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    元スレP「もしも俺が勇者だったら?」

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    タグ : - アイドルマスター + - 勇者 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :


    【とある日@765プロ】


    小鳥「プロデューサーさんっ! 勇者ですよ、勇者!!」ピヨ

    「春香のマネですか、それ? そんなことより、早く仕事を終わr…」

    小鳥「はい、この通り」ジャジャン


     書類の束< 俺の負けだぜ…嬢ちゃんっ!


    「既に終わっている…だと……っ!?」

    小鳥「抜かりはありません」ドヤァ

    「そのやる気を普段から出してくれれば業務ももっと捗るのに…」

    小鳥「だって頑張ったご褒美がないんですもん」

    「社会人なめんな」

    2 = 1 :


    小鳥「そんなことより、です」

    「俺はまだ絶賛デスクワーク中な訳ですが…」

    小鳥「私の質問に答えてくれたら半分引き受けますよ?」

    「………で、『もしも俺が勇者だったら』でしたっけ?」

    小鳥「それでこそプロデューサーさんです!」

    「それほどでも……///」テレ

    小鳥「褒めてませんよ」

    「知ってます」

    3 = 1 :


    「それで? 具体的に何が聞きたいんですか」

    小鳥「ズバリ!プロデューサーさんが勇者だったら、パーティとして765プロの誰を連れて行くか!? …です」

    「ちなみに世界観は?」

    小鳥「ドラクエⅢでお願いします!」

    「懐かしいですね…。小学生の頃よくやりましたよ」

    小鳥「プロデューサーさんもですか?」

    「…も、ということは小鳥さんも?」

    小鳥「そうですよー。いやー、懐かしいですよね。私なんか発売日初日に学校休んで買いに行っちゃいましたもん」

    「……ん?」

    小鳥「あの時はすごかったですよねー。社会現象になっちゃってニュースでも取り上げられてましたし」

    「………」

    4 :

    バレるバレる

    5 = 1 :


    「………地下世界でオルテガが出てきたときはビックリしましたよね」

    小鳥「キャラデザがカンダタですもんね」

    (やっぱりファミコン世代っ!?)←スーファミ世代

    小鳥「……ハッ!? カンダタ×オルテガ……いや、バラモス×オルテガも……でも…」ブツブツ

    (あれ? そういえばファミコン版のⅢが発売されたのってたしか20年以上前だよな…)

    (さすがに小学校低学年で学校休んでまで買いには行かないだろうし、そうなると小鳥さんの年齢って……)

    小鳥「…サイモン×オルテガ……バラモス×ゾーマ……フヒヒヒ」ブツブツ

    「………」

    (うん。深く考えるのは止そう)

    6 = 1 :


    小鳥「戦士×武道家……商人×勇者………ピヨッピヨヨヨヨヨ」ブツブツ

    「………シャナク!」バシン

    小鳥「ピヨッ!?」ハッ

    「話を戻しますね」

    小鳥「え? あ、あれ?? 私のアレフガルドは何処!?」キョロキョロ

    「もし俺が勇者だったとして、765プロの人間から3人選べば良いんですね」

    小鳥「あ、はい」

    「単純に選ぶだけで良いんですか?」

    小鳥「できれば職業と選んだ理由もお願いします」

    「うーむ」

    7 = 1 :


    -5分経過-


    「…ここは……でも冒険となると……」ウーン

    小鳥「結構ガチで悩んでますね」

    「いや、自分が勇者になって冒険すると考えると、かなり難しいですよこれ」ムムム

    小鳥「そうですかね。私なら…」

    「小鳥さん」

    小鳥「はい?」

    「ちょっと黙っててください」シンケン

    小鳥「」エー

    8 :

    武闘家 まこと
    僧侶 あずさ
    魔法使い りつこ

    9 = 1 :


    -3時間後-


    「よし、キミに決めた!」

    小鳥「長い…長すぎですよ。どんだけ真剣に悩んでるんですか」グッタリ

    「いやー、つい…」

    小鳥「まぁいいです。それより、さっそく発表といきましょうか!」キリ

    「ドンとこい!」

    小鳥「では、発表はパーティの並び順からということで。先頭は勇者Pとして、2列目の前衛ポジションを獲得したのは………ダレだっ!?」ジャカジャカジャカジャカジャカ


    「【武道家:菊池 真】です!」デデン


    小鳥「ガチですね」

    「ガチです」

    10 = 1 :


     壁< ガタタッ ヤーリィ!


