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    元スレキョン「俺は今、人生の絶頂期にいるのかもしれない」

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    みんなの評価 : ★★
    タグ : - キョン + - 佐々木 + - 涼宮ハルヒ + - 涼宮ハルヒの憂鬱 + - 鶴屋さん + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    301 = 98 :

    朝比奈「―――どうも、こんにちは」

    鶴屋「やっほーい!!」

    キョン「朝比奈さん、鶴屋さん」

    鶴屋「へぇー、ふぅーん。キョンくん家の匂いってやっぱいいね!」

    キョン「な……!?」

    ハルヒ「鶴屋さん、ようこそ!」

    鶴屋「ハルにゃーん!!いやーきちゃったよー!!」

    キョン「一気に賑やかになったな」

    朝比奈「キョンくん、長門さんは?」

    キョン「それがまだなんですよ」

    朝比奈「そうですか。あの準備はできてますから、キョンくんが指示をだしてくださいね」

    キョン「本当にいいんですか?」

    朝比奈「はい。大丈夫っ。私もこれぐらいはさせて。長門さんにちゃんとしたお礼ってしたことがなかったから」

    キョン「助かります」

    キョン(長門が一番遅いっていうのも気になるな……。なんかあったんじゃないだろうな……)

    302 = 299 :

    しえん

    304 = 98 :

    「キョンくぅん」ギュゥゥ

    キョン「離れろって」

    古泉「長門さん、遅いですね」ギュッ

    キョン「手を握るな!!」

    鶴屋「ほんとだねー。もう集合時間は過ぎてるのにさ」ギュッ

    キョン「鶴屋さん……あの……そんな自然に腕を絡ませてこないでください……反応に困ります」

    朝比奈「キョンくん、わ、わたしもいいですかぁ?」ギュッ

    キョン「確認と同時じゃないですか……」

    キョン(この状況、日付が変わるまで続くのか……?)

    「……」

    キョン(あれ、森さんはなんともないのか?)

    ハルヒ「ハルヒダーイブ!!!」ドガッ

    キョン「いってぇな!!なにしやがる!!」

    ハルヒ「……」プイッ

    キョン(長門、早くきてくれ……)

    305 = 174 :

    森さんは歯ブラシとか盗んでると思う

    306 = 242 :

    ハルヒダイビングかわえええ

    309 = 98 :

    ―――ピンポーン

    「あ、有希ちゃんきたー!!」テテテッ

    ハルヒ「やっと来たのね。全く」

    古泉「これでイヴパーティーが始められますね」

    鶴屋「はやくあそぶっさー!!」

    朝比奈「……」

    キョン「朝比奈さん、そんなに緊張していたらバレますよ?」

    朝比奈「ご、ごめんなさい……」

    「キョンくぅーん。有希ちゃんじゃなくて、りょーこちゃん来ちゃったけどー?」

    キョン「……!?」

    古泉「それはまずいですね」ガタッ

    ハルヒ「……リョーコ?」

    キョン「ハルヒ、あのな……!!」

    朝倉「キョンくん、きちゃったっ」ヒョコ

    キョン(長門はどうした……長門は……)

    310 = 242 :

    しええええ

    311 = 220 :

    朝倉さんかわいいなあ
    きちゃったってなあ

    312 :

    「きちゃった…」ドゥフフフ

    313 = 98 :

    ハルヒ「朝倉涼子?!なんでここにいるのよ?!カナダに行ったんじゃないの?!」

    朝倉「久しぶり、涼宮さん」

    キョン「(朝倉!!お前がきてどうするんだ!!)」

    朝倉「(それが私たちのつくった情報封鎖の障壁が次々に破壊されて、大変なのよ。それで長門さんもがんばってるんだけど、もうすぐ佐々木さんはここまで来ちゃうわ)」

    キョン「(なに?!)」

    ハルヒ「……ちょっと、キョン。説明してくれるんでしょうね?」

    キョン「あ、えっと……」

    朝倉「年末だし日本に帰ってきたの。それでね、キョンくんの家でクリスマスパーティーがあるからって聞いて来たの」

    ハルヒ「誰から聞いたのよ」

    朝倉「長門さんだけど」

    ハルヒ「……有希なら仕方ないわね」

    キョン「(朝倉……佐々木とハルヒは会わせないようにしたほうがいいんだよな?)」

    朝倉「(私としては二人を会わせてどのような情報爆発が起こるのか見てみたいのだけど)」

    キョン「お前……!!」

    ―――ピンポーン

    314 :

