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    元スレ胡桃「そーゆーのいーから幸せにする!」洋榎「ああ……絶対……!」

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    みんなの評価 : ★★
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    251 = 45 :

    哩さんダメだけどかわいい

    252 = 177 :

    待て、まだワンチャン(補欠合格)あるで

    253 = 145 :


    ま…まだ4割で受かるから…

    254 = 13 :

     
    「まあ、でも、まじめに、だ」

    「お前たちには色々感謝もしている」

    「女同士、というカップルにも、特におかしな目をしなかったしな」

    「……愛さえあれば、性別なんて」

    「……私もそう思っているばい」

    「だから、相手が男でも女でも、恋愛の相談だったらまじめに乗るから」

    「口も硬い自信がある」

    「気軽に相談に乗ってくるといい」

    胡桃「……ん」

    「……そう、だね」

    「二人共奥手そうだし、好きな相手がいてもろくにアプローチ出来なさそうだからな」

    胡桃「あ、でも変態調教みたいなアピールのアドバイスはいらないからね」

    「お前私のイメージ今日で変わりすぎじゃないか?」

    255 = 45 :

    自覚ないのか

    256 = 16 :

    いいね

    257 = 138 :

    いい関係

    258 = 13 :

     
    「ま、特に二人は常連だったしな。サービスだ」

    「……」

    洋榎「おっまたせー!」

    「……来たな」

    「特別この店に入り浸ってた三人と、打ちたいと想っていたんだ」

    「さ、やろうか」

    胡桃「……ん!」

    「そーだね」

    洋榎「ようわからんけど、負けへんでー!」

    259 = 16 :

    青春や

    260 = 67 :

    まいるさん死んでしまうん?

    261 = 13 :

     
    哩ちゃんの言葉は、素直に嬉しかったけど、どこか心で引っかかっていた。

    それの正体に気が付いたのは、塞と二人で歩く帰り道。

    胡桃「ねえ、塞」

    ……哩ちゃんの口調は、私達に好きな人がいる前提だった。

    私の知ってる哩ちゃんは、根拠もなく誤った前提を立てない。

    胡桃「……好きな人、いる?」

    だから、思った。

    もしかして、哩ちゃんは、分かっているんじゃないかと。

    “好きな人がいるかわからない友人”でなく、

    “想い人のいる友人”に、あの言葉をかけたのではないかと。

    「……さあ、ね」

    胡桃「教えてよー。親友でしょ?」

    「……じゃあ逆に聞くけど、胡桃はどうなの?」

    果たしてそれは、二人にだったのか、それとも塞だけにだったのか。

    多分後者だ。だって、私に好きな人なんて――――

    262 = 16 :

    塞さんどうなってまうん

    263 = 13 :

     
    ボッ、という音が、漫画なら出ただろうか。

    自分の顔が真っ赤になったのが分かる。

    「……胡桃?」

    ああ、何故。

    一体何故、私はこの話の流れで、貴女を思い浮かべたのだろう。

    当時は、それがわからなくて、混乱して、

    胡桃「な、なななんでもない!」

    押し込めて、目をそらして。

    塞とゲームして夜に布団に潜り込んで。

    それから、ようやく。

    多分、もしかしたら、私はあの時頭に浮かんだ愛宕洋榎という人物が、好きなのではと、布団の中で思わされた。

    264 = 16 :

    キマシタワー

    265 = 13 :

     




    ああ、そうか。





    いつからか、わからないけど。





    私は、貴女が、好きだったんだ。





    友達として。





    それ以上に――――恋愛の、対象として。

    267 = 5 :

    これ塞さんカンチガイしてまうで

    268 = 138 :

    いいですわ~

    269 = 13 :

    一旦休憩。
    保守しながら食事でもしといてくれると幸いです。

    271 = 149 :

    272 = 16 :

    274 = 149 :

    275 = 45 :

    276 :

    277 = 45 :

    278 = 67 :

    281 = 138 :

    282 = 27 :

    283 = 138 :

    284 = 138 :

    285 :

    まだなの

    286 :

    287 = 13 :

    再開します。
    今晩中に終わるよう頑張る。

    288 = 19 :

    ヤツガキタデー

    289 = 149 :

    待ってました!

    290 = 13 :

     
    胡桃「えー……」

    胡桃「皆、お酒行ってる?」

    洋榎「来とるでー」

    絹恵「こっちのテーブルもオーケーや」

    胡桃「それでは、漫ちゃんの合格を祝して!」

    洋榎「そんでもってバイトの高卒化を祝して」

    「出禁にするぞ」

    「「「カンパーーーーーーイ!!」」」

    291 = 276 :

    きたきたー!!!

    292 = 149 :

    哩ちゃん…

    293 = 85 :

    もう高卒確定なのかww

    294 :

    だめやったか…

    295 = 13 :

     
    胡桃「いやー、おめでたいね!」

    「いやあ、なんかすんません、こんな盛大に……」

    「先輩方の大学は落ちたんに……」

    「それでも同格とされる大学に受かったじゃない」

    「むしろ今年はあっちの方が難しかったみたいだし」

    ちゃちゃのん「あっちの大学の入試傾向の方がマッチしとったんじゃろうねえ」

    洋榎「そうそう、大学生になれへんような奴もおるんや、大学生になっただけお祝いもんやで」

    セーラ「そうそう、二浪までいかんかっただけめでたいで!」

    胡桃(あ、フライパン振りかぶる哩ちゃんのフォーム様になってる)

    296 = 12 :

    しえん

    297 = 13 :

     
    「ったく……大体、聞いたぞ」

    「ゼミ決まらんかったと?」

    洋榎「うぐっ!」

    セーラ「まあコネもない」

    洋榎「ぐさっ!」

    「やりたいこともない」

    洋榎「うぐう!」

    胡桃「おまけに志望書は鉛筆書き3行」

    洋榎「うぎゃっうぎゃっうぎゃーーー!!」

    ちゃちゃのん「それでゼミに受かるわけないけぇ……」

    洋榎「う、噂じゃあのゼミはぬるくて卒業余裕やって話やったのに……」

    「せいぜい卒論単位分他の授業を頑張るんだな」

    298 = 13 :

     
    思っていたほど、二十歳はオトナではなかった。

    思っていたほど、大学生は忙しくなかった。

    漫ちゃんの受験の終わりだけが、月日の流れを感じさせる。

    恋心、を自覚はしたけど、特にアクションを起こしてはいない。

    なんとなく、このだらだらした日常が、続くと思っていたから。

    そうして、私達は3回生になって、またちょっと、オトナになるのに近付けられた。

    299 = 177 :

    普通の大学ってめんどそーだな

    300 = 138 :

    しえんやでー


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