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    元スレ兄「幼馴染に振られた…」

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    タグ : - NTR + - 幼馴染 + - 復讐 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    「あいつ他に好きな人が出来たから別れてくれとか言いだしやがった・・・」

    「へえ、相手の男ってどんなやつ?」

    「知らない・・・メールで別れてくれって言われただけだから」

    「そうなんだ、兄貴ならすぐに新しい彼女出来るって!元気だせよ!」

    「あぁ・・・」

    電話prrr...
    「ごめん電話来た もしもし幼馴染さん? 今?大丈夫だよ デート?いいよ行こうか うん じゃあ今から迎えにいくね」

    「」

    「ごめん兄貴、愚痴聞いてあげたいけどデートの予定入っちゃった 今日帰らないと思うから夕飯いらないわ」ノシ







    「俺は今日より復讐の鬼と化す・・・」

    2 :

    「まずこのssにて注意していただきたいことが」

    1、>>1はss初心者。「いくらなんでもこれはないわ」とか「キモ過ぎる」
    とか思った人はブラウザの戻るを押してください。
    2、メタ発言があります。ご容赦ください。
    3、更新が遅くなります。

    「まあこんぐらいか。あとは…まぁキャラの設定としては>>1の知り合いなどが使われている。
      ちなみに主人公の設定はほとんど作者だ。」

    「次から口調かわる」

    「じゃぁ温かい目で見てやってください。はじまりはじまりー」

    3 :

    つづけろ

    4 :

    「計画は順調みたいね」

    「はい、御主人様」

    「兄さんが女に不満があると愚痴ってたと言う嘘を私が漏らし……」

    「自分が弟君に幼馴染が兄君に飽きていると言う嘘情報を流す」

    「ふふ……容易い害虫だったわね」

    「では次のフェイズに移りましょうか、御主人様」

    「ええ。私の両親とあの害虫の両親に二人の所業について相談し、兄が深く傷付いている事を話しましょう」

    「先ずは近親者の信用を奪う。流石です、御主人様」



    まで妄想した

    5 = 1 :

    つづけろ

    6 :

    >>5
    あまえんな

    7 = 3 :

    >>6
    じゃあお前が甘えんな

    8 :

    面白そうだから4時くらいまでなら追いかけてみる。

    9 :

    幼馴染に掘られたに見えた

    10 = 4 :

    ―翌日―

    「弟、話がある」

    「ん?」

    「幼馴染さんの事、本当なのか」

    「げ……」

    「……そうか、分かった」スタスタ

    「な、何だったんだ……」

    11 = 4 :

    「どうやら妹の話は本当の様だ」

    「そう……辛いわね、兄……」

    「どこで育て方を間違ったんだろうな、私は……」

    「貴方だけの責任じゃ無いわ! 私がもっとしっかりしてたら……!」グスッ

    「弟の進路、少し考えるべきか……」

    「お、お父さん……」オズオズ

    「……き、聞いていたのか、妹」

    「うん……」

    「あのね、私……弟の事怖い……」

    「あんなに仲良かった二人を平気な顔して引き裂いて、さらに兄さんの前でデートの約束する奴なんか……嫌……」

    「……そうか。そうだな、妹は兄と幼馴染さんの事を祝福してたもんな……」

    「うん……」グスッ

    (ふふっ……)

    12 :

    続けて

    13 = 4 :

    「貴方……」

    「……うん。弟は全寮制の高校へ進学させよう」

    「そうね。ご近所の目もあるし、その方が良いかもしれないわ」

    「ああ。近い内に弟の担任と相談しようか」

    (うふふ……これで一匹目……)

    「妹ちゃん、暫くの間兄をお願いね」

    「失恋、それも手酷い仕打ちを受けたんだ。色々とフォローしてやってくれ」

    「うん。分かったよ、お父さん、お母さん」

    14 = 4 :

