元スレほむら「まどかは私の嫁」仁美「キマシタワー!」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
351 = 338 :
ほほう?
352 = 302 :
ひとひと?
353 = 304 :
でも、恋人いなかったらSG濁るんだよね
354 = 300 :
QB「魔法少女のことも覚えているだなんて…」
仁美「あなた以外に、あの世界を記憶する者が存在していたことが、そんなに不思議ですか?」
QB「まどかならわかる。でも、その相手が志筑仁美なんだ」
QB「君は、向こうの世界では僕のことが見えていなかった。魔法少女でもない、ただの人間でしかない存在だ」
QB「なのになぜ君は、すべてを知っているんだい?」
仁美「あらあら、悲しいことですわ。キュゥべえさんが私のことを忘れてしまわれたとは」
QB「忘れる?」
356 = 300 :
仁美「私ほど、あなたとの付き合いの長い人はいないというのに……」
QB「なにを言っているんだい?」
仁美「正確に言えば、人ではないですけど」
QB「人でない…?」
仁美「まどかさんが願った場所には、キュゥべえさんと暁美さんと、他に誰がいましたか?」
QB「まさかっ!」
仁美「それだけのヒントで分かるだなんて、さすがは無数の少女たちを騙してきたインキュベーダーさんですわ」
QB「でも、そんなことありえない。あるわけがない。そんな都合のいいことが……はっ!」
仁美「ええ、ここは、そんな都合のいいことがありえる世界ですもの」
QB「信じられない」
仁美「でも、起こったのです」
358 :
急にシリアルになったで
359 = 304 :
仁美さんの謎とは一体
360 = 300 :
QB「一体どうして、なんで、それと志筑仁美がつながるんだい?」
仁美「簡単な話ですわ。志筑仁美もその場にいたのです」
QB「彼女が!」
仁美「志筑仁美は大切な人を失いました」
仁美「自分のせいじゃない、そう信じたくも、信じられず、ずっとずっと責め続けていました」
仁美「それで、大嵐の中、ひとりで外を歩いていたのです」
仁美「死に場所を考えながら…」
仁美「彼女の後を追おうとして…」
QB「彼女とは?」
仁美「もちろん、美樹さやかさんのことです」
QB「………」
仁美「そのとき、私は見たのです」
仁美「空に浮んだ、巨大な魔女の姿を…」
QB「ワルプルギスの夜」
361 = 304 :
さやかのことか
362 = 304 :
ワルプルが見えるって事は素質ありかね
363 = 300 :
仁美「信じられないものを見ました。悪魔が私を迎えに来たと思ったぐらいですわ」
仁美「その頃、ワルプルギスの夜は、まどかさんの願いを聞いていました」
仁美「そして、ラブラブでとってもハッピーで百合ん百合んなラブコメディーな世界に興味を持たれたのです」
仁美「向こうの世界に行くには、魔女の身では不可能」
仁美「方法は、ただ一つ」
QB「人の中に入ること……」
仁美「近くには、志筑仁美の姿があった」
QB「絶望が君たちをリンクしたんだね」
仁美「ええ、わたしたちは共鳴し合いました」
仁美「ワルプルギスの夜は志筑仁美の中に入り、志筑仁美は彼女の存在を受け入れたとき……」
QB「まどかの願いが発動され、世界は改変された」
364 = 338 :
そか
365 = 302 :
ぷるぷる
366 = 300 :
仁美「ふふっ、そういうことですわ」
QB「分かったけど、僕には信じられないことだ」
仁美「無理ないですわね。ここはあなたの常識は通用しないのですもの」
QB「君の意識はワルプルギスの夜なのかい? それとも志筑仁美かい?」
仁美「志筑仁美ですわ。ワルプルギスは、意識の一部となったに過ぎません」
QB「それにしたら、別人のようになっているね」
仁美「全てを知るのと、知らないのでは、随分と違うものですわ」
QB「願いの主であるまどかが、僕たちの世界を知らないように」
