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    元スレトニオ「『アイドル』…デスカ」 貴音「はい」

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    51 = 28 :

    貴音リアクション薄いな

    52 :

    ちょっと寝不足だからじゃね

    53 :

    億泰のハンカチ臭そう

    54 = 1 :

    貴音「そうですか…。虹村億泰殿…。貴方は私が涙を流すことを…」

    億泰「億泰と呼んで下さいっス。その水は俺も前に飲んだ事があるんスよ」

    貴音「水…。やはり。これは一体…」

    億泰「えぇーっと…何て言ってたっけなァ?…キリ…キリ…」

    トニオ「キリマンジャロの雪解け水デス」

    トニオ「飲めば十分に睡眠をとった後のような爽快感が得られマス」

    貴音「そうですか…。面妖な…いえ、何とも形容しがたい」

    貴音「しかし、確かに美味でした。しかしながら…」

    貴音(あの涙は…一体…)

    トニオ「どうかされマシタか?」

    貴音「いえ…」

    貴音(今、特に異常が残っている訳でもありません)

    貴音(悪い方にも見えませんし、確かに眠気は無くなりました。もう少し…)

    貴音「ところで、それは?」

    トニオ「本日の前菜(アンティパスト)…『タコのカルパッチョ』デス」

    55 = 43 :

    仗助のアトムヘアーに反応しないあたりこの貴音にリアクションは期待できないか

    56 :

    トニオさんとは…

    期待せざるをえない。

    57 = 1 :

    貴音「『たこのかるぱっちょ』…」

    トニオ「ハイ。日本では西洋人はタコを食べないイメージが強いようデスが」

    トニオ「我々イタリア人は沿岸地域に住んでいるため、昔からタコはよく食べてマシタ」

    トニオ「この『カルパッチョ』も、伝統的なタコ料理の一つです」

    貴音「なるほど…勉強になります。では、さっそく…」

    康一「お、美味しそ~!トニオさん!僕もあれ食べたいです!」

    仗助「おっ、そういや俺たち注文してなかったな」

    仗助「トニオさん、お願いしていいっスか?」

    トニオ「シ オ カピート(かしこまりました)。少々お待ちクダサイ…しかし」

    トニオ「胃の調子を整える効果が期待できるのは、四条サマだけカト…」

    貴音「なんと…これはまことに…」

    貴音「イタリア料理という事で、かなり味の濃い物を想像していたのですが」

    貴音「これはたこという素材を使っている為か、サッパリとした後味に仕上げてあります」

    貴音「しかし単調で淡白という訳ではありません!決して単純な味ではない!」

    貴音「なるほどこのそぉす…いえ、どれっしんぐですか…」

    58 :

    トニオさんのプッタネスカ食べたいよォ

    59 = 1 :

    貴音「更に言うならば調味料そのものが旨みを持っているように感じます」

    貴音「塩、酢、おりぃぶおいる…それぞれが持つ旨みが自身を主張しながらッ!」

    貴音「主役であるたこの旨みを邪魔せず…いえ、むしろ引き立てているッ!」

    貴音「これは素材そのものの良さもさることながら…」

    貴音「絶妙なばらんすをとっている、とにお殿の手腕に寄る所が大きい!」

    貴音「とにお殿…前菜だけでここまでとは…!」

    仗助「おー!確かにうめぇーぜ!こりゃあ!」

    康一「すっごいですねぇ!ぼく、タコがこんなに美味しいって知りませんでした!」

    億泰「けどよォ…大丈夫か?」

    康一「え?何が?」

    億泰「いやな、『胃』の調子を整えるって事は…」

    貴音「!?」

    仗助「始まったか…」

    60 = 58 :

    らめぇぇ胃が出ちゃうぅぅ

    62 = 1 :

