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    元スレ京太郎「咲和こそ至高」

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    101 = 1 :

    **********************

    用務員「君、大丈夫かい! ほら、起きなさい!」

    京太郎「はっ!」

    用務員「やっと起きたか。一体どうしたんだい、こんなところで」

    京太郎(俺は一体ここで何を……)

    京太郎(咲と和がカナダで結婚式を挙げて……)

    京太郎(そして咲と和、二人にそっくりな双子の女の子が生まれたんだったよな……)

    京太郎(世界初のiPS細胞による同性間の出産だからって、世間から色眼鏡で見られて)

    京太郎(それでも二人の絆が解けることはなく)

    京太郎(やがて女性同士の婚姻が世界的に一般的になっていった……)

    102 = 7 :

    男性同士の結婚?(難聴)

    103 :

    >>101
    夢のような話だな

    104 = 1 :

    京太郎(…………)

    京太郎「って、ちがああああう!!」

    用務員「」ビクッ

    京太郎(俺が合宿に行けないだと!? そんな馬鹿なことがあってたまるか!!)

    京太郎(なにか、なにか現状を打開する方法はないのか!?)

    京太郎(どんな方法でもいい! 手段は選んでいられないんだ!!)

    京太郎「………………はっ!」

    京太郎(そうだ、この手があった!!)ダッ

    用務員「あっ、おい君!」

    105 = 12 :

    >二人にそっくりな双子の女の子

    おっぱいはどうなるんでしょうねぇ・・・

    106 = 13 :

    百合厨の鑑

    107 = 1 :

    ――龍門渕家――

    京太郎「ハギヨシさん!」

    ハギヨシ「来ましたか。いきなりの連絡、驚きましたよ」

    ハギヨシ「しかし、そんなに慌てている貴方を見るのは初めてですね。一体なにがあったのですか?」

    京太郎「ハギヨシさん……いえ、萩原さん、どうしても聞いていただきたいお願いがあります」

    ハギヨシ「お願い…ですか」

    京太郎「萩原さんのその技術……誰からも気配を悟られずにいるその術を、俺に伝授してください!!」

    ハギヨシ「……!」

    京太郎「今日まで何の見返りも差し出せずに、ただただ様々な技術を教えて頂いてきた上で、このようなお願いをするのが失礼にあたることは重々承知しています」

    京太郎「だけど、それでも……どうしても成さなければいけないことがあるんです!」

    ハギヨシ「京太郎君……」

    108 :

    京太郎と百合の花園を分かち合いたい。早く習得するんだ

    109 = 13 :

    >>108
    薔薇の花園?(難聴)

    110 = 1 :

    京太郎「…………」

    ハギヨシ「……わかりました。その目、その気迫、よほどの事情があっての事なのでしょう」

    ハギヨシ「京太郎君、私は貴方の才能に惚れ込んで、私の持てる全てを授けようと考えていました」

    京太郎「……え?」

    ハギヨシ「それが少し早まっただけのこと」

    ハギヨシ「分かりました、我が萩原家に伝わる奥義の一、『孤塁立』を伝授いたしましょう」

    京太郎「あ、ありがとうございます!!」

    ハギヨシ「修行は今までのものが児戯に思えるほど厳しいものになります」

    ハギヨシ「覚悟はよろしいですか?」

    京太郎「たとえこの身が灰になろうと、必ず成し遂げてみせます!」

    ハギヨシ「分かりました。では今日から泊まり込みで修行をしていただきます」

    ハギヨシ「ご両親の許可は取っておいて下さい」

    京太郎「はい! よろしくお願いします!」

    111 :

    ハギヨシからの百合ンストラクションくるか?

    112 = 7 :

    素敵滅法伝授か

    113 = 64 :

    ハギヨシのところに泊まりこみ(興奮)

    114 = 41 :

    須賀君は修行しなくてもちゃんと明鏡止水という立派な技があるじゃないすか(迫真)

    115 = 1 :

    ~1週間後~

    ――合宿所――
     
    華菜「4000・8000! 裏はめくらないでおいてやる!」

    「あなたのとこのキャプテンはいいわねえ」

    カツ丼「あと一人」

    京太郎(…………)

    京太郎(完璧だ……!)

    京太郎(ここまで気づかれる気配が微塵もないとは)

    京太郎(ハギヨシさん……いや、師匠! ありがとうございます!)

    116 = 13 :

    >>114
    キャプ
    ハウス

    117 = 1 :

    ~京太郎が龍門渕を訪れた翌日~

    ――善光寺――

    京太郎(あれから一晩龍門渕で過ごし、学校をサボって今ここにいる)

    京太郎(一体何が始まるんだ?)