仁美「まどかさんはお優しい方です。大切な人が殺されていった世界なんて、忘れたほうがよろしいですわ」
QB「僕のことまで忘れるとはね」
仁美「随分とトラウマを負わせたじゃないですか」
QB「受け入れたくなかった、ということだろうね」
仁美「自分の存在を認識されないのは、寂しいですか?」
QB「さぁね、僕には感情がないからね」
367 = 302 :
きゅっぷい
368 = 304 :
ワルプルギスの夜がわかめ味に…
369 = 300 :
仁美「でも、キュゥべえさんも私と同じではないですか」
QB「僕が?」
仁美「だから概念としてここにおられるのでしょう?」
QB「そうだね。この世界がどんなものなのか興味があったよ」
仁美「知ったいま、どうなさいますか?」
QB「帰るべきだろうね」
仁美「それは寂しいですわ」
QB「この世界は、僕には向いていない」
仁美「でも、どうやって帰るのでしょう?」
QB「………」
仁美「ふふっ、帰り方が分からない様子ですわね」
370 = 304 :
しえん
371 = 300 :
QB「君は知っているかい?」
仁美「知りませんけど」
ヒョイ
QB「志筑仁美。僕を持ち上げ……」
仁美「持ち上がりましたね」
QB「やれやれ、それで仁美は僕をどうするつもりだい?」
仁美「帰れないなら、私のペットになられたらどうでしょう?」
QB「ペット?」
仁美「ええ」
QB「でも、僕のことは誰にも……」
372 = 304 :
しえん
373 = 338 :
?はて?どうしたものか??
375 = 302 :
きゅっぷい
376 = 300 :
マミ「志筑さん、どこにいってたの?」
杏子「だから、話しかけるなって。ぜってー、なんか悪いこと考えてるんだ」
仁美「この子が逃げ出してたもので、捕まえていました」
マミ「この子?」
仁美「ええ、この子」
杏子「その真っ白い、ぬいぐるみのことかい?」
QB「…まさかね」
マミ「あら?」
杏子「いま、しゃべったか?」
仁美「ふふっ」
377 = 304 :
しえん
378 = 302 :
ひとひと?
379 = 300 :
まどか「あ、仁美ちゃんだ。おーい」
ほむら「おはよう」
仁美「おはようございます、みなさん」
さやか「………」
仁美「さやかさんには…」
さやか「キスはいらんっ!」
ちゅっ♪
さやか「されたっ!」
マミ「あらあら、見せつけてくれるわね」
仁美「好きですわ、ハニー」
さやか「…なんでこんなことになったんだろ?」
仁美「いいじゃないですか、幸せなんですから」
さやか「う~、幸せから斜め上の方向に行っている気がするよ」
380 = 302 :
しあわせさやさや
382 = 300 :
QB「やれやれ、これがさやかにとっての幸せとはいいがたいんじゃないかな」
さやか「え?」
まどか「あれ、仁美ちゃんがもっているぬいぐるみ?」
マミ「喋ったのは、気のせいでなかったのね」
杏子「みたいだな」
まどか「なぜかこのぬいぐるみを見ていると、撃ち殺したい衝動にかられるわ」
さやか「あーはっはー、ぬいぐるみが喋るわけないじゃん、これはきっと仁美のふくわ……」
QB「君たちは僕のことが見えるのかい?」
さやか「ぬいぐるみが喋ったぁぁぁぁぁーーっ!」
仁美「キュゥべえといいますの。私のペットですわ」
383 = 302 :
きゅっぷい
385 = 304 :
まどかが何か怖いこといってるな
386 = 300 :
間違えた
ほむら「なぜかこのぬいぐるみを見ていると、撃ち殺したい衝動にかられるわ」
です…orz
387 = 304 :
しえん
388 = 300 :
マミ「キュゥべえ…?」
QB「なんだいマミ?」
マミ「………」
杏子「どうしたマミ?」
マミ「デジャブを感じたわ」
杏子「たしかに、こいつを見てると、なんか懐かしい感じがするな」
仁美「それは気のせいではないですわ」
389 = 304 :
何となく思い出してきたか
390 :
魔女もインキュベーターもシリアスもちょっとだけ残っちゃってるじゃないですかー!やだー!
