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    元スレ胡桃「そーゆーのいーから幸せにする!」洋榎「ああ……絶対……!」

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    みんなの評価 : ★★
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    151 = 13 :

     
    「でももしかしたら虫さされかもよ」

    胡桃「キスマークがどんなものか知らないけどね」

    洋榎「いや、その、なんや……」

    洋榎「胸にもおんなじようなのがあってん」

    ちゃちゃのん「うわわわわ」

    胡桃「何でそんなとこまで見てるの!」

    洋榎「いや、首のキスマークから思わず目をそらしたら、胸が目に入ってきて……」

    洋榎「ええなーあんくらいの乳ほしいなー思って凝視しとったらキスマークが……」

    ちゃちゃのん「うわあ、ヒロちゃんはヒロちゃんでえっちじゃのう」

    「凝視はだめでしょ」

    洋榎「なんでや! 大きかったらつい見てまうやろ!」

    胡桃「……おっきいほうがいいんだ……」 ムゥ

    洋榎「そらな」

    洋榎「絹の触ったことあるけど、アレはほんま異次元やで」

    「触るなよ……」

    152 = 83 :

    ほほう

    153 = 145 :


    異次元だな

    154 = 13 :

     
    洋榎(あと、なんか、変なアザもあったんやけど、関係あるんかな)

    セーラ「まあ、気になるなら聞いてみればええやん」

    「え」

    洋榎「せやな! 壁ドンされた恨みつらみもいいたいしな!」

    胡桃「ちょ」

    洋榎「と、いうわけでお電話やー!」

    洋榎「……出んなあ」

    セーラ「出るまで電話や!」

    洋榎「おう!」

    胡桃「殺されるよ……?」



    後日、デスソースのたっぷり入ったコーヒーを黙って出されたらしい。

    それを飲む瞬間に、私がいなかったのが残念でならない。

    誰か動画でも撮っててくれたらよかったのに!

    155 = 13 :

     
    胡桃「……」

    胡桃「やっちゃったなぁ……」

    胡桃「だって、安かったもん……」

    胡桃「それに凄い美味しそうだったし……」

    胡桃「……」

    胡桃「ど、どうしよう……」

    胡桃「去年は当日に安売りしてた美味しそうなの持ち寄っただけだったのに……」

    胡桃「変だよねえ、こんな一個だけ手作りなんて……」

    胡桃「しかも、ハート型だよ……」

    胡桃「……」

    胡桃「ああもう!」

    胡桃「何でたかだかバレンタインでこんなに悩まないといけないの!」

    156 = 145 :


    ほほう

    157 = 13 :

     
    胡桃「……」

    胡桃「……」 ソワソワ

    胡桃「……」

    胡桃(おかしいなあ、去年と同じだと、そろそろ呼び出しの電話が来る頃なのに……)

    胡桃「……」

    胡桃「……それとなーく、他の日にみっちり入れることで、カテキョも明けてあるのに」

    胡桃「……」 ソワソワ

    胡桃「ま、まさか、忘れてる!?」

    胡桃「いや、忘れるも何も、そもそも約束してたわけじゃないけども!」

    胡桃「いやでも、あのお祭り騒ぎ大好き馬鹿が、集まろうって言わないわけが……」

    160 = 83 :

    さるよけほ

    161 = 13 :

     
    胡桃「……いや、別にこれ誰にあげるって決まってないけど」

    胡桃「こう、勢いで作っちゃったわけだし」

    胡桃「ネタにしてもらった方がいいっていうか」

    胡桃「……」 ウロウロ

    胡桃「ケータイ、音ついてるよね……?」

    胡桃「……」 ソワソワ

    ピンポーーーン

    胡桃「!」

    胡桃「はーい!」

    胡桃「まったく、メールもよこさずにいきなり家に来るなんて礼儀がなってないね!」

    胡桃「ゴディバでも奢らせないと!」 フフ

    胡桃「今あけまーす」

    162 :

