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    元スレさやか「上履きがない…」

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    タグ : - 美樹さやか + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    まどか「どうしたの?さやかちゃん」

    さやか「あ、いや、上履き持ってかえったんだけど今日わすれちゃってさー」

    まどか「そうなの?さやかちゃんったらおっちょこちょいなんだからー」ティヒヒ

    仁美「あら、さやかさんらしいですわね」

    さやか「なんだとー」プンスカ

    さやか「もうっ、じゃああたしちょっと職員室でスリッパ借りてくるね」

    さやか「先行ってていいからー」タッ

    まどか「うん、じゃあねー」

    仁美「また教室で」

    まどか「……」

    2 = 1 :

    さやか(…いじめ…なのかな?)

    さやか(いやいや、誰かが間違えて履いってっちゃったのかもしれないし)

    さやか(でもまどか達には心配させたくないよね)

    さやか「っと、職員室だ」

    さやか「失礼しまーす」ガラッ

    さやか「すみませーん、スリッパ貸してくださーい」

    早乙「あら、美樹さんどうしたの?」

    さやか「いや、上履き忘れちゃって」

    早乙「そうなの?今度から気をつけなさいね」

    早乙「はい、スリッパ」

    さやか「ありがとうございます」

    さやか「失礼しましたー」ガララ

    3 :

    ごめん俺が持って帰ってクンカクンカしてる

    4 = 1 :

    さやか「ん、もうすぐHRだ」

    さやか「もうみんな登校して教室にいるよね」

    さやか「一応、誰か間違えて履いていってないか確かめよ」

    さやか「えーっと、あっ1つあった」

    さやか「ん、ほむらのじゃん」

    さやか「そーいや今日はほむらから待ち合わせに待ってて無くていいってメール着てたんだっけ」

    さやか「てっきり遅れてくるかと思ったけど先に来てたとはなー」

    さやか「あたしの下駄箱は美樹だから一番最後、ほむらは転校生だから下駄箱は空いてるあたしの下」

    さやか「近いから間違えちゃったんだね、名探偵さやかちゃんにはわかったよ」ウンウン

    さやか「まったくほむらったらー」

    ほむら「一人で何言ってるの、さやか」

    5 :

    恭介がサヤニーしてる説

    6 = 1 :

    さやか「ほ、ほむら!?」

    さやか「どうしたの?先に学校に来てたんじゃないの?」

    ほむら「なにいってるの、今朝待ってなくていいってメールしたじゃない」

    さやか「そ、そうだけど…(ほむらが間違えたんじゃなかったんだ…)」

    ほむら「それより…なんで私の上履きを持ってるの?」

    さやか「そ、それは…」

    ほむら「まさか、私の上履きにイタズラなんてしようとしてたんじゃないでしょうね」

    さやか「…っ、そ、そんなわけないじゃーん」

    ほむら「そうよね、あなたはそんな陰湿なことしないわよね」クス

    さやか「そうだよー、冗談きついなー」ハハ

    7 :

    >>5
    俺恭介だけど、さやかは頼めばヤらせてくれるからサヤニーなんてしないよ

    8 :

    こんな時間から投下とな
    がんばれ

    9 = 1 :

    さやか「そうだ!あんた遅れてきたんじゃないの?」

    さやか「もうHR始まるよ!」

    ほむら「!そうね」

    さやか「急ごっ」タッ

    ほむら「ええ」タッ

    ほむら「……」

    10 = 1 :

    ガララ

    早乙「美樹さん、暁美さんギリギリですよ」

    さやか「すみませーん」

    ほむら「すみません」

    早乙「暁美さんがギリギリなんて珍しいわね」

    ほむら「ちょっと寝坊してしまって…」

    早乙「夜更かしもほどほどにするように」

    ほむら「はい」

    早乙「では席について、HRをはじめます」

    早乙「いい年齢してゲームにはまってる男は~」

    11 :

    ゲームくらい良いだろ!?

