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元スレ妹「何のバイトしてるの?」 兄「え?」
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友「ところで兄よ」
兄「なんだい友よ」
友「お前何のバイトしてんの?」
兄「え?」
友「たまに通信石が鳴ったと思ったら行っちゃうじゃん」
兄「バイトだから仕方ない」
友「だから何のバイトだってば」
兄「いいだろ別に何でも…妹の学費と生活費かせがにゃならんのだよ」
兄「なんだい友よ」
友「お前何のバイトしてんの?」
兄「え?」
友「たまに通信石が鳴ったと思ったら行っちゃうじゃん」
兄「バイトだから仕方ない」
友「だから何のバイトだってば」
兄「いいだろ別に何でも…妹の学費と生活費かせがにゃならんのだよ」
友「ふーん、で、何のバイト?」
兄「しつこいな…その手には乗らねーよ」
友「ちぇ、嘘発見魔法はイエス・ノーの判別はできても”何”までは分からないからな」
兄「つか魔力でまる分かりな。そんなんで盗賊さんに魔法使ってるの気づかれなかったな」
友「そりゃあれだろ、盗賊がしょぼ過ぎたんだろ?こんな魔法も感知できないようじゃミミックにもやられるわけだよ」
友「まあ感知されたところで嘘かどうかはわかるけどな」
兄「しつこいな…その手には乗らねーよ」
友「ちぇ、嘘発見魔法はイエス・ノーの判別はできても”何”までは分からないからな」
兄「つか魔力でまる分かりな。そんなんで盗賊さんに魔法使ってるの気づかれなかったな」
友「そりゃあれだろ、盗賊がしょぼ過ぎたんだろ?こんな魔法も感知できないようじゃミミックにもやられるわけだよ」
友「まあ感知されたところで嘘かどうかはわかるけどな」
老魔法使い「ほい、授業始めるぞ」
友「くそ、早く教えろよバイト先、行ってからかってやっから」
兄「はは…まあ…がんばれ…」
老魔法使い「授業の前に…この学校には実力を測るトーナメントがあるのは知っておるな?」
老魔法使い「その上位になることによって、称号が与えられる」
老魔法使い「しかし一回なればすぐ称号が与えられるのではない。まぐれもたまにある」
友「くそ、早く教えろよバイト先、行ってからかってやっから」
兄「はは…まあ…がんばれ…」
老魔法使い「授業の前に…この学校には実力を測るトーナメントがあるのは知っておるな?」
老魔法使い「その上位になることによって、称号が与えられる」
老魔法使い「しかし一回なればすぐ称号が与えられるのではない。まぐれもたまにある」
老魔法使い「そこで、順位によってランク付けがされる。一番高いのがS、次がA、B、C、D、E、Fと続く」
老魔法使い「三回Sランクを保持するとその者は王様との謁見が許され、直々に称号を授与してくださるのじゃ」
兄「…」ピク
老魔法使い「その他に、Aランクでも魔法の技術に長けていれば、魔法使いの称号がもらえる」
友「あ、質問いいすか?」
老魔法使い「なんじゃ?」
友「回復魔法とか、戦闘向きじゃない人はどうしたらいいんすか?」
老魔法使い「ふむ、今からその話をするところじゃった」
老魔法使い「三回Sランクを保持するとその者は王様との謁見が許され、直々に称号を授与してくださるのじゃ」
兄「…」ピク
老魔法使い「その他に、Aランクでも魔法の技術に長けていれば、魔法使いの称号がもらえる」
友「あ、質問いいすか?」
老魔法使い「なんじゃ?」
友「回復魔法とか、戦闘向きじゃない人はどうしたらいいんすか?」
老魔法使い「ふむ、今からその話をするところじゃった」
老魔法使い「何も心配せんでええ、トーナメントは一対一で行うわけじゃが、わしら称号持ちが必ず審判をする」
老魔法使い「そのときに、こやつは回復魔法の技術が高いと評価されれば、たとえFランクでも魔法使いの称号がもらえるのじゃ」
兄「俺も質問いいですか?」
老魔法使い「なんじゃい」
兄「先ほど王様との謁見が許されるって言いましたけど、そのときにそのSランク保持者が王様を殺…狙ったらどうなるんですか?」
