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    元スレ菫「体育倉庫に閉じ込められるおまじない……?」

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    101 :

    上半身裸になり「呪いなんてへのへのかっぱ」×3と唱える

    102 = 8 :

    >>99
    お尻をだしてノロイナンテヘノヘノカッパ と唱えるだったかな

    103 = 1 :

    >>101
    なるほど
    サンクス

    104 :

    読む前のコークスクリュー保守

    105 :

    つまり>>101>>102の会わせ技が最強なんだな

    106 = 1 :


    ――――――――

    (しかし……どうしたものか……)

    (本当に助けは来ないのか……これもあのまじないの効力だとしたら、明日になっても……)

    (……そういえば、あの本のまじないが書いてあった同じページに解呪方法が書いてあったような気が……)

    「……」

    「どうしたの菫ちゃん? なんだか険しい顔してるけど……」

    「い、いや……ここから出られる方法に少し心あたりがあってな……」

    「そ、それって本当に?」

    「ああ、限りなく信憑性は高いと思う……」

    (まじないが本物なら、あれもきっと……し、しかし……!)

    107 = 1 :

    「菫ちゃん……」

    (……ためらってる場合なんかじゃない。次の瞬間にも大きな地震が来る可能性もある)

    (これ以上宥を危険な目に遭わせるのも、怖がらせるのも絶対に……!)

    「……はぁ。すまない、宥。少しの間だけ後ろを向いていてくれるか?」

    「えっ? で、でも……」

    「私から離れると寒いかもしれないが、すぐにでもここから出られるようになる。だから……」

    「……分かった。私、菫ちゃんを信じる……」スッ

    (うぅ……寒い……)

    (元はと言えば全て私が引き起こしたことだ。私自身の手で、責任を持って終わらせる)



    「……く、くそぉっ……」ヌギヌギ

    (な、何してるの菫ちゃん……?)

    108 = 104 :

    コークスクリュー支援

    109 :

    前のすれでどうせ書かないなんて暴言はいたけど、お前すごいやつだったんだな
    素晴らしい

    110 = 1 :

    (……下着も、だろうな)

    (すぐ目の前に宥がいる中で、こんなっ……)シュル

    「ゆ、宥……頼むから後ろは向かないでくれ……」

    「う、うん。分かったよ……」

    (ここまでしたんだ。もうなるようになれ……!)

    「呪いなんてへのへのかっぱ!!」

    「へっ……!?」

    「呪いなんてへのへのかっぱ!! 呪いなんてへのへのかっぱ!!」

    「す、菫ちゃん? いきなり何を……」

    ―――――――ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

    「「!!」」

    111 :

    これは酷い

    112 = 1 :

    (また地震!? そ、それに……かなり大きい!!)

    「危ない! 伏せろ宥!!」

    「きゃあっ……! す、すみれちゃ……ふぇえ!? は、はだっ……!?」



    ゴゴゴゴゴゴゴゴ――――――――



    「「……」」

    (……止んだ、か……?)

    「大丈夫か宥? かなり大きかったが、どこか打ったとか……」

    「すごく怖かったけど、大丈夫……」

    「……そうか。それはよかった」

    「す、菫ちゃん……ど、どうして……上、裸なの……?」

    「!?」

    (し、しまっ……)

    「こ、これは、その……!」

    113 = 1 :

    恒子「そりゃ!!」バァン

    「お姉ちゃん!!」

    「二人ともだいじょう……ぶ……」


    「「…………」」


    恒子「えーっと……もしかしてお楽しみだったりした?」

    「うそ……こんなの……」

    「……」

    「ち、違う。これには訳があって……」

    「よかったぁ……助けにきてくれたんだ……」ギュウゥ

    115 = 1 :

    恒子「うん、まあ。どんまい! 若いんだし、こういうこともあるよ!」

    「菫……」ドンビキ

    「」

    (どうしてこうなった……)

    「あ、あの。菫ちゃん、とりあえず、服、着た方が……」

    恒子「ま、私たち3人以外はみんな外にいるから問題ないよ!」

    「どこが問題ないんですか先生……」

    「」

    「えっと、とりあえず、みんな外で待っててくれるかな……?」

    「見られてると、菫ちゃん私から離れられないと思うから……」

    恒子「それもそうだ。よし、無事も確認したし先に出てるよ! 二人とも!」

    恒子「ほら、妹ちゃんも放心してないでテキパキ歩く!」

    116 = 1 :

    「……」

    「えっと……だ、大丈夫? 菫ちゃん」

    「……大丈夫じゃない。今後のことを考えると気を失いそうだ……」

    「さ、三人ともいい人だから心配しなくて良いと思うけど……私も気にしないし……」

    (どうして気にしないんだ……)

    「と、とにかく。私後ろ向いてるから服着て?」

    「……ああ。そうだな」

    (これが悪ふざけの報いか……自業自得だな……)



    (こうして一連の事件は幕を閉じた――――)

    117 = 114 :

    恒子ちゃんいるから明日には学校中の噂になってるな

    118 :

    菫ちゃんかわいい

    119 :

    ゆきねえの数あるおまじないの中で体育倉庫のだけ解除方法があるんだよね

    120 = 1 :


    ―――――――

    (学校に行きたく無いと思ったのも、教室に入りたく無いと思ったのも初めてだな……)

    (奇異な目で見られないことを祈りたいが……)ガラ

    「「……」」ザワ…ザワ…ザワ…

    (まあしばらくは無理そうな話だな……)