    おもしろい
    情報支援体

    316 = 237 :

    寝ないといけないんだけど寝れないんだけど

    317 :

    >>316見ようぜ

    318 = 98 :

    「長門さんがいらっしゃったのではないですか?」

    ハルヒ「あたしが出るわ。全く、団長のあたしを待たせるなんて有希を叱らないと」

    キョン「待て、ハルヒ!!俺が行くから、お前は団長らしく座ってろ」

    ハルヒ「え、そう?」

    キョン「……」スタスタ

    キョン(長門が居ない所為なのか。それとも誰かがこの状況を願ったのか……)

    キョン(どちらにしてもハルヒにだけは……)ガチャ

    佐々木「やあ、キョン。来てしまったよ」

    キョン「佐々木。悪いが今は友達が大勢来ててな」

    佐々木「それは分かってる。玄関に並べられている多様な靴を見ればね」

    キョン「そういうわけだから、佐々木。この埋め合わせは今度……」

    佐々木「すぐに帰るよ。だから、キョンの友人を僕に紹介してくれないかな?」

    キョン(それはまずい。そんなことして喜ぶのは宇宙の中で朝倉だけだ)

    佐々木「どうしてもダメなのかい?」

    長門「―――許可できない」

    320 = 98 :

    キョン「長門……!!お前、ボロボロじゃないか!!何があった?!」

    長門「問題ない。肉体の修復は既に始まっている」

    佐々木「キョン、彼女は?」

    キョン「長門っていって、俺の仲間だ」

    佐々木「仲間……か。良いものだね、仲間は」

    長門「……」

    喜緑「周防九曜の所為でここまで突破されるとは……」

    キョン「喜緑さんまで……」

    佐々木「僕は嫌われているみたいだね、キョン」

    キョン(少なくとも宇宙人勢にはな……)

    長門「日付が変われば、ここに来たことを貴方は忘れる。だから、涼宮ハルヒに会っても意味はない」

    佐々木「涼宮、ハルヒ……?」

    長門「そう」

    佐々木「なるほど……」

    キョン(何を納得したんだ……?)

    321 :

    佐々木「ハールーヒーちゃーん!あーそーぼー!」

    322 = 286 :

    323 = 98 :

    佐々木「……益々会ってみたくなったよ。キョン、ごめん」

    キョン「まて!!」

    佐々木「……」スタスタ

    キョン(どうする……ここで佐々木とハルヒを出会わせたら、朝倉が歓喜することになるだけ……。何が起こるかは知らんし、興味もないがまた長門が苦労を背負い込むことになるのはダメだ)

    キョン(今日は長門を労うために俺は準備してきたんだぞ……!!また俺は……!!)

    長門「……」

    キョン(これ以上……長門に何かさせるなんて……あっていいわけがない。―――予定とは随分違うが仕方ない)

    キョン「―――朝比奈さーん!!!」

    佐々木「え?」

    長門「……?」

    朝比奈「は、はぁーい!!キョンくんっ!!今行きまぁす!!」テテテッ

    キョン「お願いします!!」

    朝比奈「分かりましたっ」

    キョン「佐々木!!目を瞑れ!!酔うぞ!!」

    佐々木「なにを―――」

    324 = 98 :

    キョン「ん……」

    長門「……」

    キョン「長門……よう……。ここは……?」

    長門「図書館」

    キョン「いつのだ?」

    長門「貴方と初めてここへ来た日。時刻は17時06分。私と貴方は既に外へ移動している」

    キョン「そうか……成功したんだな……。朝比奈さんに感謝しないと……」

    長門「……」

    キョン「そうだ、佐々木はどうした?」

    長門「向こうのソファで寝かせた」

    佐々木「すぅ……すぅ……」

    キョン「悪いことしちまったな……」

    長門「あの状況では不可避。仕方ない」

    キョン「気遣ってくれてるのか。サンキュ」

    長門「……」

    325 = 216 :

    何度断られても折れない心を持ってる佐々木

    326 :

    佐々木かわいいよ佐佐木

    327 :

    朝倉はもらっておきますね

    328 = 98 :

