クリスマスにプレゼントを渡すまで、あの害虫を抱こうとしなかっただけの事はあるわね)
妹(もっともクリスマス前に弟に貫かれてたのにね。可哀想な兄さん……)
妹(知らずに済んで良かったよ。知っても兄さんは優しいから、気付かない振りをしたかもしれないし)
妹(兄さんに群がって心をかじる害虫は私が全部潰してあげる)
妹(私が守ってあげるからね)
妹「愛してるわ、兄さん……」チュッ
―深夜―
友『――――以上が日中にあった出来事です』
妹「……そう」
友『DQNは上手く誘導すれば幼馴染を孤立させつつ過度の虐めを防ぐのに利用出来るかと』
妹「そうね。そちらについてはクラスメイトである貴方に一任するわ」
友『はい』
妹「それと……」
友『なんでしょうか』
妹「兄さんが幼馴染を多くの人が見てる前で庇ったのなら、噂の軌道修正をする時かもしれないわね」
友『軌道修正……?』
妹「ええ。可哀想な人から、優しく寛大な人への軌道修正よ」
妹「兄さんの評価を上げる事で相対的に害虫共の評価を下げにいきましょう」
友『分かりました。お任せ下さい、御主人様』
妹「ええ、期待してるわ」ピッ
友『――――以上が日中にあった出来事です』
妹「……そう」
友『DQNは上手く誘導すれば幼馴染を孤立させつつ過度の虐めを防ぐのに利用出来るかと』
妹「そうね。そちらについてはクラスメイトである貴方に一任するわ」
友『はい』
妹「それと……」
友『なんでしょうか』
妹「兄さんが幼馴染を多くの人が見てる前で庇ったのなら、噂の軌道修正をする時かもしれないわね」
友『軌道修正……?』
妹「ええ。可哀想な人から、優しく寛大な人への軌道修正よ」
妹「兄さんの評価を上げる事で相対的に害虫共の評価を下げにいきましょう」
友『分かりました。お任せ下さい、御主人様』
妹「ええ、期待してるわ」ピッ
―翌日―
父「弟はまだ起きないのか」
母「ええ。返事はするのだけど、学校には行きたくないの一点張りで」
妹(うふふ……)
父「……情けないな。自業自得だと言うのに」
妹(自分の尻すら拭えないガキが過ぎた事をやとたのだから当然よ)
母「貴方、それは言い過ぎじゃ……」
父「……分かっている」
兄「おはよう」
妹「おはようございます、兄さん」
父「ああ、おはよう」
母「おはよう。コーヒーで良い?」
妹「あ、私がやる!」
母「あら、ありがとう妹ちゃん」
父「弟はまだ起きないのか」
母「ええ。返事はするのだけど、学校には行きたくないの一点張りで」
妹(うふふ……)
父「……情けないな。自業自得だと言うのに」
妹(自分の尻すら拭えないガキが過ぎた事をやとたのだから当然よ)
母「貴方、それは言い過ぎじゃ……」
父「……分かっている」
兄「おはよう」
妹「おはようございます、兄さん」
父「ああ、おはよう」
母「おはよう。コーヒーで良い?」
妹「あ、私がやる!」
母「あら、ありがとう妹ちゃん」
父「では行って来る」
母「はい。行ってらっしゃい」
父「……何かあったら直ぐ連絡してくれ」
母「分かってますよ、貴方」
父「そうか」
妹「兄さん、私達もそろそろ行かないと」
兄「そうだな。ご馳走さま、母さん」
母「はい、お粗末様」
妹「兄さん、私お弁当作ったから持って行って!」
兄「お前が作ったのか?」
妹「う、うん。えへへ……」
母「早起きして作ったのよね。ちゃんと私が手伝ったから安心して良いわよ」
妹「お、お母さん!」
母「はい。行ってらっしゃい」
父「……何かあったら直ぐ連絡してくれ」
母「分かってますよ、貴方」
父「そうか」
