元スレ両津「希望の船エスポワールだと!?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
151 = 1 :
~~数10分後~~
両津「そろそろ動くか」
しかし・・・その時には既に場は・・・膠着・・・
誰かにカードを知られているという疑心暗鬼に塗れ・・・勝負をする者はいなくなっていた・・・!
船井「ええ加減にせいっ・・・!このまま勝負が進まないっていうのはアホやぞ・・・!」
船井「そこで俺に提案がある・・・!一度皆のカードを集めて配り直すんや・・・!」
カイジ・両津「あの野郎・・・!」
しかし戦う相手がいなくなってはしょうがない
カイジ、両津はこれを渋々承諾
152 = 1 :
船井「何枚や?カイジ・・・ おどれらの枚数・・・?」
カイジ「3人で・・・ 69枚っ・・・!」
ざわ・・・ざわ・・・
船井「な・・・ これもこの配り直しの効用の一つや・・・」
船井「身を潜めて機を窺う悪党・・・ 強欲な狸もこのカード公表という取り決め 煙が燻り出してくれる」
船井「それで?両津・・・さん方は何枚や・・・?」
両津「30枚」
両津「強欲な狸ですまなかったな」ジロッ
船井「え・・・い、いやそんなことはありまへん 賢い戦略でっせ!いや~見習いたいな~!」
154 = 104 :
船井www
155 = 17 :
まあ元は強欲なんじゃなくて気弱な板池が溜めてたんだけどな
156 = 1 :
船井「これでグー52枚、パー58枚の・・・いや待て、これはおかしいで チョキの数だけ電光掲示板の数と一致せえへん」
カイジ「何?」
船井「電光掲示板は15枚を指しているのにチョキは11枚しかあらへん 誰かカードを隠し持つ男・・・X(エックス)がおるんやないか・・・!?」
カイジ(確か・・・ゲームの最初、カードをトイレに破棄して別室送りになった男がいた)
カイジ(となると足りないカードはあいつの破棄した分・・・ この船井の勘違い・・・裏を取れる・・・!)
両津「確かゲームの最初にトイレにカードを捨てた奴がいただろ そいつがそのセックスじゃねえか?」
カイジ(おいいいいいぃぃぃ)
158 :
両津、案の定わすれてる
160 = 17 :
両さんwwwwセックスwwwwクソワロタwwwwwwwww
161 = 78 :
セックス…
163 = 17 :
なぜ板池に任せた・・・!両さんだと作戦がバレるからか・・・!
だが板池だけには・・・!アイツだけには任せちゃいけなかった・・・!
165 = 1 :
板池「こういう時の計算は速いですね先輩!」
高田「おいそこの人! 俺とやろうぜ!」
板池「え?あはい、やりましょう」
両津「さすが板池だ どんどん人が集まってくる」
船井「おい待て!そいつは買占め組の一人やで!つまり何を出せば勝てるか知って・・・」
両津「おいおい面白いことを言うね 僕らが・・・なんだって?」ゴリゴリ
船井「い、いえ、あの・・・ いつも街を守ってくださってありがとうございます・・・ なんて」
両津「うむうむ、感心な心がけだね」ポンポン
166 = 144 :
嫌な予感しかしない
167 = 104 :
船井・・・
168 = 1 :
船井(こうしちゃおられん・・・早くオレも動かんと・・・!)
こうしてフロア内は一時的に元の活気を取り戻した
結果、両津たちは残りのチョキ8枚を使い5勝3分 2人の星の合計は15個となった
両津「うーむ、次はどうしようか」
ザワザワ
カイジ「イカサマだっ・・・!この男はイカサマをしているっ・・・!」
カイジ「お前は配り直しの時にグーとチョキに印を付けて配った・・・!そして今お前の最後の手持ちカードはグー!・・・違うか・・・?」
169 = 1 :
(中略)
カイジ「お前は配り直しの時にグーとチョキに印を付けて配った・・・!そして今お前の最後の手持ちカードはグー!・・・違うか・・・?」
船井「貴様っ・・・!ふざけるなっ・・・!」
船井「あんな奴ほっといて行こうでメガネ」
メガネ「・・・」プイッ
船井「!?」
船井孤立・・・ 破綻・・・ その戦略・・・!
船井(マズい事になったで・・・ 今オレの手持ちカードは1枚・・・ そして今カードを持っているのはあのメガネと警官のグループとカイジのグループのみ!)
170 = 17 :
メガネ「・・・」プイッワロタ
171 = 1 :
カイジ(あのメガネさえいなくなれば この場に残るのは俺たちと両津たちと船井のみ・・・!)
カイジ「よし、じゃあ俺が3つのカードを裏に並べてお前が一つ選ぶ これでイカサマの入る余地は無い どうだ?」
メガネ「・・・コク」
こうしてメガネもそのカードを失う・・・!
船井(しまった!)
両津「うーんよくわからねえけどカードを持ってるのはあのカイジってやつとさっき勢いよく叫んでた関西人だけっぽいな」
両津「ふむ・・・ここから金を巻き上げるには・・・」
172 :
ネタバレ
最終的に船井として金借りてるから、船井の代わりに両津が落ちるってオチ
173 = 1 :
―――その時両津に悪魔的閃きが舞い降りた・・・!―――
両津「まずはカードを集めないとな」
カイジ「!?あのおっちゃん船井と戦う気だ!」
カイジ「待て!おっちゃん!」
両津「あ~?」
カイジ「船井は星8個、いまさら星1個を取られても痛くも痒くも無い!」(この警官は1回の勝負で星を何個でも賭けていいという裏ルールを知らない・・・!)
