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    元スレ兄「姉が欲しかった」妹「…」

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    1 :

    「…ハァ」

    「溜息ついてる暇があったら早くお風呂入ってください」

    「……はい」

    「それから、数学の課題の期日が明日までですよね。お風呂から出たら忘れずにやってくださいね」

    「へ?」

    「へ?じゃありません。どうせ終わってないんでしょ。終わるまで寝ちゃだめです」

    「……」

    「兄さん、ちゃんと聞いてるんですか?困るのは自分なんですよ?」

    2 :

    ほほう

    3 = 1 :

    「――さん」

    「……」

    「兄さん!!」

    「!」

    「もう朝ですよ。さ、起きて下さい」

    「ん~…まだ6時50分じゃないか。7時に目覚ましセットしたんだぞ」

    「兄さんは起きてくるまで時間かかるんですから、これぐらいに起こさないと駄目なんです」

    「あと10分は眠れたのに…」

    「何か言いましたか?」

    「…いいえ」

    4 :

    5 = 1 :

    「よし、戸締りオッケー」

    「ふぁ~…」

    「だらしない。欠伸をするときはせめて手で口を隠してください」

    「お前しか見てないんだから、隠す必要ないだろ」

    「普段から心がけてないと出来ないものなんです」

    「今度から気をつけるよ」

    「兄さんの今度からはアテになりません」

    「…ハァ」

    6 = 1 :

    「だいたい兄さんは普段から――」

    「えーと、それより早く学校行かない?遅刻しちゃうぞ」

    「そうですね、兄さんへのお説教は帰ってきてからすることにしましょう」

    (どのみち説教か…)

    「あ、兄さん後ろの髪が」

    「ん?あー、寝癖でハネてんな。学校着いてから直せばいいや」

    「駄目です!今直しましょう!」

    「つっても鍵開けて洗面所行って~、じゃ時間かかるしなぁ」

    「ハンカチを水で濡らして押さえつければすぐに直りますよ」

    「ちょっと待てってください。水道でハンカチを濡らしてきますから」

    「……」

    7 = 1 :

    「と、思いましたが兄さんも一緒にきてください」

    「な、なんで?」

    「逃げられるのもなんなので」

    (バレてる)

    「やっぱり逃げる気だったんですね」

    「いえ、そんなことは…」

    「なら大人しくしててくださいね、兄さん」

    「いいよ、自分で直すから。こんなん適当に水付けてやれば…」

    「にーさん?」

    「…はい」

    9 = 1 :

    「――ハァ」

    「朝はおはようだろ」

    「今のは溜息だ。ワザと言ってんだろ」

    「また妹ちゃんのことか?」

    「まーな」

    「いい子じゃん。何が不満なんだよ」

    「口うるさい。とにかく口うるさい」

    「うちの姉とは正反対だな」

    「アレやれコレやれ。アレやったかコレはどうしたとかまいっちゃうよ。今朝だってさ…」

    10 = 1 :

    「……」

    「過保護なんだよな」

    「妹ちゃんの頭ん中は、それだけ大好きなお兄ちゃんでいっぱいってことじゃねーの」

    「だから何かと口出ししてくるんだと思うぜ」

    「ないだろ」

    「好きの反対は無関心って言うじゃん。ほんとに嫌いだったら口すらききたくない」

    「……」

    11 :

    しえん

    12 = 1 :

    「それから、お前妹ちゃんに冷たいんじゃね?」

    「俺が?」

    「口うるさいからっていっつも素っ気無い態度だろ」

    「…まぁ、そうかも」

    「だからさ、逆に優しくしてみたらいいと思う」

    「案外コロッといくかもしんねーぞ」

    「コロッとってなんだよ」

    「そりゃおめーアレだよ」

    「どれだよ」

    13 :

    「俺だよ」

    14 = 1 :

    「携帯貸してくれ」

    「携帯?急にどうしたんだ?」

    「いーから貸せって」

    「…ん」

    「……」ポチポチ

    「変なことに使うなよ。怪しい掲示板に書き込みするとか」

    「17歳男子高校生です。年上のお姉さん僕の童貞を貰ってください…」ポチポチ

    「ふざけんなっ!!」

    「冗談だよ、冗談!」

    15 :

    リアルで6つ離れてる姉と7つ離れてる妹いるが、姉妹なんざいらねぇって

    16 = 1 :

    「うし。ほらよ」

    「何したんだ?」

    「メール送った」

    「なっ、勝手に!……妹に送ったのか」

    「おう」

    「一緒にお昼ご飯食べようって…」

    「兄妹水入らずで楽しく弁当つついてりゃググッっと縮まるぜ」

    「何がだよ。それ以前に断れると思う」

    「飯の誘い?なんでさ?」

    「……なんとなく」

    17 :

    兄さんっ子は至福ッッッ!!

