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    元スレ桐乃「クリスマスに京介を落としてみせる」

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    タグ : - 俺の妹がこんなに可愛いわけがない + - 勇者 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ―――桐乃の部屋

    桐乃「はぁ……どうしよう」

    桐乃「いつ京介をデートに誘うか悩んでたら、いつの間にかクリスマス間近になっちゃった……」

    桐乃「う~、ヤッバいなぁ」

    桐乃「先約があったらどうしよう……てか、どうやってこの話を切り出そう……」

    桐乃「うーん……そだ」

    桐乃「………まずは新作のエロゲーの話をして、そっからさりげなく話題を振ればいいよね」

    桐乃「それでデートの約束できたら、アキバあたりに誘って………あとは」

    桐乃「………」

    桐乃「……よしっ!よぉーっし!」

    桐乃「いくぞーッ!!」

    2 :

    あやせまだか?

    4 :

    俺妹SSまってた

    5 :

    桐乃モノだぁ!
    超期待!

    7 :

    珍しいな

    8 :

    俺の桐乃きたあああああああああ

    9 = 1 :

    ――――

    俺の名前は高坂京介。自分でいうのもなんだが、ごく平凡な男子高校生である。
    平凡を愛し普通の人生を送るため、なるべく無難な選択肢を選んできたつもりだったのだが………
    去年の夏、妹からされた人生相談をきっかけに俺の人生は大きく変化することになる―――

    ――まあ、前置きはこのあたりにしておこう。そろそろ本題に入らないとな。
    今日は12月20日。あと数回寝ればクリスマスイヴだ。
    俺はここ数日、自分が誰とクリスマスイヴを過ごしたいのか考え続けていた。

    俺が出した答えは―――

    ………と、説明するより会いに行ったほうが早いな。
    じゃあ、さっそくデートに誘いに行くとしよう。

    ちょっと緊張してきたな………

    10 :

    桐乃prpr

    11 :

    黒猫マダー?

    16 = 1 :

    ――――

    ノックをする直前にドアが開き、そいつが現れた。


    桐乃「あ…………」

    京介「よ、よう」

    桐乃「えっと………どしたの?……なんか用?」

    京介「いや、別にたいした用じゃねぇんだけど。おまえが何してるかなーと思ってさ」

    桐乃「ふ、ふうん。……実はあたしも今からあんたの部屋に行くところだったんだよね」

    京介「へぇ……そりゃ偶然だな」

    桐乃「うん。……だよね。…まあ、中入れば?」

    京介「お、おう」

    17 :

    原作って今も黒猫押しのままなん?

    18 = 11 :

    >>17
    結構黒猫路線はフェードアウトした

    19 = 5 :

    11巻はどっちかっていうと桐乃VS麻奈実って感じだよな

    20 = 1 :

    ―――桐乃の部屋

    相変わらず甘い匂いのする部屋だ。
    なんかこう……落ち着かない気分になる………
    さて、どう切り出したものか……と、考えていたところ桐乃が拍手を打って
    「あっ、そうだ」となにか思い出したように隠し収納スペースを漁り始めた。

    桐乃「これこれ!あんたにオススメの新作あるんだけどさ――」

    京介「言っておくがエロゲーならやらんぞ」

    桐乃「はぁッ!?パッケージも見ていないうちから何言っちゃってるワケ?」

    京介「どうせ、妹ものの新作エロゲーだろ?見なくてもわかるっつーの」

    桐乃「そ、そうだけど!!でもでもっ」

    京介「……んじゃあ、見るだけな」

    桐乃「にひひ~、パッケージ見たらぜったいやりたくなるよ~」

    21 :

    天使か

    22 = 17 :

    >>18,19
    ありがとう

    24 = 1 :

    「じゃーん」と自慢げに見せびらかしてくる桐乃。


    京介「うっ、これは!」

    桐乃「ヤバくないっ!?可愛すぎじゃない!?」

    京介「いやまあ……たしかに可愛いとは思うんだが…」

    京介「な、なんだ、この【悪戯サンタ~待っててね♪マイシスター~】っつう邪悪なタイトルは」

    京介「……いったいどんな内容なのかさっぱり見当がつかねぇぞ」

    桐乃「寝てる妹の部屋に侵入してクリスマスプレゼントと称していろいろなイタズラをしちゃおうってゲーム」

    京介「ろくでもねぇゲームだなッッッ!!」

    25 = 5 :

    悪戯サンタw
    お茶吹いたw

    26 :

    落とし穴に落としてやる!

    27 = 1 :

    エロゲーのパケ裏を見ると………兄が妹の靴下で●●●●してるシーンなどが描かれていた。
    この妹ヒロインは靴下の中に、プレゼントの代わりに兄のアレがたっぷり入ってるとは想像もできないだろうよ………。
    サンタさんからのプレゼントを楽しみに靴下をぶら下げてる妹に酷なことする変態サンタ(もとい兄)であった。

    ……ひでぇ話である。実にひでぇ話である。

    俺が黄昏ている間も「でねっ、選んだ行動によって毎回違ったシチュでシナリオが進むんだけどさぁ!」
    などと、延々と続く桐乃からの解説を俺は中断するべく、うんざりと言った。

    28 :

    早く言えよ

    29 = 5 :

    バイト始まるからお前ら保守しとけよ

    30 = 1 :