    ―――
    ――


    コンコン

    「兄さん、入るよ」ガチャ

    「……」

    「……兄さん、布団から出よう?」

    「……」

    「兄さん……」

    「で……出てって、くれないか……」

    (声が震えてる。ずっと泣いてたのね……)ニヤリ

    「兄さんが布団から出てくれるなら出てくよ」

    「……見られたく無いんだよ、こんな顔……」

    ゴソゴソ

    「え?」

    「見ないよ。見えないよ、布団の中暗いもん」

    15 = 4 :

    「お、お前……っ」

    「兄さんっ」ギュウッ

    「な!?」

    「辛いなら辛いって言いなよ。苦しいなら苦しいって言って良いんだよ?」

    「言っても誰も兄さんを責めない。私が責めさせないから」ギュッ

    「……」

    「泣いても馬鹿にしないよ。兄さんの気持ち、私も痛い程分かるから」

    「お、お前に俺の気持ちが分かって……」

    「わかるよ」

    「だって、私も大切な……大好きな人を奪われた事あるんだから……」

    「え……」

    16 = 4 :

    ―――
    ――


    「復讐?」

    「ああ。今にしてみれば、馬鹿な事考えたなって思うよ」

    「……うん。やろう」

    「は?」

    「やろうよ、復讐」

    「簡単に言うけどな、色々リスクがあるんだぞ? 自棄になってる時ならともかく……」

    「ならリスクの無い復讐をしよ?」

    「そんな都合の良い話ある訳無いだろ」

    「あるよ」

    「はは、まさか」

    「兄さんは悔しく無いの? 本当に何もしないで良いと思ってる?」

    「……分かった。詳しく聞かせてくれないか?」

    「うん。あのね……」ゴニョゴニョ

    17 = 1 :

    面白くなってるじゃないか!

    18 = 4 :

    ―深夜・妹私室―

    「首尾はどう?」

    『順調です。兄の学校、弟の学校に例の噂を流しておきました』

    「足が着く様なヘマはして無いでしょうね」

    『御安心を。情報源が特定出来ない様、細心の注意を払ってあります』

    「ふうん……」

    「そうだわ。ねえ友、噂を一つ付け足してくれない?」

    『はい。なんなりと』

    「そうね……あの害虫が弟にレイプされて寝取られた事にして」

    『仰せのままに』

    「ふふ……頼んだわよ、友」ピッ

    「これで下衆の鬼畜と糞ビッチの出来上がりね……」クスクス

    19 :

    たとえ暗躍しなくても下衆の鬼畜と糞ビッチなことに変わりはないけど、下衆の鬼畜と糞ビッチは総じて社会的に抹殺されるべきだよね

    20 = 8 :

    フラグ…いや、伏線回収モノか。
    面白い。

    21 = 4 :

    ―翌日・通学路―

    「おはよ、兄」

    「ん、ああ、おはよう……」

    「暗いなぁ、何時もの兄らしく無いじゃん」

    「まあ……な」

    「あ、あのさ、元気無いのって、別れたのが原因……?」

    「……どうして、それを……?」

    「これ……」スッ

    「スマホがどした?」

    「スマホじゃなくてこっち、Twitter!」

    『幼馴染が彼氏の弟に乗り換えたんだってよwwwマジビッチwwwwww』

    「!?」

    「クラスの友達から来たんだ。もう結構拡散してるみたい」

    「マジかよ……」

    22 = 19 :

    23 = 4 :

    「大丈夫……な訳無いよな。ごめん、こんなの見せて」

    「い、いや……大丈夫だよ。俺が悪かったんだ、繋ぎ止められなかった俺が、さ……」

    DQN「オッス」

    「あ、オッスDQN」

    DQN「ほれ」ポイッ

    「ん」パシッ

    DQN「やるよ」

    「は?」

    DQN「あ? 俺の紅茶花伝が飲めねぇってか?」

    「くれるのか?」

    DQN「おう……まあ、なんだ。元気出せや」

    「……ありがとな」

    (よし。予定通り直情型のDQNを味方に出来たみたいだ)