    「おはよう、菫。昨日はお楽しみだったね」

    「おはよーさん委員長。昨日は災難やったな。いや、むしろラッキーか」

    「……はぁ」

    「学校中の噂になっとるで? 松実さんと委員長が体育倉庫であはーんうふーんって」

    「くっ……福与先生の仕業か……! 断言するが宥とは何もなかったからな」

    「松実さんじゃないんだ」

    「うっ」

    「下の名前で呼ぶようになっとるなんて、何があったんやろうなぁ」ニヤニヤ

    121 = 1 :

    「松実さんも登校した時からずっとあの状態」


    「あわわわわ……」ワイワイガヤガヤ


    「……」アゼン

    「松実さんゆっとったんやでー。菫ちゃんにあたためてもらったって」

    「なっ」

    「……それもそうだけど、菫が菫ちゃんなんて呼ばれてることが一番おかしい。何かあった以外に考えられない」

    「なあ、それもそやけど、どないしてあたためたん? やっぱりやらしーことして」

    「もう黙れお前!!」

    「ゆ、宥! ちょっとこい!!」

    「へっ? あ、菫ちゃん……」

    122 = 104 :

    ふぅ・・・

    123 = 114 :

    照怜、宥菫か

    124 = 1 :

    「ご、ごめんねみんな……また後で話すから……」

    「話すんじゃない!! ええい道を空けろ! 退け!」




    「はは、連れてってもうた」

    「あんなにも荒れてる菫は初めて見る」

    「確かに。委員長のキャラやないわ」ケラケラ

    「にしてもよかったやん。永遠の片思いに進展があって」

    「それは、まあ」

    「照もあの後輩二人に振り回されてばっかやと婚期逃すで?」

    「うるさい」

    125 :

    いいよいいよー

    126 = 1 :


    ―――――――

    「はぁ、はぁ……ま、待って菫ちゃん、引っ張らないで……」

    「あっ……す、すまない」

    「歩くの早いよぉ……」

    「しょうがないだろ……あんなにもじろじろ見られるんだから……」

    「そ、それより! 宥、どこまで話した?」

    「昨日の話? えっと、菫ちゃんと仲良くなって、あっためてもらって、それがすごく気持ち良かったってくらいしか……」

    「ほ、本当にそう言ったのか!? あの人数に!?」

    「う、うん……」

    (どうしてそんなにも誤解を招くような言い方を……!!)

    127 = 1 :

    「だ、ダメ、だったかな……?」

    「……はぁ。もういい。そもそも福与先生の口止めを徹底しなかった時点で手遅れだったんだ……」

    「で、でも、私嘘は付いてないよ? つ、付き合ってるの、って訊かれても違いますって言ってるし、キスしたの、って訊かれてもしてないって答えて……」

    (たぶん、宥の口ぶりだとそれも本当に聞こえるんだろうな……)

    「……もう何も言う必要がないな。急に連れ出したりして悪かった。教室に戻ろう」ギュ

    「う、うん……」

    (手……)



    (……私は宥のことが好きなんだ。それなら、周りには私たち二人が両思いだと思わせて、ライバルを減らすのも一興かもしれない)

    (利用するだけ利用してやろうじゃないか)

    「あの……菫ちゃん」

    「……なんだ?」

    128 = 1 :

    修正
    四行目
    (たぶん、宥の口ぶりだとそれも本当に~)

    (たぶん、宥の口ぶりだとただの照れ隠しに聞こえるんだろうな……)

    129 :

    130 = 1 :

    「私たち……友達、だよね?」

    「……当たり前だろ。今さら何を言ってるんだ」

    「ありがとう。すごく嬉しい……」

    (友達に、なれたんだ……菫ちゃんと、私……)

    「宥?」

    「ふふ、なんでもない。早く教室に戻ろう」

    「あ、ああ」

    (なんなんだ一体……)

    (しかし、友達、か……)



    (……やはり、あのまじないには感謝しないといけないな)

    終わり

    131 = 119 :

    おつ

    132 = 36 :

    おつおつ
    宥菫すばらしい

    133 = 118 :

    おつ

    134 :

    おつ。宥菫もっと増えろ

    135 = 125 :

    おつ
    宥ねえの可愛さは異常

    136 :

    福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい

    137 = 104 :

    コークスクリュー乙

    138 :

    後で読む保守

    139 = 138 :

    みんな同じ学校って設定にしちゃうのも面白いな
    何か重要な示唆を与えられた気がする
    乙乙

    140 = 21 :

    初めてまともな宥菫を書いてくれた>>1に最高の敬意を称した乙

    141 :

    本当によく書いたよマジ乙

    142 :

    よく完結させてくれたよ
    続き気になってたんだ
    乙!

    143 = 17 :

    完結すばらです
    これで乙できる

    144 :

    続編ありますか?

    145 = 1 :

    照怜とか
    部長、愛宕ネキ、キャップの生徒会とか
    福与先生を初めとする麻雀プロ、アナウンサーの教師陣とか
    クロチャー嫉妬爆発で菫さんライバル視とか
    咲、淡、和、シズの一年生組とか

    ぱっと思い浮かぶだけでこんだけ書いてみたいのはある
    気分が乗ったらいつか書きたいな。もちろん書いてくれてもいいし

    146 = 21 :

    クロチャーと菫さんが宥姉を取り合う話なら見たいな

    147 = 17 :

    高一最強「誰か忘れてはりませんか?」

    148 = 51 :

    宥菫…アリですね

    149 = 142 :

    >>145
    いいじゃないか


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