元スレ淡「ふふ。麻雀って楽しいよね」竜華「あ……あぁぁ……」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
1 :
実況『さあAブロック準決勝も大詰め! 残るは大将戦のみとなりました!』
実況『先鋒で宮永選手が築いた大量リードを、千里山女子が凄まじい勢いで追いかけています。
両校の点差はなんとわずか1000点! 他二校に大きく差をつけて独走状態となっています!』
セーラ「いけるで。このまま決勝進出や!」
竜華「任せといて。病院にいる怜の分まで、私が頑張るさかい」
泉「後は頼みます。絶対勝ちましょう!」
2 :
やめて!
3 = 1 :
廊下
淡「あーあ。だるー。大将戦は軽く流そっと」ツカツカ
泉『絶対勝ちましょう!』
淡「ん?」
千里山女子控え室前
淡「ああ、ここ千里山の控室か」
セーラ『もうこのまま白糸台抜いて一位通過してまえ竜華!』
淡「」
淡「――――あ?」
4 :
福路美穂子ちゃんの美乳揉みたい
5 = 1 :
船Q『そうですよ。この点差なら不可能ちゃうかと』
泉『先輩ならいけますって!』
竜華『……そうやな。せっかくやから一位通過で決めたろか!』
セーラ『せやせや。それが怜への何よりの見舞いになるで』
竜華『怜……そうや。怜がここまで頑張ってくれたんや。私も気張らなあかんな』
セーラ『その意気やで竜華』
淡「……」
6 = 1 :
竜華『もういっそのこと、白糸台トばしてまおか』
セーラ『お、そりゃええなあ。やってまえ』
泉『白糸台の大将は一年。一年最強は私ですし、あの大星とかいう
大将はたいしたことありませんよ』
淡「……」
竜華『まあいずれにせよ、私の敵やあらへん。ボコボコにしてまうで!』
淡「……」
7 = 1 :
五分後
竜華(見ててや怜。あんたの想い、無駄にはせえへん。皆で決勝に行こう)
竜華「ん?」
淡「……」
竜華「なんや、卓に来てるのあんただけかいな。大将戦、よろしゅうな」
淡「……ねえ」
竜華「ん?」
8 = 1 :
淡「先鋒のあの人、無事?」
竜華「先鋒? 怜のこと? うん、大事はないって。心配してくれとるん? おおきに」
淡「そっか。そりゃ他の三人も必死になるわけだよね。テル相手にあそこまで必死に食らいついて、
意識を失うくらいがんばったのに、後の四人が不甲斐なかったら申し訳ないもんね」
竜華「せやな。だから私らは負けられへん。悪いけどこの大将戦、勝たせてもらうで」
淡「……ふふ」
淡「――逆にさ」
竜華「ん?」
9 = 1 :
淡「逆に、副将までが必死に頑張ってここまでうちに点差を詰めて二位抜けで決勝進出が
ほぼ確定してるのに、最後の最後で大将が負けたせいで敗退……なんてことになったら、
もうあの先鋒の人に顔向けできないよね」
竜華「――ッ! なんやて?」カチン
竜華「やれるもんならやってみ。私は負けへんで」
淡「私ね、身の程をわきまえない人って大嫌いなんだ。そういう人は、見ているだけで
こっちを不愉快にさせる。虫唾が走るの」
淡「――あなた、もう二度と麻雀打てなくしてあげる」ゴォォォッ!
竜華「……!」ビク
10 :
いいよー
11 :
泉いるだけで笑えるわ
12 :
しず(ラーメン食べたい・・・あの人の髪の毛ラーメンみたい・・・モグモグ!」
13 :
淡は大七星とか上がっちゃうの?
14 = 2 :
>>12
しず淡…
いや違うか
15 = 1 :
大将戦
穏乃「よろしくお願いします!」
姫子「よろしくお願いします」
竜華「よろしくお願いします」
淡「……」
淡「――ふふ。よろしくね」
16 = 1 :
竜華(起家か。ここで一気に逆転したる!)