    24 :

    「DQN…///」キュン

    26 = 4 :

    ―弟の学校―

    ガヤガヤ……

    「おーっす、おはよう」ガララッ

    ビクッ

    「ん?」

    ヒソヒソ……

    「……お前、よく学校に来れたな」

    「はぁ? なんだそれ」

    「話掛けんなよ、お前の彼女までレイプされるぞ」

    「うわ、マジか」

    「さいてー、こっち見てる」ヒソヒソ

    「だめだって、目を合わせたら犯されるよ!」ヒソヒソ

    「未成年は捕まっても罪が軽いからやり放題って言ってたらしいよ」ヒソヒソ

    「こわっ! どうしよう、今日掃除当番一緒だよう……」グスグス

    「なんだよ、これ……」

    27 :

    寝ようとした矢先なのに寝れない・・・

    28 = 4 :

    ―――
    ――


    (教室着いてそうそう、色んな奴に慰められてしまった……)

    (幼馴染は別のクラスだから様子を伺えないけど、噂が広まってるなら大変な思いしてそうだな)

    「はあ。もう昼か……」

    (何時もなら、あいつの作った弁当食ってるんだよな……)

    「あ」

    「どうしたの?」

    「昼、どうしよう……」

    「弁当は持って来てない……よね」

    「はは……」

    (幼馴染のクリスマスプレゼントに結構奮発したから金無いし、マジでどうしよう)

    「少しで良いなら貸そうか?」

    「悪い、頼む」

    「おけー。じゃ、購買行こう」

    29 = 4 :

    「あ……」

    「どうした?」

    「向こうから行かない?」

    「何で?」

    「何でって……」

    ガヤガヤ

    「ねえ、彼氏捨ててレイプして来た奴と付き合ってるマジ?www」

    「よっぽど良かったん? そいつのチンポwwwwwwwww」

    幼馴染「……」

    「……」

    「あっちゃー」

    (よし、誘導成功だ)

    31 = 27 :

    続きを

    32 = 4 :

    『復讐の第一段階です』

    『兄さんは徹底的に被害者を演じて下さい。そして幼馴染さんが困っていたら、助け船を出して良い人を演出するんです』

    「……」スタスタ

    「兄?」

    「止せって、困ってるだろ?」

    「ぎゃははははははっ、寝取られた彼氏君じゃんwwwwww」

    「なに、まだ未練あんの?www」

    「はは……」

    幼馴染「なによ……あんたも笑いに来たの?」

    「笑わないよ」

    「……」

    「俺と別れて弟と付き合ってるのは事実だけど、単に俺が繋ぎ止める努力しなかっただけなんだ」

    「だからさ、あんまこいつを困らせないでくれないかな。元カレとしては気分良くないから」

    「お、おう……」

    「なんかごめんな、はしゃぎ過ぎたわ」

    33 = 4 :

    「さ、行こうぜ」

    「う、うん」

    幼馴染「あ、兄!」

    「ん?」

    幼馴染「ごめん……」

    (何がごめんだよ、胸糞悪ぃ……)

    「……ああ。ま、気にすんな」

    幼馴染「……うん」

    「……なんで彼氏乗り換えたんだ、あいつ」ヒソヒソ

    「懐深過ぎワロタwww」ヒソヒソ

    「やっぱりチンポには勝てなかったんじゃね?」ヒソヒソ

    「友きゅんハァハァ」ヒソヒソ

    34 = 8 :

    ふむ…続けろ。

    36 = 4 :

    「幼馴染さん、大変そうだね……」

    (自分で蒔いた種だろ……)

    「そうだな」

    (この一部始終をDQNに伝えれば幼馴染さん虐めの抑止力に使えそうだね)

    (友情ごっこが好きな直情型には適任だろう)

    (『簡単には楽にしない。真綿で首を絞めるようにジワジワと苦しめる』ですよね、御主人様……)

    「どうした、ぼおっとして」

    「ん? あはは、何でもないよ」

    「それより急ごうぜ、食いたいパンが無くなっちまう」

    「うん、そうだね」ニコッ

    37 :

    良い感じだ
    続けろ

    38 :

    いいね

    40 = 19 :

    友きゅんは男の娘…なのか…?