    12 = 1 :

    放課後

    さやか(特に何もなく学校が終わった)

    さやか(クラスメイトにスリッパのこと一々説明するのは面倒くさかったけど)

    さやか(クラスメイトにいじめをする人なんているとは思えないし)

    さやか(やっぱりあたしの勘違いなのかなー)

    さやか「よーし、帰ろー」

    仁美「ごめんなさい、今日も稽古事の都合で家の車を待たせているので」

    さやか「今日も?じゃあまたねー」フリフリ

    仁美「はい、また明日」

    13 :

    ティヒヒ

    14 = 1 :

    さやか「じゃ、まどか帰えろっか」

    まどか「あ…ごめんねさやかちゃん、これからちょっとほむらちゃんと用事があるの」

    さやか「んー?浮気かー、そんなやつはこうだー」コショコショ

    まどか「うぇひひひ、くすぐったいよさやかちゃん」

    さやか「はっ」

    まどか「…?」

    さやか「うらやましいですわ。もうお二人の間に割り込む余地なんて、ないんですのね~!!」 ダッ

    まどか「はは、仁美ちゃんじゃないんだから…」

    15 = 1 :

    ショッピングモール

    さやか(まどか達と帰れなくてちょうど良かったかも…)

    さやか(結局新しい上履き買うことになったし、くそー思わぬ出費!)

    さやか(それにしてもまどかとほむらがあたしに言えない用事ねー)

    さやか(ほむらがまどかに何かと気にかけてるのはなんとなく分かってたけど…)

    さやか(こりゃ、本当に二人は付き合ってたりしてー)

    さやか(はは、そりゃないか)

    さやか(上履き買ったせいでCD買えなかったけど、恭介のお見舞いでも行こうかな)

    さやか(あ、いつものカフェまどかとほむらがいる)

    16 = 1 :

    まどか『……!……』

    ほむら『…………』クスクス

    さやか(二人とも楽しそうだな…)

    さやか(あたしも一緒じゃダメだったのかな…)

    さやか(仲間はずれ…?)

    さやか(いやいや、二人がそんなことするはずない!)

    さやか(友達が仲良くしてるのにこんなこと思うなんて)

    さやか(あたし…嫌な子だ…)

    さやか(………)

    さやか(なんか見つかったら気まずいしさっさと恭介のとこ行こっと)

    17 :

    この時間からか

    18 = 1 :

    少し前 カフェ

    ほむら「それで、なにか相談かしらまどか」

    まどか「うん、さやかちゃんのことなんだけど…」

    まどか「今朝さやかちゃんの上履きがなくなってて、さやかちゃんは忘れたって言ってたけど」

    まどか「さやかちゃんは昨日上履きなんて持ち帰ってないし…」

    まどか「なにか誤魔化してる感じだったの…」

    ほむら(………)

    ほむら「いじめにあってるかもって?」

    まどか「う、うん」

    ほむら「少し考えすぎじゃないかしら、誰かの軽いイタズラかもしれないし」

    まどか「そ、そんなイタズラでも!…お、大声出してごめんね」アセアセ

    まどか「……」

    まどか「あのね、私小学生の頃いじめられてたんだ…」

    19 :

    頭がティロティロしてきた

    20 = 1 :

    ほむら「…!」

    まどか「そんな大きないじめじゃないんだけど、上履きや教科書隠されたり」

    ほむら(いじめてた奴ら全員血祭りにあげたいわ)

    まどか「そのとき私は転校してきたばっかりで友達もいなくて」

    ほむら(………)

    まどか「とっても嫌な気持ちになって、学校も行きたくなくって」

    まどか「でもさやかちゃんが助けてくれたんだ」

    ほむら「………」

    まどか「だから、さやかちゃんにはそんな気持ちになって欲しく無くって」

    まどか「今度は私がさやかちゃんを助けられたらって」

    まどか「でも、私一人じゃなんにもできないからほむらちゃんに協力してもらえたらなって」

    まどか「だ、だめかな?やっぱり大げさだったよね…」

    21 = 11 :

    ヤンデレまどっちではなかったか

    22 = 1 :

    ほむら「やっぱりまどかはやさしいわね」

    ほむら「いいわよ、今度またさやかになにかあったら協力させてもらうわ」

    まどか「ありがとう、ほむらちゃん!」

    まどか「あのね、さやかちゃんは元気でちょっとお馬鹿な子だけど」

    まどか「なんでも一人で背負い込んじゃって内心はそんなに強くないの」

    ほむら(知ってるわ…何度も見てきたもの、苦しむあの子を)

    ほむら「それにしてもまどかはさやかのことが大好きなのね」

    まどか「そ、そんな!私は友達として…!」

    ほむら「あら、友達としての大好きって意味で言ったつもりだったのだけど」クスクス

    まどか「~~~」///

    ほむら(…嫉妬してしまうわね、さやかに)