    貴音「あ…うぅ…」

    康一「えッ!?た、貴音さん!?」

    貴音「ふ…うっ…」

    康一「お腹を…!お腹が痛いんですか!?」

    貴音「いえ…。…はい、少しばかり…」

    康一「た、大変だ!仗助くん!…いや、これは外傷じゃないから救急車を…ッ!」

    仗助「落ち着けって康一。焦るこたぁーねー」

    康一「な、何言ってるんだよ仗助くん!た、貴音さんがあんなに…!」

    貴音「…ふぅ」

    億泰「!?」

    仗助「何ィ!?」

    トニオ「……」
     
    貴音「なんとも…面妖な…」

    63 :


    64 = 1 :

    貴音「今、胃の辺りに…妙な熱が…そしてそれが収まると…」

    トニオ「胃の薄っすらとした不快感が消えタ…」

    トニオ「胃モタレ…胃炎が解消されたのデス」

    トニオ「胃と言う器官は、成人で約3日で全ての細胞が入れ替わると言われていマス」

    トニオ「タコに含まれる成分、グルタミン酸やアスパラギン酸…その他の様々なタンパク質ト…」

    トニオ「ワタシの作ったドレッシングによって、胃の粘膜の新陳代謝を活性化」

    トニオ「その入れ替わりを「早めた」のデス」

    貴音「なるほど…先ほどの熱はそういう事ですか」

    仗助「は、腹はッ!?何ともねぇのか!?」

    康一「何で今更焦ってるのさ、仗助くん?」

    仗助「だ、だってよ…トニオさんの料理を食ったら…」

    億泰「あぁ…『出る』…のが普通のはずだぜ…」

    康一「『出る』?」

    貴音「……」

    65 = 35 :

    貴音のうんこがでるのかい?

    66 = 22 :

    内臓

    67 = 52 :

    胃の中で粘膜が燃えてたのかもしれない

    68 :

    トニオの弟が出るのは恥知らずのPHだっけ?

    69 :

    お姫ちんはアイドルだからな

    70 = 11 :

    飛び出さなくてほっとしたぜ…

    71 :

    なんか座高高くなってね?

    72 = 1 :

    貴音「…はて」

    トニオ「マッ!こういう事も有りマス!ワタシが思っていたよりも、ずっと胃の調子が良かったのデショウ」

    貴音「確かに、胃がすっきりとしたお陰で、食欲が増してきました」

    貴音「とにお殿、次の料理は…?」

    トニオ「プリモ・ピアット…いわゆるパスタ料理です」

    貴音「…『らぁめん』的な」

    トニオ「全く違いマス」

    貴音「……」(シュン)

    トニオ「確かにパスタは、一般的にスパゲッティーを含み…中にはスープに浸した形のものも日本にはあるようデスが」

    トニオ「今日お出しするのは『ラビオリ』。イタリア風ワンタン…とでも言いまショウか」

    トニオ「薄く延ばしたパスタで、小さく具を包んだものデス」

    トニオ「今日はホワイトソースで和えてみマシタ」

    仗助「俺はこれはいいや」

    康一「うーん…僕も…」

    億泰「お前らよォ…オーダーぐらいちったぁ自分で考えて頼めよ…。俺は『らびおり』を頼むぜトニオさんッ!」

    74 = 11 :

    落ち込むお姫ちんかわええええ

    75 :

    どうして内蔵が飛び出さないのよォォォォーーーーー!!

    76 = 1 :

    貴音「『具』を挟んだと仰いましたね」

    トニオ「エェ。中身は食べてみての…」

    貴音「お楽しみ、という訳ですね。ふふ…」

    トニオ「ハイ。では、ワタシは次の料理に取り掛かってキマス」

    貴音「これは…見たところ2種類の具があるようですね」

    仗助「お、おいッ!ちょっと食わせてみろよ!」

    億泰「何言ってんだオメーは!自分でいらないつったんじゃねーかッ!」

    億泰「俺はこの空間で貴音様と同じ物を食べる唯一の人間になるんだァー!」

    貴音「一つは赤…、もう一つは緑…。なるほど、いたりあの国旗をいめぇじしたのかもしれません。ふふっ…」

    貴音「面妖なっ!」

    仗助(ビクッ)

    康一(えっ、何!?)