兄「Sランク保持者ってことは称号をもらえる程強いってことで、現役だから先生よりも強いんじゃないですか?」
老魔法使い「ふむ、それに関しても問題は無い」
老魔法使い「そのときに、こやつは回復魔法の技術が高いと評価されれば、たとえFランクでも魔法使いの称号がもらえるのじゃ」
兄「俺も質問いいですか?」
老魔法使い「なんじゃい」
兄「先ほど王様との謁見が許されるって言いましたけど、そのときにそのSランク保持者が王様を殺…狙ったらどうなるんですか?」
兄「Sランク保持者ってことは称号をもらえる程強いってことで、現役だから先生よりも強いんじゃないですか?」
老魔法使い「ふむ、それに関しても問題は無い」
老魔法使い「王様の側近にはかつてこの学校でSランクを取った者達が護衛をしておる」
老魔法使い「ああそうそう、Sランクを取れば卒業時に色んな所から引く手数多じゃぞ、精進するがよい」
兄「それともう一つ」
老魔法使い「元気じゃのぉ、話すのが疲れたわい」
兄「称号の授与は王様が決められるのですか?」
老魔法使い「そうじゃな、じゃがトーナメント戦は王様も観戦しておられる。間違っても剣使いが魔法使いの称号をもらいはせんよ」
兄「勇者の称号を取るには?」
老魔法使い「単純じゃ、勇者の素質があれば勇者の称号がもらえる」
兄「い、いい加減ですね…」
老魔法使い「ああそうそう、Sランクを取れば卒業時に色んな所から引く手数多じゃぞ、精進するがよい」
兄「それともう一つ」
老魔法使い「元気じゃのぉ、話すのが疲れたわい」
兄「称号の授与は王様が決められるのですか?」
老魔法使い「そうじゃな、じゃがトーナメント戦は王様も観戦しておられる。間違っても剣使いが魔法使いの称号をもらいはせんよ」
兄「勇者の称号を取るには?」
老魔法使い「単純じゃ、勇者の素質があれば勇者の称号がもらえる」
兄「い、いい加減ですね…」
老魔法使い「そういえば、おぬしの妹は勇者になりたいと言うとったな」
兄「え?」
老魔法使い「わしは地獄耳じゃからの、まあおなごが勇者になるなぞ前代未聞じゃが、なれることはなれるからの」
兄「そうですか…」
老魔法使い「トーナメント戦が楽しみじゃ」
老魔法使い「では授業に入る」
兄「え?」
老魔法使い「わしは地獄耳じゃからの、まあおなごが勇者になるなぞ前代未聞じゃが、なれることはなれるからの」
兄「そうですか…」
老魔法使い「トーナメント戦が楽しみじゃ」
老魔法使い「では授業に入る」
兄「やっと来たか……」
妹「………」
兄「………しばらく見ないうちにたくましくなっちゃって」
妹「……おに…ち…ん…」
兄「元気そうで良かったよ、死んだ父さん母さんに顔向けができるよ」
妹「…お兄ちゃん!」
兄「……」
妹「……私の夢知ってるよね」
兄「…ああ」
妹「……私はね、その夢を叶えれば全てがハッピーエンドになるって信じてた」
妹「でもそれは間違ってたみたい」
兄「……夢を諦めるのか?」
妹「……ううん。私は筋を通すよ」
兄「……そうか、それがいい。さ、始めようか」
兄「……戦いを」
妹「………」
兄「………しばらく見ないうちにたくましくなっちゃって」
妹「……おに…ち…ん…」
兄「元気そうで良かったよ、死んだ父さん母さんに顔向けができるよ」
妹「…お兄ちゃん!」
兄「……」
妹「……私の夢知ってるよね」
兄「…ああ」
妹「……私はね、その夢を叶えれば全てがハッピーエンドになるって信じてた」
妹「でもそれは間違ってたみたい」
兄「……夢を諦めるのか?」
妹「……ううん。私は筋を通すよ」
兄「……そうか、それがいい。さ、始めようか」
兄「……戦いを」
>>62
ずいぶんはしょったなと思ったら誰だよwwwwww
ずいぶんはしょったなと思ったら誰だよwwwwww
>>62
ま、でも、この流れだと兄と妹の対立なわけで。こんな最終回でしょ。
ま、でも、この流れだと兄と妹の対立なわけで。こんな最終回でしょ。
>>62いやん!まぁそうなるしかないんだけどね!
