元スレ美希「もうミキには何にも見えないけど」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
51 = 1 :
P「何度も言うけど残すんじゃないぞ、美希」
美希「分かったの、ハニーと外食に行くためにミキ、頑張るの!」
P「そっか、俺も美希と久しぶりに行く外食は楽しみなんだから、今日のご飯は絶対ちゃんと食べるんだぞ」
美希「うんっ!」
P「よし、じゃあ明日までに何処に行きたいか決めておけよ、出来るだけ美希の希望通りに俺も頑張るから」
美希「ふふーん、ハニーもちゃんと考えておいてほしいの、ミキは普通のデートじゃ満足しないんだよ」
P「うるさい……じゃあまた明日な、ミキ」
美希「うん!また明日なの!ハニー!」
52 :
アイマスで鬱系といったら美希なんだよな
嫌いじゃないぞ支援
53 :
エロはいらんぞ
続けたまえ
54 :
響が車椅子の画像を思い出した
56 = 1 :
看護婦「あれ?美希ちゃん何かいいことでもあった?」
美希「うん!あのね看護婦さん!ハニーが明日ね、ミキをデートに連れて行くって!」
看護婦「そう、よかったわね、それじゃあ補助具用意しておかなきゃね」
美希「そんなのいらないの、ハニーがミキを連れて行ってくれるんだから」
看護婦「そういうわけにもいかないの、じゃないと私が外出許可を許さないわよ」
美希「もう!看護婦さんはいけずなの!」
看護婦「これも美希ちゃんのためなんだから、それじゃあはい、今日のご飯」コト…
美希「……今日も来たの」
看護婦「ちゃんと食べないとデートなんて浮ついたことさせないわよ~」
美希「分かってるの……あんまりおいしくないけど……ミキ、頑張るの!」
看護婦「……そう…頑張ってね、美希ちゃん」
美希「うん、いただきまーすなの!」
57 :
>>54
あれは貴音とラブラブしててよかったぜ
58 = 1 :
その日はちゃんと残さず全部食べたの
そしたら看護婦さんも褒めてくれて明日のデート頑張ってって言ってくれたの
初めて看護婦さんのこと、ミキ、好きになったの
何だかミキ、人を好きになる感覚が自分勝手な気がするの
でも、人を好きになるのは自分勝手だもんね、仕方ないの
明日はどんなお洋服で行こうかな
看護婦さんが合わせてくれるって言ってくれたけど、大丈夫なのかな
けど多分ハニーだったらどんな格好しててもきっと褒めてくれるに決まってるの
だってミキが好きになったハニーは、そんな優しい人なんだもん
早く明日になってほしいの
59 = 10 :
可愛い
60 :
楽しい未来が見えない
61 = 1 :
『悪い美希、今日行けなくなった!』
『来月にあるライブの打ち合わせが急遽今日することになったんだ!先方の都合が悪いから今日にしてくれって言ってさ』
『だから今日は行けそうに無い、本当にごめん!』
『また今度暇な時は絶対に行く、だから今回は本当に、本当にごめん美希!』
そう言ってハニーは部屋から走って出て行ったの
その後、看護婦さんはミキのこと慰めてくれたけど、別にミキは気にしてないの
ミキがアイドルの時もハニーはすごく忙しそうにしてたんだし
このくらいちゃんと予想できたことだから、あんまりショックじゃないの
でも一つだけ
ミキ、自分では見れないけど頑張って可愛くなったの
看護婦さんと一緒に色んなお洋服合わせて、お化粧もちょっとして、おじいちゃんや先生にも見てもらったの
皆可愛いって、これならハニーもイチコロだって
なのにハニー、言うことだけ言ってミキのことは何にも言わなかったの
それだけが少しだけ、ショックだったな
62 = 54 :
63 = 1 :
小鳥「美希ちゃーん!小鳥さんが来たわよー!」
美希「あ、小鳥」
小鳥「ふふふふ、はいこれ、最近事務所の近くに出来たケーキ屋さんのケーキ、とってもおいしいから一緒に食べましょ?」
美希「……うん…ありがとうなの、小鳥」
小鳥「いえいえ」
美希「ねえ、小鳥」
小鳥「んー?」
美希「何で最近ハニーは来ないの?」