    18 = 1 :

    「!」

    「お、携帯ブルってんじゃん」

    「……」

    「お相手は?」

    「…妹」

    「早い返信だったな」

    「……」

    「で、なんだって?」

    「それは――」

    19 :

    紫煙

    20 :

    続きはよ

    21 :

    なぜか妹のCVが今井麻美さんで再生される

    22 = 1 :

    「こうして兄さんとお昼ご飯を一緒に食べるのは久しぶりですね」

    「休みの日はだいたい一緒に食ってるだろ」

    「学校では、という意味です」

    「そーかもなぁ」

    「……」

    「どーかした?」

    「い、いえ、別に…」

    24 = 1 :

    「あの、友さんは?」

    「あいつは学食だよ。なんで?」

    「てっきり前のように4人で食べるものかと思っていましたので…」

    「そいやよく屋上に集まって、こうやって飯食ってたっけ」

    「友姉さんが生徒会長になってから、集まる機会も減ってしまいましたね」

    「……」

    「…わ、私は」

    「うん?」

    「私は兄さんと二人だけでも…その…」

    25 = 4 :

    27 = 1 :

    「やぁ、お二人さん」

    「!」

    「友姉さん!どうして屋上へ?」

    「生徒会の仕事が一段落したからね、ちょっと外の空気を吸いにきたんだ」

    「それよりもおいしそうな物食べるじゃないか。妹ちゃんの手作り?」

    「ええ…」

    「やはりそうか。さぞかし上手いのだろーなぁ」

    「ちょっと!」

    「どうした?」

    「なんで毎回毎回抱きついてくるんですか!」

    「君は私の弟も同然だしな。なんだ、照れてるのか?ういやつめー」

    「や、やめてください!やめてー!」

    「……」

    29 :

    久々の良スレ

    30 = 1 :

    「どうだ!まいったか!?」

    「ギブ!ギブだって!ほんとに締まってるから!!」

    「…あの、私先に失礼しますね」

    「ん?そうか。私も一緒にと思っていたのだが」

    「実は先生に手伝いを頼まれてて」

    「なら無理に付き合ってくれなくてもよかったのに」

    「……っ」

    「?」

    「失礼します」

    32 :

    敬語妹の兄はなんでいつも鈍感なの

    33 :

    敬語妹とか古過ぎ

    34 = 13 :

    このまま友姉の猛烈アタック→エッチ

    35 = 1 :

    「悪ふざけが過ぎたな」

    「毎度のことじゃないですか」

    「はは、違いない……」

    「友姉さん?」

    「私も戻るよ」

    「あれ?お昼ご飯一緒に食べるんじゃないんですか?」

    「やめてくよ。今度はうちの弟も誘ってまた4人で食べよう」

    「いいですね、それ」

    「4人仲良く、な…」

    37 = 1 :

    「――で、お前一人で飯食って帰ってきたのか」

    「おう」

    「うちのアホ姉がすまん!」

    「お前が謝ることじゃねーだろ」

    「いーや、今回はあいつが悪い!」

    「前から思ってたけど、友姉さんに容赦ないよな」

    「んなことないだろ」

    「お前はボロクソ言ってるけど、友姉さん人気あるんだぞ」

    「見てくれだけはいいからな」

    38 :

    とても古典的な感じでよろしい

    39 = 1 :

    「姉御肌で頼りになるお姉さんじゃないか」

    「学校だけだ」

    「家じゃ違うの?」

    「ひっどいぞー。風呂上りとか下着姿でウロウロしてるし」

    「……」

    「今妄想した?下着姿でうろつくとこ妄想しちった?」

    「し、してねーよ!」

    「ま、乳だけはでかいからなー」

    (たしかに)

    「…妄想した?」

    「いいから話の続き!」

    41 :

    42 = 1 :

    「とにかくONとOFFの差が激しいんだよ」

    「でもうちの妹みたく口うるさくないだろ」

    「お前妹ちゃんのことそんなに嫌いなのか?」

    「嫌いってわけじゃないけど。なんかうざったいって言うか」

    「ふーん」

    「友姉さんぐらいサバサバしてるほうがいいよ」

    「スキンシップが過剰なとこはあるけどさ」

    「……」

    「家でもあーなのか?」

    「ねぇよ」

    「…え?」

    「俺にはしてこない」

    「そ、そっか」

    「……」

    43 :

    友・・・

    44 = 13 :

    (俺だって男のこと…!)

    45 = 1 :

    すごいことに気がついた

    47 = 43 :

    すごいこととかどうでもいいからはよ

    48 :

    つづけたまえ

    49 :

    賢者か?

    50 :

    おい


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