    「ん?誰か隣の控室に…」

    小鳥「…!? そ、そんなことより!! やっぱり真ちゃんは外せませんよね」

    「え?あ、はい。まぁ、ただの冒険ならまだしも戦闘要素満載ですからね。攻撃力は確保したいです」

    小鳥「真ちゃんがそれ聞いたら怒りそうですけどね」

    「オフレコでお願いします」

    小鳥「善処しましょう。それより…」

    「?」

    小鳥「プロデューサーなら真ちゃんは戦士にすると思ったんですけど…。予想が外れました」

    「あぁ~」

    小鳥「どうして武道家を選んだんですか?」

    「そりゃまぁ、正直、戦士を選ぶメリットってあんまり……ねぇ?」

    小鳥「でもビキニアーマーですよ?」

    「ちょっと再考します」

    11 :

    ビキニアーマーならお尻ちんだろ

    12 = 1 :


    -1時間後-


    「うん。真はやっぱり武道家のままで」

    小鳥「私の時間を返して!」

    「いやぁ、厳しい戦いでした」

    小鳥「…もういいです。それで、結局真ちゃんを武道家に選んだ理由は何なんですか?」

    「そうですね、真って空手やってるじゃないですか。だからってのもあるんですけど…」

    小鳥「他にもなにか?」

    「前にあずささんを追いかけて、真と二人で石油王のSPと争ったことがあったんですけど…」

    小鳥「あー、聞きましたよ。真ちゃん凄かったらしいですね。ジャッキー顔負けだったって…」

    「いやホントにハリウッドも夢じゃないと思いましたよ」

    「どうもそのイメージが離れなくて…。鎧に身を包んで剣を振り回してる姿より、そっちの方がしっくりくると言いますか」

    13 :

    ほうほう

    14 = 1 :


    「ただ、一番の決め手はあれですね」

    小鳥「あれ?」

    「Ⅲでの武道家のキャラデザインってツインテールじゃないですか」

    小鳥「ほほう」

    「想像してみてください。ショートヘアの真が短い髪をがんばって束ねてチョコンとツインテールにしてるんですよ」

    小鳥「……続けて」

    「口では自分には似合ってないだとか言うんですけど、内心は春香みたいに可愛いリボンが付けられて喜んでたりして…」

    小鳥「似合ってる! 似合ってるわよ、真ちゃん!!」

    「でもちょっと不安で、恥ずかしそうにしながら勇者にこっそり聞くんです」


     「あ、あの……似合ってますか、ね?」モジモジ


    小鳥「上目遣いですね!」

    「もちろんですとも!」

    15 = 1 :


    小鳥「分かりました。真ちゃんの武道家……ごちそうさまです」

    「お粗末さまでした」

    小鳥「では、続いてパーティの3列目にいきますか」

    「ここも悩みどころでした」

    小鳥「ゲームだと僧侶あたりがセオリーですかね」

    「体力が低いけど素早さと打撃力もあって、ダンジョンで役立つ盗賊という手もありますよ」

    小鳥「え?」

    「?」

    小鳥「Ⅲの話ですよね?」

    「はい」

    小鳥「盗賊なんて職業ないですよ?」

    (……コイツ、初代で時が止まってやがる)

    16 :

    賢者!賢者!

    17 = 1 :


    「……小鳥さん、ドラクエⅢがリメイクされているのはご存知で?」

    小鳥「あぁ、ありましたね」

    「ちなみに、プレイしたことは?」

    小鳥「ありませんよ?ドラクエⅢはファミコンで散々やり尽くしましたから。改めてやることもないかな、と」

    「…やはりそうでしたか」

    小鳥「プロデューサーさん?」

    「……小鳥さん、この際だからはっきり言っておきますが」

    小鳥「?」

    「いまの二十代にドラクエⅢの話題を振ると、8割方がリメイク版の方を連想します」

    小鳥「っ!???」ガタタ

    18 :

    武闘家を武道家とか書いてる時点でニワカ

    19 :

    スーファミ以外にもゲームボーイやWiiでもあったよな

    20 = 1 :


    小鳥「………」

    「………」

    小鳥「はは…。まさか、そんな筈……ナニイッテルピヨ、プロデューサーサン」ピヨヨ

    「武道家の最強装備は?」

    小鳥「…『鉄の爪』と『身かわしの服』」

    「盾と兜は?」

    小鳥「え?武道家は装備できn…」

    「できますよ? リメイク版では。盾と兜」

    小鳥「!?」

    21 :

    ぶとうかかぶどうかかにこだわるやつなんてぶとうか、なんつってwwww

    23 = 1 :

    うわぁあああああああああああ武闘家だったあああああああ

    24 :

    盾と兜装備して戦う武闘家なんて武闘家じゃなくてもっとおぞましい何かだ

    25 = 13 :

    誰にでもミスはある
    ドンマイドンマイ

    26 :

    FC版でも黄金の爪はなかったか?

