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    元スレ穏乃「灼さんって、好きな人いるのかなぁ?」憧「え?」

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    52 :

    鷺森灼ちゃんとボーリングしたい

    53 = 1 :


    一ヶ月後

    晴絵「お疲れ様でした!」

    全員「お疲れ様でした!」

    「また明日~♪」バイバイ

    「はーい」

    穏乃「お疲れ様~」

    「また明日」バイバイ

    「・・・」フゥ

    「穏乃、今日はどうする?」

    穏乃「あ・・・えと、今日はちょっと・・・」チラッ

    「?」

    54 = 1 :


    「あ・・・じゃあ私は先に帰るね」

    穏乃「うん、お疲れ様でした」

    「ん。じゃあ」

    「お疲れ」

    「うん」

    バタン

    「・・・・・・何?」

    穏乃「えっと・・・・灼さんの事なんだけど」

    「・・・ま、そうだと思ったけど。・・それで?」

    穏乃「告白・・・・しようと思う」

    「!!」

    穏乃「ここ最近・・・結構いい感じでさ、もしかしたら・・・いけるんじゃないかって」

    「で、でも!灼さんはずっと前から晴絵を好きだったんだし・・・まだ早いんじゃない?」

    55 = 1 :


    穏乃「けど!好きなのにこのままでいるのも辛いっていうか・・・」

    「・・・・そんなの!あたしだって・・・っ!」

    穏乃「え?」

    「・・・・・なんでもない。告白してダメだったら・・・・あとが辛いよ?」

    穏乃「わかってる・・・でも・・・」

    「・・・・・告白するって決めたの?」

    穏乃「・・・・うん」

    「そっか・・・・・しずが決めたんなら・・・・・」

    穏乃「・・・・・・」

    「それで?決めたんだったらあたしに何を相談する訳?」

    56 = 7 :

    アコチャー…

    57 = 1 :


    穏乃「その・・・・・告白のシミュレーションに付き合って欲しいんだ!」

    「え?」

    穏乃「は、初めての告白だから・・・・」

    「・・・・・」

    穏乃「お願い!憧!」

    「・・・・・・しょうがないなぁ・・・いいよ」

    穏乃「っ!ありがとー!」

    「・・・・あたしが灼さんをやればいいのね?」

    穏乃「うん!じゃあ・・・・いくよ!」

    「うん」

    穏乃「・・・・・・・」

    「・・・・・・・」

    穏乃「私は・・・・あなたが好きです・・・私と、付き合ってください!!」ペコッ!

    「・・・・・・うん・・・・あたしも・・・しずが好きだよ」

    58 :

    これは辛い
    辛すぎる

    59 = 1 :


    穏乃「え?憧?」

    「あ・・・ごめんごめん!灼さん役だったね!しっぱいしっぱい」ハハ..

    穏乃「じゃあもう一回・・・・・・あなたが好きです!私と付き合ってください!」ペコッ!

    (しずから告白される・・・・ずっと夢見てた光景だったけど・・・・こんな形なんて・・・・)グス..

    穏乃「うーん、ちょっと弱いかも・・・もっと私の気持ちをストレートに伝えた方がいいかな・・・・ごめん、もう一回!」

    「うん・・・」

    穏乃「私、灼さんが好きです!もし・・・まだ赤土さんが好きだったら・・・赤土さんの代わりでもいいです!私と付き合ってください!!」ペコッ!

    「・・・・・」グス

    穏乃「・・・どうかな?」

    「・・・最初のがいいと思う・・・しずらしく、ストレートで」

    穏乃「そ、そう?憧がそう言うなら間違いないな」ウン!

    「・・・・・」

    60 = 1 :


    穏乃「じゃあ・・・・行ってくる」

    「え?・・・今から?」

    穏乃「よし!」ダダダダ!

    ガチャ パタン!

    「・・・・・・」

    「これで・・・・よかったのかな・・・・」

    「・・・・しず・・・嬉しそうな顔してたし・・・いいんだよね、これで・・・」

    (成功したら・・・・しずは灼さんと付き合う・・・・)ズキ

    (しずに一番近い場所を・・・奪われちゃう・・・)

    「!」ゾクッ!