    ハギヨシ「では京太郎君、これから修行を始めます」

    京太郎「はい……でもこんなとこで一体何をするんです?」

    ハギヨシ「ふふ、山奥の秘境のようなところで修行をすると思っていましたか?」

    ハギヨシ「確かに、萩原流の中にはそういった場所での修行の方が適している技も多くあります」

    ハギヨシ「しかし、今回あなたに伝授するのは、大雑把に言えば「人の目に留まらないための技」です」

    ハギヨシ「よって、人がいなければ修行にならないのですよ」

    京太郎「……そうですね! 失念していました!」

    118 = 9 :

    googleでハギヨシと入力すると最初に種付けが出てくる恐怖

    119 = 74 :

    これ使えるなモモと似たようなうち方できるんじゃね?

    120 = 41 :

    手羽先のかほりがするのは杞憂だと信じたい

    122 = 1 :

    ハギヨシ「では改めて」

    ハギヨシ「京太郎君、今からあなたには、この善光寺前の通りを往復してもらいます」

    京太郎「…………は?」

    ハギヨシ「それも、ただ歩いて往復するわけではありません」

    ハギヨシ「この時間帯、観光客の数がピークに達しているため、非常に混雑しています」

    ハギヨシ「この人ごみの中を、全力疾走で往復してください」

    京太郎「は、はぁ……」

    ハギヨシ「では行きます」

    ハギヨシ「3,2,1、スタート!」

    123 = 1 :

    京太郎「え、あ、はい!」ダダッ

    京太郎(一体なんなんだこれ……って、やば!)

    ドンッ!

    京太郎「す、すみません!」

    おばさん「ちょ、気をつけてよ!」

    京太郎(ヤバイヤバイ……って)

    ドンッ

    おじさん「おい、君!」

    京太郎「ひっ、も、申し訳ありません……」

    京太郎(こ、これは……)

    京太郎(全力疾走とか無理だろ!!)

    125 = 41 :

    (修行シーンはキンクリしても)ええんやで

    126 :

    京ちゃん好きだけどハーレムはどう考えてもないわー

    128 = 1 :

    ハギヨシ「お疲れ様です。どうでしたか?」

    京太郎「見ての通りです……怒りの視線を両手では足りないくらい浴びせられました」ハァハァ

    ハギヨシ「でしょうね。かなりの難易度だったと思います」

    ハギヨシ「ですが、このくらいできなくてはあなたの望む力は到底手に入りませんよ」

    京太郎「ハギヨシさん、いったいこれは……」

    ハギヨシ「では今度は私がやってみせます」

    ハギヨシ「よく見ていてください」ダッ

    京太郎(いったいこれは何を……)

    京太郎(!!??)

    129 = 12 :

    外野の議論厨はよそでやって

    131 = 63 :

    ハギーはクロックアップでも使えるのか

    132 = 1 :

    京太郎(す、すごい)

    京太郎(オリンピックの短距離走レベルの速さで走っているのに)

    京太郎(周囲の人が誰も目を向けていない!)

    京太郎(いや、そもそも存在に気づかれていないのか!?)

    京太郎(しかも、もう戻ってきた)

    ハギヨシ「ふぅ、良いですか京太郎君、これが我が萩原流奥義の一つ」

    ハギヨシ「『孤塁立』です」

    京太郎「弧塁……立」

    133 = 121 :

    犬臭い執事ハギヨシ

    134 :

    スパイクヒルズネタか?
    懐かしいな

    135 = 1 :

    ~冷やしトーカ無双~

    ――合宿所――

    「透華……」

    「すげぇ……」

    京太郎(くぅ、あのタトゥーの娘の心配そうな表情がたまらん!)

    京太郎(自らのそばにいた最愛の人が、急に離れていってしまった不安)

    京太郎(それはより一層の独占欲という、ひどく歪んだものへと変わりかねないものだ)

    京太郎(果たして彼女は、変わってしまった愛しい人に対してどのようなアクションをとるのか)

    京太郎(このカプは要注目だな)

    京太郎(しかし、こんなおいしい思いができるとは)

    京太郎(これも全て師匠のおかげだ!)

    136 :

    しえん

    137 = 13 :

    つーかなんで名前知らないんだ……

    138 = 1 :

    ~善光寺前での全力疾走後~

    ――そば処「参タテ」――

    ハギヨシ「人の知覚の中にありながら意識下より外れ孤立しているところ」

    ハギヨシ「それを弧塁と呼びます」ズズッ

    京太郎「弧塁、ですか」ズルズル

    ハギヨシ「先ほどの善光寺前では、その意識の空白地帯を見抜き、駆け抜けることで、誰の目にも留まることなく往復ができたのです」

    ハギヨシ「日頃、衣様の周囲に控えている時も、みなさんの孤塁に立つことで自らの存在を悟られずにいるのです」ズズッ

    京太郎「そんな神業、俺に習得することができるんでしょうか……」ズルズル

    ハギヨシ「私の見立てでは、あなたは萩原流を習得するに十分な才能を持ち合わせています」

    ハギヨシ「あとはあなたの覚悟次第です」

    ハギヨシ「どうしても成さなくてはならないことがあるのでしょう?」

    京太郎「……そうでした、俺には譲れないものがあるんです」

    139 = 1 :