妹友「ふうー終わった終わった、それにしても妹ちゃんすごいね、今日の魔法演習パーフェクトだったじゃん!」
妹「まーね、でも魔法ができるだけじゃダメ」
妹友「勇者になるんだもんね!」
妹「そういう妹友は魔法…」
妹友「う、うるさいな!あたしは魔法はからっきしなの!」
妹(補助魔法をあと少し頑張れば数倍強くなれると思うんだけどな…)
妹友「ふうー終わった終わった、それにしても妹ちゃんすごいね、今日の魔法演習パーフェクトだったじゃん!」
妹「まーね、でも魔法ができるだけじゃダメ」
妹友「勇者になるんだもんね!」
妹「そういう妹友は魔法…」
妹友「う、うるさいな!あたしは魔法はからっきしなの!」
妹(補助魔法をあと少し頑張れば数倍強くなれると思うんだけどな…)
妹友「あーあ、帰るのだるいー。転移魔法使えればなぁーーー」
妹「あんまり転移魔法って使わない方が良いみたいよ」
妹友「なんでぇ?」
妹「だらけるんだってさ。長距離移動ならまだしも、学校と家なら歩きなよ」
妹友「あれ?転移魔法使える人いるの?」
妹「お兄ちゃんが使えるよ、バイトに行くとき使ってるみたい」
妹友「だらけてんじゃん」
妹「かなり遠い…らしいよ」
妹友「らしいって」
妹「知らないんだもん。お兄ちゃん何のバイトしてるのか教えてくんないし。」
妹「あんまり転移魔法って使わない方が良いみたいよ」
妹友「なんでぇ?」
妹「だらけるんだってさ。長距離移動ならまだしも、学校と家なら歩きなよ」
妹友「あれ?転移魔法使える人いるの?」
妹「お兄ちゃんが使えるよ、バイトに行くとき使ってるみたい」
妹友「だらけてんじゃん」
妹「かなり遠い…らしいよ」
妹友「らしいって」
妹「知らないんだもん。お兄ちゃん何のバイトしてるのか教えてくんないし。」
妹友「ふうん…その転移魔法って、行き先探知できないの?」
妹「さあ?そんな魔法聞いたことないけど」
妹友「じゃあ老魔法使い先生に聞いてみようよ!もしかしたらわかるかも!」
妹「えー?無いと思うけどな…ま、この話はまた明日ね!」
妹友「そうだね!ばいばーい!」
妹「……探知魔法か…」
妹「さあ?そんな魔法聞いたことないけど」
妹友「じゃあ老魔法使い先生に聞いてみようよ!もしかしたらわかるかも!」
妹「えー?無いと思うけどな…ま、この話はまた明日ね!」
妹友「そうだね!ばいばーい!」
妹「……探知魔法か…」
老魔法使い「これで授業は終わりじゃ。そうそう、トーナメント戦の参加は自由じゃが、二回参加しないとランクが一つ下がるから気を付けるように」
兄「え、まじか」
友「お前知らなかったのかよ…ああ、バイトで全部休んでたもんな、俺は一回出たことあるけど」
兄「トーナメント戦、どこまでいった?」
友「俺はDランクまでいったよ。まだまだだな、でもお前一度も参加してないならFランクじゃん、今回こそ出ろよ」
兄「そうだな…」
ピリリリリリ
友「あ…」
兄「…バイトが入らなければ」
兄「え、まじか」
友「お前知らなかったのかよ…ああ、バイトで全部休んでたもんな、俺は一回出たことあるけど」
兄「トーナメント戦、どこまでいった?」
友「俺はDランクまでいったよ。まだまだだな、でもお前一度も参加してないならFランクじゃん、今回こそ出ろよ」
兄「そうだな…」
ピリリリリリ
友「あ…」
兄「…バイトが入らなければ」
シュン
側近「魔王様!」
兄「どうした?」
側近「たいへんです!」
兄「だからなんだよ」
側近「魔王娘ちゃんがかわいいです!」
兄「はあ?」
側近「ほら見てくださいこの寝顔!」
魔王娘「ん~…」
兄「まぁ確かにかわいいが…まさかそれだけの為に…」