    27 :

    FCならぶそま
    リメイクなら盗僧遊

    28 = 1 :


    「ちなみに…」

    小鳥「まだ、なにか…?」

    「ムオルでポポタに会っても『水鉄砲』はもらえません」

    小鳥「うそ…」

    「ゾーマにベホマを使ってもそこまで大きなダメージは与えられないです」

    小鳥「そんなっ!」

    「クリア後のイベントでオルテガは生き返ります」

    小鳥「 」

    「あとは…」

    小鳥「も、もうこれ以上は…」

    「オルテガのキャラデザインがカンダタから専用デザインに変更されました」

    小鳥「いやぁぁぁあああああああああああああ」

    29 = 1 :


    「…という訳で、盗賊もリメイク版から追加になった新キャラです」

    小鳥「分かりまた。分かりましたよぅ。どうせ私は若い人の話題についていけない今年で[ピーーー]歳のオバサンですよぅ」シクシク

    「他に大きな変更点と言えばキャラに性格がつきました」

    小鳥「なにそれおもしろそう」

    「めっさ食いつきましたね」

    小鳥「この切り替えの早さこそが長い独り身人生を生き抜くコツです」フンス

    「真は『おとこまさり』か『ロマンティスト』ですかね~」

    小鳥「なら、私は『さびしがりや』かもしれません。あ~あ、誰か私と一緒になってくれる人はいないかな~」チラ チラ

    「……3列目ですが、これは正直かなり悩みましたよ」

    小鳥「安心と信頼のスルースキルですか。そうですか」グスン

    30 :

    おばさんを虐めてはいけない(戒め)

    31 = 11 :

    ジェネレーションギャップは残酷やな

    32 :

    ピヨちゃんって割りとモテそうなキャラなんだけどな

    33 = 11 :

    飲み会でハメ外しすぎてドン引きされるタイプ

    34 = 1 :


    小鳥「それではぁぁぁぁ3列目ぇぇぇぇカミングアゥッ!!!」ダラララララ

    「なんですかそのテンション…。まぁいいです。パーティの3人目は…」


    「【僧侶:三浦 あずさ】さんです!」ダダン


    小鳥「さすが分かってますね!」

    「当然です!」

    小鳥「僧侶をチョイスした理由については不要ですね。冒険に回復役は必須ですから」

    「僧侶で回復呪文を覚えておけば転職後も有利ですしね」

    小鳥「…して、その僧侶にあずささんを当てたその心は?」

    「もちろん、あずささんの面倒見の良い性格や聖母の如きオーラがその理由です」

    小鳥「………」

    「………」

    小鳥「……プロデューサーさん、腹を割って話そうっ!!」

    「このヒゲッ!」

    35 = 27 :

    28歳設定だからさ一応ほら本当はSFC版世代のはず

    37 = 1 :


    小鳥「私とプロデューサーさんの仲じゃないですか」サァサァ

    「ただの会社の同僚ですけどね」

    小鳥「プロデューサーさん、正直になっちゃいましょう?」ホラホラ

    「ですから、あずささんを選んだ理由はさっき言ったとおr」

    小鳥「あれれ~?こんなところにきわど過ぎてボツになったはずのあずささんのグラビア写真が~」ヒラヒラ

    「………ズバリ、全身タイツです!」

    小鳥「予想よりずっとフェチっぽい理由だった」

    「いやだってあの法衣の下どう見ても全身タイツじゃないですか何ですかアレもうホント鳥山先生グッジョブ!」ヒャッホウ

    小鳥「だいぶはっちゃけてますね」

    「あとはやっぱりあずささんの青髪ロングな感じが僧侶のキャラデザインと似通ってるっていうのもありますね」

    小鳥「あずささんの髪の色については黒や紺という説もありますけどね。…それに、青なら千早ちゃんがいm」

    「……千早に全身タイツは残酷、です」シンケン


     壁< ドガッ クッ!クッ!クッ! オチツイテー!!