小鳥「……プロデューサーさんは来月のライブのためにてんてこまいで…だから代わりに私が来たんだけど」
美希「…そっか」
65 = 29 :
うわああああああ
66 :
普通に幸せな美希が見たい…
これはそう映画かなんかの撮影だそうに違いない
67 = 1 :
小鳥「っ!ご、ごめんね美希ちゃん!私なんかが出しゃばって来て!プロデューサーさんのほうが良かったわよね!」
美希「……ううん、ミキ、小鳥が来てくれてとっても嬉しいの…だから小鳥が良かったらでいいからまた今度も来てくれたら、ミキ、嬉しいな」
小鳥「………あぁん!もう美希ちゃん可愛すぎぃ!」ダキィッ
美希「あはは!小鳥くすぐったいのー!」
嘘じゃなくて本当に小鳥が来てくれてミキは嬉しかったの
確かにハニーじゃないからちょっと残念だけど
小鳥も優しいし、ケーキも持ってきてくれるからすごく嬉しいの
……何だか今のミキって現金さんだね、ちょっと反省なの
それに小鳥が話す事はハニーの話す事よりもおもしろいの
あ、こんなこと言ったら、ハニーに怒られるかな
でも会えないから、怒られようがないよね
68 = 32 :
>>62
秋月伊槻
だがもう見れない
69 = 1 :
ハニーがミキの所に会いに来なくなってから2週間が経ったの
小鳥が言うには来週がライブだから今が一番忙しいらしいって
だからミキも我慢しなくちゃいけないんだよね
それにハニーだってきっとミキと会えないから寂しがってるに決まってるの
……えへへ、それはちょっと言いすぎかな
でもそうだったらミキ、嬉しいな
70 = 33 :
なんかもう胸が痛い
71 = 28 :
この展開…もしかしてPは…
72 = 1 :
サァー…
看護婦「雨ますます強くなってきたわね」
美希「………」
看護婦「じゃあ美希ちゃん、ご飯になったらまた来るから」
美希「…うん」
看護婦「後最近、またご飯残してるようだから前みたいにちゃんと食べてね、じゃないと彼に言っちゃうわよ」
美希「……分かったの…」
看護婦「………」
美希「………」
看護婦「それじゃあもう戻るから、お腹ちゃぁ~んと空かせておきなさい、分かった?」
美希「はいなの…」
看護婦「………」カラカラ…ピシャン…
73 = 1 :
サァー…
美希「雨止まないの…」
美希「もしハニーが今日暇が出来て、ミキの所に来たりすることになったら絶対また濡れて来るの」
美希「そうなったら風邪引いちゃうから、早く止んでほしいなあ」
美希「………」
美希「そういえば…前にハニーとデートするって言ってた日に看護婦さんが持ってきてたの…歩く時に必要な棒…」
美希「………」
どうしてミキ、あの時あんなことしたんだろ
絶対に先生や看護婦さんに怒られるって分かってたのに
絶対に上手くいくはずがないって分かってたのに
絶対にこんなことしてもハニーは喜ばないって分かってたのに
ねぇ、ハニー、ミキどうしちゃったんだろう
74 = 66 :
おい…
おいやめろ
75 = 1 :
サァー…
美希「えへへ…雨に濡れるのも久しぶりなの…」
カッ…カッ…
美希「でも良かったの…雨だからあんまり歩いてる人が居なくて…これなら事務所にも簡単に行けそうなの」
カッ…カッ…
美希「………」
美希「ここが焼き鳥屋さんの前だから…こっちをまっすぐだったはずなの」
カッ…カッ…ドンッ!
76 :
むむむむ
77 = 32 :
うわあああああああヤバイヤバイ
78 = 28 :
あかん…
アカン!!
79 :
ああ…
80 = 1 :
美希「あっ!ご、ごめんなさいなの!」
男「あ…こちらこそ…」
美希「本当にごめんなさいなの…それじゃあ……え、えっと…今はどこに…」
カッ…カッ…
男「……よろしければ目的地まで同行しましょうか?」
美希「えっ…?」
男「ああ、大丈夫ですよ、変なことは絶対にしないので」
美希「あ…あ、あの…ミ、ミキは…ミキは…」
男「………?」
美希「っ!ご、ごめんなさいなのっ!」タッ…
81 :
くっそ
ワンピース思い浮かべちまった
ドンッ!