側近「はい」
兄「帰るぞ」
側近「ちょっと待ってくださいよもう!」
側近「魔王様!」
兄「どうした?」
側近「たいへんです!」
兄「だからなんだよ」
側近「魔王娘ちゃんがかわいいです!」
兄「はあ?」
側近「ほら見てくださいこの寝顔!」
魔王娘「ん~…」
兄「まぁ確かにかわいいが…まさかそれだけの為に…」
側近「はい」
兄「帰るぞ」
側近「ちょっと待ってくださいよもう!」
側近「人間界見てたんですけど」
兄「うん」
側近「トーナメント戦って面白そうですね!」
兄「え?」
側近「参加してもいいですか!」
兄「いやいやいや」
兄「俺や側近が参加したらやばいだろ!間違って俺が勇者になっちまったら何か?一人で魔王と勇者やれってか!どんな芝居だよ!」
側近「まあ素敵!見てみたい」
紅竜「私もトーナメント戦出たいです~」
兄「うおわ!紅竜いたのか!」
紅竜「いましたよう~兄さんひどい」
兄「うん」
側近「トーナメント戦って面白そうですね!」
兄「え?」
側近「参加してもいいですか!」
兄「いやいやいや」
兄「俺や側近が参加したらやばいだろ!間違って俺が勇者になっちまったら何か?一人で魔王と勇者やれってか!どんな芝居だよ!」
側近「まあ素敵!見てみたい」
紅竜「私もトーナメント戦出たいです~」
兄「うおわ!紅竜いたのか!」
紅竜「いましたよう~兄さんひどい」
兄「まあお前には魔王娘の面倒見てもらってるしな…けど」
紅竜「?」
兄「お前そもそもドラゴンだろ!人間界に行った時点で大騒ぎだわ!」
紅竜「ちゃんと人間モードになるから大丈夫ですよ?」シュウウ
兄「あ、人間になれ…る…おい」
紅竜「なんです?ちゃんと人間になってるでしょう?」
兄「尻尾」
紅竜「ああ」
兄「何典型的な間違いやってんだよ…あと」
紅竜「まだあるんです?完璧だと思うんですが」
兄「……服を着ろ」
紅竜「?」
兄「お前そもそもドラゴンだろ!人間界に行った時点で大騒ぎだわ!」
紅竜「ちゃんと人間モードになるから大丈夫ですよ?」シュウウ
兄「あ、人間になれ…る…おい」
紅竜「なんです?ちゃんと人間になってるでしょう?」
兄「尻尾」
紅竜「ああ」
兄「何典型的な間違いやってんだよ…あと」
紅竜「まだあるんです?完璧だと思うんですが」
兄「……服を着ろ」
側近「見とれてましたね」
兄「ん?」
側近「まああの変身は失敗ですがね」
兄「そうなのか?」
側近「そうですよ。そもそもあんな所に肉は要りません」
兄「……」
側近「というかですね!戦闘においてあんなものあったら邪魔だと思うのです!」
兄「あ、ああ」
側近「その点私は戦闘に特化した人間タイプの魔族ですからね!」
兄「…トーナメント戦出ていいから落ち着け」
側近「あ、いいんですか?」
兄「そのかわり力抑えてくれよ?…そうだな、Bランク以上にはならないでくれ」
側近「はぁーい♪」
兄「ん?」
側近「まああの変身は失敗ですがね」
兄「そうなのか?」
側近「そうですよ。そもそもあんな所に肉は要りません」
兄「……」
側近「というかですね!戦闘においてあんなものあったら邪魔だと思うのです!」
兄「あ、ああ」
側近「その点私は戦闘に特化した人間タイプの魔族ですからね!」
兄「…トーナメント戦出ていいから落ち着け」
側近「あ、いいんですか?」
兄「そのかわり力抑えてくれよ?…そうだな、Bランク以上にはならないでくれ」
側近「はぁーい♪」
紅竜「服着たよぉ~」
紅竜「ねね、私は?トーナメント戦!私は~?」
兄「炎を使わないのならいいぞ」
紅竜「えーなんでー?」
