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元スレP「アイドル達を名字で呼んだらどうなるか」

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みんなの評価 : ★★★×4
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301 = 211 :


貴音「お二方、どうかされましたか?」

小鳥「う、ううん、何でもないの!」

貴音「そうですか? ……あなた様、本日もよろしくお願い致します」 ペコリ

P「あ、ああ、うん。よろしくお願いします、四条さん」

貴音「はい……」

P「…………」

貴音「…………」

小鳥「…………」

貴音「……はて?」

小鳥(ちょっ、プロデューサーさん!) ヒソヒソ

P(は、はい) ヒソヒソ

小鳥(何ですか今の! 私が期待してたのは、貴音ちゃん♪とかそういう呼び方で照れさせるって感じの……) ヒソヒソ

P(な、何故か口から出ちゃったんですよ!) ヒソヒソ

貴音「……あの、あなた様」

P「は、はいっ!?」

302 = 211 :

貴音「何やら、いつもと様子が違うようですが……」

P「い、いえその、俺なりに色々と考えまして」

貴音「はい」

P「こう、プロデューサーとしてですね、アイドルとの距離感を、その、えっと……」

貴音「これが適切な距離感である、と?」

P「そ、そういうわけです。やっぱり、あんまり馴れ馴れしいとですね、アイドル活動に支障が出かねないというか」

貴音「……ふむ」

P「…………」 ドキドキ

小鳥(ああもう、これで貴音ちゃんが落ち込んじゃったらどうするんですか……)

貴音「……畏まりました。あなた様が仰るのであれば」

小鳥「えっ」

P「えっ」

貴音「?」

303 = 211 :

小鳥「え、えーっと……いいの?」

貴音「わたくしのアイドル活動を考えてのことでしたら、異存ありません」

P「そ、そうk……そうですか」

貴音「それでは、あなた様……いえ、プロデューサー」

P「は、はい!」

貴音「本日の予定は、営業の後にレッスンで間違いありませんか」

P「あ……えっと、そうですね、はい」

貴音「では参りましょう、よろしくお願い致します」

P「そ、そうですね……それじゃあ音無さん、行ってきます」

小鳥「は、はい!」


バタン


小鳥「……プロデューサーさんの方が慌てちゃってるじゃない」

304 = 211 :





ガチャ


貴音「ただいま戻りました」

P「戻りましたー……って、あれ? 誰もいないな……」

貴音「プロデューサー、本日もありがとうございました」 ペコリ

P「い、いえ……今日のダンスレッスン、バッチリでしたね」

貴音「いいえ、まだまだ精進あるのみです」

P「いえいえ、四条さんの歌とダンスは本当に……」

貴音「…………」

P「素晴らしい、って言うか……その」

貴音「……プロデューサー」

P「な、何ですか? 四条さん」

貴音「本日は、少々疲れました……少し、事務所で休憩してから帰ります」

305 = 211 :

P「そ、そうですか……あ、飲み物ありますよ」

貴音「ありがとうございます」

P「…………」

貴音「……二人きり、ですね」

P「え? そ、そうですね……音無さんはどこに行ったのかなー、あはは……」

貴音「……それに、今宵は……月が、まこと美しく見えます」

P「……あ、あの、四条さん……急に呼び方を変えたりして、その」

貴音「ふふっ、少々戸惑っております。ですが……」

P「ですが?」

貴音「本日、プロデューサーと一日を過ごして、わかりました」

P「わかったって、何を」

貴音「わたくしも、プロデューサーも……何も変わることはない、ということをです」

306 = 211 :

貴音「満ち欠けによって呼び方が変わろうとも、月は変わらずそこにあるように」

貴音「わたくしの想い、あなた様の想い」

貴音「例え呼び方が変わっても、接し方が変わっても、心まで変わることはないと」

貴音「今日一日を共に過ごして、よくわかりました……」

P「…………」

貴音「……というのは、わたくしの本心ですが」

P「あ、ああ……うわっ!?」

貴音「少し……ほんの少しだけ……寂しく感じるのも、本心なのです」 ギュッ

P「…………」

貴音「……ふふっ、我が儘が過ぎますでしょうか」

308 = 277 :

ねるしえん

309 :

やよいっちがまだ話題にすらならないとは

310 = 211 :

P「貴音」

貴音「……はい、あなた様」

P「うん、やっぱりこっちの方がしっくりくるな」

貴音「はい、わたくしもです……あなた様」

P「ああ……ごめんな、急にこんなこと」

貴音「いえ、大方あなた様と……」 チラッ

P「?」

貴音「今、ドアの隙間から覗いている小鳥嬢が、何かを企てているのではと思っておりましたので」

P「…………」 ジロッ

小鳥「……ピヨピヨ、私は通りすがりのひよこですよー……ピヨ」 コソコソ

311 = 211 :

P「何と言うか、その……すみませんでした」

貴音「いえ、わたくしも良い機会となりました」

P「機会?」

貴音「わたくしの気持ちを、より強く確かめることができましたので」

P「そ、それってどういう?」

貴音「ふふっ……とっぷしぃくれっと、です」

P「そ、そうか」

貴音「はい……それでは、改めて」

P「ん」


貴音「……これからもよろしくお願い致します、あなた様」



おわり

312 :

いい話しだなー

313 = 309 :

貴音よかったよ乙

314 :

おつんつん

次は誰かね?