    ハギヨシ「それともう一つ、相手の孤塁を見抜く力以外にも、身につけてもらいたいものがあります」

    ハギヨシ「広く捉えれば、これも気配を遮断するための方法であると言えます」ズズッ

    京太郎「なんですか?」

    ハギヨシ「孤塁立は、いうなれば相手に合わせて自らを消す方法」

    ハギヨシ「それとは別に、自らが発している気配……気とでも言いましょうか」

    ハギヨシ「それを包み隠す術を身につけてもらいます」ズッ

    京太郎「気?」ズルズルッ

    ハギヨシ「人の体をめぐるエネルギーのようなものと言いましょうか」

    ハギヨシ「科学的には名状し難いのですが……まあいずれ分かるようになるでしょう」

    京太郎「その気ってやつを抑える術を身につけろってことですか」

    140 = 1 :

    ハギヨシ「包み隠す、というのには語弊がありましたね」

    ハギヨシ「気を制御して、己の存在を空間に溶け込ませる」

    ハギヨシ「天地と一つになる、と萩原の奥義書には記されていますが、まさしくその通りです」

    京太郎「天地と……」

    ハギヨシ「これらの奥義は、極めることによってあらゆる場面で驚異的な効果をうみます」

    ハギヨシ「そして、萩原流の中でも会得できた者が最も少ない術でもあります」コチラソバユニナリマス ゴトッ

    京太郎「」ゴクリ

    ハギヨシ「大丈夫ですよ、あなたならできます」トポトポ

    ハギヨシ「己を信じ、力を尽くせば必ずモノにすることができますよ」ズッ

    141 :

    孤塁ってなんかの漫画で見たことある気がするんだけど何だったかな

    143 = 13 :

    ケンイチで孤塁抜きって技がある

    まあどうでもいい話だ

    144 = 1 :

    ~そして現在へ~

    ――合宿所――

    京太郎(そして俺は手に入れた……)

    京太郎(この身を死角に置き、天地と……空間と一つになる力を!)

    京太郎(今の俺はかつての『須賀京太郎』ではない)

    京太郎(百合のために生き、百合のために死ぬ、森羅万象と一体になった百合男子の戦士)

    京太郎(ここからは『アトモスフィア京』の独壇場だぜ!!)

    145 = 1 :


    透華「こんなの…こんなの私じゃありませんわッ!! きゃっかですわ!」

    「透華…」

    透華「これでは原村和とスタイルが違いすぎますわ」

    「う…」

    京太郎(ふむ、冷やしトーカさんは元に戻ってきたみたいだな)

    京太郎(しかし、和に対してみせる執着は、タトゥーっ娘の嫉妬を掻き立てているようだ)

    京太郎(百合場面名鑑収録『誰にもあなたを渡さない』!!)

    147 = 121 :

    ステルスモモを越えたか…

    148 = 1 :

    京太郎(ずっとそばに仕えていたはずなのに、想い人の心は会ったこともない女に釘付け
    のまま。彼女の心を手に入れようと努力を重ねる日々が続くが、どんなに手を尽くしても
    その心が和から離れることはなかった。そしてついに恐れていたことが起こってしまう。
    和の所属する清澄が県予選の決勝で、透華が和と当たってしまうことになったのだ。そし
    て実際に和と戦った透華は、和に対する執着をますます強めていってしまう。坂道を転が
    り落ちるように止められなくなった最悪の状況。そして一の思いは、いつしか純粋な恋慕
    から憎しみを伴うものになっていった。自分に手枷を課して心を縛っておきながら、その
    ことを気に止める素振りもなく他の女にうつつを抜かすなんて……。そして彼女の抑圧さ
    れた欲望は、ある日ついに臨界点を超えてしまう……)

    149 :

    そういや京ちゃんの声優も福山だったな

    150 = 1 :

    京太郎(もう少し嫉妬が高まれば、もしかすると下克上レ○プルートが実現するかもしれん……)

    京太郎(帰ったら和をたきつけてみるのもアリだな)

    京太郎(っと、もうこんな時間か)

    京太郎(もう少しこのカプに注目したいところだが)

    京太郎(そろそろ敦賀や風越の方にも行かないとな)スタスタ

    京太郎(やはり風越のキャプテンと部長の関係、敦賀の果樹園カプも気になるしな)スタスタ

    京太郎(それに、昨日の様子を見ていると他にも魅力的な組み合わせが存在するようだしな)

    京太郎(最も気になったのが、次鋒戦メンバーの絡みだ)


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