    貴音「赤い方は…なるほど、とまと…を、基調に…これは海老でしょうか」

    貴音「酸味と旨みが…程よく…なんと…」

    77 = 1 :

    仗助(お、おい…何だ今のはよぉ~…。さすがの仗助さんもちょっぴりビビッちまったぜぇ~…)

    康一(口癖…みたいなものなんだよ。僕も急すぎてびっくりしちゃった)

    億泰「ンン…?こいつぁ…」

    貴音「緑色は…これは…何でしょう?葉物、という事は分かるのですが…」

    貴音「どこかで味わったことのある…ぱせり…いたりあん…?いえ、違いますね」

    貴音「もっと…和食に多く…たまにらぁめんでも……。…!!」

    貴音「わかりました!これはほうれん草ッ!ペースト状にしたほうれん草です!」

    貴音「なるほど…これは意外でした。彩のためか少し味の輪郭がぼやけても感じられますが…」

    貴音「しつこくない味と考えれば、これも趣が…」

    億泰「待ちなッ!!」

    貴音「?」

    仗助「何イキナリ大声出してんだよ億泰オメェ」

    億泰「ふっふっふ…俺は気付いてしまったぜェ~」

    億泰「この料理の『本当の食べ方』をなァッ!」

    78 = 1 :

    仗助「あっ、ティンと来たぜ俺も」

    億泰「黙ってろ!『削る』ぞッ!」

    康一「物騒だなぁ…」

    貴音「あの…億泰殿…。『本当の食べ方』とは…?」

    億泰「おっ、そうそう。貴音様、これは「モッツァツァ」と同じなんスよ」

    仗助「「モッツァレラ」な」

    億泰「ソレだ!」

    貴音「はあ…。『もっつぁれら』…ですか」

    億泰「そう!つまり一緒に口の中に入れるンスよ!赤と緑を!」

    貴音「…!なんと!」

    貴音「それで何か変わるのでしょうか」

    億泰「騙されたと思って!ささ!どうぞ!」

    貴音「はい…では…」

    貴音「……。……!」

    貴音「こ、これは!この味は!」

    79 :

    なぜ急にトニオで貴音なスレが2つも・・・

    80 :

    同じタイプのスレ……

    82 = 75 :

    平行世界のトニオか…

    83 = 1 :

    貴音「サッパリとしたとまとに、ほうれん草の風味と、ほわいとそぉすのコクが!からみつく美味しさです!」

    貴音「とまとがほうれん草を!ほうれん草がほわいとそぉすを!」

    貴音「ほわいとそぉすがとまとを!引き立てていますっ!」

    貴音「『まりあーじゅ』と言うのでしょうか!『味の競演』と言うのでしょうか!」

    貴音「例えるなら三浦あずさと水瀬伊織、双海亜美のとりお!」

    貴音「雪に対する月と花!」

    貴音「えっと…」

    貴音「といった感じですっ!」

    仗助(どっかで聞いたなこのリアクション…)

    億泰「やっぱりッ!」

    トニオ「億泰サン…説明していただき、ありがとうございマス」

    億泰「おっ、トニオさん!これは何に効くンスか?」

    トニオ「…『腰』デス」

    億泰・仗助「こ、『腰』ィ!?」

    84 :

    億泰ほどのリアクションは望めないか…

    85 = 37 :

    リアクション芸は春香さんのお仕事ですので

    86 = 52 :

    なるほどそこが大きいと腰が凝るのか

    87 = 75 :

    確かに春香さんなら「うンまぁ~~~~いッッ!!!」もいけてたな

    88 = 1 :

    貴音「『腰』…そういえば『腰』の辺りに…妙な…」
    ..                      ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
    トニオ「『四条貴音』サン…上着を…脱ぐことをオススメシマス」

    億泰・仗助「!!!」

    康一「え!?」

    貴音「なんと…いえ、ですが確かに『腰』が…」

    貴音「仕方ありません…」

    バッ ギュッ

    仗助「ぶ…」

    億泰「ブラウスの裾を結んだのか…」

    康一「で、でもおへそが!これは刺激が強すぎるよッ」



    由花子「……ッ」

    「あれー?由花子どうかした?」

    由花子「…今、一瞬だけ『イラッ』ときたの。何故かしら」

    89 :

    ①①①①

    90 = 1 :

    貴音「こ、腰がッ!落ち着いて座っていられません!」

    仗助「何だありゃあ!?」

    康一「皮膚の下で…何かが動いてるよ!」

    トニオ「落ち着いてクダサイ。アレは『背骨』デス」

    康一「せ、背骨…?」

    康一「い、いやっ!おかしいですよ!背骨があんな動く訳!」

    貴音「ふっ…くっ…!」

    ボギィッ!!