    「?」

    38 = 11 :

    39 :

    壁がしゃべったああああああ

    40 = 1 :


    小鳥「それでは、想定よりもだいぶ長くなってしましましたが、ラストいってみましょう!」ジャンジャカジャンジャカ

    「パーティの最後尾。安全地帯の4人目は…」


    「【遊び人:高槻 やよい】だぁぁぁぁ!」ジャカジャン


    小鳥「!?」ガタッ

    「……驚いてるようですね」

    小鳥「そりゃあ、もう。詳細な説明を要求します」

    「………」

    小鳥「予め言っておきますが、やよいちゃんを選んだことが問題なんじゃありません」

    小鳥「あの頑張り屋のやよいちゃんが何故よりにもよって遊び人なんですか!?」バン

    「………」

    小鳥「プロデューサーさん、説明してください!!」バンバン

    41 = 1 :


    「いいでしょう。説明します」フゥ

    小鳥(なぜ上から目線…)

    「まず、小鳥さんは怒りで忘れているようですが、【遊び人】という職業の特性についてです」

    小鳥「…特性?」

    「えぇ。ぶっちゃけ冒険の序盤から遊び人をパーティに入れるのは大変リスキーです。何てったって役に立ちませんからね」

    小鳥「……それは、暗にやよいちゃんが役立たずということですか?」


     壁<ガタッ! ドンッッ!! ガンッッッ!!!


    「!?」ビクッ

    小鳥「プロデューサーさん!!」バン

    「ひっ!ち、違いますよ。誤解です!」

    小鳥「では、どういうことですか?」

    「だから言ったでしょう?【遊び人】の特性……それは覚醒キャラということです」

    小鳥「……あっ」

    42 = 27 :

    やよいのバニー姿って犯罪臭が凄い

    43 = 11 :

    安易に美希にしなかった事だけは褒めてやろう

    44 = 1 :


    「そうです。ストーリーの中盤。ダーマ神殿まで進められればこっちのもんです」

    「僧侶と魔法使いの呪文。双方を極めし職業……つまり、」


    「―――【賢者:高槻 やよい】!!!」ウッウー


    小鳥「………ッ」ブハァ

    「小鳥さん!?」

    小鳥「…スイマセン。賢者コスのやよいちゃんを想像したら鼻血が」ダクダク


     壁<ブホォォ ィィワァ! ンァー!!


    「!?」ビクッ

    小鳥「でも、いま思ったんですけど…」

    「はい?」

    小鳥「『【遊び人】→覚醒→【賢者】』なら美希ちゃんの方がピッタリじゃないですか?」

    「まさに王道ですね」

    45 = 27 :

    賢者のミニスカート的にピヨちゃんでもよかった

    46 = 1 :


    「たしかに、最初に【遊び人】という職業を考えたときにまっ先に思い付いたのは美希です」

    小鳥「金髪でハネッ気のある髪なんてもう見たまんまですし…」

    「バニーコスも似合うでしょうね」

    小鳥「………ッ」ブハァ

    「やると思いました」つティッシュ

    小鳥「面目ないです」

    「ですが、今回は残念ながらパーティからは外れてもらいました」

    小鳥「是非! 是非、その意図をお聞かせてください!!」

    「よかろう」

    47 = 11 :

    戦士ピヨでだらしない体を

    48 = 1 :


    「まず、パーティを組むにあたってあるコンセプトを考えました」

    小鳥「コンセプト…ですか?」

    「はい。考えてみてください。…昼夜問わず襲ってくる凶暴なモンスター。終わりの見えないダンジョン」

    小鳥「………」ゴクリ

    「長く険しい…辛い冒険劇。そんな中でパーティに必要になってくるのはなんだろうか?」

    「当然、強さは必要でしょう。ですが、それよりもっと重要がモノがあるんじゃなかろうか!」バン

    「冒険が進むに連れて荒んでゆく心。疲労が溜り、精神的にも追い詰められる」

    「そう考えたとき、俺は悟りました」

    小鳥「……その、心は?」


    「―――癒し、ですよ」


    小鳥「……ッ!?」

    49 = 11 :

    癒しはあずささんで満たされてる気がしないでもない

    50 :

    >>49
    癒やしにも色んないやしがあるじゃまいか


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