カイジ「ここに俺たちの総所持金、800万がある」
カイジ「これを受け取って・・・ ゲームから抜けてくれないか・・・?」(まだ・・・まだだ・・・!俺が船井と星4個賭けの勝負をすればまだ生き残りの可能性がある・・・!)
174 = 1 :
両津「お前・・・ あの船井って奴に因縁があるみたいだな」
カイジ「あぁ・・・ 俺は2回もあの男に裏切られた」
両津「そうか・・・ でもお前も3人で星5つしかないようだが、どうするんだ?」
カイジ「・・・」
両津「策があるって訳かい」
両津「・・・分かったよ 男の勝負に余計な邪魔はいらねえもんな」
カイジ「・・・すまねぇ」
両津「なーに いいってことよ」
BGM:葛飾ラプソディー
175 = 153 :
ほ
176 = 1 :
両津「残りのカードも貰っといてやるよ」
両津「どうせお前らこの後船井と一戦して、残りは引き分け消耗するつもりだろ?」
両津「本官が代わりにやっといてやる」
カイジ「くっ・・・!すまない・・・!すまない・・・!」(暖けぇ・・・ 人の優しさが暖けぇ・・・!)
ボロ・・・ボロ・・・
パー以外のカードを全て両津に渡すカイジ
両津「よーし 船井くんとやら 本官と勝負しよう!」
カイジ・安藤・古畑「!?」
177 :
流石だな
178 = 153 :
ブレないな
179 :
40~60って黄金期の両津じゃん
そりゃ破天荒だわな
180 = 1 :
カイジ「お、おい!おっちゃん!さっき約束したろ!」
両津「はて、約束・・・?本官記憶力が悪くてね 覚えてないなあ」
カイジ「ぐおっ・・・!こんなオヤジを信じた・・・ 俺がバカだった・・・!」くね・・・くね・・・
船井「ク・・・ククク・・・ええで・・・(助かった・・・あのカイジとかいうガキに星を搾り取られる所だったわ)」
両津「星は3つ賭けでいいぞ!」
カイジ・船井「」
板池「えー!?星って何個も賭けれるんですか!?」
182 :
気になる
183 = 48 :
カイジ君終了のお知らせ
184 = 1 :
両津「いやなに あのカイジって奴が生き残るには、星の複数賭けしかないからな 本官の洞察力が瞬時に見抜いてしまったよ」
板池「で、でも、この勝負勝てるとは」
両津「え?さっきカイジが言ってたじゃないか 今船井はグーだって あの目は本気だった」
両津「というわけだ船井くん カイジ達が生き残るには最低でも星4つだからな 割りと好条件だと思うぞ」
船井(クソ・・・ まぁ確かにカイジらは星4個か5個は要求してくる筈やからな・・・ まだマシか・・・)
船井「ええやろ その条件、飲んだで」
こうして両津は船井と戦い・・・星3つを得た・・・!
両津・板池:星18個 カード沢山 所持金 1700万
185 = 153 :
尋常じゃない星数
186 = 1 :
板池「凄い星の数ですね両津先輩! 早く引き分けでカードを消耗しましょう!」
両津「何を言っとるんだ!宝の山じゃないか!」
板池「え?」
両津「ちょっと待ってろ」
両津「あー、あー、只今マイクのテスト中 只今マイクのテスト中」
皆(なんだあれ・・・)
両津「えーどうもどうも、両津商店です」
187 = 104 :
18ってお前・・・
188 = 48 :
もうエスポワールで暮らせよwwww
190 = 1 :
両津「今ホールにいる皆さま方は星とカードが足らず・・・ 右往左往している状態だと思いますが」
両津「このまま皆さまが別室に行くというのはあまりに忍びない・・・ 何とか助けたい・・・ 何とか救いたい・・・と」
両津「当商店で検討を重ねた結果・・・ 今回は特例として我々のカードと星を販売いたします・・・!」
ざわ・・・ざわ・・・
両津「カードはランダムに一枚50万円、星は一つ600万円で販売したいと思います」
プレイヤーA「おい!ふざけんな!足元見やがって!金の亡者め!」
両津「きみは暴言吐いたから代金2倍ね」
プレイヤーA「」
191 :
エスポワールは快適みたいだな
192 = 40 :
これは後で痛い目をみるパターン
193 = 1 :
結果的にこれがヒット ずば抜けた商才であった
こうして両津たちは最終的に 星を9個とカードを全て売り捌いた
利根川「フフ・・・ こんにちわ 4時間が経過し 今、限定ジャンケン その全てが終了しました」
両津「わははは!金だ金だ!!」
板池「星が全部売れなかったのが残念でしたね」
両津「まぁ少し高めに値段を設定したからな」
両津「だがこのあとわしの考えでは星の売買タイムがある筈だ そこで売れるだろう」
板池「先輩が何だか賢く見えます」
両津「何だとこの野郎!」
194 = 17 :
板池の分もちゃんと残すだろうか~
196 :
エスポワールシチー
197 = 48 :
カイジも買ったんだろうか
198 = 191 :
白鳥の行方が気になる
199 = 1 :
黒服「あの・・・両津様 少しよろしいでしょうか」
両津「あ~?わしに何か売りつけようっていうのならお門違いだぞ」
黒服「いえそうではなく・・・ 少し胸ポケットを拝見させて頂きます」
両津「胸ポケット?別に何も・・・ !?!?!?!?!?!?」
両津「あ・・・あ・・・これは・・・!!!」
板池「チョキのカードだ・・・!」
両津「白鳥との勝負の時にここに入れておいたのを忘れていた・・・!」
黒服「というわけですので 別室に・・・」
両津「が・・が・・・が・・・ がちょ~~~~ん」
板池「完全に灰になってますね」
200 :
鉄骨は余裕だろうな
みんなの評価 : ★
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