    「・・・・・・やだ・・・・・・・やだよ・・・」グスッ..

    「しず・・・・っ!」ダッ!

    「・・・っ!」タタタタタタッ!

    61 = 7 :

    嗚呼

    62 = 39 :

    なんかもうなんとレスすればいいのかな
    コピペ相手になんて惨め過ぎるし

    63 = 39 :

    ごめん誤爆した

    64 = 1 :


    「あ」タタタ

    穏乃「・・・・・」トボトボ

    「しず!」タタタ

    穏乃「あ・・・・憧・・・」ッスン..

    「・・・・・・・」

    穏乃「フラれちゃった・・・・」

    「・・・・・・・」

    穏乃「・・・私たちは付き合わない方がいいって・・・・」ウゥッ...グズ..

    「・・・・」

    穏乃「うん・・・・うぅ・・・あこぉ・・・」

    「大丈夫・・・あたしがずっとそばに」

    穏乃「・・・・こんなに・・・灼さんが好きなのに・・・・」

    「あ・・・・」ズキッ..

    65 = 1 :


    穏乃「どうしよう・・・・これから・・遊んだりとか・・・・出来なくなっちゃうのかなぁ・・・」グス..

    「しず・・・」

    (そっか・・・もう・・・しずに一番近いのは・・・あたしじゃないんだ・・・)

    穏乃「うぅっ・・・・ぐす・・・」

    「・・・・灼さん、どこ行ったかわかる?」

    穏乃「え・・・・?・・・多分・・・家に帰ったと思う」

    「そう・・・しずはちょっと待ってて」

    穏乃「?」

    「っ!」ダダッ!

    穏乃「憧!?」

    66 = 7 :

    アコチャー

    67 = 1 :


    通学路 外れ

    「・・・・・」

    「・・・・・」ハァハァ...

    「・・・・・」

    「・・・・・」ハァ..

    「・・・・・何か用事?」

    「・・・しずの告白・・・断ったんだってね」

    「・・・・・・」ピク

    「・・・・まだ晴絵が好きだから?」

    「・・・・・・」

    「・・・・・答えて」

    「・・・はるちゃんは・・・・・・憧のお姉さんと付き合って、幸せそうだから・・・もう・・・諦めた・・・」

    「・・・・じゃあ、どうして?」

    68 = 1 :


    「・・・・・憧、穏乃の事・・好きでしょ?」

    「!!」

    「しかも、私が穏乃と出会う前から・・・」

    「・・・・・」

    「なのに、私が横から出てきて奪うなんて出来ないよ」

    「・・・・・」

    「私はまだ・・・・はるちゃんに向けてた感情を、完全には整理出来てない・・・その状態で穏乃を受け入れるのは、穏乃にも憧にも失礼だから」

    「・・・・・・・・」

    穏乃『私、灼さんが好きです!もし・・・まだ赤土さんが好きだったら・・・赤土さんの代わりでもいいです!私と付き合ってください!!』

    「・・・しずは・・・・それでも・・・・付き合ってほしいと思ってるよ」

    「・・・・・・憧はそれでいいの?」

    「・・・っ!?」

    69 = 1 :


    「・・・・・・」

    「・・・・けない」

    「え?」

    「いい訳ない!?あたしはしずが好き!ずっと前から!」

    「・・・」

    「途中で・・・別々の学校に行った時も、すっごい後悔した!悩んで・・・でも会いにいけなくて!」

    「久しぶりにしずから電話があった時、冷静を装ってたけど、めちゃくちゃ嬉しかった!」

    「熱血なとこも、抜けてるとこも、優しいとこも!大好き!!」

    「・・・・・」

    70 = 7 :

    あらたそ~

    71 = 1 :


    「・・・・だけど・・・・・しずは・・・・」

    「?」

    「灼さんの顔見ただけで・・・あたしといる時より・・・・すっごい笑顔になるんだ」

    「・・・・・」

    「あたしと大喧嘩した時より・・・灼さんが晴絵を好きだと知った時の方が・・・・悲しい顔するんだよ・・・」

    「・・・・・」

    「・・・あたしじゃ・・・・しずを幸せに出来ない」

    「・・・・・」

    「だからっ!・・・・もう・・・あたしは諦めたんだよ・・・」フ..