    23 :

    良い話そうでよかった

    24 = 1 :

    病室

    ガララ

    恭介「やあ、さやかかい」

    さやか「うん…」

    さやか「ごめんね今日はCDないけど…」

    恭介「さやかが来てくれるだけで嬉しいよ、入院生活は退屈でね」

    恭介「話し相手が欲しいんだ」

    さやか「…そっか」

    恭介「…?なにかあったのかい、さやか」

    さやか「え…なんで?」

    恭介「なんでって、いつもと様子がおかしかったから…」

    さやか「そ、そう?別に大したことじゃないよ」

    恭介「そうかい?でもなにかあったら僕頼ってもいいんだよ、こんな僕でもなにかできるかもしれないし」

    25 :

    シャフオかと思った

    26 = 1 :

    さやか「わかった、本当に困ったら相談するよ」

    恭介「うん」


    コンコン

    ナース「上条くーん、検査の時間よ」

    恭介「あ、はい」

    さやか「あ、じゃあそろそろあたしは帰るね」

    恭介「うん、じゃあねさやか」

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    帰り道

    さやか(こんなことで落ち込んでちゃダメだよね)

    さやか(それにしてもあたしってそんなに顔に出やすいかなー)

    27 :

    オワコン小説の設定じゃないっすか

    28 = 1 :

    翌日

    さやか「おっはよー」

    まどか「おはよう、さやかちゃん」

    ほむら「おはよう」

    仁美「おはようございます」

    さやか「今日は寝坊じゃないんだね、ほむら」ニヒヒ

    ほむら「私が二連続で寝坊するわけ無いじゃない」ファサ

    さやか「そっかそっか、じゃあいこっかー」

    30 = 1 :

    下駄箱

    仁美「さやかさん、今日は上履き忘れませんでしたか?」

    さやか「あたしが二連続で忘れるわけ無いじゃない」スカッ

    ほむら「私の真似かしら」イラッ

    まどか「うぇひひ」

    さやか「ほら、今日はちゃんと持ってきたぞー」

    まどか(……上履き…新品だ…)

    31 :

    >>24
    この恭介は良い恭介とみた

    32 = 1 :

    授業

    教師「じゃあ授業始めるぞー、教科書出せー」

    さやか「えっと、国語の教科書はー、あった」ゴソゴソ

    教科書「死ね ビッチ ヤリマン 学校くんな さやカス」

    さやか「…っ」

    教師「どうしたー美樹ー早く教科書出せー」

    さやか「す、すみません教科書忘れちゃって…」

    教師「んーじゃあ近くの奴から見せてもらえ、次から気をつけろよ」

    さやか「…はい」

    さやか「ごめん、教科書一緒に見せて?」

    モブ「うん、いいよ」

    まどか(さやかちゃん…教科書全部学校に置いていってるはずなのに)

    まどか(やっぱり…)

    33 = 1 :

    昼休み

    まどか「ほむらちゃん、やっぱりさやかちゃんいじめられてるかも」

    ほむら「なんで?教科書こと?さやかのことだし忘れただけじゃない?」

    まどか「…そんなことないよ」

    さやか「まどかーほむらーお弁当食べよー」

    まどか「…っ、う、うん行こっか」

    仁美「今日も屋上で?」

    さやか「うん、そのつもり」

    ほむら「まどか、さやかにはいじめのことは何も言わないほうがいいわ」ボソ

    まどか「なんで?」ヒソヒソ

    ほむら「まだ確証がないのにいじめがどうとか言われても気分が悪くなるだけよ」ヒソヒソ

    まどか「わかったよ、ほむらちゃん」ヒソヒソ

    ほむら「心配しないで、まどか、いじめの件は私が調べてみるわ」ヒソヒソ

    34 = 1 :

    まどか「え、いいの?ほむらちゃん」ヒソヒソ

    ほむら「ええ、私そういうの得意だし、まどかはさやかに普段通り一緒にいてあげて」ヒソヒソ

    ほむら「もしいじめにあってたら親友と一緒ってだけで気が和らぐと思うから」ヒソヒソ

    まどか「わかった、ありがとうほむらちゃん」ヒソヒソ


    さやか「そのときさ~」

    仁美「あら、そんなことがありましたの」フフ

    さやか(あの教科書…やっぱり誰か嫌がらせしてるんだ)