391 = 300 :
まどか「喋るペットなんて、仁美ちゃんすごいの飼っているね」
仁美「ええ、可愛いと思いませんか?」
まどか「うん、すっごく可愛いよ!」
仁美「良かったですわねキュゥべえ。まどかさんが可愛いと言ってくれました」
QB「僕のことが嫌というわけじゃないんだね」
仁美「存在目的が嫌だったのでしょうね」
まどか「いや?」
仁美「こちらの話ですわ」
ほむら「ねぇ、こいつナイフで刺していい?」
まどか「駄目だよ、ほむらちゃん!」
392 = 304 :
しえん
393 = 302 :
やったー!
394 = 300 :
QB「仁美、これはどういうことだい?」
仁美「見たままですわ」
QB「でも、僕のことが急に見れるようになるなんて…」
仁美「ここは都合のいい世界」
QB「………」
仁美「臨機応変。住めば都ですわ」
QB「住めば都ねぇ」
395 = 304 :
ほむ
396 = 304 :
しえん
397 = 300 :
仁美「私も、この世界に来たからには、さやかさんと思う存分いちゃいちゃさせていただきますわ」
さやか「ひゃっ!」
仁美「さやかさんに、百合の素晴らしさを教えてさしあげますわね」
さやか「もう充分に間に合っています!」
仁美「あんな悲しいことはもう二度とごめんです。さやかさんを絶対に失わせはしません」
さやか「なんのこと!」
仁美「大切なお友達が、元気でいてくれて本当によかったってことです」
さやか「よくわからないよ!」
仁美「わたしがさやかさんを、幸せにしてさしあげますわ」
さやか「じゃあ仁美、元に戻ってよ…」
仁美「いやですわ♪」
398 = 304 :
ひとさや
399 = 302 :
ひとひとさやさや
400 = 300 :
QB「まったく。上条恭介じゃなくて、美樹さやかとくっつくなんてね」
仁美「ふふっ、私が上条くんとくっつくとさやかさんがどうなるか、身をもって知ったんですもの」
QB「さやかと恭介をくっつけるという、選択肢はなかったのかい?」
仁美「そういう考えもあったんですけど…」
QB「けど?」
仁美「だって、悔しいじゃないですか♪」
QB「さすがは元ワルプルギスの夜だね」
仁美「いいえ、これは志筑仁美の意思ですわ」
QB「…君がなぜ、ワルプルギスの夜と共鳴したか良く分かったよ」
おしまい
みんなの評価 : ★
類似してるかもしれないスレッド
- ほむら「まどかは暁美まどかになるのだぁー!」 (266) - [60%] - 2012/2/26 6:30 ★★★
- ほむら「まどかに美味しいケーキを作るわ」 (315) - [55%] - 2012/10/14 8:15 ★
- ほむら「まどかとひたすらイチャイチャしてやるわ」 (162) - [53%] - 2012/12/9 5:45 ☆
- ほむら「まどか、お医者さんごっこしましょ」 (159) - [53%] - 2011/7/23 1:45 ★
- ほむら「何をしているの?」まどか「ダークソウルだよ!」 (246) - [52%] - 2011/9/23 8:00 ★
- ほむら「まどかマギカポータブルを手に入れたわ!」 (651) - [51%] - 2012/3/16 6:15 ★★★
- ほむら「やめなさい!ポーキー・ミンチ!!」 (326) - [51%] - 2011/10/22 6:45 ★
- ほむら「まどかの幸せと、みんなの幸せ……」 (466) - [51%] - 2013/1/18 6:15 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について