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    元スレ櫻子「安価で発明品を使ってみたい」

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    1 :

    【理科室】
    西垣「おぉ、来てくれたか、大室」

    櫻子「話があるって聞いたんですけど、なんですか?」

    西垣「ちょっとした頼みごとがあるんだが、引き受けてくれると嬉しい」

    櫻子「頼みごと……? 杉浦先輩や向日葵じゃダメなんですか?」

    西垣「あいつらはなんというか、生真面目だから引き受けてくれない気がしてなぁ」

    西垣「松本も私の不用意な発言で拗ねてしまっているし……」

    西垣「その点、大室は柔軟な思考をしてそうだからな。もってこいだ」

    櫻子「ふっふっふ。よくわかりませんが、そうでしょうそうでしょう」

    櫻子「時期生徒会福会長の私におまかせください!」

    西垣「ふっ、それは頼もしいな」

    櫻子「はいっ! ……それで、なにをすればいいんです?」

    2 = 1 :

    西垣「まあ単純なことだ。私の発明品をいくつか使って感想を聞かせてほしい」

    櫻子「おおっ! それは楽しそうですね!」

    西垣「だろう? 杉浦たちでは面白そうな使い方をしてくれそうにないからな」

    櫻子「わかりますわかります」ウンウン

    西垣「まあ、発明品と言っても、偶然できてしまったものばかりだがな」

    西垣「在庫はそこにあるものが全部だ。私が効果を調べた余りといったところか」

    櫻子「あれ? 効果は調べてあるんですか? なら私が使う必要も無いんじゃ」

    西垣「偶然とはいえ、せっかく作ったものだ。誰かに使ってみてほしいんだよ」

    櫻子「へー。そういうものなんですか」

    西垣「そういうものなのさ」

    西垣「とりあえず気に入ったものを3つほど持っていくといい」

    櫻子「はーい。えーっとどんなものがあるのかな?」

    3 = 1 :

    ●発明品リスト
     1・透明になる薬(飲み薬、1回分。飲んだ者が透明になる。30分から1時間ほど持続する)

     2・惚れ薬(飲み薬、1回分。摂取後、飲んだ者が最初に見た相手に惚れる。30分~1時間ほど持続する)

     3・正直薬(錠剤、2錠。飲んだ者は嘘をつけなくなる。10~30分ほど持続する)

     4・命令遵守させる薬(錠剤、3錠。誰にも逆らえない命令を出すことができる。1錠につき1回)

     5・身体強化薬(錠剤、2錠。飲んだ者の身体能力が10倍以上になる。1時間ほど持続する)

     6・透視眼鏡(凝視したものが透けて見える。透け具合はツマミで調節可能。10~20分使用で壊れる)

     7・毛生え薬(塗薬、数回分。塗った箇所に毛が生える。塗れば塗るほど濃く長く生える)

     8・若返り・成長薬(粉薬、3袋。お湯で飲むと成長、水で飲むと若返る。30分~1時間ほど持続)

    櫻子「うおぉ、想像してたよりすげー!」

    櫻子「って、これマジですか?」

    西垣「マジだ。まあ使ってみればわかるさ」

    櫻子「そですね。んじゃ、えーっと……」

    櫻子>>7>>9>>11にしよっかな」

    13 = 5 :

    正直薬
    命令遵守させる薬
    惚れ薬か

    14 = 10 :

    さて次は誰に使うかだな

    15 = 1 :