穏乃「……」カチャ
竜華「ロン! 3900!」
次局
竜華「ツモ、2600オール」
次局
竜華「ツモ、3200オール!」
17 :
前に似たようなの見たな
18 = 1 :
セーラ「竜華ハシッテンナー! 親で三連続和了や」
泉「白糸台も余裕で抜きましたよ! さすがです!」
竜華「ふふふ」
竜華(どうや白糸台。あれだけ息巻いとったくせにこのザマかいな? 覚悟が違うで)
竜華(私らはなぁ、怜の想いを背負っとるんや、こんなところで負けるわけにはいかへんねん!)
淡「……」
竜華「ツモ! 4000オールや!」
19 = 1 :
>>17
ネタ被り調べてなかった。二番煎じだったらごめん
20 = 1 :
菫「どうなってるんだ大星のやつ。まるで気迫が感じられない」
誠子「また適当に流して終わるつもりじゃないですか?」
菫「まったくあいつは……その日の気分で本気を出したり手を抜いたり、ムラがありすぎる」
照「……」
菫「? どうした、照」
照「……前にも、こんなことなかったっけ」
菫「……?」
21 :
泉ェ…
22 = 1 :
照「軽く流すにしても、淡の性格なら親に連荘させて試合を長引かせるなんてことしないはず」
菫「……確かに」
照「特定の一人だけが何度も連荘して、そのあと……」
菫「! あ、予選のときの……! ま、まさか大星のやつ」
尭深「……またやる気なの?」
菫「と、止めたほうがいいぞ!」
照「どうやって?」
23 :
>>19
構わん!いけ!! ペースも良いし
24 = 1 :
照「軽く流すにしても、淡の性格なら親に連荘させて試合を長引かせるなんてことしないはず」
菫「……確かに」
照「特定の一人だけが何度も連荘して、そのあと……」
菫「! あ、予選のときの……! ま、まさか大星のやつ」
尭深「……またやる気なの?」
菫「と、止めたほうがいいぞ!」
照「どうやって?」
25 = 1 :
竜華「ロン、7700」
竜華(どうや見たか! もう5連続和了。私が最強や! 怜、待っててな。最高の
プレゼント用意しとくさかい、はよ目覚ましてや)
淡「……ふふ」
淡(そうそう。そうやっていっぱい点棒を食べて大きくなってね)
淡(痩せた家畜を捌いても意味がない。もっと肥え太った身体を、
じっくり調理してあげる……!)ゴッ
27 = 1 :
>>24ミス
菫「なんだっていい。このままじゃ千里山の大将が……!」
照「……試合中は何もできない。前半戦が終わったら注意しよう」
菫「ぜ、前半戦って……大星の親が二回もあるじゃないか」
菫「それまでに千里山が壊されるぞ……!」
照「……」
28 = 1 :
竜華「リーチ!」
竜華(もう20万近くあるやないか。白糸台に8万点も差つけてもうた。なんか逆に
申し訳なくなってきたわ。……いやいや、これも勝負の世界や。手加減抜きでいくで)
淡「ロン」
竜華「え?」
淡「2000」
竜華「あ、はい」
竜華(あー、和了られてもうたか。まあええわ。出だしとしては完璧な滑り出しや)
29 = 1 :
竜華「……」カチャ
淡「ロン。1000点」
竜華「む……」
次局
竜華「……」カチャ
淡「ロン、1500」
30 = 1 :
竜華(安手ばかりで場を進めてる。親の連荘狙いか。そう上手くいかんで)
次局
竜華「……」カチャ
淡「ロン、2000」
次局
淡「ロン、2400」
次局
淡「ロン、2900」
31 = 1 :
竜華「……」
竜華(この……私を狙い撃ちしとるな? ええやろ。受けて立つで!)
次局
淡「ロン」
竜華「うっ……」
次局
淡「ロン」
竜華「なっ」
33 = 1 :
淡「ロン」
竜華「くっ……!」
次局
淡「ロン」
竜華「……」プルプル
次局
淡「ロン」
竜華「」
34 = 1 :
竜華(や、安手ばかりでもう10連続和了……全て私からのロン和了り……!?
