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    元スレ上条「インデックス、これ食べても良いぞ?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - とある魔術の禁書目録 + - 上条当麻 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    禁書「えっ」

    2 :

    スフィンクス「」

    4 = 1 :

    禁書「い、良いの?折角のお肉を」

    上条「ああ、もう一ヵ月半ぶりだったっけな…だからこそインデックスにちょっと多めに食べてもらいたいんだ」

    禁書「…とーま!ありがたく頂くんだよ!」ムシャムシャ

    上条「ははっ……」

    スフィンクス「にゃー」

    5 :

    昨晩未明、学園都市に住む上条当麻さんが行方不明になったとの情報が入りました。
    友人一同やその関連者は、「いつものことだな」と言い、放置を決め込みました。
    なお、自宅には「俺を食べてもおいしくない」と謎のメッセージが残されており――。

    6 = 1 :

    上条(最近インデックスさんの食欲は増すばかり)

    上条(だからと言って仕送りを増やせと言う訳にも行かないし)

    上条(しばらくはちょっとだけ上条さんの分をインデックスの分に回そう)

    上条(至って健全な高校生の上条さんにはきついものがありますが…)

    上条(あの笑顔と喜びっぷりを見たら、そんなもの吹き飛んじゃいますよ)

    7 = 2 :

    さて、ここからどう狂っていくかが見物ですね

    8 = 3 :

    |∧∧
    |・ω・`) そ~~・・・
    |o④o
    |―u'
    | ∧∧
    |(´・ω・`)
    |o   ヾ
    |―u' ④ <コトッ
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    | ミ  ピャッ!
    |    ④

    これを見てふと疑問に思ったことがある
    まずは上の図を見て欲しい
    彼は自らが支援したいものに巡りあった時、切なげな表情を浮かべてこの
    しえんだまを置いていく。置き終わった後はどこかへ去っていってしまう
    ここで一つ疑問が生じる。このしえんだまの硬度についてだ
    彼の姿を描いたものは幾つかあるが、いずれにおいてもこのしえんだまを置く時の
    効果音は『コトッ』である
    『チョコン』でもなく『ボヨン』でもなくあくまで『コトッ』である
    それらはすべての場面においてすべてが共通である
    つまりこのしえんだまという謎に満ちた物体は、構成している物質が依然全くの謎であるにしろ
    硬度の面で見ると、そこそこの硬さを持った物質であることには違いないのであろうという
    一つの仮説が生まれるのである

    彼がこれをどこで手に入れ、また彼自身これをどこまで把握しているのかは知る由もない
    だが、今ここでこうしてしえんだまについての謎が一つ解けた
    これだけでも我々は大きな一歩を踏み出したといえるだろう
    しえんだまの未知なる部分への更なる解明を期待したい

    9 = 1 :

    チュンチュン…

    上条「さーて、今日も一日弁当作りから…」

    上条(弁当の量も少し減らして、その分を回すか)セッセッ

    上条(うわぁ、米が薄い…でもこれもインデックスさんの為なら)

    上条(喜ぶんだろうなぁ……)ワクテカ

    禁書「とーまー!お腹がすいたんだよ!」ドタドタ

    12 :

    なんで禁書でインデックスって読むの?

    14 = 1 :

    上条「インデックス、ベーコン一枚やるよ」

    禁書「ええっ!?流石のとーまでもベーコン半分でごはん一杯は無謀なんじゃないかな!」

    上条「大丈夫だって、少なめに盛ってその分お前の茶碗大盛りにしといたから」

    禁書「…とーまの優しさは今イエス様をも越えたんだよー!」ペカァァ

    上条「ははは…(インデックスさんマジプリティ)」

    15 :

    食糧が足りなくなった時に…

    16 :

    餓死か

    17 = 1 :

    学校 二時間目

    小萌「…で、あるからして…つまりあれこれこう…」

    青ピ(小萌先生マジプリティ)

    上条(…ぐ…まずい、朝少なかったから腹が…)

    上条(…いいだろう、俺の空腹がマジモンってなら)

    その
    腹音を
    ぶち消す!