    「・・・・・」

    72 :

    もう3Pすりゃいいよ

    73 = 1 :


    「・・・だからさ、灼さん・・」

    「で、でも!まだ気持ちの整理が」

    「・・・整理がつかないと付き合えない?」

    「・・・・・う」

    「それが本心?」

    「そ、それは・・・・」

    「・・・整理がつくまで、しずとは付き合いたくない?」

    「・・・・・」ウゥ..

    「・・・・・」ハァ

    「あたしを鈍感な晴絵と一緒にしないでよ」

    「え?」

    74 = 1 :


    「灼さんが、しずに惹かれてるなんて、見ればわかるよ」

    「っ!」

    「最近のしず、灼さん好き好きオーラが出まくってて超可愛いもんね」

    「うう・・・」

    「・・・・実際のトコ、どうなの?」

    「そ、それは・・・」

    「あたしは本音を喋った。逃げるのはずるいかんね」

    「う・・・」

    「・・・・・・」ジー

    75 = 7 :

    アコチャー!

    77 = 1 :


    「・・・・こ、告白された時、嬉しかった・・・」

    「ん、それで?」

    「・・・・でも、憧が穏乃を好きだって知ってたから」

    「うん」

    「付き合ったら、麻雀部がバラバラになると思った」

    「一番の新参者の私が・・・幼馴染のみんなの仲を壊すのが・・・嫌だった」

    「・・・・」ハァー

    「あんた、まだそんな事考えてたの?」

    「・・・えっ?」

    「あのね、一緒に全国目指すって決めた時点で、幼馴染とか関係なく、みんな仲間な訳!わかる?」

    「えと・・・その・・・」

    「それに、あたしはただビビッて告白出来なかっただけ!遠慮なんていらない!早い者勝ち!変な事考えんなってーの!」

    「・・・・・」

    78 :

    漢やな

    79 :

    あれ、冷静に考えてみるとこれ女同士だよな?

    80 = 1 :


    「はぁー・・・思った事、全部話したらすっきりした・・・」フゥ

    「・・・私も」

    「・・・・・けどさ、今の話を聞くと・・・灼さんて、なんか危なっかしくて心配になるなぁ」

    「あ、危なっかしい?」

    「一人であれこれ考えちゃって、思考のループにはまるっていうか」

    「そう、かな?」

    「それに根暗っぽいし~」

    「ちょ、ちょっと!」

    「あはは!・・・だからさ、灼さんには・・しずが合ってると思う・・・」

    「あ・・・」

    「・・・落ち込んでる自分が馬鹿らしく思えるくらいに明るくて・・・」

    「悩んで立ち止まってる時には・・・引っ張って助けてくれる・・・そんなしずがさ・・・」

    「・・・・」

    81 :

    >>79
    なにか問題でも?

    82 = 1 :


    「・・・・超超鈍感なのが玉にきず、だけど」フフ

    「うん・・・」

    「・・・・・」

    「・・・・・憧」

    「うん?」

    「ちょっと行ってくる」

    「・・・しずは、この先の道で待ってるから」

    「ありがとう!」

    「・・・うん」

    83 = 1 :


    「っ!」タタタタタ!

    「・・・・・」

    (・・・・・感情に任せて、突っ走っちゃったけど・・・これでよかったのかな?)

    (思った事をすぐに吐き出して・・・あたしはしずか!)フフ..

    (・・・もし・・・今みたいに・・・インハイ前に・・・告白してたら・・・・しずは・・・)

    「・・・なんて、考えても意味ないか」フゥ

    「・・帰ろうっと」スタスタ

    84 = 7 :

    アコチャー…

    85 = 1 :


    新子家

    「ただいま」

    「おかえり~・・・・憧!?」

    「な、なんなの?大声出して」

    「だって・・・泣いてるから」

    「え・・・あ・・・本当だ」

    「何があったの?」

    「別に何もないよ?」スタスタ

    「でも・・・」

    「大丈夫大丈夫」スタスタ

    (そっか・・・泣いてたか・・・失恋したし?当然?ってねー)アハハ

    (でもなんか冷静なんだよね。あたし悟りを開いたのかなー、なんて)

    86 = 72 :

    3Pフラグか…

    87 = 1 :


    憧の部屋

    ガチャ

    「ふう・・・」ベッド ニ スワル

    プルルルル

    「お、しず」ピッ

    「もしも」

    穏乃『憧ーーーーーー!!!!』キーン!