    櫻子「正直薬と命令遵守させる薬と惚れ薬にしよっかな」

    西垣「よし、じゃあこれがその薬だ」

    西垣「どれも即効性となっているからな」

    西垣「錠剤はラムネそっくりに、飲み薬のほうはジュースと同じ味に調整しておいた」

    櫻子「おー! それはやりやすいです!」

    西垣「わからないことがあったら携帯に連絡してくれ」

    櫻子「はーい! それじゃいってきまーす!」タタタッ

    【廊下】
    櫻子「さて、どうやってつかおっかなぁ」

    櫻子「惚れ薬使って恋のキューピッドになるのもいいかなぁ」

    櫻子「逆に惚れさせてちやほやしてもらうのもいいかも……」

    櫻子「正直薬で秘密の話を聞くのもいいし、命令薬で王様気分になるのもいいなぁ」

    櫻子「うーん……」

    櫻子「よしっ! まずはこれを試してみよう!」

    ※使う発明品とその使い方 >>19

    19 :

    惚れ薬 牛乳に入れて花子に飲ませる

    20 :

    正直薬を向日葵に

    21 = 10 :

    向日葵の前で
    正直薬を櫻子に使って向日葵の事をどう思ってるか喋る

    22 = 10 :

    百合姉妹か・・・寝よう

    23 :

    惚れ薬
    ちなちゅにたいして
    あかりに使う

    24 = 10 :

    いや、良く考えたら花子が櫻子に惚れるとは限らない

    26 = 1 :

    櫻子「おっ! ひらめいたぞっ!」ピコーン

    櫻子「ふっふっふ、惚れ薬を花子に飲ませれば……」

    櫻子「いつも私をバカにしてる態度が一変! お姉ちゃんすきすきー、になるに違いない!」

    櫻子「うぉぉ、想像しただけで気分いい!」

    櫻子「家に帰るのめんどいけど超特急で行っちゃうよ!」バビューン

    【大室家】
    櫻子「花子ー! いるかー!」ゼェゼェ

    花子「うるさい、いるし。……走ってきたし?」

    櫻子「うん……、疲れた。何か飲み物」

    花子「……牛乳は花子が今から飲むからダメだし!」

    櫻子「う……、いいじゃんちょっとくらい」

    花子「ダメ!」

    櫻子「ちぇっ。じゃあさ、私の持ってるこのジュースと交換しない?」

    花子「えー。それ見たこと無いラベルだし」

    櫻子「新製品でむちゃくちゃうまいよ! フタ開けちゃったけど飲んでないから!」

    花子「新製品……、まあ学校で話のタネになるからいいか」

    27 :

    おっとこれは面白そうなSS

    28 = 1 :

    櫻子「交渉成立ー! はい、これね」

    花子「じゃ牛乳、はい」

    花子「まずかったら怒るし……」ゴクゴク

    櫻子(おお! 飲んでる飲んでる! いいぞー)

    花子「美味しい! なにこれ、すっごい美味しいし!」テーレッテレー

    櫻子「え! そんなに美味しいの!?」ジュルリ

    花子「もう花子のものだし! 櫻子は牛乳飲んでればいいし」ゴクゴク

    櫻子「ぐぬぬ」

    櫻子(まあ飲むわけにもいかないからいいんだけどさ……、でもちょっと飲みたかった!)

    花子「ふー、ほんと美味しかったし」

    花子「あれ?」クラッ

    櫻子「ちょっ……、だいじょぶか花子!」

    花子「……あ///」ドキン

    櫻子「ど、どした?」

    花子>>32

    29 :

    好き!抱いて!

    30 = 27 :

    お姉ちゃん・・・抱きしめて欲しいし

    31 :

    ふぇぇ、おしっこもらしちゃったよぉ

    32 = 8 :

    何だか具合が悪いから今日は早めに寝るし

    33 = 7 :

    櫻子にしなだれかかる

    34 :

    無能「よくわからんから安価出しとこ」

    無能「なんだこのクソ安価、読み手がゴミ」

    35 = 1 :

    花子「何だか具合が悪いから今日は早めに寝るし」

    櫻子「え……」

    櫻子(も、もしかしたら惚れ薬じゃなくて身体に悪い薬だったんじゃ……)

    櫻子「わ、私がおんぶして連れてってやるから! ほら、背中に乗って」

    花子「え……、あ、あの、別にいいし!」

    櫻子「いいから、遠慮すんなって。な?」ニコ

    花子「……!///」ドキーン

    花子(今日の櫻子、なんかすごく優しいし……)

    花子(あ、甘えちゃっても、笑われない、よね?)