    なにこれかわいい

    163 = 83 :

    胡桃はかわいい

    164 = 145 :


    そして現れるエホバの証人

    165 = 13 :

     
    「やっほ」

    胡桃「……何だ、塞か」

    「なんだとは何よ」

    胡桃「あー、いや、NHKか何かかなって」

    「わざわざチョコ持ってきてあげたっていうのに酷い言い草」

    胡桃「ごめんごめん」

    「いやー、今年は集まらないのかねー」

    胡桃「さー、どっちでもいいし知らない」

    「まあ、気まぐれだからねえ、洋榎」

    「私ら以外に友達出来て、そっちと遊んでるのかも」

    胡桃「……」

    「……もしかしたら、カレシが――」

    胡桃「そ、そんなわけないじゃん」

    胡桃「あんなのにカレシなんて、そんな……」

    「……」

    166 = 138 :

    かわいい

    167 = 77 :

    完全に堕ちてますわこれ

    168 = 145 :


    はじめちゃんみたいなリアクション

    169 = 13 :

     
    「まあ、どうせ、まだ寝てるとかそんなオチじゃない?」

    胡桃「あー……」

    「昼の3時くらいに起きて夜8時頃呼び出しかかると予想」

    胡桃「ありそう……」

    「と、いうわけで、先にこっちに出てきたってわけ」

    「ただ、いつものお店でまったりしようにも……」

    胡桃「ああ……何か今の哩ちゃん、怖いもんね」

    「別に普段と変わらないんだろうけど、だからこそ怖いっていうか……」

    胡桃「二浪で終わるかの瀬戸際だもんねぇ……」

    170 = 13 :

     
    「とりあえず、先に胡桃に渡しておくわ」

    「……はい。ハッピーバレンタイン」

    胡桃「ありがとー」

    胡桃「うわ、かわいっ」

    「くま型のチョコ、おもしろくない?」

    胡桃「たしかに!」

    胡桃「でもこれ、皆の前で見せた方がウケいいかも」

    「……やっぱり?」

    「でも、胡桃は長い付き合いだし、皆よりちょっと高いチョコを単独であげようかなーって思ってたんだけど」

    胡桃「え、いいの?」

    「うん。でも、クマはやっぱり全員で食べるとして……」

    「これでいい?」

    胡桃「うわ、高そうなラッピング!」

    「ハート型なのが、ちょっと恥ずかしいけどね」

    胡桃「ありがとー! ホントにいいの?」

    171 :

    三角関係なのか……?

    173 = 13 :

     
    胡桃「……」

    胡桃「ちょっと待ってて」 トテトテ

    「?」

    胡桃「はい、これ」

    胡桃「ハッピーバレンタイン!」

    「うぇえ!?」

    「これ、まさか、手作り!?」

    「し、しかもハートマークって……///!」 アワアワ

    胡桃「いやー、勢いで買っちゃって」 アタマポリポリ

    胡桃「あげる相手も、いないし……」

    胡桃「皆で食べるにしては小さいからさ」

    胡桃「その、親友である塞にあげるよ!」

    174 = 16 :

    いいっすねぇ~

    175 = 13 :

     
    「……いいの?」

    胡桃「うん」

    「……本当にいいの?」

    胡桃「……いいって」

    「……」

    「……本当は……」

    「あげたい人がいたとかじゃ、ないの?」

    胡桃「……」

    胡桃「そんなことないって!」

    胡桃「深読みしすぎ!」

    「……そう?」

    「なら、遠慮なくいただくわ」

    胡桃「どーぞ、めしあがれ」

    (……あげたい人がいたから作ったわけじゃない、か) モグ

    「……ちょっとビターね」

    176 = 159 :

    さるよけ

    177 :

    えらいこっちゃ…戦争じゃ…

    178 = 83 :

    しえん

    179 = 13 :