こ、こんなアホな……!)
竜華「……!」カチャ
竜華(て、聴牌! やっと聴牌や。もう6局以上聴牌になってなかった。きたで)
竜華(和了ったる! なんとしてもこの手は和了ったる!)
竜華(浮いとるんは四萬か。これを切って……!)カチャ
淡「ふふ」カチャ
竜華「!?」ビク
35 :
もう勃起した
36 :
怜と一緒にリー棒立てながら見てる
37 = 1 :
竜華(な、なんやねん。まだ切ってもないのに、なんで白糸台は手牌を掴んでるんや)
竜華(まるで、私が捨てるのが四萬ってわかってて、それで和了るみたいやないか!)
淡「……どうしたの? 早く切りなよ」ジー
竜華「くっ……」
竜華(ハッタリのつもりか? 舐めたらあかんで!)ターン
淡「ロン」パラララララ
竜華「」
38 = 23 :
支
40 = 35 :
いいなぁ
いいなぁ!!
41 = 1 :
次局
竜華(な、なんでや……なんで私の捨てる牌がわかるんや)
竜華(い、いや、今のは偶然や。ただの偶然……)カチャ
竜華(お、また聴牌。ええで。ここで白糸台の流れを止める!)
竜華(①筒切りや!)カチャ
淡「……」カチャ
竜華「!?」ビク
42 = 23 :
>>39
そっちは千里山視点でこっちは白糸台って感じかな
43 = 12 :
姫子(こん面子おかしい・・・助けてくれんね花田・・・)
44 = 1 :
竜華(ま、また私が打つ直前に手配を掴んで……こ、これが当たり牌なんか?)
竜華「……」カチャ
淡「……」カチャ
竜華(私が①筒を手配に戻したら白糸台も牌を構えるのをやめた……)
竜華(……ひ、ひとまずこの①筒は様子見や)
竜華(ほんなら、今度は⑦筒切りや)カチャ
淡「……」カチャ
45 = 2 :
穏乃「この辺に美味いラーメン屋の屋台来てるらしいですよ」
姫子「あっ、そっか。行きたいなあ」
46 = 1 :
竜華「!?」ビク
竜華(な、なんで⑦筒でも手配を構えるんや! まさかこれも当たりっちゅうんか!?)
淡「……」ジー
竜華(な、なんやその早く切れとでも言いたげな視線は)
竜華(こ、この⑦筒も保留や)カチャ
淡「……」カチャ
竜華(くっ、また手牌から手を離して……舐めおってからに!)
47 = 1 :
竜華(まあ、待ちが①④⑦筒って可能性はある。一旦別のとこに回るか)
竜華(2索……これは通るやろ)カチャ
淡「……」カチャ
竜華「!?」ビクッ
竜華(な、なんでやねん! なんで2索でも牌を構えるんや! おかしいやろ!)
淡「……」ジー
竜華「うぅ……」
48 = 1 :
竜華(白糸台は揺さぶりをかけてるだけや……ホンマはまだ聴牌にすらなってないかもしれん)
竜華(弱気になるな。相手の思う壺や!)
竜華(ほんなら5索。もうこれで勝負や)カチャ
淡「……」カチャ
竜華「ぐっ……また……!」
淡「……」ジー
竜華「え、ええ加減に……」
淡「……」ジー
カチャカチャカチャカチャカチャカチャ
49 = 1 :
竜華「ええ加減にせえよ!」ターン
淡「ロン」
竜華「んなっ……!」
34555②③④④④④⑤⑥ 5
淡「タンヤオ」
竜華「」クラッ
竜華(そ、そんなアホな……①⑦筒と25索が全部当たりやて……?)
50 = 1 :
ママンがご飯作ってくれたのでちょっと行ってきます
なるべく早く戻ります
みんなの評価 : ★★
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