    グゴゴゴゴゴ…ギュルオッ!

    小萌「…ハイ、今ダイエット中の生徒は手を挙げてくださーい」

    プークスクス、イマノハカミジョウノホウカラ…

    上条(…ぬかった)モジモジ

    18 :

    打ち止めちゃんのちっぱいちゅっちゅしたい

    19 :

    こんなんやなくて普通でええやんか……

    20 = 1 :

    土御門「かみやん、いよいよ食糧も底を尽きたのかにゃ?」ジー

    上条「いやー、それが…最近食い過ぎかなって思えてきてな(本当の事を言ったらもの凄いいじられるだろうし)」

    青ピ「…………」ウルッ

    上条「あれ、青ピ?何で涙目なん」

    青ピ「かみやんっ!健全な男子高校生がそんな量で満足する筈無いやろ!」

    上条「えっ」

    青ピ「どんなに恥ずかしくってもボク達はかみやんの味方やから!ほらこれ!」バッ

    上条「焼きそばパン!?青ピ、お前そんなキャラじゃ」

    青ピ「何も言わなくて良いから!」グイグイ

    土御門「…かみやん、卵焼きやるぜよ」ポイッ

    上条「………?」

    21 :

    禁書「えっ、今日はお腹いっぱい食べてもいいの!?」

    当麻「ああ…しっかり食え」

    禁書「」モグモグ

    当麻「おかわりもいいぞ!」

    禁書(………)スッ

    当麻「遠慮するな、今までの分食え…」

    禁書「うめ、うめ、うめ」モグモグ

    22 = 1 :

    帰宅中

    上条(結局5時間目の真ん中ぐらいにまた腹音が鳴ったのはきつかったな)

    上条(青ピは「そんなに生活が…」とか呟いて泣きっ放しだったし)

    上条「でも、焼きそばパンを貰えたのはありがたかった」

    上条「これでまた、インデックスが喜ぶ」ニッコリ

    24 = 1 :

    御琴「……ちょっとそこのアンタ!」

    上条「お、ビリビリ、またなにか用か…っ!?」

    御琴「ビリビリ言うなぁっ!」バチバチ

    ギュオォォォォォォォォ……

    御琴「…………」

    上条「………(年下の、しかも知り合いの女子に聞かれるとは…不幸だ…)」

    25 = 1 :

    御琴「…その…今の音って…」

    上条「……ええ、上条さんの空っぽの胃袋から発した音ですけど?」

    御琴「…あの、じゃあこれを…」スッ

    上条「これは…香具師のみサイダー?」

    御琴「か、勘違いしないでよね、たまたま二本出てきただけで放置は勿体無いとかもしも放っておいたら勿体無いお化けが出るとか
    そういう日本人が世界に誇れるであろう美徳精神から二本とも貰ってでも両方飲むのは太っちゃうし持ったまま歩くと温くなっちゃうから
    早く誰か知り合いに会わないかなって街中を歩き回ってたまたま最初に見付けたのがアンタってだけなんだからね!」

    上条「…よく分からないが、ありがとう御坂。家でゆっくり飲むことにするよ」

    御琴「~~~ッ」カァァッ

    上条(ふふ、インデックスの喜ぶ顔が目に浮かぶな…)ホカホカ

    26 :

    こらこら

    27 = 19 :

    やめろ

    28 :

    これはアブナイ香りしかしない

    29 = 1 :

    禁書「…ととととと、とーまー!?まさかそんな…」

    上条「どうしましたインデックスさん?焼きそばパンとヤシの実サイダー、どっちも食べていいんですよ?」

    禁書「…いくらなんでも、乞食をしてまで恵んで貰った食べ物なんかいらないんだよ!」

    上条「…そこまではしてないけど、俺はインデックスに食べて欲しいんだ」キリッ

    禁書「!?」

    上条「ほら、俺はもう貰ったのを食べてきたからさ。ぜーんぶお前の物だぞ?」

    禁書「…とーまぁぁぁぁぁっ!」ダキッ

    上条「!?」アセアセ

    禁書「絶対死んだ後は天国に行ける優しさなんだよー!」ギュッ

    上条(もはやこの笑顔、天使…いやそれ以上だ!)

