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    元スレ小鳥「私がちょろいという風潮!」

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    51 :

    いいね

    52 = 48 :

    千早…

    53 :

    >>41
    \かわいいっ!/

    54 :

    支援したいのにプロバ規制ががが

    55 = 29 :

    可愛いというよりやりたい

    56 :

    >>53
    ぴよちゃん可愛いのにPにイラッとくる

    57 = 1 :

    P(な、何か間違ったことを言ってしまったのかな? 怒らせたか……?)

    P「あ、あのさ、千早……」

    千早「……ふふっ」

    P「え」

    千早「心配しなくても大丈夫ですよ、プロデューサー」クルッ

    P「……大丈夫?」

    千早「ええ。私、怒ったりなんてしていませんから」

    P「……なあ、俺ってそんなに、感情が顔に出やすいかな」

    千早「顔を見なくてもわかります。実際に、いま私は、あなたのことを見ていなかったでしょう?」

    P「あ、ああ……確かに」

    千早「声の調子だけで……私のことを気遣ってくれているということは、伝わってきましたから」

    P「……本当に、変わったよ。魅力的になった」

    千早「お、お世辞は結構ですっ」

    58 = 1 :

    P「千早、今日の予定は終わったのか?」

    千早「はい、収録も終わりましたから……」

    P「このあとは、プライベート?」

    千早「そうですね。春香と、出かけることになっているんです」

    P「そっか……それじゃあ、楽しんでおいで」

    千早「ええ。……それでは」



    P(……恋に憧れる気持ち)

    P(真と千早では、形は違うものではあったけど……)

    P(彼女達にとっては、かけがえの無い、大切な気持ちなんだろうな)

    59 :

    支援は紳士のつとめ

    60 = 1 :

    P(俺は……? 俺は、どうなんだろう)

    P(俺が音無さんに恋する、この気持ちは……)


    『……プロデューサーさん! 今日もファイト! ですよ!』


    P(俺はただ……、優しくて、笑顔が素敵で……そんな音無さんに、憧れて)

    P(でも、それは……──)




    千早「……あ……プロデューサー!」

    P「ん? ど、どうした?」

    千早「頑張ってくださいね。私も、応援していますから!」

    P「え……」

    千早「ふふっ……それでは、失礼します」

    P「ちょ、ちょっと、千早!?」

    61 = 1 :

    ──────
    ────
    ──


    「プロデューサー! おっつかれさまでーっす!」

    P「あ、ああ……」

    「どうでしたかっ? 今日のボクの仕事っぷりは!」

    P「……うん、とても良かったよ。これでファン増加間違いなしだ!」

    P(本当のこと言うと、千早と話してる間は見てなかったんだけど……)

    P(……でも、この嬉しそうな真の顔を見れば、わかる。最高の仕事が出来たみたいだな)


    P「あっはっは! この調子でいけば、真がトップアイドルになる日も遠くないかもな!」

    「本当ですかっ!? へへっ、やーりぃっ!」

    63 = 1 :

    【帰りの車内】

    ブロロロ……

    P「……そういえばさっきさ、千早に会ったんだ」

    「千早? へー、今日は同じとこで仕事してたんですね」

    P「うん。それで……ちょっと真に聞きたいことがあるんだけど」

    「なんですか?」

    P「……千早って、俺が音無さんに好意を持っているってこと、知ってる?」

    「……うーん、どうかなぁ」

    P「……」

    「ボクがそういう話をするのは、春香と雪歩の前だけですし……すみません、わからないです」

    P「そ、そっか。あ、いや、いいんだ。ちょっと気になっただけだから」


    P(ということは、千早はやっぱり、俺の感情を読み取って……?)

    P(……いやいや、あれくらい話しただけでそこまで筒抜けだなんて、認めてたまるか!)

    P(まぁこの件については、今度また千早に聞いてみるとしよう……)

    64 = 1 :

    【765プロ事務所】

    P「……っていう感じで、来週もよろしく頼むな」

    「はいっ!」

    P「それじゃあ、連絡するのもこれくらいだし……あ、ジャンケンでもするか?」

    「おっ、いいですね! へへっ、今日でついに30連勝!」

    P「あっはっは! 俺だって負けな──」

    ガチャ

    小鳥「ただいま戻りましたー……あら?」

    P「お、おおっ、音無さんっ! お、お帰りなさい!」ガタッ

    小鳥「ふふっ、お疲れさまです」

    「それじゃあプロデューサー、小鳥さん! お疲れさまでしたーっ!」タタッ

    P「えぇっ!? お、おい真、ジャンケンするんじゃ……」

    「……プロデューサー、ガンバってくださいねっ!」ヒソヒソ

    P「…………う、うむ……」

    小鳥「……? なんだか、あわただしいですねぇ」

    66 = 1 :