    さやか(みんなに相談したほうがいいかな…)

    さやか(だめだ、みんなに心配かけたくないし、大事にしたくない)

    さやか(それにまどかにこんなあたし見せたくない)

    さやか(まどかとほむら)チラッ

    さやか(ひそひそなにか二人でしゃべってる)

    さやか(…何だろう)

    35 :

    さやさや

    36 = 1 :

    放課後

    さやか「みんなー、帰ろー」

    ほむら「私、学校に用事があるから先に帰ってて」

    仁美「ごめんなさい、私も委員会の事で少し…」

    さやか「なんだなんだー、じゃああたしは可愛い嫁と二人きりで帰るぞー」ダキッ

    まどか「きゃ、さやかちゃん」

    さやか「じゃあねー、ほむら、仁美」

    ほむら「ええ」

    仁美「ごきげんよう」

    まどか「また明日ねー」

    37 :

    まーた>>1の嫌いなキャラをイジメの犯人にするだけのスレですかw

    38 :

    さやカスはすぐほむらを悪役にする

    39 :

    良作の予感
    キャラの心理描写が丁寧でいいね

    40 = 1 :

    下駄箱

    さやか(っと、靴はちゃんとあるね)

    さやか(…っ、画鋲が入ってる)

    まどか「…?」

    さやか(…ぐっ、無理っ…まどかのほう見れない絶対誤魔化せない…)

    さやか(まどかにばれないよう画鋲しまって…)

    さやか「ゴメン、まどか!あたし急用思い出したから先行くねっ!」ダッ

    まどか「えっ、さやかちゃん!?」

    まどか「……行っちゃった、足速すぎるよ、さやかちゃん」

    まどか(…さやかちゃん)

    41 = 25 :

    湧いてきたな

    42 = 1 :

    さやか(くそっ、くそっ!あたしが何したっていうのよ!)ダッダッ

    さやか(……何なのよ、もう)ダッ

    さやか(…そうだ、恭介に相談してみようかな…)タッ…タッ

    さやか(頼ってって言ってたし、いいよね)

    さやか(病院行こっ)

    病室

    ガララ

    恭介「……さやかかい?」

    さやか「う、うん」

    恭介「…ごめん、今日は一人にしてくれないか」

    44 = 37 :

    どうせ仁美かほむら辺りが犯人なんでしょw

    45 = 1 :

    さやか「…えっ」

    恭介「せっかく来てくれてすまないけど、帰ってくれると助かる…」

    さやか「…う、うん…じゃっ」タッ

    恭介「………」

    恭介(僕の手は二度とバイオリンを弾けない…)

    恭介(くそっ…さやかになんて言えばいいんだ…)

    恭介(僕のバイオリンを一番楽しみにしてたさやかに…)

    恭介(…くっ、ぅぅ……)

    46 = 39 :

    さやさや……

    48 = 1 :

    ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

    さやか(…………)

    DQN1「あー、あの先公マジうぜぇ!」

    DQN1「つーか、いじめられるほうにも問題があんだろ」

    DQN2「ギャハハ、いえてるー」

    さやか(…!)

    さやか(…あたしが悪いのかな…)

    さやか(あたし、こんな性格だから知らないうちに誰か傷つけてたのかな…)

    さやか(恭介もあたしのこと鬱陶しかったのかな…)

    さやか(そうだよね…ただの幼馴染だもん…毎日来て迷惑だったよね)

    さやか(こんなあたし、死んだほうがいいよね)

    _______そうだよ_しんじゃえばいいんだ____

    49 = 39 :

    さやかちゃんて、人間関係とか一番うまそうだし一見精神年齢も高そうに見えるけど精神的に一番モロそうなのもさやかちゃんだよね。
    なんでだろう。

    50 = 1 :

    仁美「なにをなされているんですか?ほむらさん」

    ほむら「…!」ビクッ

    ほむら「いえ、さやかの机の下に指輪を落としてしまって…」

    仁美「あら、大変ですわ、私も探しましょう」

    ほむら「もう見つかったからいいわ…あなたはどうして教室に?」

    仁美「委員会で必要なものを教室に忘れてしまって…」ゴソゴソ

    仁美「…ありましたわ、ではほむらさん、またあした」

    ほむら「ええ」

    ほむら「………」

    ほむら(…!ソウルジェムに反応が…)

    ほむら(行かなきゃ…)タッ


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