     
    洋榎「えー、というわけで……」

    洋榎「二日酔いで潰れてたわけで……」

    洋榎「もうバレンタイン終わったけど、皆チョコくれへんかなーって」

    ちゃちゃのん「もう、しょうがな――」

    「死ね」

    「ないわよ」

    セーラ「もう残っとらんでー」

    胡桃「ちゃちゃちゃんも、こんな奴にあげなくていいから」

    ちゃちゃのん「あ、うん」

    洋榎「なんでや!」

    洋榎「別に約束してたわけでもないし、ええやろ!」

    「ま、そーだけどさー」

    「でもバレンタイン終わったし、チョコあげなくてもいいでしょって」

    洋榎「うぎぎぎぎ」

    180 :

    ちゃちゃのんも惚れてますわ

    181 = 16 :

    ちゃちゃのんはいい子

    182 = 13 :

     
    胡桃「ねえ、今、試験期間だよ」 タン

    洋榎「せやなあ」 タン

    セーラ「明日はないしー」 タン

    絹恵「あ、それチーです」

    胡桃「その分明後日まとめて試験あるんでしょ?」 タン

    セーラ「なんとかなるやろー」

    洋榎「余裕余裕」 タン

    絹恵「あ、それポン」

    洋榎「おいおい喰い断か」

    セーラ「ま、麻雀特待やし、なんとかなるやろ」

    洋榎「ウチは外されてもーたんがなー」 タン

    胡桃「わかってるなら勉強したらいいのに」 タン

    絹恵「あ、それロンです」

    胡桃「うぎゃっ」

    洋榎「テキスト見ながら麻雀なんてするからー」

    183 = 177 :

    >哩「死ね」
    おいw

    185 = 13 :

     
    胡桃「全く……ちゃちゃちゃんや塞は真面目に勉強してるっていうのに」 タン

    洋榎「え、でもあいつ、たまにいいんちょの家来とるんやろ?」 タン

    胡桃「ウチに来てもちゃんと勉強してるよ」

    洋榎「うへえ、それ遊びに来る意味あるんかいな」

    胡桃「一緒に御飯食べたりするし」 タン

    胡桃「ていうか、妹さん引っぱり出さないとメンツ揃わないんなら、諦めたらいいのに」

    絹恵「あはは……」

    絹恵「まあ、私もサッカー特待やし、ちょっとくらいなら落としてもええんで……」 タン

    セーラ「そう言いながらめっちゃ試験の成績ええんやろー?」

    絹恵「いうても秀とかあんまないですし、可もいっぱいですよ」 

    洋榎「不可やなかったら凄いの部類やろ」 タン

    セーラ「1回の春とか単位半分も取れへんかったしなー」

    胡桃「ダメ人間二人の話は参考にしちゃだめだよ?」

    セーラ「可をいっぱい刻むより――秀を一個取るほうがすきやねん!」

    胡桃「卒業できないから! それだと!」

    186 = 16 :

    試験期間に麻雀・・・
    まさに駄目な大学生

    187 = 13 :

     
    胡桃「……」 タン

    洋榎「……」 タン

    セーラ「……」 タン

    絹恵「……」 タン

    胡桃(もう3時かー) タン

    洋榎「……リーチ」 チャッ

    セーラ「あー……いいや、押せ押せ」 タン

    セーラ「通る?」

    洋榎「通る」

    絹恵「私はオリるわ」 タン

    胡桃(ぐだってきてるなー)

    胡桃(でもついやっちゃうのが麻雀の怖いとこ……) タン

    胡桃(結局途中からテキスト読んでないし……やばいなあ)

    189 = 138 :

    試験前に徹マーは死亡フラグ

    190 = 13 :