    P「……」

    小鳥「……~♪」ガサゴソ

    P「……音無さん、買出しに行ってたんですか?」

    小鳥「ええ。トイレの蛍光灯と、あとお茶っ葉と、コーヒー豆と……」

    P「そ、そうですか……あっ、俺、蛍光灯替えてきますよ!」

    小鳥「えっ? いいんですよ、私がやっておきますから」

    P「でも音無さん、いつも脚立に乗るたびにプルプルしてるじゃないですか」

    小鳥「そ、それは~……」

    P「ほら、貸してください」

    小鳥「……ふふっ、ありがとうございます♪ それじゃあ、お言葉に甘えちゃいますね」

    P「ええ! まかせといてください!」



    P(……カッコつけるという理由が半分)

    P(何を話したらいいかわからないから逃げた、という理由が半分……)

    P(……情けないな。思春期の中学生かよ……)

    67 = 1 :

    【トイレ】

    P「さて、と……」

    ガタンッ

    P「……」キュ、キュ……

    P「……はぁ~……なんだかなぁ……」

    P「ダメもとで、もう一回飲みにでも……いやいや、それでしつこい男だなんて思われたら」

    P「そもそも音無さんは俺を気遣ってああ言ってくれたわけだし、それを無碍にするなんて……」

    P「うーん……」


    『──ちゃんっ! いまトイレは……』

    『も、もう、限界なのですっ! お願いですっ、止めないでくださいっ!』


    P「……ん? なんだろう、なんだか騒がしいような──」

    ガチャッ

    貴音「あ」

    P「お」

    68 :

    ひいいいいいいとりひいいいいいい

    69 = 1 :

    貴音「……」プルプル

    P「……お、おつかれ、貴音。今帰りか?」

    貴音「え、ええ……お疲れさまです……プロデューサー」プルプル

    P「えーっと……あ、悪い、いま蛍光灯替えてるからさ」

    貴音「……そのよう……ですね……」プルプル

    P「もーちょっと待ってくれな。うーっしょっと……」キュ

    貴音「…………」プルプル

    P「うーん、なかなかうまく嵌らないな……これほんとにサイズ合ってるのか?」

    貴音「プロデューサー……まだ、でしょうか……?」プルプル

    P「ああ、ごめんごめん、いま──」

    貴音「プロデューサー! いえ……あなた様っ!!!」

    P「え!?」

    貴音「……! ……!」

    P(とても真剣な目をしている)

    70 :

    どいてやれよww

    71 :

    かわいい

    72 = 1 :

    貴音「……おねがいでございまず……」

    P「へ? ……お、おい貴音、お前泣いて」

    貴音「そのようなことはどうでもよいではないですか! どうが、どうか……!」

    P「う、うん……」

    貴音「今すぐ、ここから出て行ってくださいませ……!!」

    P「え、でも……まだ蛍光灯替えてな」

    貴音「あなた様っ!!! 事は一刻を争う事態なのです!!!」

    P「ははいっ! ただいまっ!」

    ガタガタッ

    タッタッタ……

    73 = 11 :

    ああ、尻を叩いたようにみえるな

    74 = 1 :

    バタン……

    P(──あんな表情の貴音を見たのは、初めてだったな……)

    P(フフ……いつもはポーカーフェイスというか、何を考えているかわからないときもあるけれど……)

    P(意外な一面ってやつ、か……。うん、ああいう表情も、悪くないな……)

    コンコン

    『……あなた様』

    P「え? 貴音?」

    『……、やはりまだそこにいたのですね……』

    P「うん……」

    『……どいてください』

    P「えーっと……ああそっか、ここにいたら音が」

    『……。……あの、小鳥嬢を……呼んできては、いただけないでしょうか……』

    P「音無さん?」

    『……暗いところで一人でいると、私、落ち着かなくて……その、用を……』

    P「なるほど……わかった、今呼んでくるよ」

    75 = 70 :

    やよい(デリカシーの無い人は恋愛とかそれ以前だと思いますぅ)

    76 = 1 :

    ──────
    ────
    ──


    ジャー……

    ガチャッ


    貴音「……」

    小鳥「た、貴音ちゃん。許してあげて、プロデューサーさんも悪気があったわけじゃ……」

    貴音「…………」

    P「……あの……」

    貴音「いけずどころの話ではありません」

    P「え」

    貴音「……う、うぅ……」

    P「貴音……」

    P(貴音が涙を流している……どうして、こんなことに……)

    77 = 1 :

    P「貴音……ごめんな。よく考えたら、デリカシーがなかったよ」

    貴音「よく考えなくても、わかっていただきたかったところです……」

    P「うん……」

    貴音「……」

    P「あ、そ、そうだ! お、お詫びに今から何か、食べにいくか? 奢るぞ」

    貴音「プロデューサー」

    P「はい……」

    貴音「私がいつでも、食べ物で釣られると思われているのであれば、それは間違いというものですよ」

    P「そのとおりです……」

    貴音「……これは……、私からあなた様に、説教をしなくてはなりません」

    P「説教?」

    貴音「ええ。しばしの無礼をお許しくださいね」ゴゴゴ

    P「……ああ」


    P(当然だな……ここまで怒らせてしまったのだから……)