兄「お前炎の化身だろ、お前が本気出したらあたり一帯焦土になっちまうよ…」
紅竜「うーんわかった~」
兄「あと辛い物は食べるな」
紅竜「食べないよ?」
兄「念のためだ」
紅竜「どして?」
兄「本当にお前は辛い物食べると火を噴くからな…」
紅竜「ねね、私は?トーナメント戦!私は~?」
兄「炎を使わないのならいいぞ」
紅竜「えーなんでー?」
兄「お前炎の化身だろ、お前が本気出したらあたり一帯焦土になっちまうよ…」
紅竜「うーんわかった~」
兄「あと辛い物は食べるな」
紅竜「食べないよ?」
兄「念のためだ」
紅竜「どして?」
兄「本当にお前は辛い物食べると火を噴くからな…」
兄「この前ふざけて俺の激辛シチュー食った時」
側近「何その食べ物」
兄「30分間暴れられて魔王の間が黒焦げの間になったからだ」
側近「あああの時でしたか」
兄「しかもちょうど冒険者入ってきたし」
側近「びびりましたね~、でもよかったじゃないですか。「あれ、間違えた」って言って帰っていきましたし」
兄「よかった…のか…?」
紅竜「とりあえず人間モードと辛い物食べない、でいいのね?」
兄「ああ」
紅竜「わーい!!も~い~くつね~る~と~ぉ、と~お~な~めんと~♪」
側近「何その食べ物」
兄「30分間暴れられて魔王の間が黒焦げの間になったからだ」
側近「あああの時でしたか」
兄「しかもちょうど冒険者入ってきたし」
側近「びびりましたね~、でもよかったじゃないですか。「あれ、間違えた」って言って帰っていきましたし」
兄「よかった…のか…?」
紅竜「とりあえず人間モードと辛い物食べない、でいいのね?」
兄「ああ」
紅竜「わーい!!も~い~くつね~る~と~ぉ、と~お~な~めんと~♪」
兄「ただ、その間魔王城どうするんだ?」
側近「その件は大丈夫です。この時期魔王城は海に沈みますので」
兄「えええええ?」
側近「あれ、言ってませんでした?てか今もう海の中ですけど」
兄「浸水しないの?」
側近「そこはまあ結界やらいろいろ便利なものがあるのでなんとかなります」
兄「てか海の中なのかよ…」
側近「気づきませんでした?」
兄「俺は基本魔王の間から動かないからな、まわりの風景は見えん」
側近「そうですか、まあトーナメント戦の間は大丈夫ですよ」
兄「ん、わかった」
側近「その件は大丈夫です。この時期魔王城は海に沈みますので」
兄「えええええ?」
側近「あれ、言ってませんでした?てか今もう海の中ですけど」
兄「浸水しないの?」
側近「そこはまあ結界やらいろいろ便利なものがあるのでなんとかなります」
兄「てか海の中なのかよ…」
側近「気づきませんでした?」
兄「俺は基本魔王の間から動かないからな、まわりの風景は見えん」
側近「そうですか、まあトーナメント戦の間は大丈夫ですよ」
兄「ん、わかった」
兄「魔王娘はどうするんだ?」
側近「それは3人で交代で見てたらいいじゃないですか」
兄「いや、俺は多分それできないぞ?」
側近「なぜです?」
兄「ちょっと考えてみろよ、俺男、お前女、魔王娘子供」
側近「?」
兄「どっからどうみても家族連れじゃねえか…目立つのはいやだぞ」
側近「じゃあ紅竜ちゃんと二人で面倒みますもんねー!トーナメント戦中魔王娘分補給できずに1回戦負けすればいいです!」
側近「それは3人で交代で見てたらいいじゃないですか」
兄「いや、俺は多分それできないぞ?」
側近「なぜです?」
兄「ちょっと考えてみろよ、俺男、お前女、魔王娘子供」
側近「?」
兄「どっからどうみても家族連れじゃねえか…目立つのはいやだぞ」
側近「じゃあ紅竜ちゃんと二人で面倒みますもんねー!トーナメント戦中魔王娘分補給できずに1回戦負けすればいいです!」
