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元スレP「律子に甘やかされる年末の日々」
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P「はは、そりゃ当たり前だ」
P「応援してるアイドルのライブに行けないのは辛いからな」
律子「あ……」
P「もちろん律子の応援も……律子?」
律子「その……すみませんでした。そして、ありがとうございました」
律子「プロデューサーはやっぱり、さすがです」
P「その話か……」
律子「あのあと伊織にはキツく言っておきましたから」
P「そ、そう? でもまあこれから気をつければ」
律子「あなたが何故ブロマイドを持ち歩いていたのかも私はとがめません」
P「そ、そう!?」
律子「何より私……自分が情けないんです」
P「……」
P「応援してるアイドルのライブに行けないのは辛いからな」
律子「あ……」
P「もちろん律子の応援も……律子?」
律子「その……すみませんでした。そして、ありがとうございました」
律子「プロデューサーはやっぱり、さすがです」
P「その話か……」
律子「あのあと伊織にはキツく言っておきましたから」
P「そ、そう? でもまあこれから気をつければ」
律子「あなたが何故ブロマイドを持ち歩いていたのかも私はとがめません」
P「そ、そう!?」
律子「何より私……自分が情けないんです」
P「……」
律子「プロデューサーは、私の適応力とか、洞察力を褒めるかもしれないけど」
律子「違うんですよ」
律子「私はただ、性格が悪いだけなんです」
P「律子……」
律子「相手のことを把握して、掌握しないと不安でしょうがなくて」
律子「無意識のうちに支配下に置きたいと思ってるんです」
律子「だからああいう未知の存在が、怖くて」
P「……」
P(前例のない、突発的な事態には弱く)
P(腰を据えた分析は右に出る者なし……律子はそういうタイプだ)
律子「違うんですよ」
律子「私はただ、性格が悪いだけなんです」
P「律子……」
律子「相手のことを把握して、掌握しないと不安でしょうがなくて」
律子「無意識のうちに支配下に置きたいと思ってるんです」
律子「だからああいう未知の存在が、怖くて」
P「……」
P(前例のない、突発的な事態には弱く)
P(腰を据えた分析は右に出る者なし……律子はそういうタイプだ)
律子「あなたに対してもそう……」
律子「どこかであなたに対して、掌握して、優位に立とうとしてる自分がいる」
律子「そんな私に、嫌気が差したのかなって……」
P「え……」
P(律子も、悩んでたのか?)
P(俺と同じように?)
P「っ、律子」
律子「でも、そういう自分を一番理解しているのは自分自身です」
律子「どこかであなたに対して、掌握して、優位に立とうとしてる自分がいる」
律子「そんな私に、嫌気が差したのかなって……」
P「え……」
P(律子も、悩んでたのか?)
P(俺と同じように?)
P「っ、律子」
律子「でも、そういう自分を一番理解しているのは自分自身です」
律子「欠点は欠点として受け止めて。悩んでくよくよしているつもりはありません」
律子「苦手だから逃げてるんじゃ一生そのままですしね」
律子「止まるつもりもありません。だって、この仕事が楽しくてしょうがないから」
P「うん……」
律子「彼女たちの魅力をどうやれば引き出せるか、考えて、成功したときの喜びは格別です」
律子「……えぇと、話が逸れちゃいましたね」
律子「つまりその、プロデューサー」
P「うん?」
律子「私は、あなたのことを愛しています」
律子「苦手だから逃げてるんじゃ一生そのままですしね」
律子「止まるつもりもありません。だって、この仕事が楽しくてしょうがないから」
P「うん……」
律子「彼女たちの魅力をどうやれば引き出せるか、考えて、成功したときの喜びは格別です」
律子「……えぇと、話が逸れちゃいましたね」
律子「つまりその、プロデューサー」
P「うん?」
律子「私は、あなたのことを愛しています」
P「は、はいっ!?」
律子「好きです。だいすき。死ぬほど好き」
律子「そして、誰よりもあなたことを尊敬しています」
律子「この気持ちは誰にも負けない」
律子「欠点も克服して、強さに変えてやります」
律子「あなたに見損なわれないように」
P「……」
律子「だからプロデューサーも……変なことで悩まないでくださいね」
律子「私をリードしようとか、男らしくとか考えて、無理をしないで」
律子「いつだってあなたは……私の目標なんですから」