    30 :

    タイトルを見てゲス条かと思ったら別の意味で狂ってた

    31 :

    姫神とか吹寄あたりにお願いしたら弁当くらい作ってくれそうな気もする

    32 :

    もうこれ以上よくない

    33 = 21 :

    >>31
    上条「わぁ、美味そうな弁当だ…これなら、インデックスも満足してくれるよな!」

    34 :

    3巻で投げたからわからんのだがインデックスってストーリー上必要なのか?

    35 = 1 :



    上条(昨日はものすごかったなぁ…主に可愛さ的な意味で)

    ギュルルルル…

    上条(あの笑顔に柔らかな…いや、無かったというか…あれさえあれば腹音なんか全く気にならない)

    上条(……もう少しぐらい切り詰めても、平気だよな?)

    上条(そうだよ、何で気付かなかったんだ。つくづく俺は馬鹿だな)

    上条(俺が腹を減らせば減らすだけ、インデックスは多く食べられる)

    上条(この空腹はイコール、インデックスの喜びなんだ…)

    36 :

    >>21
    これの元ネタ教えてくれ

    37 :

    このかみやんカッコいい

    38 = 32 :

    >>36
    いいよ 教えてやろう

    39 = 1 :

    上条(…よし、行ける!今日は腹音が一回も鳴らなかった!まだ減らしても大丈夫だ)

    上条(それにまた青ピがコロッケパンをくれたし、土御門も缶コーヒーくれたし)

    上条(…でもコーヒーってインデックスさん飲めたっけ?まずいな、苦い物はちょっと…)

    ドンッ!

    40 :

    カレーのやつ?

    41 = 1 :

    上条「のわっ!?」

    浜面「うわっ!?」

    ガシャーンッ!

    上条「うおあっ、スイマセンスイマセン」アセアセ

    浜面「いや、前見てなかったこっちも悪かった…」アセアセ



    上条(……はぁ、不幸だ…不良っぽかったけど良い人でよかった…)

    上条(…何っ!?いつの間にか缶コーヒーが…サバ缶に替わってる!)

    上条(ありがとう不良っぽかったけど良い人!上条さんはこの恩、一年ぐらいは忘れません…!)


    フレンダ「はーまーづーらぁぁぁ!」

    浜面「ぎゃぁぁぁぁぁぁっ!?」

    42 = 1 :



    上条(今日もインデックスは驚いて、その後喜んでくれた)

    上条(いつ見ても何回見ても飽きない、むしろ見るたびに可愛く見える)

    上条(結局腹は朝の一回しか鳴らなかった。量を減らしてきたのに慣れたんだろうな)

    上条(だったら、まだ減らしても……)

    ―――――――――



    上条「弁当箱に隙間が出来たな…ラップでも詰めておくか」ギュッギュッ

    43 :

    腹減った

    45 :

    駄目だBADENDしか見えん

    46 = 43 :

    幸せなエンドでたのむ…

    47 = 18 :

    インなんとかさんのちっぱい吸いたい

    48 = 19 :

    心優しいインデックスたんは自発的とはいえ苦しむ上条さんなんか見たくないんだよ

    49 = 1 :

    学校、昼

    青ピ「かみやん、これを」つ焼きそばパン

    土御門「俺からもこれを」つばくだんおにぎり

    上条「…ありがとう、二人とも…」ウルッ

    青ピ(…何でかみやんその場で貰った物食べへんの?)ヒソヒソ

    土御門(……今食べるより時間を置いて食べた方が…もしかしたら夕食は俺達任せかも…)ウルッ

    帰り道

    御琴「別にたまたま立ち読みしてて何も買わずに帰るのは失礼だなって思ってて揚げたてだったけど~~…だからアンタへのプレゼントって訳じゃないんだからね!」

    上条「ありがとう、御坂…」

    御琴「~~ッ」カァァッ



    禁書「ありがとーなんだよとーま!」ニッコリ

    上条「ははは…(本当に可愛いなあ…)」

    数十日後

    50 = 45 :

    アカン


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