     
    洋榎「はい一位ー」

    絹恵「あかん、さすがに頭まわらんわー」

    洋榎「絹は朝練ばっかやし、最近麻雀もやっとらんから、徹夜慣れしとらんもんなぁ」

    胡桃「結構ミスもあったし、そろそろ寝る?」

    洋榎「ウチはどっちゃでも構わんで~」

    洋榎「最後ダントツで終わるんも気持ちええし」

    セーラ「いやー負けっぱなしじゃ終われへんわー」

    セーラ「もっかいやろうや」

    洋榎「お、やるか?」

    胡桃(あ、これ朝まで終わらないやつだ)

    192 = 13 :

     
    胡桃「絹ちゃん寝る?」

    絹恵「んー……折角だし付き合います」

    胡桃「じゃあこれでラストだよ!」

    胡桃「誰が勝っても恨みっこなし!」

    セーラ「うぇーい」

    洋榎「うぇっほーい」 ウラゴエ

    セーラ「wwwwwww」

    胡桃「何そのwwwww返事wwwwwww」

    絹恵「深夜に変な声出すのやめてよwwwwwww」

    洋榎「wwww」

    胡桃「そ、それじゃあラス半いくよっ!」

    セーラ「うぇっほーい」 ウラゴエ

    絹恵「ブフwwwwwwwwww」

    洋榎「やめーやwwwwww騒ぐとオカンに怒られんでwwwwwwwwwwww」

    193 = 77 :

    うぇっほーい

    194 = 13 :

     
    胡桃「結局3局やってしまった……」

    洋榎「いいんちょ、試験何限?」

    胡桃「3限ー……こっからだと何時に出たら間に合う?」

    洋榎「あー……12時には出んとなぁ」

    セーラ「もう日登っとるでー」

    胡桃「絹ちゃん大丈夫?」

    絹恵「らいじょうぶ……です」

    洋榎「まあウチは2限からやねんけど」

    胡桃「ちょ!」

    セーラ「あーこれは欠席で落とすやつやなwwwww」

    洋榎「2時間で起きて準備したら間に合う」 キリッ

    セーラ「無wwwww理wwwwwww」

    洋榎「一応目覚ましウチに合わせてセットするでー」

    セーラ「やめーや起きてまうやんけーゆっくり寝かせてー」

    洋榎「いやいや起きてもうたらウチ起こせて!」

    195 = 159 :

    支援よー

    196 = 13 :

     
    胡桃「……正直、目覚ましでも起きない気がする」

    洋榎「念のため念のため」

    セーラ「えーやん、もう切っとけって」

    セーラ「夕方まで寝ようや」

    胡桃「私は試験出るから!」

    胡桃「私は私で携帯目覚ましセットしたし!」

    セーラ「つーかこれどー寝るねん」

    絹恵「あ、私はおねーちゃんと同じ布団でええんで……」 モゾモゾ

    絹恵「おやすみなさい……」

    胡桃「ちゃっかり布団キープされた!」

    洋榎「ちまっこいんやし、二人で寝ろや」

    胡桃「無理!」

    胡桃「セーラの寝相知ってるでしょ!」

    197 = 138 :

    この徹夜テンション

    198 = 13 :

     
    洋榎「ほら、夏用の布団出したったから」

    セーラ「おおきにー」

    洋榎「ほんなら電気消すでー」

    胡桃「おやすみー」

    セーラ「おやすみー」

    パチ

    洋榎「…・…」

    胡桃「……」

    セーラ「……何か話しとったら眠気取れてきたわ」

    洋榎「寝ろや!」

    胡桃「もう! 喋りかけるの禁止!」

    199 = 13 :

     
    セーラ「……」

    洋榎「……」

    胡桃「……」

    カッチ

    カッチ

    カッチ

    セーラ「なあ、時計の音うるさない?」

    洋榎「寝ろやもーー!!」

    胡桃「相手にしないからね!」

    セーラ「ぶー」

    カッチ

    カッチ

    カッチ

    胡桃(確かにうるさい気がしてきた……!)

    洋榎(アカン、気になってきた!)

    200 = 159 :

    さるよけ支援


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