律子「好きです。だいすき。死ぬほど好き」
律子「そして、誰よりもあなたことを尊敬しています」
律子「この気持ちは誰にも負けない」
律子「欠点も克服して、強さに変えてやります」
律子「あなたに見損なわれないように」
P「……」
律子「だからプロデューサーも……変なことで悩まないでくださいね」
律子「私をリードしようとか、男らしくとか考えて、無理をしないで」
律子「いつだってあなたは……私の目標なんですから」
P「………」
P「ありがとう。あと、ごめんな」
P「俺も律子を無意識のうちに傷つけてた。律子がそんな風に思ってくれてたなんて……」
P「……」
律子「泣いてるんですか?」
P「な、泣いてない!」
律子「ふふっ……よしよし」ナデナデ
P「くそ、そっちがその気なら……年を越すまでにはって思ってたし」
律子「?」
P「律子、これ」
P「指輪だ」
P「ありがとう。あと、ごめんな」
P「俺も律子を無意識のうちに傷つけてた。律子がそんな風に思ってくれてたなんて……」
P「……」
律子「泣いてるんですか?」
P「な、泣いてない!」
律子「ふふっ……よしよし」ナデナデ
P「くそ、そっちがその気なら……年を越すまでにはって思ってたし」
律子「?」
P「律子、これ」
P「指輪だ」
律子「―――っ!」
P「いやあの、今すぐにってわけじゃないんだ」
P「いつか二人とも落ち着いて、余裕ができて、よし今だって思えるようになったら」
P「俺と……結婚してくれないか?」
律子「……もしかして」
律子「最近お昼ご飯を抜いてたのって……」
P「まあ……」
律子「そんなことでもらった指輪で、私が喜ぶと思ってるんですか……」
律子「わたしがよろこぶと、思ってるんですかっ……ぐすっ」
律子「うううぅっ、うええっ、ぐすっ、ぷろでゅーさぁあっ……!!」
P「いやあの、今すぐにってわけじゃないんだ」
P「いつか二人とも落ち着いて、余裕ができて、よし今だって思えるようになったら」
P「俺と……結婚してくれないか?」
律子「……もしかして」
律子「最近お昼ご飯を抜いてたのって……」
P「まあ……」
律子「そんなことでもらった指輪で、私が喜ぶと思ってるんですか……」
律子「わたしがよろこぶと、思ってるんですかっ……ぐすっ」
律子「うううぅっ、うええっ、ぐすっ、ぷろでゅーさぁあっ……!!」
あああああああああああああああああああ
かわいいいいいいいいいいいいいいいいい
かわいいいいいいいいいいいいいいいいい
ぎゅっ
P「大丈夫だ。ほとんど俺の貯金からだから」
P「いつかこういう時のためにって、コツコツためておいたお金だ」
律子「ううっ、プロデューサー、ぷろでゅーさぁあ」
P「俺、律子がいないと駄目みたいだ」
P「こんなダメ男に尽くしてくれる律子が、目標に向かってひた走る律子が好きだ」
P「律子しか考えられないんだ」
律子「……」
P「俺も見捨てられないように頑張るから……だから……?」
律子「もう、言葉はいいですから」
P「大丈夫だ。ほとんど俺の貯金からだから」
P「いつかこういう時のためにって、コツコツためておいたお金だ」
律子「ううっ、プロデューサー、ぷろでゅーさぁあ」
P「俺、律子がいないと駄目みたいだ」
P「こんなダメ男に尽くしてくれる律子が、目標に向かってひた走る律子が好きだ」
P「律子しか考えられないんだ」
律子「……」
P「俺も見捨てられないように頑張るから……だから……?」
律子「もう、言葉はいいですから」
P「言葉はいいって……」
P「こういうことか?」
律子「ん、よろしい」ニコッ
P「はは、やっぱり律子は律子だな」
律子「プロデューサーだって、プロデューサーです……」
P「……律子、好きだ」
律子「私も、愛してます」
「ん……」
P「こういうことか?」
律子「ん、よろしい」ニコッ
P「はは、やっぱり律子は律子だな」
律子「プロデューサーだって、プロデューサーです……」
P「……律子、好きだ」
律子「私も、愛してます」
「ん……」
「――にっしっし!!」
律子「!!??」バッ!
P「あ」
亜美「いやぁ~~~こんれまぁ、いいもの見させていただきやしたでぇホンマに!」
伊織「見ててこっちが恥ずかしくなるくらいのね……」
あずさ「ご結婚おめでとうございます~、あと、あけましておめでとうございます~」
律子「みみみっ、みんなっ、いつから!?」
亜美「『プロデューサぁん、私を抱いてぇん』から」
律子「言ってないわよそんなこと!」
伊織「『私はただ性格が悪いだけ』ってとこから」
律子「ほぼ全部じゃないのよおっ!!」
律子「!!??」バッ!