    「ぅわっ!!」ハナシ!

    穏乃『ありがとう!灼さんと付き合える事になったよ!憧のおかげだよー!!ありがとー!!!!』

    「お、やったじゃん!ヒューヒュー♪」

    穏乃『本当にありがとうー!!憧ー!!!』

    88 :

    あこちゃん・・・

    89 = 1 :


    「わかったわかった。あたしはちょっと眠いから、また後でね」

    穏乃『うん!わかった!それじゃ!』

    「はーい」ピッ

    「・・・・・おめでと。しず」

    「・・・・・・」

    「あのしずに恋人ねー・・・」

    「・・・・・・・」

    「・・・・・・ぅっ・・」グス

    「いやいや、おめでたいんだって。・・・ああ、これは嬉し泣きか~」ポロ..

    「・・・・・・・・・っく・・・しず・・・」グシュ..

    (吹っ切れたはずなのに・・・・どうしてこんなに・・・・)ウゥゥ..

    90 :

    ???「わた、初瀬ちゃんの出番ですね!」

    91 = 7 :

    片想いは辛い

    92 = 1 :


    翌朝

    「・・・・憧・・平気?学校休む?」

    「え?大丈夫だよ」パクパク

    「でも・・・」

    「メイクで誤魔化せるから」モグモグ

    「そう?・・・無理しちゃダメだよ?」

    「はーい」

    テレビ『・・座が一位です!』

    「お、一位だ」

    テレビ『今日は、あなたの運命の人がわかる日です!』

    「へえー」

    テレビ『ボーっと過ごして、見逃す事のないように!』

    「そりゃ楽しみだ」モグモグ

    94 = 1 :


    放課後

    麻雀部部室

    晴絵「お疲れ様!」

    全員「お疲れ様でした!」

    「それじゃ、また明日~」ガチャ バタン

    穏乃「ねえねえ憧~」

    「ん~?」

    穏乃「灼さんって可愛いんだよ!今朝、家まで迎えに行ったら、寝癖がピョーンてなっててさー」ニコー

    「それ、可愛い?」

    穏乃「うん!寝癖に気付かないのがすっごい可愛い!!」

    「ちょ、ちょっと穏乃!」

    穏乃「わあ」

    95 = 1 :


    「ご、ごめんね」

    「ふふ・・・気にしないでいいって」

    「う、うん・・・」

    穏乃「?あ、今から灼さんと一緒に帰るんだけど、憧もどう?」

    「んー?あたしはパス。せっかくだから二人っきりでどうぞ」

    穏乃「あう・・・///」

    「あたしはちょっと残ってるから」

    穏乃「そっか。じゃあ、また明日」

    「うん」

    「じゃあね」

    「はーい」

    ガチャ バタン

    96 = 7 :

    あらたそ~

    98 :

    アコチャー…

    99 = 1 :


    「・・・・・・」シーン..

    「静かだなー・・・・・」

    (・・・・・昨日ずっと泣いて、気持ちの整理はちょっとだけついたけど・・・)

    (やっぱり・・・・寂しいな・・・・でも、しょうがないよね・・・)

    (・・・・・あーあ・・・・・・これからどうしよう・・)

    (しず以外の人を好きになれるのかな・・・・?)

    「あ」

    (そういえば、今朝の占いで、運命の人がわかるとか言ってたっけ)

    (・・・・本当かな?)

    (いやいや、そんな訳ないよね・・・・そう上手い事いくはず・・・)

    ガチャ!

    「!?」

    ??「・・・・・・」

    「あ・・・・・・え?」

    100 :

    俺だ


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