315 = 22 :



これで心置きなく寝れる

316 :

次こそやよいですよね?(切望)

317 = 261 :

おつおつ

318 = 108 :

次は亜美真美だろ?

319 :

亜美「おはよう兄ちゃん!」

P「おはよう双海」

亜美「い、いきなり呼び方変えてイメチェンでもしたの?」

P「まあそんなところだ(効いてる効いてる)」

321 = 319 :

P「今日の双海の仕事は…」

亜美「(今日の兄ちゃん先生みたいだ)」

亜美「(…なんだかムネがモヤモヤする)」

P「双海、ちゃんと聞いてるのか?」

亜美「え?あ、うんちゃんと聞いてるから大丈夫だYO!」

322 = 316 :

これで真美だけいつもの呼び方だったら亜美泣くぞ

323 :

>>322
ゴクリ

324 = 316 :

これはもしかして、一番やっちゃいけないことをやっちゃったパターンですか?

325 = 124 :

>>322
ここに天才がいた

326 :

>>324
おいこら

327 = 316 :

いや、展開を先読みって一番やっちゃいけないパターンかと……
マジでごめんなさい

328 = 307 :

お姫ちん乙乙
やっと寝れるよぅ…

329 = 22 :

>>327
え、展開先読みって何のことだい?(難聴)

続き期待支援

332 = 316 :

P「……とまあ、以上だ。じゃあ双海、今日も頑張れよ」

亜美「…………」

P「双海ー?聞いてるかー?」

亜美「えっ!?あ、あーうん!聞いてたチョ→聞いてた!」

P「なんだ、おかしな奴だなぁ」

亜美(おかしいのは兄ちゃんだよ、チョーシ狂うなー……)

333 :

がなは

334 = 316 :

ガチャッ


真美「おっはよ→ん!」

亜美「あ、真美……」

真美「もう亜美、一人だけ先に行っちゃうなんて……あっ兄ちゃん、おはー!」

亜美「ま、真美、今兄ちゃんは……」

P「おう真美、今日は別々で来たのか」

真美「うんっ、ちょっと用事があったかんねー!」

亜美「……あ、あれっ?」

335 = 316 :

P(ふっふっふっ……亜美め、戸惑ってるな)

P(俺が楽しみに取っておいた水羊羹を全て食べたこと……後悔するがいい!)

P「そう言えば真美、さっき音無さんが呼んでたぞ」

真美「そなの?じゃあ行ってくるね、兄ちゃん!」

P「おう……そうそう、双海」

亜美「…………」

P「ん?双海?」

亜美「…………」 ジワッ

P「……あっ」

336 = 22 :

338 = 316 :


亜美「なっ、なん、なんで……なんでぇ……」 グスッ

P「」

亜美「あ、亜美が、何かしたん……だよ、ね……っ?」 グズグズ

P「ま、まあ、そういうことなんだけど」

亜美「あ、謝るっ、謝るからぁ……」 ギュッ

P「うっ……」

亜美「ご、ごめん、ごめんなさいっ……ぐすっ」

P「どどどどうしよう」

339 = 316 :






亜美「水羊羹……?」

P「ま、まあ、その事は水に流そう、うん。俺も大人気なかったな」

亜美「水羊羹なんて、食べてないよ?」

P「えっ」

341 = 316 :

真美「たっだいまー☆」 モグモグ

亜美「あ、あれ?」

P「……真美、それって」

真美「あ、これ兄ちゃんのだったっけ?」

P「…………」

真美「んっふっふー、ピヨちゃんとお話してたら甘いのが欲しくなってさー」

亜美「…………」

真美「で、二人で食べながらお喋り……あれ?どったの?」

亜美「……兄ーちゃーん……」

P「よし土下座だ」

343 = 316 :

…………翌日


亜美「んもー、兄ちゃん!手が止まってるYO!」

P「は、はいはい……」 ナデナデ

亜美「んふふー、兄ちゃんの膝の上で食べるアイスはカクベツですなー♪」

P「はいはい……こら、双海」

真美「ひ、ひゃいっ!?」

P「お仕置きとしてトイレ掃除、ちゃんとやるんだぞ」

真美「ううう、はぁーい……」

P「事務員さんもやってくださいね」

小鳥「くすん……はぁーい……」

亜美「兄ちゃん、もっと撫でて撫でてー」 スリスリ

P「はいはい、仕方ないなぁ」 ナデナデ


亜美小鳥「「もうつまみ食いはやめよう……」」


おわり

344 = 316 :

マジですんませんでした

345 :

>>344
トイレ掃除してきなさい!

346 :

やよいまだー?

347 = 22 :



ここまでやよいなしも珍しいよな

348 :

最後亜美になっとるがな

349 :

やっつけ感がすごい

350 :

もしもしじゃ書けんからやよいはよ


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