P「あ」
亜美「いやぁ~~~こんれまぁ、いいもの見させていただきやしたでぇホンマに!」
伊織「見ててこっちが恥ずかしくなるくらいのね……」
あずさ「ご結婚おめでとうございます~、あと、あけましておめでとうございます~」
律子「みみみっ、みんなっ、いつから!?」
亜美「『プロデューサぁん、私を抱いてぇん』から」
律子「言ってないわよそんなこと!」
伊織「『私はただ性格が悪いだけ』ってとこから」
律子「ほぼ全部じゃないのよおっ!!」
P「『あけましておめでとう』って……そうか、いつの間にか年明けてたのか」
律子「ちょっとプロデューサー!! もっと動揺していいはずです!」
P「いや、俺は途中から気づいてて。あっちに春香と千早も」
律子「へ?」
春香「律子さん……諦めたほうがいいですよ、こういう人ですから」
千早「ねえ、これってもしかしてプロデューサー……」
律子「気づいてて……あんな台詞をぺらぺらと?」
P「……まあ」
律子「し、しししっ、しんじられないっ、ばかぁっ!!」カァアアア
律子「ちょっとプロデューサー!! もっと動揺していいはずです!」
P「いや、俺は途中から気づいてて。あっちに春香と千早も」
律子「へ?」
春香「律子さん……諦めたほうがいいですよ、こういう人ですから」
千早「ねえ、これってもしかしてプロデューサー……」
律子「気づいてて……あんな台詞をぺらぺらと?」
P「……まあ」
律子「し、しししっ、しんじられないっ、ばかぁっ!!」カァアアア
P「!! や、やった……やったぞ! お前たち今見たか!?」
P「小鳥さん録画してましたか!?」
小鳥「ばっちりです! 結婚式のムービーはお任せくださいっ」
P「俺はついに……律子を恥ずかしがらせることができたぞぉおお!!」
P「いやぁ苦節一ヶ月弱、長いようで、うん、やっぱり短かったな」
P「でもこの喜びは……」
律子「………」
P「よろこびは」
春香「………」
千早「………」
P「ごめんなさい」
P「小鳥さん録画してましたか!?」
小鳥「ばっちりです! 結婚式のムービーはお任せくださいっ」
P「俺はついに……律子を恥ずかしがらせることができたぞぉおお!!」
P「いやぁ苦節一ヶ月弱、長いようで、うん、やっぱり短かったな」
P「でもこの喜びは……」
律子「………」
P「よろこびは」
春香「………」
千早「………」
P「ごめんなさい」
律子「プロデューサぁあ……」
P「ヒッ、り、律子待て……あれ、最近こういうシチュエーションあったけど、あれは天国で」
律子「こっちは地獄ですねぇ……」
P「ひぃいいい!!」
律子「今年もヨロシクオネガイシマス……ネェエエッ!!!」ギュウウウウッ!!
P「ぎゃぁあああネクタイっ、首しまるぅううう!!」
ギャーギャー!
亜美「ねーねーはるるんっ、このあとほかのみんなも誘って、一緒に初詣行かない?」
春香「わあっ、私も同じこと考えてた! 千早ちゃんもいこっ?」
千早「ええ……行きましょうか」
P「ヒッ、り、律子待て……あれ、最近こういうシチュエーションあったけど、あれは天国で」
律子「こっちは地獄ですねぇ……」
P「ひぃいいい!!」
律子「今年もヨロシクオネガイシマス……ネェエエッ!!!」ギュウウウウッ!!
P「ぎゃぁあああネクタイっ、首しまるぅううう!!」
ギャーギャー!
亜美「ねーねーはるるんっ、このあとほかのみんなも誘って、一緒に初詣行かない?」
春香「わあっ、私も同じこと考えてた! 千早ちゃんもいこっ?」
千早「ええ……行きましょうか」
あずさ「うふふっ、今年も良い年になりそうだわ~」
伊織「どうかしらね……騒がしいだけじゃないの?」
小鳥「素直じゃないのねぇ、お神酒でべろんべろんに酔わせて、ぐへへ」
伊織「なっ! ちかよるな変態っ!」
律子「………」サスサス
P「律子、大丈夫だよ、ありがとう……」
P「今年もよろしくな」
律子「……今年だけじゃなくて、ずっと」
P「ああ、ずっと。こうしてそばにいてほしい」
P「……たまには甘やかしてくれてもいいぞ?」
律子「ふふっ、まったく」
「……私がいないとダメなんですから」
おしまい
伊織「どうかしらね……騒がしいだけじゃないの?」
小鳥「素直じゃないのねぇ、お神酒でべろんべろんに酔わせて、ぐへへ」
伊織「なっ! ちかよるな変態っ!」
律子「………」サスサス
P「律子、大丈夫だよ、ありがとう……」
P「今年もよろしくな」
律子「……今年だけじゃなくて、ずっと」
P「ああ、ずっと。こうしてそばにいてほしい」
P「……たまには甘やかしてくれてもいいぞ?」
律子「ふふっ、まったく」
「……私がいないとダメなんですから」
おしまい
読んでくださった方、支援、保守、ありがとうございました
イケメン律子流行れ
イケメン律子流行れ
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