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    元スレ和「訴訟も辞しませんよ、腐女子ども!」

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    みんなの評価 : ★★★
    タグ : - カンちゃん + - + - 真夏の夜の淫夢 + - 腐部屋シリーズ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    1 :

    ID:1i21+Xbj0の代行

    2 :

    カンちゃんと聞いて

    3 :

    ありがとう。続き物だけど、良かったらどうぞ

    4 = 3 :

    とある真夏の夜・土曜日
    宮永家・咲の部屋


    「…」カキカキ

    「…ふう。宿題終わりっ!あー疲れた」ギシッ

    「うーーーーーーん…っと」ノビーッ

    「…うわー。夕方から始めたのに、もうお外真っ暗だよ」

    「結構時間経っちゃったんだな。けど、仕方ないよね。今日は宿題多かったし」

    「…」ボーッ

    「…綺麗な星空だなー…」

    「流石長野。星がよく見えるね」ガタッ

    「空を見ることなんて、しばらくなかったけど…」

    「夏の夜空って、なんだか素敵だよね」クスッ

    5 :

    やっぱりそうだったじゃないか(歓喜)

    6 :

    ホモスレだとガンちゃんガンちゃん言われるけど丸京って腐女子なの?

    7 :

    前作教えんかい

    9 = 3 :

    「…暗くて、穏やかで、切なくて…闇色の空は、眺めているだけで自分が溶けて吸い込まれていきそうな感覚に陥ってしまう」

    「まるで、大きなゆりかごに抱かれて眠っているような安心感と、暗い海の上で揺蕩っていうような静寂…」

    「けど、決して不安では無い。神秘的で賑やかな幾千もの星の輝きが、私を孤独の中からそっと優しく救い取ってくれるから」

    「この光の一つ一つが、星の生命の輝きで…」

    「そして、その光の中には、すでに死んでしまった星の光も有る…」

    「すでに滅びた星々の生きた証が、光となって、今この星で生きる私達を照らしているんだ。誰に識られることも無く、ただひっそりと、蒼く、碧く…」

    「それはなんて暖かくて、優しい、そして物哀しい光なんだろう…」

    「…ん。なんて、ね」

    「…あ」

    「…さっきまで勉強に集中してて気付かなかったけど、近所の田んぼで蛙が合唱してる」

    「かーえーるーのーーうーたーが、きーこーえーてーくーるーよー♪」

    「ゲロゲロ、ゲコゲコ…クワックワックワッ♪」

    「ふふっ。最近まで、色んな文学者が蛙の鳴き声を色んな擬音で表現してて、その擬音表現の妙が作家の個性なのかなって勘違いしてたけど…」

    「蛙の鳴き声って、その種によって全然違うんだね。面白い」

    10 :

    文学腐少女

    11 :

    本当にカンちゃんの人なのか!?サッカーネタが見れるのか!?

    12 :

     

    13 = 3 :

    「部長が指摘してくれたんだっけ。流石だよなー」

    「…部長に教えて貰った日本一綺麗な蛙の鳴き声…カジカガエルだっけ。いつかみんなで聞いてみたいよ」

    「草の匂い、虫の歌、蛙の合唱、生命に満ち溢れた季節…」

    「どうしてこんなに賑やかなのに、今、私はこんなにも胸が苦しくて、切ないんだろう」

    「…この間読んだ恋愛小説の悲恋の余韻がまだ残っているから?」

    「…それとも、この賑やかな生命の数々が、儚い存在だと知っているから?」

    「…うちの事情…ううん。それは考えちゃ駄目」

    「…」

    「…そっか。もうすぐ全国大会だからか」

    「…終わったら、3年生は引退。部長が引退したら、私達は少なからず変わっていく」

    「…みんなで全国を目指すために頑張って練習出来るのも、後少し」

    「それが、寂しいんだ。このメンバーで同じ目標を目指せる時間が、もう残されていないから…」

    「何かが終わって、誰かが去っていく。それは本来門出を祝うべき出来事なのかもしれないけれど、その人が先を行く道に、私達が再び交わる保証は無い」

    「それはもしかしたら永遠の別れになるかもしれなくて、どこへ辿り着くのか解らないという点で、知らない道を目印無しに歩くのにも似ていて…」

    「なんだか、置いていかれるみたいで、少しだけ寂しい」

    15 = 3 :

    「…」

    「…ああ、この寂しさは…」

    「…星の光に似てるんだ」

    「…あっ。流れ星」

    「うわぁ、きれい…!」

    「空に透明な見えない魚が居て、跳び跳ねた後の水飛沫が時を止めたまま保存されているのが星空で」

    「その水滴の一滴一滴が、星。流れ星は、時計の針が動いてしまった水滴」

    「そんな幻想を抱いちゃうくらい、綺麗な空。この時間星空を見てる人は、私も含めてラッキーだね。みんなにも知らせてあげたいよ」

    「…あっ!また!」

    「…そして、まただ。凄いなぁ。…あ、そうだ!願い事をしなくっちゃ!」

    「えっと、確か。流れ星が見えてる間に3回願い事を繰り返せばいいんだよね。それじゃあ、お願いごとを頭の中でまとめて…」

    「目を瞑って…よし」

    「お星様、どうか私の願いを叶えて下さい」ギュッ

    16 = 2 :

    綺麗な咲ちゃん?