妹「兄さん、私達もそろそろ行かないと」
兄「そうだな。ご馳走さま、母さん」
母「はい、お粗末様」
妹「兄さん、私お弁当作ったから持って行って!」
兄「お前が作ったのか?」
妹「う、うん。えへへ……」
母「早起きして作ったのよね。ちゃんと私が手伝ったから安心して良いわよ」
妹「お、お母さん!」
―通学路―
妹「さ、兄さん。復讐の第二段階だよ」
兄「ああ。次は何をやるんだ?」
妹「勉強だよ」
兄「勉強? それだけか?」
妹「うん。とにかく勉強して成績上げて、品行方正に過ごすだけ」
兄「……それが復讐になるのか?」
妹「なるよ。たぶん、一番効果的な復讐だと思う」
兄「効果的、ね……」
妹「あ、信じて無いでしょ!」
妹「さ、兄さん。復讐の第二段階だよ」
兄「ああ。次は何をやるんだ?」
妹「勉強だよ」
兄「勉強? それだけか?」
妹「うん。とにかく勉強して成績上げて、品行方正に過ごすだけ」
兄「……それが復讐になるのか?」
妹「なるよ。たぶん、一番効果的な復讐だと思う」
兄「効果的、ね……」
妹「あ、信じて無いでしょ!」
妹「はっきり言ってね、弟は頭悪いんだ」
妹「でも、オラオラ系? とはちょっと違うけど女の子受けは良いんだよね」
兄「そうなんだ」
妹「うん。ただね、そういうのって賞味期限が短いんだ」
兄「なんで?」
妹「付加価値が無いから」
兄「付加価値?」
妹「女の子って口にはしないけど、私はこんな素敵な人と付き合ってますよーって自慢しがるの」
妹「だから幾ら顔が良くても、中身が無いと長続きしないんだって」
兄「そこで付加価値……成績か」
妹「そう! 兄さんは優しいし、妹の私から見てもカッコいいよ」
妹「その兄さんが将来性を持てば……ね?」ニコッ
妹「でも、オラオラ系? とはちょっと違うけど女の子受けは良いんだよね」
兄「そうなんだ」
妹「うん。ただね、そういうのって賞味期限が短いんだ」
兄「なんで?」
妹「付加価値が無いから」
兄「付加価値?」
妹「女の子って口にはしないけど、私はこんな素敵な人と付き合ってますよーって自慢しがるの」
妹「だから幾ら顔が良くても、中身が無いと長続きしないんだって」
兄「そこで付加価値……成績か」
妹「そう! 兄さんは優しいし、妹の私から見てもカッコいいよ」
妹「その兄さんが将来性を持てば……ね?」ニコッ
妹(優しく寛大……そして将来性。それを棒に振った事を生涯悔やんでね、害虫さん……)クスクス
妹(貴女がそんな兄を捨てて選んだ弟は、もう引き籠りの穀潰しになる寸前よ……)
兄「またニヤニヤして」
妹「あ、うん。兄さんと一緒に通学出来るのが嬉しくて」
兄「そういや久し振りだな、一緒に出るの」
妹「うん。私、ほら、、遠慮してたから」
兄「……そっか。ずっと気を使ってくれてたんだな、妹」
妹「でも、もう遠慮しないからね!」ニコッ
兄「お、おう。お手柔らかに頼む」
妹(貴女がそんな兄を捨てて選んだ弟は、もう引き籠りの穀潰しになる寸前よ……)
兄「またニヤニヤして」
妹「あ、うん。兄さんと一緒に通学出来るのが嬉しくて」
兄「そういや久し振りだな、一緒に出るの」
妹「うん。私、ほら、、遠慮してたから」
兄「……そっか。ずっと気を使ってくれてたんだな、妹」
妹「でも、もう遠慮しないからね!」ニコッ
兄「お、おう。お手柔らかに頼む」
―学校―
DQN「ようwww」
兄「おーっす。あの店のラーメン旨かったな、また行こうぜ」
DQN「だろ?ww次は別の店連れてってやんよwwww」
兄「マジで!? 期待して良い?」
DQN「任せとけってwwwwww」