82 :
もうなける
83 :
たったたったフラグがたった
85 = 1 :
美希「ミキ…最低なの…」
カッ…カッ…
美希「優しくしてくれたのに…あんなことして…」
カッ…カッ…
美希「………」
ミキ、いつの間にか人と接するのが恐くなったのかな
ハニーや小鳥、病院の皆となら大丈夫なのに
あんな優しくしてくれた人を恐がるなんて
やっぱり、今のミキ、ダメなミキなの
アイドルの頃のキラキラしたミキは少しも残ってなくて
今のミキは真っ黒で全然キラキラしてないの
こんなミキで、ハニーに会ってもいいのかな
86 = 10 :
うぅ…
87 = 1 :
カッ…カッ…
美希「……ミキ…今どこを歩いてるのかな」
カッ…カッ…
美希「……寒いなあ……病院のベッドに戻りたいの…」
カッ…カッ…
美希「でも…どうやって戻ればいいのか全然分からないの…」
カッ………パシャンッ…
美希「……もうダメなの…歩けないの…」
美希「………」
美希「ごめんなさい…ハニー……勝手なことして…」
美希「きっと…怒るよね……でも…ミキ…」
美希「ハニーが居なきゃ…こんな暗い所……生きていけないの…」
美希「………」
美希「ハ…ニぃ…」
サァー…
88 :
うおおおおおおおおお!!!
美希いいいいいいいいいいい!!!!!
89 = 1 :
美希「………ん…温かい…の…」
P「っ!こ、小鳥さん!美希が起きました!」
美希「……ハニーの…声…?」
P「そうだよ俺だ美希!……はぁ…本当によかった…」
美希「………ミキ…今ハニーと…一緒なの?」
P「ああ一緒だ!俺はちゃんとここに居るぞ美希!」ギュッ…
美希「え…へへ…ハニーの手……温かいの…」
P「美希の手が冷たすぎるんだよ……なあ美希…どうしてこんなことしたんだよ…」
美希「……分からない…の……ハニーのこと考えて…たら…体が動いちゃったの…」
P「っ……ごめんっ…ごめん美希…」
美希「……ハニー…ミキも…ごめん…なさい…なの……えへへ…これで…ハニーと…おあいこなの…」
P「っ……美希…本当に…本っ当にごめん!」
その後もずっとハニーは謝ってたの
ごめん、ごめんって
ハニーは悪くないのに、全部ミキが自分勝手なことしただけなのに
本当はちゃんと謝らなきゃいけないのはミキの方なのに
90 = 88 :
美希かわいいよぉ…
91 :
さるよけ
92 = 79 :
ミキぃ…
93 = 1 :
看護婦「なんてことしたのっ!」
美希「……ごめんなさいなの」
看護婦「ごめんなさいじゃないでしょ!あなた、自分が仕出かしたこと分かってるの!?」
美希「……分かってるの…本当にごめんなさいなの…」
看護婦「っ!……馬鹿!こっちがどれだけ心配したかも分からないくせに!」
美希「………」
看護婦「………今日は美希ちゃんがいつも残すメニューをそろえてあげるから」
美希「……看護婦さん」
看護婦「分かったら、今度はそんなことしちゃだめよ」
美希「……分かったの…ありがとうなの…看護婦さん」
94 = 91 :
院内食は看護師が選べるもんじゃねえよw
95 :
こまけぇこたぁ
96 = 79 :
いいんだよ
97 = 76 :
そうね
98 = 1 :
P「ごめんな、俺のせいで」
美希「もういいの、それにお見舞いに来てくれたのにそんな話しないでほしいな」
P「……そうだな、ごめん」
美希「後!ハニーは謝りすぎなの!……ミキは謝られるよりもハニーの楽しい話が聞きたいな」
P「………じゃあ皆の話をしようかな」
美希「!…うん……でもハニーが自分から皆の話をするのって…珍しいの」
P「ん?そうか?」
美希「そうなの…何だかミキに気を遣って、アイドルの話は避けてたみたいで」
P「……はは、バレてたみたいだな」
美希「バレバレなの……でもミキは気にしてないし、普通に話してほしいの」
P「そうだったのか…じゃあ話すよ」
美希「……うん」
99 = 30 :
だいたいね
100 :
そのとおり
みんなの評価 : ★
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