    18 :

    どうせ腐った願いなんだろ

    19 = 12 :

    スレタイから遠く離れた綺麗な咲さんですね

    20 :

    咲ちゃんはいつも綺麗だろいい加減にしろ!

    21 = 3 :

    「どうか京ちゃんとハギヨシさんがクッソ濃厚なオスプレイをする仲になりますように!!」

    「どうか京ちゃんとハギヨシさんがクッソ濃厚なオスプレイをする仲になりますように!!」

    「どうか京ちゃんとハギヨシさんがクッソ濃厚なオスプレイをする仲になりますように!!」

    「…っ!間に合わなかった!!」

    (…駄目だ、まだ長い。もっと短く…この溢れんばかりの想いを言霊に込めて!!)

    (まずは、いつ流れ星が来てもいいように息を吸って!)

    「すー…」

    (…!来た!!)

    「ハギ京オッスオッス!ハギ京オッスオッス!ハギ京オッスオッス!言えたーーー!!」

    「わー!やったー!それじゃあ、寝ーようっと!明日は遂に、龍門渕を追い出されて清澄の用務員になったハギヨシさんの家に、タコスをご馳走して貰ったお礼の家具を届ける日だもんね♪」

    「サプライズだから、きっとハギヨシさん驚くぞー。みんなは何を用意してるのかな?何も無い部屋を一気に京ちゃんが入り浸りたくなるような居心地良い部屋に改造しなきゃ!」

    「私は…ネット麻雀ので出来た友達に相談して決めて貰ったグッズだもん、絶対歓んでくれるよねっ!ああ、楽しみだなー!」ピョンコピョンコ

    「きゅふふふふふ(←声を殺した笑い声)」ドタドタ


    宮永家・リビング

    咲の父「咲の奴、さっきから何叫んだり暴れたりしてんだ?」ハァ

    23 :

    あかん

    24 :

    やっぱりカンちゃんじゃないか(歓喜)

    25 = 11 :

    あー…

    26 = 2 :

    完全に腐ってるじゃねえか!

    27 :

    これもうわかんねえな

    29 :

    あのさぁ

    30 = 11 :

    ss速報にも書いてたよな?

    31 :

    ベッドで足ぱたぱたしてる咲ちゃんかわいい

    32 :

    アカンちゃん

    33 :

    むりぽー

    34 = 20 :

    綺麗じゃなかった・・・

    35 = 18 :

    >咲「きゅふふふふふ(←声を殺した笑い声)」ドタドタ
    これかわいすぎるからやめろ

    36 = 2 :

    京ちゃんとハギヨシの個人授業的な

    37 :

    最高に臭いスレだなぁ……

    38 = 24 :

    >>36
    ハギヨシが獲物を狙う野獣の目なんだよなぁ…

    39 :

    なんだこのスレ!?(驚愕)

    40 :

    咲ちゃんに詩人の才能がないことだけはわかった

    41 :

    ニワカじゃ相手にならんよ!

    43 = 3 :

    「…さて、と。布団の中に入ってー」モゾモゾ

    「…ふー。タオルケットが気持ちいいー」

    「…」

    「…それにしても、酷いなぁ。嫌いなニンジン食べさせられただけでクビにするなんて、可哀想だよ。ハギヨシさん、あんなに龍門渕に貢献してくれてたのに」

    「…ま、私はそのお陰で最近妄想が捗って捗って仕方ないんで、感謝の気持ちのほうが大きいんだけど…」

    「…けどちょっと、ね」

    「…」

    「さ、早く寝よ寝よ。明日は朝、部長が迎えに来てくれるらしいし。家具は外に出しておくようにって…大きいのでも大丈夫って言ってたけど、大丈夫なのかな?」

    「…まさか、全部京ちゃんに持たせるつもりじゃ…ヘルニアだけには気を付けて貰わないと…」

    「じゃないと…ふぁーあ…はげし…プ…イ…出…なく……ちゃ…あふ…」

    「……すー…すー…」

    「…むにゃむにゃ」

    「…最新の妄想トレンドは、香川信者×日本産ユナイテッドライファー…」ムニャムニャ

    44 :

    待ってたで
    支援やな

    47 = 3 :

    「香川が活躍して嬉しいんだけど香川信者がウザくて素直に喜べないユナイテッドサポが、信者の知識の無さに見かねて色々教えてあげている内に次第に信者の可愛い所を知って、接近していく…」

    「香川サポはちょっと幼くてやんちゃ坊主なのが多いから、古参のUサポがそれに振り回される形」

    「スロースターターで序盤は勝ち切れないマンチェスターUに業を煮やす信者が香川以外の選手をdisって、それに反発し、苛立つUサポ」

    「けど、日本国内での喧嘩を尻目に調子を上げ、勝ち点を積み重ねていくマンチェスターユナイテッド。シーズン終盤、気付けば反目し合いながらも共に応援し合い、チャントを歌う」

    「そして、それがやがて愛に変わる」

    「なんて自然な流れ…」

    「…きゅっふ」

    「…きゅふふふふ…」

    「…」

    「…くう」

    48 = 44 :

    やっぱこの咲ちゃん可愛いわ

    49 :

    うんっ!そうだなっ!

    50 = 12 :

    もうこの咲ダメなんじゃないのかな


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