兄「なに怒ってんだよ」
魔王娘「あれ、おにいちゃんきてたの?」
兄「おう、よく寝てたな」
魔王娘「うん」
兄「今日は東の山で何して遊んだ?」
魔王娘「んーとねぇ、とりあえず紅竜ちゃんのせなかのって」
兄「うんうん」
魔王娘「ひがしのやまが波動弾なんかいでなくなるかあそんでた!」
兄「うん……え?」
紅竜「てっきり6回かと思ったんだけどね~!」
魔王娘「4回でなくなったね!」
魔王娘「あれ、おにいちゃんきてたの?」
兄「おう、よく寝てたな」
魔王娘「うん」
兄「今日は東の山で何して遊んだ?」
魔王娘「んーとねぇ、とりあえず紅竜ちゃんのせなかのって」
兄「うんうん」
魔王娘「ひがしのやまが波動弾なんかいでなくなるかあそんでた!」
兄「うん……え?」
紅竜「てっきり6回かと思ったんだけどね~!」
魔王娘「4回でなくなったね!」
兄「ちょっとまってちょっとまって」
紅竜「どうしたの?」
兄「紅竜の波動弾?」
紅竜「違うよ~?私炎弾しか撃てないの知ってるくせに」
兄「じゃあ魔王娘の波動弾…?」
魔王娘「そうだよー?こうやってしゅうちゅうしてぇーー」キュウウウウウウウン
兄「ちょちょちょストップ!!!」
側近「さすが魔王の娘」
兄「…トーナメント戦…ちゃんと面倒見ててくれよ?お前ら…」
紅竜「どうしたの?」
兄「紅竜の波動弾?」
紅竜「違うよ~?私炎弾しか撃てないの知ってるくせに」
兄「じゃあ魔王娘の波動弾…?」
魔王娘「そうだよー?こうやってしゅうちゅうしてぇーー」キュウウウウウウウン
兄「ちょちょちょストップ!!!」
側近「さすが魔王の娘」
兄「…トーナメント戦…ちゃんと面倒見ててくれよ?お前ら…」
シュン
兄「ふう…まさかトーナメント戦にあいつらが出るとは…あれ?あいつら入学してないが参加できるのか?」
兄「うーん…まあ明日聞いてみるか」
ガチャ
兄「ただいまー」
妹「おかえり、バイトどうだった?」
兄「なんかしばらく暇もらえそうだよ」
妹「そっか!」
兄「うれしそうだな」
妹「だってさ、最近全然魔法の練習につきあってくんないしさ」
妹「今日も一緒に帰ろうと思ったけどバイトいっちゃってたし」
妹「明日!一緒に帰るんだかんね!」
兄「ふう…まさかトーナメント戦にあいつらが出るとは…あれ?あいつら入学してないが参加できるのか?」
兄「うーん…まあ明日聞いてみるか」
ガチャ
兄「ただいまー」
妹「おかえり、バイトどうだった?」
兄「なんかしばらく暇もらえそうだよ」
妹「そっか!」
兄「うれしそうだな」
妹「だってさ、最近全然魔法の練習につきあってくんないしさ」
妹「今日も一緒に帰ろうと思ったけどバイトいっちゃってたし」
妹「明日!一緒に帰るんだかんね!」
兄「わかった、心配かけてごめんな」
妹「わかったならいいよ…ご飯、食べなよ」
兄「おう!」
妹 ニコッ
兄「ふーごちそうさま」
妹「ん」
兄「いつもありがとな、妹」
妹「なに急に…」
兄「家事まかせっきりだからな」
妹「お兄ちゃんもバイトで稼いでくれてるでしょ」
兄「…そうだな」
妹「私も、ありがと」
兄「どーも」
妹「わかったならいいよ…ご飯、食べなよ」
兄「おう!」
妹 ニコッ
兄「ふーごちそうさま」
妹「ん」
兄「いつもありがとな、妹」
妹「なに急に…」
兄「家事まかせっきりだからな」
妹「お兄ちゃんもバイトで稼いでくれてるでしょ」
兄「…そうだな」
妹「私も、ありがと」
兄「どーも」
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