    康一「あぁッ!」

    貴音「これは…ッ!」

    貴音「軽いッ!」

    貴音「腰が軽いです!今まで特に気にしていませんでしたが、こうやって軽くなるとッ!」

    貴音「今まで腰にじんわりとした痛みがあった事がハッキリしました!」

    貴音「しかし…何故?」

    91 = 1 :

    トニオ「おそらくですが…」

    トニオ「アイドルという職業柄、ダンスをよく踊るのデハ?」

    貴音「なるほど…」

    トニオ「知らず知らずのうちに、無理な姿勢を強いられたのデショウ」

    トニオ「少しだけではありますが、骨格が曲がっていマシタ」

    トニオ「それを調節し、元の位置に戻す事によって、腰の位置を安定させ」

    トニオ「体全体の調子を取り戻しマシタ」

    貴音「それにしても…」

    貴音「まこと、面妖な料理の数々ですね」

    トニオ「フフ…」

    康一「アハハ…」

    貴音「この不思議な小人さんたちのお陰でしょうか」

    仗助「!?」

    億泰「なっ…!?」

    康一「えっ!?」

    92 = 84 :

    小人?
    「人」?

    93 :

    見えとる…

    95 = 5 :

    スタンド使いは引かれ合う!

    96 :

    スタンド使いでもまったく違和感ないわー

    97 = 89 :

    スタンド名や能力は何になるのか

    98 = 1 :

    トニオ「…やはり、『見えている』のデスね」

    貴音「…何の事でしょう」

    トニオ「『雪解け水』でも感じマシタが…」

    トニオ「あまりに反応が小さすぎマス」ズオッ

    トニオ「ワタシのスタンド…『パール・ジャム』による効果は…」

    トニオ「患部を分かりやすく示すため、まずは『露出』したり、『劇的な変化』を起こしマス」

    トニオ「しかし、アナタは『カルパッチョ』を食べたにも関わらず、胃の露出が起きなかっタ」

    仗助「女にはショックが強すぎるだろうと思ってよォ~」

    仗助「俺も念の為に待機していたんだが、結局使う事も無かった」ズオッ

    貴音(…!)

    貴音「貴方方は…最初に感じたとおり…」

    億泰「あぁ…。『スタンド使い』だぜ」ズオッ

    康一「まさか…貴音さんも…」ズオッ

    貴音「『すたんど』…と、いうのですか」

    貴音「そうですね…貴方方が打ち明けてくださったのに、私が秘密にするというのは…礼を欠きますね」

    99 = 84 :

    スタンド使いでも内臓は出るだろ……出てくれよ!

    100 = 1 :

    貴音「正直に申し上げて、『見えて』はいます」

    貴音「いえ。正確には『感じて』いるのです」

    貴音「はっきりとした姿かたちを認識しているわけではありませんが」

    貴音「その大きさや数といったものは、大体正確だと思います」

    貴音「しかし…その、『すたんど』…ですか?」

    貴音「皆様のような力を持ち合わせているわけではありません」

    貴音「ですので、まさか…」

    康一「…『スタンド使い同士は惹かれあう』か」

    仗助「しかしよォ、これもスタンド使いなのか?」

    億泰「お、俺に聞くなよッ!俺は頭ワリィんだからよォ~!」

    トニオ「『才能がある』…といった感じなのでショウか」

    トニオ「私も修行の末にこの能力身につけマシタ」

    トニオ「『アイドル』として高みを目指すという、四条サンの行為はあるいは、」

    トニオ「『スタンド使い』に近づく事になるのかもしれまセン」


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