友(単純な人だなぁ)
兄「おはよ、友」
友「おはよう兄、DQN君」
DQN「ようwww」
兄「おーっす。あの店のラーメン旨かったな、また行こうぜ」
DQN「だろ?ww次は別の店連れてってやんよwwww」
兄「マジで!? 期待して良い?」
DQN「任せとけってwwwwww」
友(単純な人だなぁ)
兄「おはよ、友」
友「おはよう兄、DQN君」
兄「あ……」
幼馴染「……」
兄「お、おはよう」
幼馴染「……うん。おはよう」トボトボ
兄「あ……」
友「……行っちゃったね」
DQN「チッ……」
兄「……はぁ」
DQN「よく声掛けられるな、お前」
兄「はは……」
友「無理しないでよ?」
兄「ん、分かってる」
幼馴染「……」
兄「お、おはよう」
幼馴染「……うん。おはよう」トボトボ
兄「あ……」
友「……行っちゃったね」
DQN「チッ……」
兄「……はぁ」
DQN「よく声掛けられるな、お前」
兄「はは……」
友「無理しないでよ?」
兄「ん、分かってる」
兄(未練が無い訳じゃ無い)
兄(執着してるからこそ、復讐なんて考えたんだから)
兄(でも、未練が、執着があるのは確かなのに、よりを戻したいとは思えないのは……)
兄(妹の慰めや励ましで気持ちを切り換える事が出来たからなんだろうな)
友「どうしたの?」
兄「んー? 俺も気持ち切り換えなきゃ駄目だなって思ってさ」
友「……うん、そうかもね」
DQN「キメ顔で何カッコいい事言ってんだよwww」
兄「はははっ」
友「ふふっ」クスクス
友(……)
兄(執着してるからこそ、復讐なんて考えたんだから)
兄(でも、未練が、執着があるのは確かなのに、よりを戻したいとは思えないのは……)
兄(妹の慰めや励ましで気持ちを切り換える事が出来たからなんだろうな)
友「どうしたの?」
兄「んー? 俺も気持ち切り換えなきゃ駄目だなって思ってさ」
友「……うん、そうかもね」
DQN「キメ顔で何カッコいい事言ってんだよwww」
兄「はははっ」
友「ふふっ」クスクス
友(……)
―学校―
友(広めるまでもなく兄君が幼馴染さんを庇った事は、ある程度広まってるみたいだね)
友(懐が深いと言う意見と女々しいと言う意見に分かれて、幼馴染さんを攻撃する気配は一先ず和らいでるみたいだ)
友(かと言って兄君を攻撃するには、DQN君が近くに居るからやりにくい)
友(なかなか絶妙な距離感だね……)
友「さて、と。兄、お昼どうする?」
兄「あー、今日は弁当持って来たからなー」
友「そうなんだ」
兄「とりあえずテラスで飯食ったら図書室で自習でもするよ」
友「自習? 珍しね」
兄「はは。失恋の痛みを忘れるのに勉強に逃げる事にしただけだって」
友(広めるまでもなく兄君が幼馴染さんを庇った事は、ある程度広まってるみたいだね)
友(懐が深いと言う意見と女々しいと言う意見に分かれて、幼馴染さんを攻撃する気配は一先ず和らいでるみたいだ)
友(かと言って兄君を攻撃するには、DQN君が近くに居るからやりにくい)
友(なかなか絶妙な距離感だね……)
友「さて、と。兄、お昼どうする?」
兄「あー、今日は弁当持って来たからなー」
友「そうなんだ」
兄「とりあえずテラスで飯食ったら図書室で自習でもするよ」
友「自習? 珍しね」
兄「はは。失恋の痛みを忘れるのに勉強に逃げる事にしただけだって」
これ>>4が原因なら妹が最悪の屑って事になるが実際の所どうなんだ?
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