    78 = 48 :

    お尻ちんかわええー

    79 = 54 :

    お漏らちん

    80 :

    間に合わなかったのか

    81 = 1 :

    貴音「……小鳥嬢」

    小鳥「え、私? な、なにかしら……」

    貴音「私とプロデューサーは、今から少々席を外します」

    小鳥「ああ、お説教に行くのね……」

    貴音「ええ。らーめんを食べながら、色々と話すことにしますので……それでは」

    P・小鳥「「えっ」」

    貴音「……?」

    P「……ラーメン、食べにいくのか?」

    貴音「先ほど、奢る、と……そう仰ったではないですか」

    P「そ、そうだけど……」

    貴音「ふふふっ……♪ では、参りましょう!」

    P「……ああ、わかった。いくらでもかかって来い!」


    P(それくらいで貴音の機嫌が直るなら、安いものだからな!)

    82 = 1 :

    朝ごはん食べる

    85 = 48 :

    らぁめんたべちい

    87 = 53 :

    いてらー

    88 = 1 :

    貴音「……」ちゅるちゅる

    P「……あのさ、貴音」

    貴音「……プロデューサー」

    P「え、なんだ?」

    貴音「物を食べているときは、誰にも邪魔されず、自由で……」

    貴音「なんと言ったら良いのでしょうか、救われてなければなりません」

    P「なんの話だ……?」

    貴音「つまり、静かに食べる、ということですよ」

    P「でも、説教するんじゃ……」

    貴音「私達には、まだいくらでも時間があります。話をするのは、そのあとでもよろしいかと」

    P「……」

    貴音「……」ちゅるちゅる……ごっくん

    P「……店員さん、この子に……とびっきりの替え玉を」

    店員「かしこまりましたー」

    貴音「うふふっ……ありがとうございます」

    89 = 70 :

    お姫ちんはラーメンを尋常じゃない量食べるからなぁ……

    そりゃあ出るもんも大量だろうし、匂いも……なぁ?

    90 :

    >>89
    肌も化粧無しだとヤバいんだろうな

    91 = 70 :

    >>90
    自分で言っといて何だけどお姫ちんは肌も髪もスベスベサラサラじゃい! 何かこう不思議パワーで!

    出るものは流石に、質量保存法則には勝てないと言うか、ね?

    92 = 1 :

    店員「あ、ありがとうございましたー……」

    ガララッ

    貴音「ご馳走様でした、あなた様」

    P「あ、ああ……」

    P(結局、諭吉が飛んでいくことになってしまった)

    P(それほど高い店でもないんだけどな……)




    貴音「さて……それでは、参りましょうか」

    P「え? どこに行くんだ?」

    貴音「……どこへでもいいのです。私とあなた様がいれば、それで……」

    貴音「話をするのに、それ以上の条件は必要ありませんから」

    P「……うん、そうだな」

    93 = 59 :

    支援は紳士のつとめ

    94 :

    小鳥さんはちょろ可愛い

    というか貴音でゴローとかワロタ

    95 = 70 :

    >>94
    そう言えば765と孤独のグルメのクロスSSあったけど、お姫ちん×ゴローが見たいな

    96 = 1 :

    テクテク……


    貴音「……」

    P「……なぁ、貴音。さっきは……ごめんな」

    貴音「……いえ。過ぎたことは、もういいのですよ」

    貴音「あなた様に悪気があったかどうかくらい、私にはわかります」

    P「……貴音……」

    貴音「……大切なことは、これから、あなた様がどうするか……でしょう?」

    P「……これから?」

    貴音「ええ」

    貴音「……仲違いを起こすことも、ささいなすれ違いを重ねてしまうことも、これまで、幾度もありました」

    貴音「その度に私達は、たくさんのことを話し合い、再び手を取り合ってきたではないですか」

    P「……そうだなぁ」

    貴音「ふふっ……そしてそれはきっと、これからもです」

    貴音「ですから、これくらいのことでいつまでも拗ねているような、弱い私ではありませんよ」

    97 = 1 :

    P「……もう、お前を泣かせたりしないよ」

    貴音「うふふっ……あなた様?」

    P「え?」

    貴音「いいですか、よく見ていてくださいね?」

    P「見るって、何を……」

    貴音「……」


    ポロポロ……


    P「っ!? え、な、なんで……」

    貴音「……」ゴシゴシ

    P「……貴音、どうしていま……涙を」

    貴音「……私の演技も、かなり上達したとは思いませんか?」

    P「……演技?」

    貴音「ええ。ふふふっ……いかがだったでしょうか」

    P「……あはは、すっかり騙されたよ」

    98 :

    お姫ちんの涙ペロペロ


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