    花子「断るのもかわいそうだから、乗っかってやるし!」

    櫻子「おう、そうしろそうしろ! じゃ櫻子号しゅっぱーつ!」タッタッタ

    花子「走るな、危ないし!」ギュウ

    花子(お、思わずしがみついちゃったし……///)

    花子「いいにおい……」スンスン

    櫻子「ほらついたぞー」

    36 = 27 :

    いいよいいよ

    37 :

    ニヤニヤ

    期待

    38 = 1 :

    【花子の部屋】
    櫻子「ほら、ベッドに横になって」

    花子「う、うん」

    櫻子「服はパジャマに着替えなくてだいじょぶ?」

    花子「あ。着替えたいかも……」

    櫻子「じゃ取って来てやるから待ってろよー」タッタッタ

    花子(……気が利くし。なんでだろ。櫻子見てるとどきどきしてくるし///)

    花子(櫻子がいつもより優しいから? ……それとも)

    櫻子「ほら持って来たぞー」ホイッ

    花子「あ、ありがとう、だし///」

    櫻子「……」ポカーン

    花子「な、なんだし!?」

    櫻子「いやさ、素直に感謝されるのって嬉しいなって」ニコッ

    花子「……!///」キュン

    櫻子「それじゃ私、学校の先生に聞かなきゃいけないことがあるから、戻るね?」

    花子「あ……! 櫻子、>>42

    39 :

    待ってだし!

    40 :

    手伝ってほしいし!

    42 :

    背中に抱きつく

    43 :

    楓呼んできて欲しいし

    44 :

    眠れるまでそばにいて欲しいし

    45 :

    しばらく抱きしめていて欲しいし・・・

    46 :

    安価っていっぱい出すといつ破綻するか分からんからドキドキ
    適度が安心

    47 :

    48 :

    花子「あ……、櫻子」ギュウ

    櫻子「花子?」

    花子「も、もう少し、その……、いてほしいし///」

    花子(うわ、抱きついた上に言っちゃったし!/// 胸のどきどきが伝わってたらどうしよう)

    花子(こんなのいつもの花子じゃないし……。櫻子、引いてないかな)チラ

    櫻子「うん、いいよ。花子が具合が落ち着くまでいてあげる」ニコッ

    花子「あ……、う、うん!」パァ

    花子(いつもならニヤニヤしながらからかうところなのに……。なんか、嬉しい……)

    櫻子「ほら、横になって。眠るまで見ててあげるから。具合はどんな感じ?」

    花子「もう、大丈夫だし……。でも、もう少しいてほしいし///」

    櫻子「よかった! 私のあげたジュースのせいで具合悪くなったんじゃないかって……」グス

    櫻子「ほんとによかった……!」ギュウ

    花子(うわ、抱きしめられちゃったし!)

    花子(それに、涙ぐむほど心配してくれてたなんて……)

    花子「ありがと、さ、櫻子お姉ちゃん……///」ボソ

    49 = 48 :

    櫻子「え? なにか言った?」

    花子「な、なんでもないしっ!///」

    花子(あれっ? な、なんだか眠気が……)クラッ

    櫻子「大丈夫、花子?」

    花子「大丈夫だし……、ちょっと眠く……」ウト

    櫻子「そっか、じゃあしっかり寝て体調戻すんだぞ?」ポン…ポン…

    花子(寝かしつけるようなポンポンするなし……、ほんとに寝ちゃう……)ウトウト

    花子(今寝ちゃったら、なんだかこのあったかい時間が終わっちゃう気が……)

    花子(せめて……寝ちゃう前に……な、にか……ひとつだけ……お願い、したい、し……)

    櫻子「……」ポン…ポン…

    花子「櫻子……、>>53


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