    長門「……どうしてここへ?」

    キョン「ん?色々考えて、長門が一番心休まる場所はここしかないって思ってな」

    長門「時間移動をしなくてもここに来ることはできたはず」

    キョン「いや、朝比奈さんがこうしたほうがいいって言ってな」

    長門「……」

    キョン「長門、これ。1日早いがクリスマスプレゼントだ」スッ

    長門「……」

    キョン「本にしようかとも思ったんだが、朝倉が俺の家に来たとき「寒い」とか行ってたから、お前もそう感じるのかと思って手袋とマフラーにした」

    長門「……」

    キョン「普段、暑そうにも寒そうにもしないからそういうことを気にしたこと無かったんだが……やっぱり、寒いものは寒いのか?」

    長門「……」コクッ

    キョン「そうか。なら、身に付けてくれ。って、今は5月だから、つけるなよ?元の時間へ戻ってからだ」

    長門「……」コクッ

    キョン「朝比奈さんが来るまでは動けないな……。本でも読んどくか?」

    長門「……」コクッ

    329 :

    続きカモン

    330 = 98 :

    佐々木「すぅ……すぅ……」

    キョン「悪いな、佐々木。こんなことしちまって」

    佐々木「うぅん……きょん……」

    キョン「……」

    朝比奈「キョンくんっ。ごめんなさい、待った?」

    キョン「朝比奈さん。どちらへ?」

    朝比奈「予定外の人まで時間移動させちゃったから、ちょっと怒られちゃいました」

    キョン「申し訳ありません。俺の勝手な行動の所為で」

    朝比奈「いえ。涼宮さんと佐々木さんの邂逅はまだ危険だったみたいで、その点は褒められました」

    キョン「そうですか」

    朝比奈「佐々木さんは私に任せて、キョンくんは長門さんのところに行ってあげて」

    キョン「はい。では、よろしくお願いします」

    朝比奈「うんっ。あ、こっちにいられる時間は30分だけだから。時間厳守でお願いします」

    キョン「分かりました」

    朝比奈「……」

    331 = 98 :

    長門「……」

    キョン「よっ。長門、何の本読んでるんだ?」

    長門「……」スッ

    キョン「面白いか?」

    長門「ユニーク」

    キョン「本が好きなんだな」

    長門「割と」

    キョン「そうか」

    長門「……」

    キョン(俺もなんか適当に……)

    長門「……栞」

    キョン「え?」

    長門「栞、持っている?」

    キョン「栞ってこれか?長門がワープするために必要なやつだろ。―――ほら、ちゃんと持ってるぜ?」

    長門「……」

    333 :

    がんばりんしゃい

    334 = 98 :

    キョン「そういえば、これにも幾何学模様が描いてるよな。『私はここにいる』じゃないよな?」

    長門「ない」

    キョン「なんて書いてあるんだ?」

    長門「……」

    キョン「言語化できないってやつか」

    長門「……に」

    キョン「え?」

    長門「……また、図書館に」

    キョン「そうか……」

    長門「礼を言わないといけない」

    キョン「良いんだよ。礼をし足りないのはこっちのほうだからな」

    長門「貸し出しカードのこともある」

    キョン「あれは長門が動こうとしないから」

    長門「……」

    キョン「どういたしまして。これぐらいなんでもないけどな、ホントに」

    335 :

    ながもんかわいいよ

    336 = 98 :

    キョン「―――そろそろ時間だ。行こうぜ、長門」

    長門「……」コクッ

    キョン「なあ、一つ聞いてもいいか?」

    長門「なに?」

    キョン「情報凝着を改竄した理由ってほかにもあるのか?」

    長門「……情報統合思念体の謝礼」

    キョン「謝礼?」

    長門「貴方には迷惑をかけたから、その謝礼」

    キョン「すげーな、ありがとうって伝えてくれ」

    長門「わかった」

    キョン(でも、時間が迫るとこう名残惜しいな……。もう朝比奈さんや鶴屋さんが露骨なスキンシップをしてくることはないのか……)

    長門「……」ギュッ

    キョン「長門?どうしていきなり手を……」

    長門「情報凝着力が強まっている所為」

    キョン「なら、仕方ないな」

    337 :

    >>335
    なんかワロタ

    338 = 327 :

    消失の長門は可愛かった

    339 = 98 :

    ―キョン宅―

    朝比奈「無事に帰って来れました」

    キョン「よかった」

    長門「……」

    喜緑「みなさん、おかえりなさい。とはいっても一瞬の出来事でしたけど」

    キョン「すいません、喜緑さん。佐々木をお願いできますか?」

    喜緑「はい。責任をもってご自宅に届けます」

    キョン「ありがとうございます」

    喜緑「いえ。こちらこそ長門さんをよろしくお願いします」

    キョン「へ?」

    喜緑「ふふ……」

    佐々木「うぅん……きょん……ぼくはぁ……」

    キョン「どういう意味だったんだ……」

    朝比奈「キョンくん、行きましょう。涼宮さんが怒っちゃいます」

    キョン「そうですね。早いとこ戻りましょう」

    341 = 98 :

    ハルヒ「―――それじゃあ、クリスマスイヴパーティー、はじめるわよ!!!」

    ハルヒ「かんぱーい!!!」パァァン!!!