    京介「あ~、わかった。このゲーム貸してくれたら今度やっとくから」

    桐乃「なになに?興味出てきたワケ~?」

    京介「まあな」

    桐乃「にひひ~!仕方ないなぁ。じゃあ貸してあげるから絶対コンプしてよね?」

    京介「へいへい。わかりましたよ」


    多分やんねーけど。


    京介「そういや、おまえの用事ってなんだったんだ?」

    桐乃「あたしの用事?」

    京介「いや、おまえ俺に用があって俺の部屋に来るところだったんだろ?」

    桐乃「あ、あ~……まぁ、たいしたことじゃないんだけど、さ」

    桐乃「もうすぐクリスマスじゃん?……あんたはどうするのかなー………って」

    京介「あ……ぷっ――ハハハッ」


    なんだ……こいつも俺と同じだったんだな。
    どう切り出すか、緊張してたのが馬鹿らしくなってきたぜ。

    31 :

    ふむ

    33 = 1 :

    桐乃「な、なに?なんで笑ってんの?」

    京介「はは……いや、おまえも俺と同じ用事だったんだなって思ってさ」

    桐乃「同じ?じゃ、じゃあアンタも――それであたしの部屋に来たってこと?」

    京介「おうよ」

    桐乃「ふうん。そっか……あんたも同じだったんだ」

    京介「桐乃……クリスマスどっか行くか?」

    桐乃「うん!」

    京介「決まりだな。どっか行きたいとこあるか?」

    桐乃「んー………京介の行きたいとこでいいよ」

    京介「むぅ……」

    34 :

    桐乃にしては素直だな

    35 = 1 :

    またか………
    こいつの場合は本当にどこでもいいわけじゃない。
    桐乃の行きたいところを当ててみなさいというゲームなのだ。
    女っつーのはしちめんどくさい生き物である。

    まあ――こう見えて俺は妹様の傾向を、この一年と半年で学んできたつもりだ。
    ここは、おそらくこの答えで間違いないはずだ。


    京介「そうだな。まず渋谷でショップを見て、ライブ見て――ってのはどうだ」

    桐乃「却下」

    京介「即答!?」

    36 :

    大人しく死ね
    糞猫共々死ね

    38 = 1 :

    桐乃「バカじゃん?それ去年のクリスマスであたしが教えてあげたコースっしょ」

    桐乃「もうちょっと自分で考えてよ」

    京介「そ、そうだな………」

    京介「ん~、……じゃあアキバはどうだ?」

    桐乃「アキバか~!………うん、悪くないかもね!」

    京介「よっし。じゃあアキバでいいな」

    桐乃「オッケー。デートプランちゃんと考えてきてよね?」

    京介「おう、ちゃんと考えとくよ。デートだもんな」

    桐乃「……ん。楽しみにしてるから」

    京介「任せとけ」

    40 :

    地味子マダー?

    41 :

    アニメで見てきりりん可愛いんだけど
    原作読むべき?

    42 = 1 :

    こうして、俺は無事に妹とクリスマスデートの約束をしてきたわけだ。
    大切な妹と一緒にクリスマスイヴを過ごす。
    なかなか悪くない答えを選んだんじゃないかと思う。
    かつての俺だったらまず選ばない選択肢だったのだろうが――今はそうじゃない。

    とまあ、ここまでは無事に物語が進んできたわけだが
    俺が今、自分の部屋で何をしているかというと………

    ―――非常に気まずい思いをしていた……

    43 = 1 :

    『きょ、京介……大好き』

    ………壁越しに桐乃の声が聞こえてきたからだ。
    いったい何をやってるんだあいつは?
    今、とんでもない爆弾発言が聞こえた気がするが……

    ……俺の聞き間違いか?

    『……えと、こっちの方がいいかな……あいつシスコンだし』

    『あのね、あたし…兄貴のこと……好きなんだ』

    44 = 23 :

    桐乃ssはデレた瞬間つまんなくなるな不思議や

    45 = 1 :

    ……………………。
    俺は自分の頬が真っ赤になっていくのを感じていた。
    つうか、何!?
    こいつ、やっぱり俺のこと好きだったの?

    『うーん……もう少し可愛く言った方がいいのかなぁ……』

    『あたしね……お兄ちゃんのこと……大好きだよ』

    ぐはぁッッッ!!!!
    ………い、いまのは効いたぜ。危うく意識が飛びかけたぞ………
    俺は桐乃の『お兄ちゃんのこと……大好きだよ』という台詞を脳内でリピートしていた。

    い、いかん!
    このままでは、妹の声を盗み聞きしている変態兄貴そのものだ。
    俺はかぶりを振って壁から耳を離そうとした。
    ―――と、その時

    『んっ……ん、くぅ……』

    47 :

    いいぞ、もっとやれ

    48 = 1 :

    桐乃の甘い声が聞こえてきて俺は壁から耳を離せなくなってしまう。
    な、ななななにをやってるんだ!?
    まさか……まさか……

    桐乃『あんっ……だめ…きょーすけ』

    桐乃『はぁ、はぁ……んっ!…あ、んっ………んん~ッ!!』

    京介「………」

    桐乃『……や、やばっ…変になりそう……っん!……ん、あッ』

    京介「………」

    桐乃『だ、だめっ…んっ、くぅ………んん』

    京介「……ゴクリッ」

    49 :

    パンツ脱いだ

    50 :

    パンツくんかした


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