    41 = 4 :

    DQN「おう、お前らもパンか」

    「まあな」

    DQN「オムソバならもう無ぇぞ」

    「出遅れたかー」

    「あ、ウインナーロール残ってる。ボクはこれにしようっと」

    「俺は……お、玉子サンド残ってる!」

    DQN「……」

    「すいません、玉子サンドとウインナーロール下さい」

    「まいどー」

    「はい。貸しだからね?」

    「ありがとな」

    「そうだ、せっかくだからDQN君も一緒に食べようよ」

    DQN「……」

    「DQN?」

    DQN「あ、ああ? 良いぜ、テラス行って食おうぜwwwwww」

    42 = 27 :

    一瞬法テラスかと思った

    43 = 4 :

    ―テラス―

    「んーっ、日差しが暖かくて気持ちー」ノビー

    「暖房も効いてるから眠くなるわぁ」

    DQN「この時間は丁度日が入るからなwww昼寝には最適だぞwwww」

    「昼寝はご飯食べてからだね……ふぁ……」

    「だな。早く食おう」

    DQN「おうwwww」

    44 = 4 :

    「ウインナーロールおいしい」モグモグ

    カダイヤッタ? トモキュンガウインナーヲ!? キノウテレビデサー ヘー オレモモグモグサレテェ

    「なんかガヤに紛れて変な話が聞こえた気がする」モグモグ

    「気のせいだよ」

    「そうだな」

    DQN「……」

    「食わないのか?」

    DQN「あ、いや、食うに決まってんだろ」

    「……」

    (兄の事、気にしてるみたいだね。さっきの事を話すチャンスかな)

    45 :

    追いついてしまった
    はよ

    46 = 4 :

    DQN「……お前、すげえわ」

    「は? どうしたんだよ、突然」

    DQN「俺、彼女居るんだけどよ、同じ事されたらすっげー荒れてると思うんだわ」

    (そう来たか)

    DQN「なのに何も無かったみたいに出来んだもんな。すげぇよ、ホント」

    「……ただの振りだよ」

    DQN「あ?」

    「何でも無い振り。ただ格好付けてるだけなんだ、俺は……」

    「キツく無い訳……無いじゃん……ッ」

    DQN「わ、わりぃ……」

    47 = 27 :

    48 = 4 :

    「俺の方こそごめん。何か、駄目だな、俺……」ハハハ

    DQN「んな事ねぇよ」

    「はは……ありがとな、気使ってくれて」

    DQN「気にすんなって」

    「あ、あのさ」クイクイ

    DQN「ん?」

    「さっきね、実は……」ヒソヒソ

    DQN「……!?」

    「何二人でこそこそ話してんだよ、寂しいだろ!」

    DQN×トモ ソウイウノモアルノカ! オトコドウシデフケツー

    49 :

    DQNいい奴だな

    50 = 4 :

    DQN「兄」

    「な、なんだ」

    DQN「何かあったら俺を頼れよ」

    「お、おう」

    「友、何吹き込んだんだよ」ヒソヒソ

    「秘密ー」

    DQN「しっかしパンだけじゃ足んねぇな、帰りにラーメン食っていかね?」

    「あ、わりぃ、今金欠なんだわ」

    DQN「しゃーねーな、奢ってやんよwww」

    「よっぽど連れて行きたいみたいだね」

    DQN「おう! 行き付けの旨い店があんだわwww三人で行こうぜwwwww」

    「奢りと聞いたら行くしか無いな」

    DQN「おっし、味噌な。味噌がクソ旨いんだ、あの店www」

    「はは……」


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