    朝比奈「ひゃぁ?!」ビクッ

    「……」ビクッ

    キョン「なんでクラッカーを鳴らすんだよ。アホか」

    ハルヒ「別になんでもいいじゃない。グラスを鳴らすのもクラッカーを鳴らすのも」

    キョン「驚くだろうが」

    「キョンくぅん、だっこー」

    キョン「……」

    「おにいちゃん」

    キョン「我侭だなぁ」ヒョイ

    「わぁーい」

    鶴屋「おにいちゃーん!!あたしもだっこしてにょろー!!あはははは!!」

    キョン「鶴屋さん?!何を言ってるんですか?!酔ってるんですか?!」

    ハルヒ「……」

    342 = 98 :

    古泉「お兄様、次は僕を」

    キョン「黙れ。消えろ。森さんを置いて帰れ」

    朝比奈「え?え?キョンくんをおにいちゃんって呼べばいいんですか?」

    キョン「朝比奈さんまでのらないでください」

    朝倉「兄さん、私も抱っこして」

    キョン「あのな……」

    長門「にーにー」

    キョン「長門?!」

    ハルヒ「ハルヒダーイブ!!!」ドガッ

    キョン「いってぇなぁ!!」

    ハルヒ「あたしはお兄ちゃんとか言わないんだからね!!」

    キョン「ああ、結構だ」

    「キョンくんの妹増えちゃったね」

    キョン「……こんなにも妹はいらん」

    キョン(特に古泉。妹じゃないし)

    343 = 141 :

    お兄様wwwww

    344 = 98 :

    ハルヒ「おーさまだーれだっ!!はい、あたし!!」

    朝比奈「ひぇぇ」

    ハルヒ「それじゃあ、二番の人が四番の人に本気ビンタ!!」

    鶴屋「二番と四番ってだれにょろ?」

    「二番は私です」

    古泉「四番です」

    「い、いいのですか?」

    古泉「お手柔らかにお願いします」

    「……っ」パァンッ!!!

    古泉「ぐっ……?!」

    鶴屋「うわ……良い音……」

    ハルヒ「ちょっと!!古泉くん大丈夫?!」

    「も、申し訳ありません、つい力が……」

    古泉「ん、んふっ……森さんも長門さん同様……ストレスを発散させたほうがいいでしょうね……」

    「すいませんっ!すいませんっ!」

    346 :

    くぅ~疲れましたw これにて完結です!
    実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
    本当は話のネタなかったのですが←
    ご厚意を無駄にするわけには行かないので流行りのネタで挑んでみた所存ですw
    以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

    まどか「みんな、見てくれてありがとう
    ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

    さやか「いやーありがと!
    私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

    マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

    京子「見てくれありがとな!
    正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

    347 :

    >>346
    何度見ても草生えるからやめろ

    348 :

    古泉が組織のトップなんだっけ
    ありゃなんかのSSの設定だったか…?

    349 = 98 :

    ―数時間後―

    キョン「長門、飲み物いるか?」

    長門「……」コクッ

    キョン「ほらよ」

    長門「……」ゴクッゴクッ

    キョン「長門も今日は泊まっていくか?」

    長門「……」

    キョン「遠慮はしなくていいぞ。ハルヒに朝比奈さんに鶴屋さんまで泊まることになったからな。こうなったら長門もついでに泊まっていけって感じだ」

    古泉「では、僕も泊まって行きましょうか」

    キョン「お前はさっさと帰れ。森さんを置いてな」

    古泉「連れないですね」

    朝倉「キョンくん、私も泊まってもいいかしら?」

    キョン「ダメだ。お前、明日には消えるんだろ?ハルヒや鶴屋さんの前で消えられたら困るんだよ」

    朝倉「もう少し貴方の傍にいたいのに……」

    キョン「勘弁してくれ」

    350 :

    にぃには(アカン)


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